Withコロナ　4連休下の北海道旅行１　帯広編

2020/07/22 - 2020/07/24

JAL「どこかへマイル」を利用した7月4連休の北海道旅行。
4月に「どこかへマイル」利用の旅行を検討していたが、コロナ蔓延による緊急事態宣言を受けて「どこかへマイル」が中止になってしまった。毎月期限を迎えるJALマイルは泣く泣くJAL ポイントに振替られた。
その後に緊急事態宣言が解除され、6月後半から「どこかへマイル」が受付再開されたので申し込みしたところ、帯広、女満別、釧路、出雲の４つの行き先候補が示されたタイミングで決定申し込み、翌日にはJALから帯広に決まったメールがあり、帯広に決定した。
7月の４連休利用で2泊3日で計画し、富良野のラベンダーの時期なので、
羽田から帯広到着、宿泊～レンタカーで富良野ラベンダー～旭川泊～レンタカーで帯広に戻り羽田へ帰る、という予定を立てた。
出発日の7月22日からGotoキャンペーンが開始されることになり宿泊費が35%戻ると喜んだが、直前になって都民は除外されてガッカリしたが、元々あてにしていなかったので、気を取り直して出発。
Withコロナの新しい生活様式での旅行。旅行はどのように変わったでしょうか？

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

お昼の羽田空港、考えたよりも乗客がいる。駐車場は結構満車だった。

搭乗ゲート付近で昼食を取ろうとし、ラーメン屋に行ったが、テーブル間隔を空けているので満席だった。隣りのそば店に行って肉そばを食べた。

肉そば、美味しかったが量が少ない。売店でどら焼きを買って機内で食べることにした。

13時発帯広行JALの搭乗開始。身体の不自由な人、上級会員、後部座席の順で従来通り。

今年は7月中毎日雨が降る新記録で、まだ梅雨が明けない。

2列席に夫婦で座る。CAはマスクをつけ、サービス時はゴーグルと手袋を付ける。希望者は除菌シートも、もらえる。

上昇するとひさしぶりに青空が見えた。
コロナのため2月以来の久しぶりの飛行機だった。

1時間半のフライト、帯広の広い大地が見えてきた。

帯広空港で、3日間のレンタカーを借りて出発。

雲が多い天気が残念だが、連日雨の東京よりはマシと考える。
周囲は広い農地が広がる。
函館、千歳、札幌、富良野、旭川と北海道を旅行したことがあるが、このように広い農場風景は帯広ならの風景だ。

空港から帯広市内に入る前に、幸福駅に向かう。

幸福駅は観光用の公園になっており、当時のディーゼルカーが飾られている。

幸福駅の当時の駅舎が残されていた。

観光客も結構来ており、みんな写真を撮るのに忙しい。

途中の広いひまわり畑で車を止めてパチリ。

帯広市内に入って、まずは百年記念館に行った。
ここは、帯広の開拓の歴史が展示されている。
帯広訪問の初めに来て、この地域の勉強になった。

つい100年前の、帯広開拓の写真や展示物。
内地から長い時間をかけて帯広にやってきた移住者たちは、持ってきたわずかな日用品と道具で粗末な家を作り、厳しい自然に立ち向かい開拓を始めていった。
囚人も利用し、現在の帯広駅前一帯は広く大きな刑務所だったという。

先住民、アイヌの人たちの展示も多くあり、勉強になった。

帯広駅に近い、ドーミーイン帯広に到着。

マスク着用と消毒液、フロントはビニール遮蔽、新しい生活様式となった感染対策。
さすがに明日から4連休が始まるので、満室とのこと。忙しいにも関わらずてきぱきと説明をしてくれた。

ドーミーインの間取り。全国のドーミーインは大体同じ間取りで、部屋入り口からの通路に洗面台が設置っされている。

洗面台を通るとツインの部屋。ツインベッド、二人用ソファ、小さなテーブルで一杯の、必要最低限の広さの部屋。
新しくて清潔感はある。
枕が一つで、高い枕が好きな私は寝難かった。枕が二つあるとよい。

