2020/06/28 - 2020/07/01
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ミストラルさん
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与那国から戻った後は、寄り道をしつつ本島北部へ。
いつもなら、まっすぐ本部、なのだけど、今回はさらに北上して国頭の安田まで。
与那国~安田という沖縄県内で600㎞くらい移動するという、どうかしてるスケジュール。
もちろん、いつもの本部も行ったけれど、慌ただしかった(汗)
梅雨明け直後の沖縄に行き続けている理由。
それはパイナップル!!
沖縄で最高に美味しいパイナップルを味わい、買ってくるためには、この時期じゃないとダメだから。
いつもの本部周辺にいる時間が短かったから、いつもより食べたパイナップルも少なかったけれど、初めての味にも遭遇できて、少ないながらもしっかり楽しんできた。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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与那国から那覇へ戻り、レンタカーを引き取って豊崎へ。
5月25日にオープンした沖縄第二の水族館、DMMかりゆし水族館へ。
この日は日曜日で、6月19日に併設のショッピングモールがオープンしたばかりとあって、多少の混雑に遭遇。
水族館はというと……
興味のある人は水族館ブログをどうぞ。
https://aquarium-mistral.blog.ss-blog.jp/2020-07-04DMMかりゆし水族館 動物園・水族館
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水族館の周辺は埋め立てでできた造成地。
美らサンビーチがある以外、広々とした空き地が広がっていて、レンタカー置き場になっていた。
コロナの影響で沖縄の観光客が減った分、レンタカーの出動台数も大幅に減ったのだろう。出番を待つ膨大なレンタカーが置かれていた。
惰眠を貪るレンタカーがこれだけいることもあり、街中や道中で見掛けるの数はいつになく少なく、「わ」や「れ」のナンバーを見つけると、あっ、レンタカーだ!!と声に出してしまうほど。 -
かりゆし水族館を出た後は、この日の宿泊地、安田まで。
那覇から行くと遠いねぇ。
とても静かな安田の朝。
与那国ではあれほどうるさかったクマゼミの声もせず、鳥の声が聞こえてくるだけ。
朝早く目覚めたので、ホテルの周辺を散歩してみた。 -
西海岸側を通る58号線から、安田へと通じる2号線に入ると、途端にこの看板が目立つようになる。
散歩をしていると、突如、目の前に赤い脚の鳥が。
ヤンバルクイナだ。こんなあっさり見られてしまうとは!!
でも、あっ!! と思ったのも束の間、あっという間に道を横切り、藪の中へと消えていった。 -
でも、流石はやんばるの地である。
ホテルの周辺や、道路の周辺でも、結構生き物がいる。
ホテル駐車場にひっくり返ったまま落ちていたクワガタの雌。
瀕死? とりあえず元の状態には戻したけれど、無事、山に戻ったかな? -
シリケンイモリ。
慌てて逃げていったが、捕まえるつもりも、手に取るつもりもないから、ゆっくりしててくれてよかったのだけど…… -
カタツムリの類は結構な数がいるようだったけど、何だこれ!!
タニシじゃないか!!
リュウキュウヤマタニシという種類らしい。
こんなの初めて見た!! 流石はやんばる!! -
月桃が咲いてる!! と思って近づくと、ちょっと花の感じが違う。
こういうのもあるんだな、なんて思っていたら、違う種類の花。
クマタケランというそうで、花の形だけでなく、垂れ下がり具合が違うので見比べればすぐに分かると、ヤンバルクイナ観察施設で教えてもらった。
安田の界隈では月桃の代わりにこれで餅を包んだりするらしい。
葉の香りは月桃ほど強くなく、そのため、この地域の人には、月桃で包んだ餅は匂いが強くてイヤだという人もいるのだそうだ。 -
カエル。
何度か見掛けたけれど、近くで見ようとすると飛び跳ねてどこかに行ってしまうので、なかなか姿形まで見られることがない。
この個体は逃げ回らずにジッとしていてくれたので近くで見られた。 -
安田に泊まった理由。
それは安田漁港から定置漁船に乗るため。
沖縄では定置網漁の見学ができるところが何か所かあって、安田もそのひとつ。
定置漁船に乗るのは3度め。太平洋側では初めて。
太平洋側は海が荒れてることが多く、なかなか乗る機会に恵まれなかったが、ようやく乗ることができた。 -
安田漁港を出港してゆっくり15分くらい。
定置網に到着。
デカい網!!
