2020/06/27 - 2020/06/28
303位(同エリア517件中)
ミストラルさん
- ミストラルさんTOP
- 旅行記50冊
- クチコミ4件
- Q&A回答0件
- 39,295アクセス
- フォロワー6人
毎年恒例となっている初夏の沖縄。
我が家の恒例行事だから、今年になってすぐに予約。
行きたいところを色々詰め込んだら、何だか無茶苦茶なスケジュールに。
しかし、その後コロナが猛威を振るい、今年の沖縄は行けないかも……
キャンセルするか揺れていた頃、移動制限が解除された。
沖縄の知人や友人に尋ねてみても、来てもいいよ、と言ってくれる。
それなら、と、予定通り、沖縄へと飛んだ。
最初は、前から行きたかった与那国島から。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
那覇空港発与那国行きは朝7:10分の出発。
そのため、前日の夕方に那覇入り。
朝早く起きて近所の食堂で朝食のつもりが、大雨。
それでも、那覇空港を出発する頃には小降りになったけれど、朝食を食べそびれた。那覇空港 空港
-
座っていた(予約していた)座席は最後尾13列め。
後ろがいなくてゆったりできると思ったものの、窓の外はエンジンカウルが。
外、見えにくい!!
ランディングギアの出し入れはすごくよく見えたけれど、DHC-8 400CCで景色を楽しみたい人は前の方の席を予約することをオススメします!!
次にDHC8に乗る時は、絶対前の方を予約しよう!! -
那覇を飛び立って1時間と少し。
与那国に近づくにつれて天候は好転。
高度が下がってくると、目の覚めるようなブルーの海!!
日本の端まで来た~!! -
与那国に到着!!
離島空港らしいのんびりした雰囲気が知らない島に来たワクワク感を高めてくれるよう。
飛行機を降りた途端、叩きつけるような夏の沖縄の陽射しと、何も聞こえないレベルで響き渡るクマゼミの鳴き音が、あぁ、沖縄の夏だなぁ、と実感させてくれる。与那国空港 空港
-
預けた荷物が回るコンベアも、与那国空港のそれはとても小さい。
中心には小さな与那国島。
名産? のシュモクザメもいたりして可愛い!!与那国空港 空港
-
乗ってきた飛行機と貨物用カーゴが佇むだけの光景。
広い空と、滑走路の先に広がる海。
ただそれだけなんだけど、何となく1枚パチリ。
来たばかりだからね。与那国空港 空港
-
与那国に向かう飛行機の中で、お腹がすいてきた。
という訳で、降りてまっすぐ向かったのは空港レストラン「旅果報」で朝食。
与那国の名産だというカジキの漬け丼をいただいた。
汁代わりのミニそばのつゆの味が美味しい。結局、そばは食べなかったんだけど……
お腹も満足したところで活動開始!!与那国空港 空港
-
ターミナルを出たところでオレを出迎えてくれたのが、抹茶の粉みたいな色をした大きなイナゴ。
ずいぶん大きくて、6㎝くらいはあっただろうか。
ヒゲマダライナゴという種類のようだ。与那国空港 空港
-
この時、時間はまだ9時くらい。
とりあえず空港からほど近い、ティンダバナに行ってみることに。ティンダハナタ 名所・史跡
-
上から見えた祖納の集落。
与那国最大の街にして、この日の宿泊地。ティンダハナタ 名所・史跡
-
ティンダバナまでの道は木々に覆われている。
午前中の森。即ち、クマゼミの大合唱の中を歩く。
同行者との会話もままならない大轟音。
それにしても、与那国のクマゼミ、デカい!!
空港のイナゴといい、セミといい、与那国は大きな虫がいるらしい。
流石は世界最大級の蛾がいる島!! といったところ!?
しかも全然逃げない。
お腹が白いのは与那国ならでは?
