2020,7,5<br />山梨県の石和温泉へ出掛けました。<br /><br />6月末、がたいの良いちょっと強面の上司が私の有給休暇を無断で消化しシフトにぶっ込んだ結果、回避不能な3連休が爆誕しました。<br />この軍事的驚異に対し、とはいえ未だ"こびっど19"が世界を席巻するこの状況。<br />ヒコーキに乗って飛び出すのは困難です。<br />必然的に噂に聞く"コクナイリョコウ"へ出掛ける事になりました。<br />大車輪で作戦を立案し、<br />目的地を決定、そして行動計画が議論され、宿泊予約が成されたのでした。<br /><br />予約にあたってはホテル石風の予約担当のひとに大変お世話になりました。<br />この旅行記はホテル石風の予約担当のひとに捧げます。<br /><br />

2020夏 ISAWS温泉旅 DAY1

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2020/07/05 - 2020/07/06

61位(同エリア330件中)

エリア

石和温泉(山梨)

2020,7,5 am08:30
高尾駅にやって来ました。
ここから中央本線で山梨へ向かいます。
約1時間半の電車の旅。
何年ぶりの"コクナイリョコウ"でしょうか？
完全にやり方を忘れています。
必要なものは？
パスポートはいるの???
山梨はESTA必要???
レートの良い両替は何処???
カタコトの英語は通じますか???
チュウオウホンセンって羽田に発着シテる???
(ΦωΦ)(ΦωΦ)(ΦωΦ)

ところで宿の予約で笛吹市が観光支援のクーポンキャンペーンを実施しており、今回利用したのでちょっと紹介します。
ホテル石風の予約担当のひとが教えてくれました!!
笛吹市のサイトにアクセスしてメニューを開きます。

注:2020年6月末当時
この様なパネルメニューから観光・産業を選びます。
観光・産業に移動したら下へスクール☟☟☟
笛吹市宿泊料金割引事業!!!!
10マソ円クーポソ激アツ!!!!(ΦωΦ)
じゃらんか楽テソトラベルのクーポンサイトへ移動します。
これは楽テソトラベルのクーポンサイト。
お好きなクーポンを経由してご予約いただくと夢の様な宿泊料金に…!!
どのクーポンも先着数百名さまなので速いモノ勝ちです。

注:2020年6月末当時
am09:20

モリソバ（そう聞こえた）に停車。
雨こそ降っていませんが…、
山がガスってやがる。

※正しくは鳥沢駅でした。

am09:50
「ガヅヌヴァァァァ!!!!」（勝沼）
「ヴドァウゥ!!!!!!」（ぶどう）
「ギュォオォォォォォォォオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!」（郷）
（頭を上下左右に激しく振りながら絶命の瞬間をイメージして声を搾り出しましょう。）

ワイナリーがあるブドウの丘が有名です。
明日来る予定。
am10:00過ぎ。
ついたついた。
山梨市駅に着きました。
ここから笛吹川フルーツ公園を目指します。
バスで行く予定でバスも来た感じでしたが、
徒歩で行く事に。
もくもくと歩けば30分くらいで着く。
駅から左へ進み、笛吹川にかかる橋を渡ります。
橋と並行して中央本線が走ってます。
よくカイジを見かける。
フジカラーデウツソ!!
富士塚通りへ進みましょう。
街灯がぶどうとか、あとさくらんぼとかだった。
ももは見てない。
舗装された坂をひたすら登りましょう。

歩道は続きますが、使われていないのか、草が生え放題です。
だいぶハイになって参りました。

街が米粒のようじゃ。
途中、"名もなき展望台"という場所があり立ち寄りました。
新日本三大夜景の地だそうです。
確かに夜になると凄そう。
いい見晴らしです。
ぶどう畑をショートカットしなさい。
30分以上歩いて農業試験場が見えたらもうすぐです。
笛吹川フルーツ公園についた、と思ったら階段です。
山の斜面にある公園なので、基本階段でそれ以外だと斜面です。

あ、入園料とかありません。
出入り自由。
公園のマップです。
早速お目当てのフルーツパフェを食べに行きましょう!!
カフェテリアのある果物広場へやって来ました。
何一つ疑う事さえ知らずに果物館に突撃。
そして階段を登り、わんぱくドームから外へ出てしまいました。

何かがおかしい。
もう一度果物広場へ戻って来ました。

あ、あれは……!!

