ホエールウォッチングに再チャレンジするも果たせなかった沖縄　1人旅

2019/01/28 - 2019/01/29

2019年1月、ホエールウォッチングがしたくて沖縄の旅をしました。

沖縄でホエールウォッチングが出来る場所は、那覇市の西方約40kmに位置する慶良間諸島周辺と、沖縄本島北部の伊江島周辺海域で、時期は12月下旬から4月上旬です。
ザトウクジラが出産や子育てをするために集まってくるのだそうです。

実は、2017年1月にもホエールウォッチングをするために沖縄を訪れたのでしたが、強風のためにツアー実施当日に催行中止となっていたのでした。

それが心残りだったので再びチャレンジしたのですが、結果は、2度目のツアー実施当日の催行中止となり再び目的を果たせませんでした。
前日の穏やかな好天とは打って変わって強風が吹き、海が荒れて船が出せないとのことでした。どうも1月の沖縄の海は、風で海が荒れやすいみたいですね。

目的は果たせませんでしたが、アメリカ空軍嘉手納飛行場を間近で見るなど、それなりに楽しむことが出来た沖縄の旅行記です。

＊宿泊　ホテルサンパレス球陽館
楽天トラベルのJAL楽パックで手配

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

JALグローバルクラブ（JGC）専用ゲートからセキュリティを抜けて、さくらラウンジで生ビールとマックでとりあえずお腹を満たします。

JAL機がゲートを離れていきます。

飛行機はどれだけ眺めても飽きません。

空港のショップ「東京食賓館」で千疋屋のマンゴープリン（540円）も買ってきました。

マンゴーの味が濃くて、何度食べても美味しいです。

東京ディズニーリゾート35周年記念特別塗装機「JAL セレブレーションエクスプレス」が見えます。

使っている飛行機はボーイング767－300ER型機です。
ミッキーマウスが可愛いです。

私が搭乗する飛行機はこちら。

8：20発、JAL905便那覇空港行きです。

機種は、ボーイング777-300型機です。

座席は20Kの窓側です。

機窓からの風景です。

定刻通りにプッシュバック開始。

D滑走路に向かっています。

タキシング中に、A滑走路に着陸する飛行機が見えました。

迫力があります。

離陸しました。

富士山がきれいに見えています。

富士山をズームアップ。

那覇空港へ着陸態勢に入っています。

南側からのアプローチです。

那覇空港に着陸。

自衛隊と軍民共用の那覇空港では、自衛隊機を間近で見ることが出来ます。

駐機しているのは、海上自衛隊のロッキードP-3C哨戒機です。
主に潜水艦の活動を警戒して見張っています。

11：15、定刻通りにゲートに到着しました。

空港ビルの1階にある「空港食堂」で2度目の朝食です。

先ずはオリオンビールでのどを潤します。

空港食堂 グルメ・レストラン

「てびちソバ」です。

半分に切った豚足（てびち）が1本丸ごと入っていて食べ応えがあります。
これで何と690円ですからお得です。

那覇空港12：20発の沖縄バス「名護バスターミナル行き」高速バスに乗車して、13：09に高速「池武当」バス停に到着。

少し歩いて、路線バスの琉球バス「池武当」バス停から「嘉手納町運動公園入口」バス停に向かいます。

バスを待っている間に、頭上で米軍のF15戦闘機が機動飛行訓練をしている姿が見えました。

このような光景を見ることが出来るのも沖縄ならではでしょうか。

バスに乗車して県道74号線を走ること10分位で「嘉手納町運動公園入口」バス停に到着。

バス停のすぐ前に「道の駅かでな」の看板が出ています。

これが「道の駅かでな」です。

道の駅 かでな 道の駅

「道の駅かでな」の屋上に上ると、県道74号線を挟んだ向こう側にアメリカ空軍「嘉手納飛行場」が一望できます。
この飛行場には、3,700mの滑走路が2本と、約100機の軍用機が常駐しているそうです。

