富士山 ツアー1人参加で初登頂

2009/09/05 - 2009/09/06

富士登山のツアーに参加しないかと友人からの誘い。
以前から富士山には登ってみたいという思いもあった事から、参加したのですが・・・。
結局その友人とは都合が合わず、それぞれ別の日程で参加する事に(笑)

富士スバルライン五合目から吉田ルート利用での登頂記録です。

エリア 富士吉田(山梨)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

富士スバルライン五合目の駐車場付近から撮った風景だと思います。
右手前に足和田山、その向こうに十二ヶ岳や鬼ヶ岳などの御坂山地、更にその向こうは奥秩父山塊でしょうか。

富士スバルライン (富士山有料道路) 名所・史跡

馬乗り場がありました。
六合目までは乗馬で行く事が出来るようです。(七合目だったかな・・・)

私達はもちろん徒歩で登ります。
先程まで天気が良かったのですが、急に雲が出て来ました。

と思ったら、また晴れてきたり。
この辺りは確かまだ六合目くらい。

七合目では、早くも雲を抜けてました。

眼下に見えるのは吉田市でしょうか。
少しずつ気温が下がってきました、風が気持ちいいです。

このような登山道を、もう暫く登ります。

一度ここで食事をして仮眠を取ります。
深夜出発して、頂上で日の出を拝む予定となっています。

七合目 トモエ館 宿・ホテル

日も沈み肌寒くなってきました。
綺麗な景色です。

仮眠スペースはこんな感じ。
ほとんど寝れませんでした(笑)

それでは出発です。
満月が綺麗でしたが、月の明かりが強すぎて星がほとんど見えません。
満点の星空を期待していたのですが・・・。

標高2900mまで来ました。
もうすぐ八合目ですが、八合目から九合目が恐ろしく長かったです。

眼下には街の明かりが見えます。

夜が明けてきました。

綺麗なグラデーションです。
とても幻想的な風景でした。

いよいよ太陽が見えてきます。
この瞬間の為に登って来たのです。

神秘的な光景に言葉を失うとか、実際そんな事はありません。
皆で歓声を上げたり拍手をしたり、賑やかな日の出でした(笑)

実は山頂まで間に合わず途中で日の出を迎えたのです。
しかし振り返ると、これはまた見事な光景が。

日の出にパワーをもらい、登頂を果たす事が出来ました。
もの凄い登山客がいます。
テントを張っている人がいましたが、ここで夜を明かしたのでしょうか。

富士山 自然・景勝地

火口であるお鉢の迫力も凄かったです。
本当はお鉢巡りもしたかったのですが、時間の都合上断念・・・。

山中湖が見えました。
この山頂からの景色は、しっかりと目に焼き付けておかなくては。

それでは下山です。
そうです、終わった訳ではないのです。
まだ折り返し地点・・・。

登山中よりも下山中の方が視界が広く景色を楽しめます。
空の上を歩いている・・と言うと大げさですが、中々味わえない光景ですから。

途中で休憩している若い男の子達。
一緒にツアー参加した人達ではないのですが、なんか絵になると思い勝手に後ろ姿を拝借しました(笑)

下山中は景色が良く楽しいとか思いましたが、とんでもなかったです。
ずーっと同じ景色が続くので、すぐ飽きました(汗)
長いし、なにより疲れが・・・。

それでも少しずつですが、景色に変化が出てきます。
植物がチラホラ見えるようになってきました。

傾斜が緩くなってきました。
ですがこの辺りも、とても長く感じた記憶があります。

疲れた身体に最後のご褒美が待っていました。
ニホンカモシカが現れたのです。
特別天然記念物に指定されているそうです。
ありがとう富士山、良い体験が出来ました。
帰りのバスは、もちろん爆睡。