てぶケロと行く夏の九州旅②(鹿児島　霧島アートの森)

2019/07/11 - 2019/07/15

2019年7月の南九州4泊5日の旅。
宮崎ではほぼ写真を撮らなかったので省略するかもですが、
美味しい食べ物と歴史とパワースポットに癒された旅でした。


1日目：鹿児島＠指宿
2日目：鹿児島＠霧島
3日目：宮崎＠青島など
4日目：宮崎＠高千穂
5日目：熊本＆大分

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

「隼人駅」からJR肥薩線で「栗野駅」へ。ここから「湧水町営ふるさとバス」で「霧島アートの森」へ向かいます。

残念ながら「霧島アートの森」行きのバスの本数は少ないんです。
交通公共手段でのアクセスは悪いので、可能ならレンタカー移動がオススメです。
昨日は終日一人行動だったけれど、今日は愛知から友達が一人参戦。
「霧島アートの森」で合流します。

とはいえその前にバスで会うことになるんだけどね！と思っていたのだけど、友達現れず。
おかしいな、今朝飛行機予定通り着いたと連絡きたんだけどな。

昨日のこともあるので、わたしの知らない交通手段があるのかなと思いながら、バスで出発です。

バスの乗客はわたし一人。運転手のおじいちゃんがめっちゃ親切な方で、エアコンは寒くない？とかどこから来たの？と気さくに話しかけてくれます。

乗車時間は20分ですが、途中から山道に突入します。
それについても最初に「山の中に入っていくから、どこに行くのかと不安になるかもしれないけれど、ちゃんと美術館に送り届けるから大丈夫だよ！」と声かけしてくれました。

乗客がわたしだけというのもあって、バスのルートにある道の見どころを教えてくれたり、途中で一度停車してくれたり、まるで観光タクシーのようでした。
親切な運転手さんに別れを告げて、バスを下車。
「霧島アートの森」に入ります。

草間彌生さんの「赤い靴」。
「霧島アートの森」で一番楽しみにしていた作品。
チケットカウンターの横にいきなり現れました。

ところで合流予定の友達が美術館にもいないのです。
何も連絡がないのだけど、何かあったのだろうか…。

少しお腹が空いたので一度外に出てベンチに座り、買ってきたパンを食べることに。入口の方をふと見ると、友達がこちらに向かってきます。
よかった～！！安心しました！！

どういう交通手段でここまで来たのか聞いたところ。
やっぱりわたしが乗ってきたバスに乗車予定だったのだけど、うっかり乗り遅れてしまい、ヒッチハイクで地元農家の方に車で送ってもらったとのことでした。
優しい親切な人が通りかかってよかったね！

ベンチで早めのお昼ごはんを食べます。
友達が来る途中で買ってきたという「鶏の炭火焼き」をちょっともらったのだけど、めっちゃ美味しい～！！

宮崎の郷土料理「鶏の炭火焼き」をわたしはこの時初めて食べたのだけど、いたく感動。冷めててもこれだけ美味しいということは作り立てならどれだけ美味しいの。
明日から宮崎なのでワクワクしてきました。

好きな作品なので、いろんな角度から撮ってしまう。

草間さんの作品の特徴である原色と水玉模様。
ハイヒールは女性の自立を象徴しています。

「霧島アートの森」は標高約700メートルの高原にある、野外美術館。
草間彌生さんの作品が一番有名ですが、国内外の著名な作家たちによる大小さまざまのユニークな作品23点が展示されており、約2キロの園路を散策しながら、作品にじかに手でふれて鑑賞することができます。