こんなのが木という木に鈴なりで止まってる。ティンダハナタ 名所・史跡
-
ティンダバナを出た後は、クルマの進路を西へ。
名産のカジキの姿が見られないかと久部良漁港へ。
船はすべて出払っていたのか、港はひっそりしてた。久部良漁港 名所・史跡
-
その足で最西端の西崎へ。
駐車場のカジキ。無くなった胸ビレが痛々しい? が、反対側は辛うじて残ってた。西崎展望台 名所・史跡
-
日本最西端の碑。
これまで日本国内、東は標津、西は西表、南は黒島、北はノシャップ岬まで行ってたけど、どれも“ほぼ端”。
これで西だけは、ちゃんと端まで来たことになった。日本最西端の碑 自然・景勝地
-
この約100㎞先に台湾があるらしいのだけど、この日は見えず…
日本最西端の碑 自然・景勝地
-
西崎周辺、というか、海辺の草原に沢山咲いてた赤い花。
植えてあるのかと思ったけど、島中あちこちに咲いてたから、勝手に咲いてるものらしい。
綺麗だけど、ちょっと外来種的な雰囲気。
この赤のほか、黄色もあった。西崎展望台 名所・史跡
-
碑に刻まれた与那国から各地への距離。
この前日までオレのいた東京からは2000㎞以上離れているらしい。
石垣よりも台湾が近くて、東京より北京が近いって、端っこ感凄いよね。西崎展望台 名所・史跡
-
西崎灯台。
すなわち、日本の西の端にある灯台だ。西崎灯台 名所・史跡
-
灯台まで続く電線と電信柱。
昨年、関東にやってきた台風は千葉の電柱を折りまくったけれど、超強力な台風が来そうなこの場所で、この電柱たちは暴風に耐えるのだろう。
そう思うと、この電柱たちがものすごく頼もしく見えるような気がしてきた。 -
西崎を出発して、今度は島の南側方面へ。
クルマを少し走らせると、馬が沢山!!
与那国島の在来種、ヨナグニウマ。
日陰のない炎天下の中、気にするそぶりも見せず食事中。 -
道端で馬たちを眺めていたら、道の先から次々と歩いてくる。
別にオレを気にするでもなく、ちらりと一瞥していくだけ。
このオッサン、何やってるんだ? みたいな感じだろうか? -
牛もいた。少しだけだけど。
牛は肉用牛らしい。 -
馬や牛が放し飼いになったエリアと、そうでないエリアとの境界、テキサスゲート。
クルマでもしっかり減速しないと、足まわりをやられそうな衝撃。
クルマで乗り越える人はご注意のほど。 -
島の南側は風も強く、海も荒っぽい。
石垣から与那国までの船は“ゲロ船”なんて呼ばれるくらいに揺れるらしいが、それも納得してしまうような高い波。
北側はウソみたいに静かなのに…… -
島の南側の道を走っていると、展望台の案内看板が。
それに誘われ駐車場へ。
そこから下を見ると、荒々しい雰囲気の大きな岩。
立神岩だそうだ。
ポスターとかで見るものより、ここから見る立神岩の方が荒々しくてカッコいいと思った。立神岩 自然・景勝地
-
立神岩を真上から見下ろす展望台から1分ほど走ったところにある駐車場。
そこにある展望台から見える立神岩がこちら。
これなら“見たことある!!”と思う人もいるのではないだろうか。
両展望台、すごく近いので、せっかく行くなら両方どうぞ!!立神岩 自然・景勝地
-
さらに進むと、再び展望台付き駐車場。
そこから見えるのは軍艦岩。
これまた迫力ある感じの巨石。
わざわざ見に行ったつもりではなかったんだけど、道すがらに分かりやすくあったので、有名な岩をどちらも見ることができた。サンニヌ台と軍艦岩 自然・景勝地
-
寄り道しつつクルマを走らせていたら、島の東端へ到着。
広い駐車場にクルマを置き、灯台の方へ。
この周辺にも馬が沢山放たれていて、そこいら中ウンコだらけ。
場所によっては避けて歩くのも大変なくらいに転がってる。
まぁ、臭くないからいいんだけど……(よくはない!!)東崎展望台 自然・景勝地
-
与那国島の東の端から見える海。
この約120㎞ほど先に石垣島が。見えないけど。東崎 自然・景勝地
-
灯台の先は崖。
海ははるか下。
崖の縁に立つと、吸い込まれそうな感じがして、思わず身が縮こまる。
写真だとまったく緊張感がないけど……東崎 自然・景勝地
-
東崎灯台。
灯台の周辺は広々とした草地で気持ちがいい。
馬のウンコだらけだけど……東崎 自然・景勝地
-
与那国でいちばん行ってみたかった場所、アヤミハビル館。
アヤミハビル(ヨナグニサン)が見てみたかった、というのが与那国まで来た理由。
聞けば、水槽も少しあるらしいとか。アヤミハビル館 美術館・博物館
-
入館すると、「1匹だけですけど、羽化したばかりの雌がいます」と教えてくれた。
初めましての生きたヨナグニサン。
大きさよりなにより、その美しさに驚いた。こんなに赤いの!! って。アヤミハビル館 美術館・博物館
-
世界最大級の蛾であるヨナグニサン。
雌の方がより大きいようで、24㎝くらいになるらしい。
オレが見られた個体はこのくらい。
何より、アヤミハビルっていう呼び名がいいよねぇ。
絢のある蝶という意味だそう。
地元ではハビル(蝶)って呼ばれていて、それも何だかいいなぁ、と。アヤミハビル館 美術館・博物館
-
オレが知ってるヨナグニサンの色ってこういう感じ。
白っちゃけた茶色で、いかにも“蛾”って感じの色合い。
これは標本になって色飛びした結果だったのね。
生きてるもの、見てみるものだねぇ、と実感。アヤミハビル館 美術館・博物館
-
羽先の蛇模様よりも、このオレンジから赤のグラデーション。
スゴイ色合い!!
