雨でも、大人でも、楽しい、伊豆シャボテン動物公園

2020/07/18 - 2020/07/19

　まだ梅雨の真っ最中、雨の中を伊豆シャボテン動物公園にミナミコアリクイの赤ちゃんを見に行ってきました。他にもたくさんの動物たちと触れ合うことができて、雨でもとても楽しめた一日でした。
　残念ながら雨と霧であまり綺麗な写真は撮れませんでしたが、雰囲気だけでもお伝えできればと思います。
　それにしても素人のカメラと腕で動物を撮るのは難易度が高いです。ちっともじっとしていないので、たいていブレブレです。…こちらも、雰囲気だけでもお伝えできれば…と思います。
　帰路で立ち寄った素敵なレストランも少しだけご紹介しますね。

エリア 伊東温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝の天気予報では伊東周辺は午後から曇りと言っていたのですが…残念ながら雨模様。霧も出ていて写真を撮ってもかすんでしまいます。土曜日なのですがさすがに人出は少なめでした。

伊豆シャボテン動物公園 テーマパーク

駐車場もまだ十分空きがあります。

伊豆シャボテン動物公園の大人入場料は2400円ですが、ネットで探すと色々な割引チケットがあります。今回はアソビューのサイトから2100円の入場券をゲットしました。

入場ゲートを通ると、伊豆シャボテン動物公園の動物たちがプリントされたクッキーをプレゼントされました（賞味期限が超間近！のものですが）嬉しい！

それでは動物たちに会いに行きましょう！

まずどこから見ようかな…

さっそく孔雀がお出迎えです。

園内では至る所に（動物たちの）おやつ販売所があります。まずはご挨拶を兼ねて孔雀におやつをあげます（200円）

うまうま～～～。

おやつをあげたのは綺麗なオスの孔雀でしたが、こちらは孔雀のベビーとお母さん。ちょうどご飯タイムでした。

ちょっと分かりづらいのですが、ちっちゃな孔雀ベビーの頭にもちょこんと羽飾りが付いていました。（ちっともじっとしていないので、うまく撮れないのです！）

こちらは園内のいたるところに出没するネズミ。不法滞在者と思われます。（孔雀の餌を狙っているのか！！）

それではまず、お昼ご飯を食べに行きましょう。

目指すは森の動物レストラン。さっきおやつを上げた孔雀より、ひと回り大きくて立派な孔雀がお出迎えです。

こちらが入り口です。

カピバラと相席？
コロナ感染防止対策のソーシャルディスタンスですね。

ご相席させていただきました。（かなり大きい子です）

この存在感…

さて、オーダーしたのはアヒルのオムハヤシ

バクバクハンバーグ

フラミンゴパスタ。
本当はピンク色のフラミンゴカレーを食べたかったのですが、オーダーを取りに来たおじさんに「あ、それは今日はありません。」とにべもなく却下されてしまいました。（最初に言っといてよ～と、思いました）

バクバクハンバーグにはバクの旗が付いています。ロコモコみたいなお料理でした。

フラミンゴパスタにはフラミンゴの旗。
スーパーのレトルトの蟹トマトクリームソースの味です。
味に期待して入ったレストランではないので、全然OKです。（他のお料理は食べていないので分かりませんが、まあ似たようなものでしょう）
だいたいどれも1100円から1200円。絶妙な値段設定でした。

カピバラさんはMa氏の帽子を被っています。

隣のテーブルにはレッサーパンダが座っていました。

レストランを出て、ミナミコアリクイのいるメキシコ館に行くためにシャボテン温室に向かいます。
しかし何やらギャーギャーと大騒ぎの声が聞こえます。

どうやら鳥たちのご飯タイムのようです。
正規滞在者のアヒルや七面鳥？に混じって不法侵入と思われる鳩や雀たちもお相伴にあずかっていました。

飼育員さんから特別に魚を食べさせてもらっているとても大きな鳥はアフリカハゲコウでしょうか。すごーくお年を召しているようで、特別扱いされています。

よく見るとくちばしが半分切り落とされています。
歳をとって傷んでしまったのでしょうか。人間でいうと歯の抜けてしまったおじいさんみたいな感じでした。
長生きしてね～！

ではシャボテン温室に入ります。温室の中にもたくさんの動物がいます。

じっとしてないからブレる。

これは体長20センチほどのフクロウです。おもちゃみたい。とてもかわいい顔をしていました。
この子はじっとしているけれどガラスケースの中にいるので光が反射してしまってうまく撮れません。

