2004/12/01 - 2004/12/04
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SamShinobuさん
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新型コロナウイルスの影響で自宅待機を余儀なくされた期間、暇を持て余して過去の出張等の写真を引っ張り出しては眺めていた。海外出張によく行くようになったのは、2000年頃からだ。当時は既にデジタルカメラもあったが、僕はフイルムカメラにこだわっていたので、残念ながらデジタルカメラを主に使うようになる2004年まではデジタルアーカイブはほとんどない。
2004年12月にクライアント3名を上海の撮影所にお連れした。その上海出張からデジタルカメラに切り替えたようで、街並みやグルメなどかなりの枚数を撮影している。ただし、遠い昔の出来事なので、ほとんど忘却の彼方の場合もあるが、思い出せる限りここに書き留めようと思う。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 船 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2004年12月1日
上海浦東国際空港から、出来たてほやほやのリニアモーターカーに乗る。2004年1月に運行開始したばかりの上海リニアは、上海浦東国際空港から龍陽路駅まで30.5キロメートルの距離を7分20秒で走り抜けた。 -
最高時速は時速430キロだ。とは言っても距離が短い分、最高時速430キロが出るのはほんの数十秒だった。
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当時、龍陽路駅はまだ地下鉄が通っていなかったので、上海の中心地に行くにはここからタクシーかバスに乗り換えないといけなかった。全く実用的ではなかったので、観光客や鉄オタ以外には人気がなかったのだろう。この空席を見るとそれがよくわかる。
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龍陽路駅。開業当初、上海リニアは杭州まで延びると聞いていたが、2020年現在まで全く路線延長していない。
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龍陽路駅からタクシーで茂名南路の上海錦江飯店に向かう。近くに新錦江大酒店というホテルもあるので、間違いないを避けるために、あえて「老」錦江飯店と運転手に伝える。古い方のホテルと念を押すのだ。
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錦江飯店。1934年竣工の貴賓楼(グロヴナーハウス)
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錦江飯店。1929年竣工の北楼(キャセイマンション)
毛沢東やニクソン、レーガン大統領も泊まったゴシック様式が美しいクラシックホテル。
錦江飯店は、和平飯店(旧サッスーンハウス)を建てた財閥サッスーンが建設したホテルだ。 -
南京東路。和平飯店前。
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南京東路。
もちろんこの頃から上海を代表する繁華街だったが、まだ薄暗く今ほどの派手さは感じられない。 -
それに魔都の異名を取るだけに、どこか怪しい雰囲気も漂っていた。
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成龍行蟹王府
外灘近くの九江路にある「成龍行蟹王府」は上海蟹専門店の老舗で、アテンドでよく使わせてもらった。 -
蒸す前に、注文した上海蟹を見せてくれる。もちろん生きている。
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栗入りの豚の角煮と水晶エビ炒め。どちらも代表的な上海料理。
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紹興酒を冷めないようにするもの。お湯が入っている。
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蒸した上海ガニ。赤くなって美味しそうだ。
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上海蟹は味噌が絶妙だが、肉はさほど美味しくない割に取りづらい。これをホジホジするのが好きだと言う人もいるが、僕は面倒なのでいつも店の人にホジホジしてもらっていた。
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前中国古典楽器の演奏があったり、店の雰囲気もいいので気に入っている。
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2004年12月2日
ホテル周辺の街並み -
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避風塘
100店舗以上の直営店を持つ広東点心料理の一大チェーンの1号店。この時はまだ7店舗しかなかった。まさか、ここまで成功するとは思っていなかったが、確かに安くて美味しかった。 -
ここでお客さんと朝食を食べていたら、窓外から乳飲み子を抱いた物乞いの女性がこちらを見ていた。その時の中国人の女性ガイドTさんが、余った料理を貰ってもいいですかと聞くので、どうするのかと思ったら、店でお持ち帰り用の袋に入れてもらい、その物乞いの女性に渡していた。何度もお礼を言って立ち去ったその女性を見て、切なくなった想い出がある。
Tさん曰く、物乞いの中には、どこからか乳児を借りてきて哀れを装い、小銭を稼ぎまくっているツワモノもいるそうだ。当時はカルチャーショックだった。 -
上海影視楽園