この鮮やかな色は生きてる時ならでは。アヤミハビル館 美術館・博物館
-
生きたアヤミハビルを見たことで、野生個体に会ってみたくなった。
アヤミハビル館の人に色々教えてもらいつつ、山の中へ。
与那国島は道路事情が大変よくて、山の中みたいな場所でもしっかり舗装された道が続いていてどこでも簡単に行ける。
ただ、簡単に行けるのと、野山に潜む虫を見つけるのは別の問題。
生き物探しのセンスのなさを実感させられた。 -
山の頂上付近。
クルマで走っていると草原の印象が強いのだけど、少し上るとちゃんと木々が生い茂る山になる。
ハブがいないので、オレみたいな都会者でも、臆することなく山に入っていけるのもいいと思う。 -
道を走っていると、クルマに踏まれて死んだカメ。
カメがいるんだなぁ、と思いながら走っていると、今度は目の前に生きたのが現れた。
クルマは少ないけれど、一応、道の端へと移動してもらった。
沖縄本島で遭遇した時も思ったけど、野生のヤエヤマイシガメの動きの速さたるや、とてもカメとは思えない。
トカゲ並みだね!! -
夕刻が迫ってきたので、ハビル探索を諦め、宿のある祖納集落へ。
昼間のようだけど、これでも18時過ぎ。
宿の近所を流れる川が素敵で、夕飯まで少し時間があったから、川を上流付近まで辿ってみることに。 -
クルマで1分くらい走ると、行ける範囲ではもっとも上流と思しき場所まで辿り着いた。
う~ん、綺麗!!
清流な雰囲気。
淡水魚相が貧弱な離島だけど、オオクチユゴイの各サイズが沢山!! 他にはティラピア、ボラなど。
小さな巻貝も沢山見られた。
こんな川、ずっと見てられるね!! -
夕飯の後、再び西崎まで。
日本で最後の夕日を見に。
この時、何と19時45分頃。あらためて端っこを実感させられる。 -
西の空が淡く色づき、夜の帳が……
なんて、この時すでに20時を回っている。
昼が長い時期ではあるけれど、8時過ぎても明るいなんて……!! -
久部良港で沈む夕日を見送りつつ、帰ろうかと振り返ると、小さなヤギが2匹!!
八重山の離島と言えばヤギ!! と個人的に思っているのだけど、与那国ではヤギを見掛ける機会が少なく、この時、この2頭が初めて。
あまりの可愛さに近寄ると、慌てて逃げていく。
人と遊ぶのは好きではないらしい。
その代わり、どこぞの犬がすっ飛んできて、猛烈に密着して愛想を振りまいて走り去っていった(笑) -
グーッドモーニーング!! 与那国!! 祖納!!
昨日見送った太陽を出迎えに、浜まで散歩。
この時、時間は5時半くらい。 -
祖納集落から見上げたティンダバナ。
-
その辺の空き地にいたインドハッカ。
ドバイに沢山いたけど、与那国では数が少ない模様。
ドバイにいたものは人が近づいても逃げず、近寄って写真が撮れたけれど、与那国のものは全然近寄れない!!