この子は動かない。

この子はお利口そうなお顔です。

この子は誰かな。

フクロウの森を楽しむ心得が書かれていました

寝ているようで片目だけ起きていたりします。

フクロウたちのラインナップです。

そしてこちらが今日の一番のお目当て、ミナミコアリクイの赤ちゃん、ケイちゃんです。
まだ小さいので保育器の中に入っています。

でも、ちっともじっとしていない。

赤ちゃんはたいてい寝ていると聞いていたのですが、ケイちゃんは保育器の中を縦横無尽に動き回っています。

もう、全然撮れない！（右側の茶色い子はお友達のぬいぐるみです。）
ガラス越しの更に保育器越しなので画像が曇ってしまいます。

こちらはケイちゃんのお兄ちゃんたち、トト君とコン君と思われます。

仲良く遊んでいるのですが、こちらも本当にじっとしていない。

立ち上がってチューしているように見えるのですが、これも遊びなのでしょうか？

さて、アリクイの坊や達を堪能したので温室を出ます。

順路通りに進んでいくと

シャボテン狩り工房にたどり着きます。

こちらで気に入ったシャボテンを自分でトレーに入れて（素手で掴むと棘があって痛いので大きなお箸で摘まみます）

気に入った容器を選び、カウンターで植え込んでもらいます。

シャボテンの種類も値段も色々です。100円ぐらいから数千円の大きなものまでありました。
Ma氏も小さなシャボテンを1つだけ買いました。水やりは1か月に1度。…忘れそうですね。

外に出ると池にペリカンがいました。お約束のおやつコーナーもあったのですが、雨が降っていたのでこちらはパス！

実はそろそろアニマルショーが始まる時間なのです。
こちらはショーの開催される大講堂です。

今日のショーはなにやら“対決”だそうです。

舞台にはいろんな小道具が用意されています。

要するに、人と動物で運動能力を競い合うというイベントでした。
参加者は会場内のお客さんから選ばれます。

これは力持ち対決。
力自慢のお父さんが坊やを鉄棒のようにぶら下げます

対するのは大きなインコ。どちらが長くぶら下がっていられるかの競争です。
インコは棒をくちばしで咥えてぶら下がります。棒を持つのは飼育員さんです。（これって大変なのはインコなのか、飼育員さんなのか！？）

これはお父さんが頑張りました。お父さんと坊やの勝利でした。

次は収穫対決。
制限時間内にどれだけ野菜や果物を集められるかを競います。

お子さんが拾って、お父さんの持つバケツに入れるのです。

対するのはラブラドルレトリバー。

だいぶ無駄な動きの多いワンコでしたが、それでもこれは僅差でワンコの勝ち。

アニマルショーは芸を披露する、というほどの内容ではありませんでしたが、ほのぼのとして予想以上に楽しむことができました。

再び外に出て、ラマやマーラのいるコーナーに行きました。
これはマーラ。こんな目でウルウルと見つめられたらおやつをあげずに素通りはできませんね。

うまうま～～～。。。

（ちなみにマーラの悩みはカンガルーと間違われることだそうです。確かにとても似ています。でも全然別の種族だそうです）

これはヤマアラシ。

森の動物レストランのメニューに“ペッカレー”というカレーがあったのですが、これが由来ですね。

ペッカリーって、イノシシ…かな。

ちょっと見えづらいですが奥に居るのはバクバクハンバーグのバクです。
おやつを買ってあげたのですが、おやつの注意書きに「バクは気まぐれなので食べないかもしれません」と書いてあり、そのとおり、いくら呼んでも見向きもされませんでした。

ところで、園内には至る所におやつ販売所と両替機があります。おやつを買いすぎて小銭が無くなると、ちゃーんと両替機が現れるようになっています。

では両替をしておこうかな…と千円札を入れて、小銭の出てくるチャリーンという音が聞こえると、その音に素早く反応して、隣のフェネックが大騒ぎしています。

もちろん、おやつを買ってあげましたよ。

それではそろそろ私たちもおやつにしましょう。お天気が良ければ外のベンチで気持ちよく過ごすことができるのですが

雨模様なので、室内でいただきます。
焼き立てパンも美味しかったけれど、抹茶ソフトクリームがすっきりとした甘さで、抹茶の味もしっかりと効いていて、大人向きでとても美味しかったです