ベッド前にはテレビ台。

小さなクロゼットと机がある。
ドーミーインは、温泉浴場が付いているが、クロゼット内の籠に浴室に行く際の館内着のズボンとTシャツが置いてある。

先ずは、ドーミーインの温泉に入る。
帯広の温泉は、モール泉という黒い泥炭の温泉で、ここドーミーインもモール泉だった。浴場は、大きな浴槽と露天風呂（と言っても視界は効かない）があって、空いていて快適だった。

夕食は18時に予約してあるので、ホテルを出てしばらく繁華街をぶらぶら歩く。
NHKの夏空に出てきた帯広の菓子店、「柳月」。とても立派なお店だった。

駅前の繁華街。さほど大きくない。

今日の夕食は、ミシュラン北海道で、安くておいしいランクのピブグルマンに選ばれていた炉端焼き「魚千」に予約してある。

女主人と、二人の年配女性で賄う炉端焼き屋。
10人程度のカウンターにテーブル席が2テーブルの小さな店だ。
厨房の中央に炭火焼きの台が二つあり、料理によって火力に違う台を使い分けている。

先ずは、ホタテ貝。大きくておいしい。

突き出しの温泉卵。たれが絶妙においしい。

中央の炭火台では、魚やイカが焼かれている。

アスパラベーコン巻き。

カウンターに置かれた魚類。

ビールの後は、トカップというワインにした。

イカ焼き。ふっくらして香ばしいにおい。

流しに立つのが女主人。テキパキ調理の指示をして、少々怖い。

じゃがバター。すごい量と、甘さが強くて、とてもおいしい。本場物は違う。

魚を焼いてもらったが、脂ののった身はボリュームがあっておいしい。

いい気分でホテルに戻る。ドーミーインは夜泣きそばを無料で食べさせてくれる。
小さなお子様用程度のラーメンだが、〆はやはりラーメンがよろしいようで。

翌朝のドーミーインのレストラン。
普段はバイキングだが、コロナ対策で、和洋のセットを選ぶようになっている。

帯広名物の豚丼もある。

小鉢類は全てラップがかけられていた。

和定食に好きな小鉢、豚丼の朝食。

今日はレンタカーで富良野、旭川に向かう。
朝7時には出発。

途中南富良野の道の駅で休憩。

ここも、小さなラベンダー畑があって、満開だった。
この後、富良野、美瑛を観光して旭川に1泊した。

旭川に1泊して、帯広に戻る時の、道の駅南富良野。
今日は晴れだった。

お昼前に帯広に戻って、真鍋庭園に行った。
駐車場は満車、わナンバーが一杯。
真鍋庭園を入ったところに、NHK連続ドラマの夏空のセットがあった。
天陽君のアトリエの小屋だ。

ドラマで使われた絵が飾られていた。

天陽君のアトリエの説明。

窓から天陽君の絵も見えた。

真鍋庭園を歩く。
先ずは和風の庭。

オーナーが住んでいたおしゃれな家。

オウムのオブジェが歓迎してくれる。

リスの遊び場や、英国風の庭などがあり、飽きない。

ドイツの森を思わせる木

まるで冬のような景色だ

ざっと庭園を回って入口に帰って来た。
ことらには、天陽君の母屋があった。

家の説明。
このあと、真鍋庭園を出て、帯広空港に向かい、レンタカーを返した。

空港内レストランで遅めの昼食をとる。

やはり名物の豚丼とビールにした。

搭乗予定のJALが見えた。

搭乗すると、窓から、一緒に頑張りましょう、搭乗有難うございます、と書かれた幕が見えた。
航空会社の窮状を思うと胸が熱くなる。

羽田行きJAL。
2泊の北海道旅行。旅行先は感染対策をとっていたし、私たちもマスク着用、消毒液での手洗い、レンタカーで他の人と交わらない旅行を心がけた。
本人たちが気を付ければ、旅行先は充分感染対策をとっているので、旅行に出ても問題はないと思った。
出発日からGotoキャンペーンが始まったが、東京都民の私たちは除外となってしまった。よくわからない政治家の見栄と、一部の人の旅行叩きで、Gotoの除外になってしまったのは残念だった。
旅行業界の皆さん、しばらく大変ですが、頑張ってください。応援しています。