2019/10/08 - 2019/10/15
226位(同エリア251件中)
erifddさん
- erifddさんTOP
- 旅行記405冊
- クチコミ103件
- Q&A回答0件
- 215,136アクセス
- フォロワー27人
この旅行記のスケジュール
2019/10/10
-
Nadezhda Apartment on Abaya 59
-
徒歩での移動
-
バルアン・ショラク名称スポーツパレス
-
徒歩での移動
-
Nadezhda Apartment on Abaya 59
-
徒歩での移動
-
トラベラーズコーヒー
-
バスでの移動
-
ハルク・アリーナ
-
バスでの移動
-
Nadezhda Apartment on Abaya 59
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
2018年7月に急逝したカザフスタンのフィギュアスケート選手、デニス・テン。彼の遺族や友人たちが立ち上げた「デニス・テン財団」の目標の1つであった、「カザフスタンでのフィギュアスケート国際大会の開催」が実現することとなりました。このタイミングで現地で別の用事をこなす予定だったのでかなり早くから休みを確保しており、試合も観に行くことになりました。パスポートのスタンプを見ると今回が30回目のカザフスタン入国のようです(!)
試合は当初10日(木)~13日(日)の4日間の予定でしたが、他の国でも同じタイミングで国際大会をやっていることもありエントリーが少なく、日程が土曜日までと1日短くなりました。今回はこの3日間をまとめて振り返ります。
今回の旅程
10月8日 成田→ヌルスルタン→アルマトイ
10月9日 アルマトイ
10月10~12日 アルマトイ(試合) ★いまここ →タルガル
10月13日 タルガル→アク・ブラック→アルマトイ
10月14日 アルマトイ→ヌルスルタン→
10月15日 →成田
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
部屋に虫が多すぎて眠れないので殺虫剤を買いに行くことに。ついでに食べ物とかも買いたいのでスーパーに行こうと思い、地図アプリを見ていたらスポーツパレス隣のマグナムが大きなところでは一番近そうなので歩いていきました。
-
デニスのショーが行われた、そしてデニスが最期に市民から送られたスポーツパレス。この隣にショッピングモールがあります。2014年のショーの時はその皿に隣にある遊園地で時間を潰していて、スコールに見舞われてモールの中に逃げ込みスーパーでタオルを買ったんだった(https://4travel.jp/travelogue/11354598)。
殺虫剤と翌日以降の朝ごはんにする惣菜などを買って家に帰ります。11時過ぎに昼食に出て、そこからハルクアリーナに直行しよう。 -
会場に行くとおそらくパンしか食べられなくなるので他のものにしようと思い、近くにあるTravelers Coffeeでパスタを食べました。
-
この近くのバス停からバス1本でアリーナまで行けます。
-
ハルクアリーナに到着。
-
入り口はどこだろなー。
-
前回財団のオフィスに行った時(https://4travel.jp/travelogue/11629582)に入ったところを開けると、中にある食堂での入り口が大会仕様に!と思ったらここは関係者入り口だったようです。警備の方に話しかけらたので一般の入り口を聞き、この食堂を突っ切って反対側の外に出て、少し回ったところにチケットゲートがありました。
-
一般入り口にも大会の看板。アルマティらしくりんごがテーマになっていて、おしゃれ。
-
会場から音楽が聞こえてくるのでまだ公式練習中?と思ったら試合が既に始まっていました。あれ、14:00からだと思ってたら13:00だった。しまった、一昨日飛行機で会ったディアス君に間に合わなかった。
-
今大会のフラワーガールたち。
-
ロビーの両端に軽食と飲み物を売っているところがあり、その奥は関係者エリア。スケートの大きな大会では休憩時間のトイレ行列が大変ですが、ここは平日で客入りも少ないので食事もトイレも余裕。
-
ジュニア男子、ジュニア女子のショートプログラムが終わった後、17:00からオープニングセレモニー開始。
-