同じ鳥じゃないの? -
ティンダバナの写真を撮っている時、手前の空き地に繋がれたヨナグニウマが佇んでいたから一緒にパチリ。
与那国らしい光景? -
馬の写真を撮ろうとしていたら、近寄ってきた。
近い、近いよ!!
退屈していたからか、構って欲しかったらしい。
その場を離れようとすると付いてくる。
この子としばらく遊んでいたら、日の出の時間を過ぎてしまった(汗)
でも、まぁ、いいや。可愛かったし(笑) -
行こうとすると、“エッ!? もう行っちゃうの?”みたいな顔でこちらを見てくる。
行きにくいわ!!
ほんの一瞬、馬ってどうやって連れて帰ればいいんだろう? みたいなことを考えそうになった(笑) -
祖納集落のマンホール。
ハビル、与那国馬、カジキ!! 与那国3点盛りのスペシャルデザイン!! -
祖納の集落からもほど近い3畳ビーチ。
それほど大きな浜ではないけど、それでも3畳よりはずっと広い。
このネーミングは何? -
浜には水色っぽい色をした石ころが多く見られた。
与那国ならではの特別な石だったりしたのだろうか? -
連れの動きに慌てて逃げてきたカニがオレのサンダルの下へ潜り込んだ。
足、動かしていいですかね?
この後、足を上げたら、すっ飛んで逃げていった。 -
集落の路地を曲がると、神社!!
御嶽じゃなくて、鳥居のある神社。
十山神社というらしい。
ちょっと意外な感じ。 -
朝の静かな集落には、やたらのネコがいる。
沖縄って、離島も含め、やけに野良猫が多いよね。 -
当然、その中には寄ってくるヤツがいる訳で……
離島の野良猫の存在は由々しき問題だとは思うし、すぐにでも何とかしなくちゃいけないと思う。
でも、寄ってきてじゃれ付いてくるネコは可愛いとも思う。 -
宿をチェックアウトした後、宿のお母さんに勧められてやってきたこの場所。
海辺の開けた草原に、岩山が点在。振り返れば綺麗な砂浜……
綺麗で素敵な場所だけど、実は墓地。
昔はこの岩山を直接くりぬいて、遺体を安置したのだそうだ。 -
島でのアシは空港で借りた先代アルトのレンタカー。
小さな島だから、軽でトコトコ走る感じがピッタリ。
快適なドライブを楽しませてくれた。 -
このレンタカー、沖縄本島とか本土から中古車としてやってきたものなのだろうか?
島では無用の長物でしかないETCユニットが。
エンジンを始動させる度に聞こえてくる「ETCカードが挿入されていません」という案内がちょっぴり空しい… -
空港の駐車場では、来た時もイナゴに出迎えてもらったが、帰りもバッタに遭遇。
今度のはマダラバッタ?
出迎えてくれたイナゴとは違い、飛び回って近寄らせてはくれなかった。 -
帰りも空港レストラン、旅果報でお茶。
島の名産品の長命草を使ったロールケーキ。
そのまま食べるとかなりクセがあるけど、ケーキにしてしまえば色合いも綺麗で美味しくいただけた。 -
乗って帰る飛行機がやってきた。
来た時と同じく、ボンバルディアDHC-8 400CC。
座席位置も来た時と同じ。つまり、外が見にくい。 -
さよなら与那国!!
いつかまた来るときまで。 -
飛んでしばらくすると、眼下に西表が。
与那国を見た後だと、その島の大きさに驚く。
行ったことがある場所を空から眺めるの、楽しい!! -
さらに進むと、今度は黒島!!
牧場の島だけにひたすら平ら。 -
黒島を過ぎると、小浜、竹富と来て、石垣となる。
石垣島もまたデカい!! -
石垣を過ぎて15分くらい飛ぶと、今度は宮古諸島。
最初に見えてきたのは下地島と伊良部島。
下地島の空港がくっきり見える!! -
宮古島。
行ったことがなく、話で聞いたり、本で読んだりしたくらいしか知らない島。
これまで“呼ばれる”ような気になったことはないけれど、いつか行く機会に恵まれるかな?
ここからさらに30分くらいで那覇空港に到着。
ここから本島編にシフトします!!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
民宿おもろ
3.21
与那国島(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
69