沖縄では最大級クラスの定置網だそうだ。 -
網の大きさに驚いていたら、雨が降ってきた。
それも結構な大雨。
雨が降っているのは、北部地域だけなのか、遠くに晴れ間も見える。
虹も見えたけれど、雨はかなり強く降ってる。
操舵室で雨宿りをさせてもらった。 -
雨も上がり、いよいよ網上げ。
わくわくするが、海流が速いらしく、なかなか網が上がってこない。
波にあおられる船も、まぁまぁの揺れ。
網が上がると、魚はほとんど入っていない。
海の中まで自粛中なのかと思ったくらいだが、潮の流れが速く、網が海中で寝て(倒れて)しまっており、魚が入るところがなかった、ということらしい。 -
定置漁船では、獲れた魚をその場で捌き、刺身を振る舞ってくれるが、数少ない漁獲物の中から、スマを刺身にしてくれた。
船長曰く、卵がもう出てしまった後だから、この時期のスマは普通のカツオと変わらない、とのことだった。
確かに、脂は乗ってなかったけれど、うまみは強く、口に入れるとちゃんと美味しく食べられる。
でも、ベストな時期に食べると、中とろに匹敵するのだそうだ。 -
定置網から戻った後、ホテルからもほど近いヤンバルクイナ生態学習展示施設へ。
ここは現在、世界で唯一、飼育下にあるヤンバルクイナを見られる施設だ。ヤンバルクイナ生態展示学習施設 名所・史跡
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広く、至れり尽くせりなケージに1羽で暮らしていたオス個体の“くーちゃん”。
繁殖施設で産まれた個体だそうだが、人を気にしない性格なのだそうだ。
一瞬で目の前から消え去った野生個体とは違い、ガラスを隔てているとはいえ、じっくり眺めることができる。ヤンバルクイナ生態展示学習施設 名所・史跡
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好奇心も強いのか、人の持ち物を気にして近寄ってくる。
この時はオレの持ってたカメラのストラップが気になったらしい。可愛い(笑)ヤンバルクイナ生態展示学習施設 名所・史跡
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ヤンバルクイナ施設を出た後は、安田の集落の方にも行ってみた。
漁港の方へ注ぐ川の河口がとても素敵な景色で、こんな景色をいつも眺められるのはちょっと羨ましく思った。
安田の集落はとても小さくて、ひっそり。
観光客が生活圏をウロウロするのもどうかと思い、クルマの窓から眺めただけ。 -
この日の夜はいつもの本部泊まりなので、本部方面へと南下。
ランチはいつもの? 羽地の駅でそば。
ここのそば(我那覇そば)の味はお気に入り。
なのだけど、道の駅で買ったカットパインを早く食べたいばかりに、そばを慌てて食してしまい、その味をちゃんと楽しんでいないような……羽地の駅 やんばるたまご 道の駅
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この日のカットパインはゴールドバレル(右)とカズパイン(左)。
カズパイン? 初めて見る品種だ。
名前はカッコよくないけど、果たしてその味は……
メチャクチャうまい!! 口に入れた瞬間から口の中に広がるココナッツ風味と甘み。
1パックしかなかったのが悔やまれたほど。
ゴールドバレルは、このパックのものはちょっと熟しすぎた感じ。やや味がぼけてる印象。それなりに美味しかったけどね。羽地の駅 やんばるたまご 道の駅
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食事の後は、さらに宜野座まで南下して漢那ダムへ。
ここの管理事務所に水槽が展示されているという話を聞いて行ってみたのだけど……
コロナの影響で休館中。
ここまで来たのに……漢那ダム 公園・植物園
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再び名護へと戻り、A&Wでおやつ。
連れが食べたがっていた期間限定のワッフルサンデーもも。
ワッフルの塩味がやや強いみたいな気がしたけれど、美味しくいただきました。A&W 名桜店 グルメ・レストラン
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本部まで行く途中にあるおきなわフルーツランドにインコが放し飼いになってるところがあるらしい、と聞いて寄ってみようかと思ったのだけど、ここもコロナ休業中。
時間もまだ早かったので、この日は行く予定にしていなかった美ら海水族館へ。
到着してみると、駐車場の空きっぷりにビックリ!!
いつもなら、沖縄中のレンタカーを並べましたってくらいにギュウギュウにレンタカーが並んでいるのに……沖縄美ら海水族館 動物園・水族館
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駐車場がガラガラなのだから、水族館までの道中にもほとんど誰もいない。
マジで!? こんなに空いてることってある!?
美ら海水族館には09年以降、11年間毎年来ているけれど、過去最高に空いてた!!
館内もひっそり。お陰でじっくり水槽が見られて、ホント、最高に楽しかった!!沖縄美ら海水族館 動物園・水族館
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イルカショーはやってないけど、オキちゃん劇場ではイルカたちを見ることはできる。
ここにもほとんど人がいないけれど。
トレーニングの時間に遭遇し、音楽やMC、観客の歓声もない静かな中、イルカのジャンプを見ることができた。
ここに誰もいない瞬間を経験できるなんて、何だかものすごく特別な経験をしたような気分だ。オキちゃん劇場 動物園・水族館
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美ら海水族館出口のところにあったお土産ショップは美ら海プラザへと移動。
美ら海プラザには新しくジェラート店なんかもできてて、フレーバーに沖縄の地名が付いてるのがついつい食べたくなる。
100円引きキャンペーン中だったし(笑)
オレが食べたのは東村パインと読谷紅イモ。どちらも食べたくなるネーミングでしょ?