「おのれぇ!!!!
こびっど19めぇェ!!!!!!!
フルーツパフェの怨みぃぃぃぃィィ!!!!!!!
怨みはらさでおくべきかぁぁぁァァぁァァァ!!!!!!!!!
キえェェぇえぇぇええぇぇェェぇeee!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

身長数百ナノメートルの相手にどのように怨みはらさでおくのか不明ですが、カフェテリアは休業中でした。
しょんぼりお外に出たらフードワゴンがいたのでコーラフロートとソフトクリーム買ってベンチに崩れ落ちました。
コーラフロートさん。
ソフトクリーム部分がおいしい。
コーラ部分のほとんどが氷。
むしろ本体は氷。
ソフトクリームさん。
コーラフロートさんのおいしい部分だけイイトコ取り。

こんもりしてる。
とても、こんもりしている。
気を取り直して足湯しに行きます。
今回足湯のための脱着容易なサンダルで来ました。
階段をひたすら登り花の広場を抜け、公園の頂上に生えた宿泊施設付近にある"恋人の聖地"とかいう場所を目指します。
そこに景色の素晴らしい足湯があるはず。
とてもかなりハイになってきました。
宿泊施設手前のワイン噴水。

注:ワインが吹き出るわけでは無い。
足湯のある恋人の聖地へ着きました!!
「おのれぇ!!!!
こびっど19めぇェ!!!!!!!
足湯の怨みぃぃぃぃィィ!!!!!!!
怨みはらさでおくべきかぁぁぁァァぁァァァ!!!!!!!!!
キえェェぇえぇぇええぇぇェェぇeee!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

身長数百ナノメートルの相手にどのように怨みはらさでおくのか不明ですが、足湯は休業中でした。

公園の頂上付近に生えている高貴な宿泊施設です。
たぶん。

ご予約にネットが使えないレトロぶり。
公式サイトにあるテレフォンナンバーにテレフォンしましょう。
あ、ふるさと納税の返礼品とかでも泊まれたりするらしい。

↑↑↑
上記の宿泊施設に関する情報は、勝沼ぶどう郷にあるぶどうの丘の宿泊施設に関する情報でした。
訂正してお詫び申し上げます。
ここから遥か彼方にいる人間かそれに近い方へ紙に書いた文字を送り届けるための装置です。
まだまだ色々休業中だと分かりトボトボと来た道を戻ります。
しかし途中素晴らしいぶどう畑とその先の街並みが眼下に広がるのでした。
ぶどうさんコンニチハ。

ﾚｲｿﾞｳｺｻﾝ､ﾃﾞﾝｼﾚﾝｼﾞｻﾝ､ｺﾝﾆﾁﾊ｡
ｵｼｲﾚｻﾝﾄﾎﾝﾀﾞﾅｻﾝﾓｺﾝﾆﾁﾊ｡
麓まで降りたところで偶然目に入ったホウトウ屋さんでランチをいただく事に。

何ちゃら大会3連覇とか書いてありました。
ゴールデンほうとうホセイさん?
あ、黄金ほうとうの"ふなり"さんでした。

せっかく山梨に来ましたので。
せっかくですから、
ええ。
入口でたっぷり待ってようやく入店です。
ホウトウ、ホウトウ。
店内ではモロコシオーダーが飛び交っていました。
トオモコロシの天ぷらの様です。
私達は普通の黄金ほうとうを注文。
黄金ほうとう"豚肉"　￥1200＋TAX

黄金ほうとう"鶏肉"　￥1200＋TAX

ふむ、少し薄味か、ほうとうをあまり食べた事が無いのでよくわかりません。豚肉は脂身が多かった。
白いシャツ着てきたのに注文してしまった。
カレーうどんよりは跳ねないかな?

