2020/07/15 - 2020/07/17
459位(同エリア877件中)
アーサーさん
予定していた海外旅行はキャンセル。コロナの巣籠生活が続いた。
結構 近くを歩くように心がけていたが 規則正しい ボランティア活動 老人健康体操などが中止になり、生活に乱れが生じ、急速に老いを感じるようになる。5月の末「緊急事態の解除宣言」が出され、つかの間の一安心。それでも 基本は巣籠生活の続行。
6月の始め 阪急交通社の広告メール「一度は泊まりたい!国際級ヨーロピアンリゾート 憧れの白馬東急ホテルで贅を極める 3日間」に反応する。(一人3万3千円余) 妻に話したら、賛同してくれる。
それで 破れかぶれの「現状逃避型」で あまり考えずに申し込んだパック旅行。
旅行取りやめ無償期限の6月25日を過ぎ、7月に入ると東京の感染数が増えてくる。梅雨も続き 落ち着かない日々が続いたが 迷った末に 思い切って出かけた老夫婦のショートトリップ記。
マスクを付け、神経質に手を洗い、三密を避けての短い旅だったが 気分転換になり、満足の結果だった。それで 老人にもそれなりの「環境変化」が必要と思った次第。
写真はニッコウキスゲが群生していた八方尾根の鎌池湿原。
雨で周辺はもやっていたが。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
(1)7月15日(水)
①
例年だと7月も半ばになれば 暑くなり 避暑目的の高原旅行に行きたくなる時節だが、今年は梅雨が長引き、期待外れ。
新宿はコロナウィルスのスポットで注意喚起がされていたが、山手線も空いていて、乗車する「特急あずさ」のプラットフォームにも 人が少ない。
車内の乗客は三分の一の感じ。一安心。
定刻 11時30分に列車は出発。「特急あずさ」の乗り心地は快適。 -
②
列車は14時9分松本駅に着き、大糸線の普通列車(14時13分発)に乗り換えの予定が 思い違えをして 駅で弁当を買ったりしていて 乗り過ごして 約1時間遅れの次の普通列車に乗車することになる。(老人特有の注意力散漫)
外国旅行と異なり、別段慌てる必要もなく ホテルに遅れたので 迎えのバスの変更をお願いし、プラットフォームで弁当を食べて ゆったりと待つ。
-
③
大糸線の途中 信濃大町駅で列車を乗り換え。一瞬 列車を間違えたのかと錯覚。
信州には何度も来ているが 私の頭に信州はぼんやりとしたイメージとして入っていて、地図情報としてはあやふや。信州(長野県)は広すぎる。ボヤキ。 -
④
大糸線の車中から 木崎湖が見えてくる。曇り空だが 異国に来たような気分になる。
信州には個人的に縁も所縁もないが 何故か 日本の故郷のイメージが浮かんでくる。
どことなく豊か。 -
⑤
列車は17時過ぎ 白馬駅に到着。ホテルの迎えのバスに乗り 約10分の乗車でホテルへ。
白馬駅の周辺は 普通にひっそりとしていた。
写真は駅前の広場。 -
⑥
白馬東急ホテルのゲートのところで 写す。(翌日)
ゆったりとした高原の敷地。 -
⑦
ロビーの処でチェックイン手続き。広い空間にお客の姿は見かけない。 -
⑧
部屋は2階の移動に便利な場所だった。十分な広さ。
早速 浴衣とタオルセットを持って 一階の浴場に。 -
⑨
18時頃の為か、私が浴室に入るころ お客は誰もいなくなって 一人ゆっくり入る。
サウナはコロナ対策で「近接」を避けるため 営業していなかった。
(風呂の写真は翌日撮った。) -
⑩
19時半から2階のレストランで「和洋折衷料理」のコースを頂く。
料理は信州の食材を利用した 少量で多くの種類のもので 年寄りには満足。
客数もイス席の半分位以下で ゆったり。 -
⑪
食後 写真の喫煙ルームに寄り、ゆったり一服。
(滞在中 この部屋で他の客と出くわすことはなかった。)
それだけ 喫煙者は減少した。
それから 部屋に戻り TVのニュースを見て 静かな夜を眠りにつく。 -
(2)7月16日(木)
①
翌朝 6時半頃起きる。ぐっすり眠れた。
早速 7時からの朝食の列に並ぶ。
バイキング形式だが小皿を多用し、感染防止対策済み。
食材が良いのか美味しくて お腹一杯に食べた。
給仕のサービスにも満足。 -
②