うちわに作品のマップが印刷されている。
夏なので扇ぎながら回れて大変助かりました。

む、何か動物のオブジェが。

黒い犬でした。この子は美術館の何ヵ所かで見かけました。
個体差があるみたいで、もっとスリムな子もいました。

一緒に連れて来たケロを乗せてみます。
前の旅行記ではケロ写真ゼロでしたが、今回は何枚かありますのでよろしくお付き合いください。

近づくと、つぶらな瞳で見上げてきます。

木よりも大きな黒い像。

分かりにくい写真ですが近づくとこうなっていまして、ぐるりと歩いて回ると、角度によって女性に見えたり、男性に見えたりします。

再びケロを置いて撮れるスポットを発見。ちょっと斜めってますが。

なんだかワッフル食べたくなってきたケロ。

こちらも「霧島アートの森」で有名な作品。
「あなたこそアート」。

作品が絵の額縁で、中の空洞から見えるものすべてが絵になるという作品。

霧島の風景をバックに、どんなポーズで記念写真をとるか試行錯誤が楽しめるアートです。

この作品とピンクのケロの写真を撮りたかったので、いろんな角度から眺めて撮ってみます。

全然話は変わりますが、わたしは数年間不眠症に悩んでおりまして。
この旅行にも睡眠導入剤を持っていきました。

日常生活でも毎日服用していて、なるべく薬は飲みたくないのだけど、飲まないと確実に眠れない夜を過ごすことになるので、睡眠負債が怖くて服用していました。

特に深く悩んでいることもないし、運動するようにしても改善しないので困っていたのですが。2019年の12月に日々感じていることをExcelに書き出してみて、カテゴリごとに分けて整理したら、頭の中が整理整頓されて気持ちが軽くなりました。
悩むってほど深刻じゃなくても、日常生活の中で消化しきれない想いみたいなものが積み重なって、夜眠る時間になっても頭を活性化させていたようです。

勇気出して薬をやめてみたら、やっぱりすぐには眠くならなかったし、時々目が覚めたけれど、いつのまにか眠りについていて嬉しかったです。
2019年の年末年始休みに薬絶ちして、今日まで薬は飲んでいません。

元々寝つきが悪かったので、また何かのきっかけで不眠症になるかもしれないし、いまも時々朝まで眠れないこともありますが、睡眠導入剤なしでも大丈夫と思えるようになってほっとしてます。

Excelってほんとに便利ですね。
以前は紙のノートに情報を書いたり、勉強内容をまとめていましたが、いまはExcelに全部写しました。
細かく分けられるから似ている情報を集めて比較したり、異なる事柄の共通点を発見したりするのにExcelはもってこい。
学びのスピードが全然違います。
通勤途中にiPhoneでExcelのまとめを読んで復習したりしています。

屋外アートは地図を元に作品を見て回りますが、地図を見るのは苦手なので友達にお任せ。大変頼もしかったです。どうもありがとう。

写真は撮ってないですが、森の中に擬態しているアートなどもあって面白かったです。なかなか難易度が高くて、あれはたぶん1人では全部見つけられなかったと思う。
どこにいるのかな？って一緒に探す時間が楽しかったです。

公園にあるみたいな遊具もありました。
それでは屋外展示は全部見て回ったので、屋内展示室へ向かいます。

屋内展示で印象に残っているのは、井上涼さんの「忍者とおばけ美術館」というアニメ。

忍者Bと忍者Cが「おしゃれ美術館」だと思い入館した「おばけ美術館」で、学芸課長ミチルダの願いを聞き入れ、３人で電車に乗って旅に出かけるというストーリー(忍者Aは出てこない)。
忍者BとCの掛け合いも面白いし、ゆるーい歌詞とメロディ、井上さんの耳に残る特徴的な歌声を何度も聞きたくなってしまって、ここに長居してしまいました。

ちなみにCM「クラフトひとくちモッツァレラ「分身の術」篇」も井上さんの作品です。このCM初めて見た時、思わず友達に連絡してしまいました。

美術館を後にして、駅に向かうバス停に向かいます。
まだ時間が合ったので、バス停付近を散策。

近くに牧場がありました。馬たちがいるのはめっちゃ遠くなので、iPhoneで最大ズームして撮影。揺れるしっぽがかわいくて癒される。

ここにいるのは現役を引退した馬たち。
「特定非営利活動法人ホーストラスト」では広さに見合った頭数を共同放牧することで、馬が自然界で暮らすのと同じような環境をつくり、より多くの馬を救済することを第一の目的としているそうです。看板の文章を読んで感動しました。

バスに乗って「栗野駅」に戻ってきました。
電車の時間までかなりあるので、お土産を見たりして時間をつぶします。
待合室でめっちゃ鹿児島弁のおばあちゃんたちが入ってきて、何を言っているのか全然分からなかったけれど、一気にあったかい雰囲気になりました。

「とろける　ようすいプリン」が気になって購入。
プレーンを食べましたが、とろける美味しさでした。
賞味期限間近だったのでちょっと安めに買えました。

ホテルがある「隼人駅」に到着。
ちょっと疲労感があったので、夕食はささっと食べられる「鹿児島ラーメン」に。思ったよりあっさりしていて食べやすかった。
まだまだ旅は続くので、体力戻すため早めに就寝。