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上海郊外の松江にあるオープンセットの撮影所。ここは数えきれないくらい訪れた。
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中国映画のみならず日本の映画やドラマも撮影されており、ハリウッド映画の撮影に出くわした事もある。チャウ・シンチーの「カンフーハッスル」や日本映画「T.R.Y」を見ると、この撮影所がたっぷり登場するし、
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最近では、あいみょんの「マリーゴールド」のMVがここで撮影された。
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1930年代の上海を再現したオープンセットは、南京東路、南京西路、蘇州河、外灘、豫園界隈など網羅してる。カフェやレストラン、映画館もあり、衣装や小道具の博物館も併設している。
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人工の湖もある。
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豫園付近
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豫園商城
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南翔饅頭店
1900年に上海で創業した小籠包の老舗。1階はテイクアウト専門で2階から上がレストランになっている。上の階ほど高級になり、3階の個室はミニマムチャージがかかった。六本木ヒルズにも支店があり、そちらもよく行った。 -
テイクアウトコーナー
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この子達は一日中、蟹をホジホジしてるんだろうなあ。
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小籠包製造中
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3階店内
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小籠包
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点心
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湖心亭。1855年創業の茶館。
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香茗楼
豫園で中国茶を買うときは、いつもこの店だった。 -
好きなだけ試飲させてくれる。
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桃源郷
料金は高かったが、高級感があって清潔だったので、女性のお客さんでも安心してお連れ出来るマッサージ店だった。 -
名軒
衡山路近くにある広東料理の有名店。老房子といわれる租界時代に建てられた洋館をそのまま使っている。緑の庭園に囲まれた一軒家の個室では、贅の限りを尽くした料理が提供され、アテンドには重宝した。 -
醉蟹。酔っ払い蟹と言って、生きたままの上海蟹を老酒に漬けたもの。僕はこれが大好物で、蒸した上海蟹よりもこちらの方が美味しいと思う。
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フォアグラ
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たっぷりフカヒレが入ったスープ
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鮑のオイスターソース煮込み
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上海蟹の味噌と肉が入ったスープ
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燕の巣のデザート。パパイヤ入り。
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高級白酒、水井坊。
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2004年12月3日
朝の散策 -
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小楊生煎館
今でこそ焼き小籠包は有名だが、多分この店が流行らせたんだと思う。 -
かつてはこんな小汚い店だったが、今では上海だけで数十店舗を展開するチェーン店になり、ピンクのお洒落な看板を出している。
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この時は、一階で焼き小籠包とカレー風味の牛肉スープを買い、油で滑る階段を2階まで恐る恐る自分で運んだ記憶がある。
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焼き小籠包4個と牛肉スープで合計5.5元(80円)。
安い!旨い!早い! -
周荘
上海から西へ60キロ。上海市内から車をチャーターして、1時間半くらいで着く。上海から行ける水郷古鎮は、朱家角、西塘、七宝等ひと通り行ったが、特に周荘と朱家角は何度も訪れた。 -
周荘は900年以上の歴史があり、まさにタイムスリップ感覚を味わえる。
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双橋飯店
明の時代に架けられた橋、双橋のたもとにあるレストラン。 -
双橋にたむろする観光客を横目に、江南料理を堪能する。
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周荘ビール