曇っていたが 部屋に居ても仕方がないので、8時半頃 ホテルのバスに送ってもらい、直ぐ近くのゴンドラの「八方駅」(標高770M)へ向かう。
駅には 殆ど客は居なかったが 手の消毒エリアを抜け、ゴンドラに乗車。
写真は無人のゴンドラ駅前。
(お客の人数より従業員の方が圧倒的に多くて、申し訳ない気分。) -
③
乗車した時はゴンドラ車内から 青空が一部見えていたが。 -
④
直ぐに雲の中に突入し、雨が降り出す。 -
⑤
それから 標高1400Mのリフト駅「兎平」に向かう時には 傘をさして歩いた。
そして 産まれて初めて 傘をさしてリフトに乗った。 -
⑥
最初のリフトを降り、次のリフト駅「黒菱平」の間に 湿原風の「鎌池」があり、靄をバックに「ニッコウキスゲ」が満開だった。 -
⑦
八方池山荘 (第1ケルン)駅でリフトを降り、そこから標高差200M位の「八方池」に向かおうとして、最後のトイレに入って 用をたしているうちに 上に登る気力がなくなってきた。ガイドには靴などの装備をしなくても 池までは行けると書かれていたが 傘をさして山道を登る 自信がなかった。何かあったら迷惑をかけてしまう。
写真は 引き返した山道。(標高1820M辺り。) -
⑧
そこで 引き返し、再度「グラートクワッドリフト」に乗り、下に向かう。
「引き返す。」ことを普通にできるようになったと 自分を慰めながら。 -
⑨
それから 一番下のゴンドラに乗って降りているうちに 青い空が見えてきた。
山の天気は変わりやすい。 -
⑩
ゴンドラの「八方駅」で買い物をしてから ホテルまでプラプラと歩いて帰った。殆ど人や車に出会わない。11時前に ホテルに着き、一寝入りしてから 誰もいない風呂にゆっくり入る。 -
⑪
それから持ってきた本を読み、 飽きて、4時前に 煙草とおやつを買いに 白馬駅まで ホテルのバスを利用して出かけてくる。 -
⑫
駅から帰ってきて 妻を誘い、近くを散歩する。
写真はホテル敷地内の広場。野外結婚式場? -
⑬
ホテルの周辺は高原の別荘地として開発されていたようだが コロナのせいか? 人気を感じなかった。
ちょっと寂しい。
帰ってスマフォを見れば 今日は1万歩を超えて歩いていた。 -
⑭
午後7時になり 昨日と同じ2階のレストランで ゆっくり「和洋折衷料理」のコースを頂く。本日も満足。
それから 夜 妻は風呂に行ったようだが、私は眠りにつく。 -
(3)7月17日(金)
①
同じように 6時半に起きて、7時からの朝食に参加する。
朝食は豪華で満足度が高い。
9時過ぎ もう一度 風呂をざっと浴び、寝ころんで朝刊を読み 10時半ごろから 出発の用意をする。 -
②
チェックアウト時間は12時だったが、11時と勘違いして 早く部屋を出てしまう。ロビーで待ち 11時45分頃出発のバスで白馬駅まで送って貰う。
12時22分発の普通電車に乗り、松本駅に向かう。
写真は「さようなら 白馬東急ホテル」・・・いつかまた来れる日を。 -
③
乗り換えの松本駅で時間が少しあったので 駅の立ち食い蕎麦屋さんで 冷やしそばと、キノコそばを 半分づつ 食べる。(店名山野草)
信州のそばを味わえて満足。 -
④
「特急あずさ38」は松本駅を14時50分に出発。来た時と同じくらいの乗客数。(三分の一ぐらい。)安心して 車中 暫しうたた寝。
新宿には定刻17時23分に着いた。新宿に近づくに連れ 信じがたいほど密集の街・家・ビル群。
(写真は新宿駅)
ラッシュが始まる直前で 山手線も座れた。
そして無事に18時頃 自宅に帰れた。
(最寄り駅のサンドイッチ屋さんで 夕食用2個を買ったら、一個サービス。ラッキー!)
つかの間だけれど 気分転換になった旅行だった。 -
⑤
写真は松本駅の売店で購入した お土産の品々。「そばの実入りくるみゆべし」「ブルーベリー」「くらかけ豆」。
*家に帰ってきて、5日経ったけれど体に異常は発生していない。老人も 安全に注意して 外で体を動かすことを考えた方が良いのかもしれない。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
八方尾根・岩岳(長野) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30