アニマルボートツアーに参加したかったのですが、残念！最後のボートが出てしまいました。
また次の機会に取っておきましょう。

こちらはカンガルーの丘です。ワラビーやカンガルーたちは放し飼いです。

だからこんなに近い。
なでなで～～～。

近い！！

なのでおやつをあげることにしました。
両手を添えてお行儀よく食べます。

うまうま～～～。

今度は室内のレッサーパンダ館。ずーっと動いているのでブレブレです。

レッサーパンダについては那須どうぶつ王国の方が間近に接することができて良かったなと思います。

レッサーパンダ館の中にはアカハナグマも居ました。おやつが欲しそうです。

でも、今日のおやつは売り切れでした。残念！

また今度にしましょう。

外に出ると、今頃になって雨が上がり霧が晴れてきました

向こうに見えるのは大室山です。

園内の緑が綺麗です。

最後にゲート近くのバードパラダイスに寄りました。

飼育員さんがアジサシに餌を与えて（投げて）いました。

途中で大きなフラミンゴが行く手を阻みます。

どうやら通せんぼをしているようです。
おやつくれなきゃどかないゾー…（本気の目が怖い…）
でもここでもおやつは売り切れだったのです。
ごめんよ～～。

チッ、仕方ねーなー…って言ってるみたいです。

バードパラダイスの王様のハシビロコウさんは、お部屋に籠っていたようで、お目にかかることはできませんでした。
また次の機会にお会いしましょう。

残念な雨でしたが、たくさんの動物たちと触れ合えて、おやつもたくさんあげられて、とても楽しい一日でした。
でも雨の日に来るときは、傘よりカッパの方が動きやすくてお勧めですよ。

少し早いのですが、夕食を済ませてからホテルに行くことにしました。
夕食場所は伊豆高原ビール本店です。
いつもとても混んでいるお店ですが、時間が早いのと観光客が少ないので、すぐに案内されました。
これは海女の海鮮ぶっかけ丼（だったかな）

伊豆高原ビール本店レストラン グルメ・レストラン

これはサーモンいくら丼（サーモンが薄くて、唯一のはずれ丼でした）

これは鮪うにイクラ丼。とても良い鮪がのっています。

さらにウニとサザエのつぼ焼きを追加しました。

お店のホームページから1000円引きの券をプリントして持参したので、これだけ豪華に食べて7000円台のお会計でした。

シャボテン動物公園のレポはここでおしまいなのですが、翌日のランチに素敵なお店を見つけたのでご紹介します。

宮上倶楽部（クラブ）さん。
湯河原の温泉街の奥にある小さなレストランです。

本当は湯河原でとろけるタンシチューの食べられる魯風人（ロフト）というお店に行く予定だったのですが、なんとこの日は予約で満席。
そこで急遽、道路沿いで気になる看板を見かけたこちらのお店に電話して予約を入れました。

開店してから今月でちょうど2年とのこと。まだ新しい、とてもお洒落な空間です。
席もゆったり配置されています。

窓から見える庭園も綺麗です。

天井も高く、高原のホテルにいるような雰囲気です。

コロナ感染防止を意識して、白い枠のついたアクリルボードと白い蘭が圧迫感なく、さりげなくテーブルを仕切ります。

絶対洋食屋さんだと思ったのですが、和風から洋風までいろいろなメニューが揃っていました。

こちらはMa氏の選んだ稲庭うどん。コースでいただきました。デザートとコーヒーが付いて2500円。

Ma氏、お味はいかが？

「うん。」と一言。
きっと美味しいのでしょう。（薬味のミョウガが苦手だったみたい。）

私が選んだのはビーフシチュー。魯風人に行く時からシチューのお腹になっていたので迷わず…。
こちらもコースでサラダとサフランライスとデザートとコーヒーがついて5800円。ごめんねMa氏。倍以上のお値段になってしまいました。

カトラリーもお洒落です。
特にナイフが縦置きできるのがとてもいい感じでした。

実はわたくし、チーズのにおいがちょっと苦手です。
こちらのサラダには上等なチーズがたっぷりとトッピングされていて…これはMa氏のお腹に収まることになりました。

ビーフシチューは濃厚で文句なしの美味しさです。
赤身が多めと思われる肉がよーく煮込まれて入っていました。野菜は、添えられた焼きミニトマトとマッシュポテトのみ。シチューの中身はお肉だけです。
サフランライスはお上品な量でしたね。これだけ濃厚なソースなら白飯をぶち込んでバクバクといただきたい気がしました。（私はご飯党なんです）

デザートは巨峰を花びらの形にスライスして固めたゼリーと蜂蜜のロールケーキでした。ゼリーが今どき珍しいぐらいゼラチン多めで硬めに作られていました。ロールケーキは中心の果物（何かな？）の酸味が強くてインパクトありました。

とても雰囲気が良いので大人向きのお店です。（でも、お子様もウェルカムみたいですよ。おもちゃが用意されていましたので）

ランチはコースにしないでアラカルトで好きなデザートを選んだ方がいいのではないかと思います。メニューにはとても魅力的なスイーツがいろいろ載っていましたから。
量的には小食の女性向かな。（ビーフシチューはお肉もう１個欲しかった！）

はす向かいにエクシブ湯河原離宮があるので、エクシブの宿泊客御用達のレストランなのかもしれません。
とても優雅なランチタイムを過ごさせていただきました。

以上で、伊豆シャボテン動物公園の旅行記は終わりです。

Ma氏、1か月に1回の水やりを忘れないようにね！