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万三蹄は、豚足の甘辛煮。周荘の名物だ。
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舟に乗る。
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全聚徳
言わずと知れた北京ダッグの有名店。 -
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2004年当時は、南京東路から一本脇道に入ると、昼間なのに平気でパジャマ姿で歩いている住民が結構いた。それも堂々として恥ずかしがる様子は全くなかった。一説によると、急成長した中国では、パジャマを着られることが豊かさの象徴だったので、近隣アピールで着ている人も多かったようだ。だからあんなに堂々とパジャマを着て、町を歩いていたんだ。
中国は何から何まで驚きの連続で、初めのうちは受け入れがたいこともあり、特に食に関しては苦手な物がたくさんあった。それがいつの間にか中国の奥深き魅力にハマっていくと、徐々に何でも食べられるようになっていた。
僕にとって初めての中国が上海だった。そこは予想を遥かに超えた魅力的な都市で、強烈なインパクトで僕をノックダウンさせた。北京はじめ、その後訪れた数々の街も、それぞれに素敵な思い出がある。しかし、中国で一番好きな場所を尋ねられると、やはり上海だろう。
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この旅行記へのコメント (7)
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- 中国の風景さん 2021/03/27 08:25:20
- 忘れじの上海
- コロナで上海に行けなくなった中国の風景です。懐かしい上海の写真を拝見しました。
同じ頃に同じ場所に行ってました。変化の激しい上海、1年の間に又変わっていると思われます。私は紙焼きをスキャンして旅行記「初めて上海」を作りました。是非もっと古い上海を見せてください。
- SamShinobuさん からの返信 2021/04/06 13:05:59
- RE: 忘れじの上海
- 中国の風景さん
コメントありがとうございます。
確かに同じ頃に上海に行ってますね。それにしても中国の風景さんは実に様々な所に行かれている。上海だけでも本が何冊も書けそうですね。色々参考にさせて貰いたいのですが、今は当分訪中できそうもないので辛いです。
紙焼きをスキャンですか。私も2004年まではフイルムカメラでしたので、フイルムスキャナーを買おうか迷っています。
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- KRNさん 2020/07/08 13:07:11
- 初上海を思い出します。
- 私の初上海も2005年の1月で同じような時期でした。
成隆行蟹王府、小杨生煎馆、豫園、南翔饅頭店、周荘、桃源郷(マッサージと変身写真と足の角質刀削り)とベタな上海を満喫しました。
呉江路の小杨生煎馆はまだ開発されておらず小吃街だったのでまさにこの看板でした。
ピンクの看板になってしまってからは「出来立て」に巡り合えずちょっと残念な思いもしました。
この頃が懐かしいです。
その後いくつかの都市を訪れていますが、私も上海が好きです。
- SamShinobuさん からの返信 2020/07/09 11:28:38
- Re: 初上海を思い出します。
- KRNさん
コメントありがとうございます。
2005年1月ですか。私も同年1月15日から19日まで上海におりました。和平飯店に宿泊し、成龍行で蟹を食べ、豫園にも行きました。それから上海雑技を見たり、蘇州まで足をのばしました。もしかしたら、どこかでニアミスしていたかもしれませんね。15年も前のことなのに、こんなお話ができるのは不思議な感じがします。
- KRNさん からの返信 2020/07/09 12:03:36
- Re: 初上海を思い出します。
- SamShinomuさん、こんにちは。
同じ時期に上海にいらしたんですね!
多分、私は1週間後くらいだったと思います。(下旬の方が休みがとりやすかったので)
HISの安いツアーで兆安酒店&中国国際航空の利用でした。
それにしても懐かしすぎる。
この頃は豫園の裏手の老街も庶民的で鳥籠に鶏がギッチギチに詰まった状態で売られてたり、その場で締めて羽を毟られたりしているのを見て衝撃でした。
ここで食べた肉まんが美味しすぎて中国の食にドはまりしてしまいました。
タクシーの割り込みも地下鉄のおしくらまんじゅうも気にならないほど魅力あふれる国です。
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- HIROさん 2020/07/03 12:24:18
- 古き良き・・・
- 現在上海に在住している者です。
古き良き上海の画像を拝見させて頂き、非常に興味深かったです。
特に「小杨生煎馆」については、思わず「へぇ~!」と声が漏れました。
仰られるように、中国と言う国は居れば居るほど、知れば知るほど魅力的な国ですね。
最初の半年くらいは、何かにつけてイライラしたものですが、それを過ぎると思わず笑みが出る事の方が多くなりました。
いつまで滞在出来るか分かりませんが、日々の中国ライフを楽しむようにします!
- SamShinobuさん からの返信 2020/07/03 12:55:54
- Re: 古き良き・・・
- HIROさん
コメント有り難うございます。
上海にお住まいとは羨ましい限りです。今の上海は東京よりずっと進んでいて、変化も目まぐるしく、さぞや刺激的な毎日ではないかと推察いたします。
今はコロナで大変でしょうけど、こればかりは、どこにいても同じですよね。
どうぞ、ご帰国の日まで中国のカオスをご堪能下さい!
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