2020/07/21 - 2020/07/21
395位(同エリア1982件中)
玄白さん
依然としてコロナ禍が続いていて、人が大勢いるところに出かけることを自粛している我が家なので、ちょこっと近場に撮影に出掛けている。今回は、那須高原入り口にある赤松林の中に作られた「森林浴一万歩!?の森」散策路にヤマユリが満開になっているという情報を得たので、連れ合い同伴で撮影と鑑賞に出掛けてきた。相変わらず、土産物店、Cafeなどには一切立ち寄らず、午前中に帰宅という半日のプチ旅行である。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
那須高原入り口の交差点「那須分岐」で県道17号(通称那須街道)の始発点を那須湯本方面に200mほど行ったところに、こんな看板があるのが目印。東北道那須ICからは、「那須IC入り口」交差点を左折し、国道4号方面に3kmほどのところにある。看板のそばの赤松林の中に駐車スペースがある。
複数の散策路が赤松林の中に延びていて、一番長いコースは5.8kmで、ほぼ一万歩ということによるネーミングらしい。「!?」はご愛敬か?! -
那須分岐交差点から3kmほどの区間、両脇がアカマツ林で6月下旬から7月下旬までアジサイが咲き誇る。昭和天皇が那須御用邸に向かうとき、この辺りの風景が大変気に入られていたとのこと。
この日は、梅雨時らしく霧が出ていた。 -
駐車スペースの近くあたりにヤマユリが群生し、甘い芳香が漂っている。
-
霧とも霞とも言えない靄が漂う静寂の森である。すぐ脇を那須街道が通っているが、朝でもあり、車の往来は少なく騒音は気にならない。
-
ヤマユリは満開でちょうど見頃を迎えている。
-
イチオシ
もともと、自生していたヤマユリだが、地元有志の方々が手入れして株を増やし、今では一万株に増えている。
-
ヤマユリは日本原産のユリで、北陸地方を除く近畿以北の山中に自生しているポピュラーなユリである。日本固有種の花は、ガクアジサイ、寒椿など数多くあるが、これだけ香りが強い花は珍しい。
-
ヤマユリの鱗茎は「ゆり根」として食用になる。連れ合いが茶道をたしなみ、時々月釜を自宅でやっているので、懐石料理でときどき使っている。おせち料理や京料理でもよく使われる食材である。味はねっとり、ホクホク感の独特の食感であるが、玄白はあまり好みではない。
-
ゆり根になるのは、ヤマユリのほかに、オニユリ、コオニユリが使われる。オニユリは、ゆり根のほかに、葉の付け根にできるムカゴも採れる。
現在、ゆり根は北海道が99%の生産量で、大部分はコオニユリだという。えぐみ、渋みが一番少なく味がよいのだそうだ。 -
ただ、ゆり根が収穫できるまでには5、6年かかり、しかも毎年掘り起こして植え替えなければならないなど、栽培にはとても手間がかかるという。
-
このように、ヤマユリは鱗茎が食用になることから別名、料理ユリとも呼ばれる。
-
閑話休題
森林浴一万歩の森は、観光地那須の穴場的スポットで、それほど訪れる人は多くはなさそうである。ときどき、地元の人らしき人が散歩に来る程度である。駐車スペースには数台の車が入れ替わり駐車しているが、県外ナンバーの車は見当たらない。 -
遊歩道の奥の方にはヤマユリの群生は見られず、ところどころ、ポツンと自生のヤマユリがあるのみ。群生は華やかで見応えがあるが、霧に煙る赤松林の中でひっそりと一株咲いているのも良い感じだ。
-
ヤマユリの花は、とても大きく15cm以上ある。ユリの仲間では最大級の大きさである。
-
そのため、普通のレンズでもアップの撮影が十分可能である。
-
イチオシ
背景に玉ボケを入れ、花弁についた雫狙いで。
-
花びらに付いた雫列
-
花弁の中央に黄色の筋があるのが、ヤマユリの特徴だが、まれにオレンジ色の筋が入っていたり、筋がない変わり種もあるらしい。探してみたが見当たらなかった。
-
ヤマユリは芽を出してから花が咲くまで5年かかるという。一年ごとに咲く花数が一つずつ増えるので、一株に咲いている花の数から、その個体の年齢が分かる。
-
大きな花をたくさんつけた株は、自らの重みで茎が曲がっているものも多い。
-
ヤマユリ以外に山野草の花は無いか歩きながら探してみたが、コバギボウシしか見当たらなかった。まだ蕾だ。
-
こちらはようやく一輪開花したばかり。
-
黄変した笹の葉やら、
-
種類不明の若葉など、あまり写欲をそそる被写体には出会えない。
-
イチオシ
ほとんど独り占め状態のヤマユリ群生地だが、たまに散歩にやってくる人とすれ違う。3蜜ではないし、一言の挨拶で一瞬ですれ違うのでマスクの必要性はない。
-
いささか、マンネリだが前ボケを入れて撮影
-
赤松の根元に咲く
-
那須街道沿いの紫陽花は、さすがに花期を過ぎている株が多いが、なかにはまだ見頃の株もある。紫陽花とヤマユリのコラボ。
-
イチオシ
ガクアジサイとヤマユリのコラボ
-
アジサイを前ボケに使ってヤマユリを狙う
-
ヤマユリを前ボケに使ってアジサイを狙う
-
丈夫な巣を張っている蜘蛛。コガネグモという種類のようだ。雨が降った直後だと、巣に水滴がついてきれいなのだが、昨夜は雨が降らなかったので水滴は付いていない。
-
道路の反対側にもヤマユリの群生があった。
-
こちらの群生もなかなか見応えがある。
今回は限られたエリアに咲くヤマユリの撮影がメインだったので、一万歩は歩いていない。一時間半ほどの花撮影を楽しんでから、どこにも立ち寄らず自宅直帰の半日プチ旅行であった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- はらっちさん 2020/07/24 08:35:18
- 素敵な写真を堪能
- いつもながらの素晴らしい写真の数々、楽しく拝見させて頂きました。赤松林は、黒磯へ買い物の通り道です。ヤマユリの香りが苦手でこの時期に下りることはありません(笑い)今年は、「四季の那須フォトコンテスト」の応募は中止になりましたが、是非、応募いただきたいですね。最近は、赤松林、ヤマユリの応募が少なくなっています。ひょっとして、ハンドルネームでは判りませんが、過去に応募いただいているのでしょうか。同県人でしょうか?
- 玄白さん からの返信 2020/07/24 09:45:12
- Re: 素敵な写真を堪能
- はらっちさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
宇都宮に住みはじめて14年になります。四季の那須フォトコンテストには3,4年前に応募して入選したことがありますが、その後はご無沙汰です。
玄白
- はらっちさん からの返信 2020/07/24 13:11:48
- Re: 素敵な写真を堪能
- ご連絡ありがとうございます。
そうでしたか。「入選のご経験あり、然もありなんです。」宇都宮でしたら、車で比較的お出け頂ける距離ですね。今日は、那須街道は渋滞しています。
是非、次回の「四季の那須フォトコンテスト」には応募宜しくです。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
那須(栃木) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
3
34