司会者がこの大会の開催までの経緯、スポンサーなどを紹介していましたが反響が強すぎてよく聞き取れず。
-
司会者の挨拶のあと、けっこう長めのデニス紹介映像が流れました。久しぶりにデニスの演技や喋っているところの映像をじっくり見て胸が痛くなってしまう。引退後、自分が主導でこんな大会を開きたかったろうに。
-
市の偉い人たち(雑なまとめですみません)からの挨拶、開会宣言のあと、キッズスケーターたちの演技。ズンチャカした音楽で始まったからあれ?カザフの衣装なのに?の思ったらカザフ民謡「アダイ」のアレンジバージョンでした。
-
ゲストスケーターの演技がありました。司会者から「7年間デニスのライバルとして一緒に大会に出ていたロシア代表で…」に続きグランプリファイナルや世界選手権などの実績が紹介されてるので、え、けっこうな大物じゃないか、誰!?と思ったらアルトゥール・ガチンスキーだった!うわ懐かしい!プルシェンコの後輩で、一時期は羽生結弦選手のライバルとして名が知れてたんですがその後は伸び悩んで表舞台から姿を消してしまったんですよね…。現在はコーチをしているようで、この後の試合ではリンクサイドに立っておられました。
-
続いてのシルエットはもしや…と思ったらやっぱり川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ組!川口さんは言わずもがな日本人ですが、ロシアの選手とペアを組んでロシア国籍を取得し、バンクーバー五輪に出場していた方です。
まさかここで観れるとは…しかもプログラムがスケートファンなら皆好きであろう名作「月の光」!ヌルスルタンのスケート友達カリナちゃんがこのペアの大ファンなので、知ってたら来たかっただろうな。想像以上に豪華なオープニングでした。というか、こんな大物が出演するならなぜそれを宣伝しない…?観に来たい人たくさんいただろうに。 -
オープニングセレモニーの後は、シニアの男子、女子の試合。シニアになると見たことある選手もいるし、3月にさいたまで開催された世界選手権に来てたなーという選手もいる(仕事で行ってたので、あまりリンク内におらず実際に見てない選手も多いのですが…)。
今回の試合は日本の選手は出ていません。ロシア他CIS諸国の選手が中心ですが、アジアからは韓国の選手が出ています。韓国の選手は男子も女子もデニスが使っていた曲で演技をしていて、彼への思いを感じられました。デニスが韓国系で曽祖父が名の知れている方なので、韓国との関係は特別なものがあります。 -
隣の席がインスタフォローしてくれてるデニスファンクラブのメンバーだったようで、帰りが同じ方向だったので一緒にバスで帰りました。明日は5月にお会いした子も来ると言ってました。
-
スーパーで買った総菜とインスタント麺で夕食です。オレンジにオレンジなので全然映えないけど、この人参のサラダが好きなんです。
-
大会2日目。会場に着くと昨日はなかったミニデニスコーナーができていました。さいたまでも行った展示会にも出していた、一定金額以上の寄付でグッズが貰えるというものです。さいたまに来ていた財団エンバーのエルキンが店番していました。
-
今回は大会ピンバッジが新しく仲間入りしていたのでこれの金額分を寄付。
-
あとはミニデニスのTシャツの他、スタッフが着ているのと同じ大会ウェアも出ていましたがこれはサイズが合わないので見送り。
-
大会公式ウェア、中国製の「ウルトラライトダウン」でした(笑)。
-
寄付は現金の他、カスピバンクの口座への振り込みでも受け付けていました。この振り込みが便利で、アプリ会員同士だと手数料無しでポンと送金できるみたいで、カザフ人の友人たちもタクシーシェアする時などに「じゃ〇〇テンゲ送るね~」「おっけー、来た」などとリアルタイムでやり取りしています。
-
試合はジュニアとシニアのシングル競技はフリー、そしてダンスとペアが今日からスタート。この日はデニスファンクラブのメンバーと並んで観戦。ファンクラブの会長(公式アカウントを運営していて、今大会も含めデニス関係のショーにはカメラマンとして入っています)と、特に熱心なメンバー数人でWhatsAppのグループがあって、頻繁にやりとりしたりお茶したりするそうです。
-
カザフの観客はラハットのカザフチョコたくさん用意していて、気に入った選手がいるとリンクに投げ込みますむ。日本にいてもカザフ関係の人と会うと必ずといっていいほど誰かしら持ってるし、カザフチョコの需要の高さよ…。