立地的な事情か、お昼時はとにかく混んで着席に時間がかかります。
とてもお腹が苦しいですが、山梨市駅から橋を渡った万力公園（万葉の森）まで戻って来ました。
いきなりフラミンゴですすが、
ここにはちょっとした動物園があるのです。
動物目指して進みます。
何故自宅の近くにこの様な公園が無いのだ。
結構立派な滝モドキがありましたが。
この先は行き止まり。
ちょっと戻って右手に案内標識を発見。
大きなシカのゲージの対面に動物広場のゲートがあります。
中には大きなカピバラさんが居たり。
草に必死なおサルさんとか、
いろいろもふもふなリスさんが居て。
大きなネズミさんですね。

うさぎさんも暑そうですね。
Goat Simulatorは次世代のヤギシミュレーションを提供する最新のヤギシミュレーション技術です。もはや、ヤギになる空想をする必要がありません。
あなたの夢がついに実現しました！
そろそろ行かなければならない。
チェックインの時間が迫ってまいりました。
山梨市駅から石和♨駅へ。
うーみーはこわいーな、おおきーいなー
さーめーにかじらーれ、しずんでーくー。
Прибыла на станцию Исава Онсен!!

着きました。
駅前にあるイオンという名のビックで買い物をします。
妻のひとが家に忘れたヘアブラシを調達するはずだったのですが、すっかり忘れてジュースみたいなお酒とスナック菓子を買って出てきてしまいました。
「あなたはオットピンですか？」

「いま、世界中のみんながあなたのように悩んでいます。」
「あなたがオットピンを買うことをはずかしいとは思わないで下さい。」
「オットピン、それは大切なもの。」
「さあ、勇気を出して告白しましょう。」
「そうです、私はオットピン。」
おやおや、華やぎの庄ですよ。
ローソンの駐車場を突っ切りつつもやや左折しなさい。

モンテ酒造のレトロな赤レンガを眺めつつ。
予約したホテル石風にたどり着くのでした…!!
静まり返ったきらびやかなロビーはまさかの無人。
本当に誰もが居ません。
もしかしてバイオのハザードでしょうか?
チーンをチーンしたらお兄さんが現れてチェックイン。
住所とかサインとかしてデポジットは無し。
今夜の夕食、明日の朝食時間を設定します。
中居さんに案内され部屋へ。
庭園には大量の鯉と凶暴な黒鳥が居て餌は売店で￥500との事です。
温泉は1階廊下突き当り、ノレンを潜って正面が男湯、右側が女湯。
部屋から徒歩数十秒で温泉にアクセスできる高立地ぶり。
ふえ～落ち着く。

子供の頃毎年夏休みに行った母方の実家と同じ匂いがします。

お茶を入れてあぐらをかけば、ハイアットやコンラッドには無いゆったりとした時間が流れます。
庭園を望める開放的な窓。
鯉がいっぱい。
餌を貰えるんじゃないかと集まって来ます。
黒鳥もやって来ます。
洗面。
ふつう。

ユニットバス。
といれ。
バスタブ。
使うことは無いでしょう。
ミニバー。
飲みももが豊富。
請求項目も豊富。
お茶請け。
梅干しと、
ジンジャー香る南部煎餅みたいなやつ。
部屋の隅に行燈があったのでひっぱり出して点灯。
ぷらずまくらすたーはしゃーぷだけ。
安心の完全物理キーロック。
まさかのノーナンバー、ノー液晶。
部屋でまったりした後、早速温泉に行ったのですが、
写真撮れなかったので一生懸命描きました。
男湯露天風呂の様子です。
室内浴場に比べ、露天風呂は温泉らしい熱さ。
岩を枕に寝転んで空を眺めると何ともいえない気持ちになります。
19時になりました。
夕食をいただきましょう。
食事会場は2階にあります。
コースによって広間が別れてる様です。
おまかせコースは桔梗の間。

これがおまかせコース。
小鉢3つは完全にアルコールのトモダチです。
真ん中のヤツが好みでした。
お刺身。
ゆば…、では無いです。
やさしい美味しさ。
小鉢をつまんだ後に食べるとほっとします。
後から運ばれる茶碗蒸
ワイン豚のミルフィーユ鍋。
用意されたポン酢???がとてもしょっぱい。
茶碗蒸のスプーンとか使って鍋つゆで薄めましょう。
調節したら、ワイン豚が美味しくいただけました。
あとから来る天ぷら。
海老がぷりぷり。
25分待たないと食べられない米。
おこげも出来てておいしい。
天ぷらの抹茶塩をちょんちょんするとさらにおいしい。
フルーツがゼリーで四角いブロックなデザート。
普通に美味しいです。
しかしお腹が苦しい。
お吸物がデザートの後にやって来ます。
わずかに間に合わずデザートに先を越される展開でした。