そろりそろりと解禁@十勝

2020/06/11 - 2020/06/12

まさか感染症で旅行に行けなくなる日が来るなんて…
ジッと耐えて数か月、やっと非常事態宣言解除となり細心の注意をしつつ、そろりそろりと温泉の旅へ。
友人3ババで車で旭川を10時出発！
　↑三国峠のヘアピンカーブな上にとんでもない高架橋“松見大橋”。ナイス土木技術！

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

旭川を出て2時間程で三国峠を越える。北海道の国道の中で一番標高の高い峠(1139ｍ)、展望台からは深い樹海が眺められる(↑表紙写真)　
唯一の休憩所“三国カフェ”でアフォガードなんぞ飲む。

更に30分程走って“タウシュベツ展望台”。路肩の駐車場に車を停めて熊が出そうな森の中を少し歩く。いや、冗談抜きに熊の危険があるから、熊除けの笛を持って行ってピーピー吹きながら歩き、その先にー

やったー！遠くに見える“タウシュベツ橋梁”。旧国鉄上士幌線のコンクリートアーチ橋。8月～10月には湖に完全に沈む幻の橋らしいので、ちょっとでも見えるといいな～と思ったが、全貌を見ることができた。

タウシュベツ橋のある糠平湖を作っている“糠平ダム”。　天端を通ってみたかったが立ち入り禁止だった。

道東の電気を担う発電ダムなのだ。ところでこれ、板に字を書く普通の看板でもいいのに、なぜかわざわざ切り抜いた字を貼った立体的な看板になっている。北海道開発局(?)のこだわりなのか?　ここから程近くには“糠平温泉郷”がある。時間の都合で入らなかったが公園に無料の足湯があった。

山を下ると十勝平野が広がる。“道の駅・上士幌”でコロッケとザンギを買う。オープンしたばかりだがコロナの影響で盛り上がりそびれたっぽい。それでも割と沢山の人が来ていた。

隣の音更町の“道の駅・音更”。屋根の鉄骨が独特のデザイン。ここで買った‘どんぐりのむらポテトチップス’(音更町のではなく更別村のものだが)がポテチの中で私史上一番美味しかった。イモの味が生かされて最高！

16時半過ぎ十勝川温泉“観月苑”にチェックイン。↑十勝中央大橋が見える。夜にライトアップするかなと期待を持ったがしていなかった…　隣の廃業したホテルが物悲しい。
翌日朝食会場で、なんと同じ会社の人と遭遇！こんな離れた所の数あるホテルの中のこの日に…世間は狭いねぇ。

モール温泉を満喫し、翌日チェックアウト後“柳月スイートピアガーデン”へ。　↑昔の柳月の店舗を再現した菓子細工
昨夜同行者Sの眼鏡がいきなり壊れたので、買ったのと同じチェーン店を探して行く。速攻、しかも無料で直してくれた。

旧国鉄広尾線“愛国駅”　「愛の国から幸福へ」のブームが懐かしい(歳バレバレ)

保存状態の良いSLが置いてある。かつては賑わっていただろう駅前も今はひっそり。

次は旧広尾線2駅先の“幸福駅”。定番の幸福切符も売られていた。

駐車場が駅の割にやけに広い。コロナ前は外国人観光客も大勢来ていたんだろうな。

追いかけられてみる。愛国駅はSL、こちらはディーゼル車(キハ22か?)

お昼は“白樺ジンギスカン”。リーズナブルでうまうま。

“六花の森”。菓子メーカー六花亭がプロデュースするギャラリーと森の庭園。　ここで中国人(?)の娘さん団体が居た。このご時世で? 帯広畜産大学の留学生ではないかと見た。

その名も“包装紙館“！やっぱりこの包装紙ありきの六花亭だべさ～

♪花・花・花・花～花咲く六花亭～♪(道民なら知ってるよねこの歌)と歌わずにいられない。でも春の花は散って夏の花はまだの時期であまり咲いていなかった…

帯広の隣、中札内村の“道の駅・中札内”。昔の家の博物館っぽいのも併設されていたがもう帰る時間になってきたので割愛。
来た時と違うルートで帰ろうとGoogleナビに従って車を走らせたら、細い農道をくねくね案内された。この道で合ってるのか？でもGoogleさんがそう言うなら近道なんでないかい?

どうも変な気がしてついに人間判断で道を選択ー1時間以上走ってるのにまだ十勝管内から出ていないべさ！やっぱりぐるぐる回されていたようだ。ったく、もう信用しねーからな！
“狩勝峠“　標高644ｍ。十勝平野が見渡せる。

十勝側から上ると険しい道だが富良野側に下る道は穏やかな傾斜であまり峠を感じさせない。

“道の駅・南富良野”に寄った時はもう閉まっていた。　↑夕日を受ける富良野岳
家もいいけどやっぱりお出かけもいいね。またどこでも旅行ができる日が早く来ますように。終わり