紅イモは芋感も強く美味しかったけど、パインは名前からイメージするほど濃厚ではなく、ややあっさり。
連れが食べてた黒糖(多良間黒糖だったかな?)と島豆腐が食べた中ではベストだと思った。沖縄美ら海水族館 動物園・水族館
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宿の周辺を散歩してると、周辺の宿泊施設の入り口のシーサーもマスク着用。
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与那国では好天に恵まれたけど、本島ではやや曇り。
でも、この時期の沖縄の叩きつけるみたいな陽射しのキツさを考えると、ベストな天気。 -
朝の静かな磯。潮が引いて浅くなった岩場を眺めていると……
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人影に走り去るカニたちが少しずつ顔を出す。
赤い目をした大きめのイワオウギガニ。
一斉に逃げていくミナミイワガニと違って、隠れながらこちらを窺ってくる。 -
ヤエヤマギンポだろうか?
何匹かが集まって遊んでいるのか、大小の個体が集まって何かをしているようだった。 -
浜のヤドカリ。
与那国ではあまり見掛けなかったが、本部の浜にはいつも沢山いる。 -
海洋プラスティック問題から端を発したストロー&ビニール袋削減問題。
ビニール袋はともかく、何でストロー? なんて思う部分もあったのだけど、その問題の2つが同じ場所で転がってた。
海にストロー、落ちてるんだ!!
こういうのを見ると、制限もやむなし、なのかなぁ? と思わされる。 -
宿の庭に置かれてたパイナップルの鉢植え。
ウチで育成してるものは、長いものでは4年になるのに、実どころか大した成長もしないというのに、1年くらいで実までなるとは!!
地元だからある意味当たり前なのだろうけど、羨ましいやら、ちょっぴりムカつくような気分(笑) -
荷物をクルマに積み込み、宿を出発しようとすると、駐車場の片隅に生えてる木に実が付いていることに気付いた。
いつも見てた木だけど、こんな実が生るなんて!!
宿の人が言うには、デンブ(レンブ)だという。「食べられるよ。食べてみますか?」とも。
植物園では見たことがあったし、その実が食べられるらしいとは知っていたけど、実際に食べたことはない。 -
宿の人が洗ってきてくれた。
でも、「自分たちは食べない」とニヤニヤ、悪戯っぽい笑みを浮かべている。
齧ってみる。
リンゴ風味のセロリ、みたいな味。
カリっとした歯ごたえ、リンゴよりやや水気が少ないが、水気もある。
でも、エグみというのか、何となく渋い。
噛んでいると歯がキシキシしてくるような感じで、飲み込みづらい。
食べられないほどではないけど、美味しくはない。
微妙な表情をしていたのだろう。宿の人が「捨てな」と言ってくれたので、半分で断念。
でも、中には好きこのんで食べる人もいるのだそうだ。 -
那覇に向かってクルマを進める途中、パイナップルを買って帰るついでもあったので、またまた羽地の駅でランチ。
いつものそばではなく、そば屋の隣に新たにオープンした魚料理の店で。
ミミジャー(ヒメフエダイ)のマース煮定食を注文。
食べてみて驚いた。ミミジャーがこんなに美味いなんて!!
身はものすごく柔らかく崩れやすいが、沖縄の魚にしては脂もあるし、とても美味しく食べられた。
今後もミミジャーを食べる機会に恵まれたいなぁ。羽地の駅 やんばるたまご 道の駅
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食事の後は、カットパイン!!
沖縄パインの王者、ゴールドバレルと、もうひとつはサンドルチェ。
どちらも甘さに定評のある品種だが、どうした訳かサンドルチェがやけに酸っぱい。
これ、ホントにサンドルチェか!?
どうやら、ハズレを引いてしまったらしい。
と思っていたのだけど、後日、あらためて銀座のわしたショップでサンドルチェを買ってみたら、やっぱり酸っぱい。
2回食べただけだが、今年はサンドルチェのハズレ年なのかも知れない。羽地の駅 やんばるたまご 道の駅
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夏の沖縄に毎年足を運ぶ理由は、パイナップルを買って帰るため。
この沢山の、複数品種が揃う中から、良さそうなものを自分で選ぶというも楽しみのひとつかも知れない。
ここに立つと、パインの芳香に包まれ、何とも幸せな気分に浸れる。
ここがもっとウチから近ければ……羽地の駅 やんばるたまご 道の駅
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帰りも来た時と同じ777-200。
来た時に乗ってきた便の折り返し便だ。
JALの777-200の国内線機材は退役が始まっているから、もしかしたら国内で乗る機会はこれが最後になる!?
この便には仕事で沖縄に来たという同級生が乗っていて、降りてきた友人と遭遇するという驚きもあった。
那覇空港で会うなんて、世の中狭いのね!!那覇空港 空港
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買って帰ったのは定番のゴールドバレルに加え、激ウマだったカズパイン。
このご時世なので、いろいろ手に取ってというのが気が引けるので、目視のみだったが、外さずに済んだようだ。
初めましてのカズパインは超美味い!! 香りの良さは随一かも知れない。
そしてゴールドバレルも安定の美味しさ。缶詰のパインが無味に思えるほどの強い甘みと濃厚なコク。やっぱり沖縄パインの王だなと再認識。
今年は買えないかもと思っていただけに、ホント、ありがたい!!
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