-
ァンクラブの子と会場を散策してみたら、ひょうたんのような形のこの会場はそれぞれの円の中にリンクがひとつずつあることを知りました。もう一方のリンクではホッケーチームが練習中でした。
-
朝、急遽入った日本との用事のため少し早起きして、諸作業を済ませてから12時にアリーナへ。朝から何も食べていないのでアリーナ内のカフェでサンドイッチを食べていると、友達のアイジャンが来ました。社会人の彼女は今日しか観戦できないため、この日を楽しみに待っていたそうです。
今日の試合はアイスダンスとペアのみ。昨日までガラガラでしたが土曜日なのでちょっとスケート見てみたいというようなお客さんも多く来ていました。カップルものはアクロバティックなので皆驚き、楽しんでいました。 -
試合後、全カテゴリーの表彰式を一気に行います。ユニバーシアード(https://4travel.jp/travelogue/11622426)のときもそうでしたがカザフの試合の表彰式はお姉さんたちのカザフ民族衣裳がほんとうに美しい。
-
ジュニア男子で優勝したサムソノフはザギトワらと同じトゥトベリーゼ門下です。表彰台の真ん中に立ってもなお他の選手より頭1つ小さい。
表彰式ではデニスのママがプレゼンターを務めていて、涙が出てしまいました。有名な選手がたくさん出ているわけじゃないけど、地元選手にとってこういう本格的な国際大会に参加する機会が出来てほんとうに良い経験になったろうな。改めて、この大会を一から作り上げた財団や関係者に敬意を表したいです。 -
選手の入り口側だったので選手たちの表情がよく見えました。 表彰式後は報道陣やファンからのリクエストに応えたり、お互いに記念撮影していました。
-
シニア男子の優勝はジョージア代表のクヴィテラシヴィリ。彼もまたトゥトベリーゼ門下。この試合、シングルはやはりトゥトベリーゼ門下生が圧倒的に強かったです。
-
アイスダンスで優勝したドイツのカップルがフラワーガールたちとの撮影に応じています。女性がドイツ人の名前なのにロシア語ネイティブで一瞬どこの選手だっけ?と思ったのですが、あとで調べたら生まれがロシアなのね。
-
今日は試合とエキシビションは完全入れ替え制で4時間くらい空くため、アイジャンと彼女の同僚とランチへ。初めてお墓まいり行った時に連れてきて貰った、日本センター近くの美味しいラグマン屋さんに行きました(https://4travel.jp/travelogue/11627715)。家とリンクの往復でサンドイッチしか食べていなかったので、ようやくラグマンにありつけました。途中から5月に会ったデニスファンクラブのアイダナも合流。
-
19:00からエキシビション。財団のガウハルとサマットは本業が忙しく今大会の運営には関わっていませんが、この日は観に来てました。エキシビはきっとデニス追悼の演出が色々入るんだろうなと思っていたけど、滑走順リストでゲストの所属がさりげなく「D10」に。泣ける。
-
オープニングはデニスが作詞作曲して歌った「She won’t be mine」、フィナーレはデニスの映像から始まる「苦悩する地球人のSOS」(デニスが最期のシーズンに使っていた曲で、カザフスタンの歌手ディマシュが歌っています)で、曲が流れた瞬間両隣のアイダナとアイジャンがすすり泣きを始めたので私も堪え切れなくなってしまいました。デニス、きっと見てるよね。地元の若手選手が多くの観客の中でスポットライト浴びて滑る機会作りもいつか着手して欲しいなと個人的には思っていたので、これ見て喜んでくれてたら良いなあ。
これにて第1回デニステンメモリアルチャレンジは終了。この大会が末永く続くことを祈っています。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
erifddさんの関連旅行記
アルマトイ(カザフスタン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
アルマトイ(カザフスタン) の人気ホテル
カザフスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カザフスタン最安
690円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
37