これが、ホエールウォッチングの他に沖縄を訪れたもう一つの目的です。

極東最大のアメリカ空軍基地というだけに、沖縄県中頭軍嘉手納町、北谷町・沖縄市にまたがって、広大な面積を占めています。

嘉手納飛行場と嘉手納弾薬庫とで東京の品川区にほぼ匹敵する面積（東京ドーム約420個分）があり、嘉手納町の全面積の82％を占めているそうです。

沖縄のアメリカ軍飛行場には他に「普天間飛行場」がありますが、こちらは海兵隊の基地内にあります。

これから離陸するボーイングKC-135空中給油機が滑走路を移動しています。

手前の滑走路は工事中のようで、奥の滑走路から離着陸しています。

嘉手納飛行場の上空を飛ぶボーイングKC-135空中給油機。

着陸して格納庫に向かいます。

ズームアップ。

機体の尾部に給油装置が見えます。

機体後方に取り付けられた円盤が特徴的な、ボーイングE-3空中早期警戒管制機です。

ボーイング707型機を原型として開発され、円盤の中に搭載されたレーダーで、地上のレーダーでは捉えきれない水平線の向こうや低空で進行してくる航空機などを探知します。

屋上にある売店「スカイラウンジ カデナ」で買った、地元特産の「野国いも」を使った「野国いもソフトクリーム」をいただきます。

「野国いも」とは甘藷（サツマイモ）のことで、1605年に嘉手納町出身の人「野国総管」が甘藷を中国福建省から沖縄に持ち帰り、その後に鹿児島（薩摩）を経由して日本全国に広まったということに由来して名付けられたそうです。

甘い芋の香りがして美味しいです。

ボーイング737型機を原型とした、アメリカ海軍のボーイングP8対潜哨戒機です。

結局、戦闘機の離着陸を見ることは出来ませんでしたが、満足できました。
戦闘機を見るなら平日がお薦めとか。

14：55、「嘉手納町運動公園入口」バス停から「那覇バスターミナル」に向かいます。

写真は、バス停から見た「道の駅かでな」です。
内部には、基地の街「嘉手納」の歴史を紹介する展示もあります。

バスの中で、那覇空港到着時に買っておいた空弁「大東寿司」（772円）で昼食です。

甘めのタレに漬け込まれた「ヅケ」を使った握りずしです。

魚はサワラを使っているようで、淡泊な身にタレがしみ込んででいて、とても美味しいです。

1時間強バスに乗車して「那覇バスターミナル」に到着。
ホテルにチェックインしてから「国際通り」を散策します。

青空がとても綺麗です。

「国際通り」の県庁側入り口に置かれたシーサーです。

お土産屋の「お菓子御殿」の前を通って「第1牧志公設市場」方向に向かいます。

1月なのに天気も良くて寒くないので、夏気分満点です。
この時点では、翌日の天気が荒れるとは予想だにしていませんでした。

夕食は、以前の沖縄訪問時に宿泊した「ホテルまるき」のご主人に紹介していただいた居酒屋「轟（とどろき）」にします。

地元のなじみ客が多くて、料理がおいしく値段もそこそこの良い店です。
ゆいレール県庁前駅の側にあり、国際通りにも近いので、アクセクも便利です。

轟 グルメ・レストラン

ビールはもちろんオリオンビール。

沖縄といえば島ラッキョウです。

地物のタコです。

身に甘みがあり美味しいです。

モズクの天ぷらも外せません。

茹でた貝です。

名前は忘れましたが、高知に行ったときに食べた「チャンバラ貝」に似ていました。
身は小さいですが味が良いです。

アオリイカです。

身がコリコリと歯ごたえがあり、甘味があって美味しいです。

魚の皮のを使ったあえ物をサービスで出してくれました。

歯ごたえがあって美味しいです。

最後に握りずしを３貫食べて終了。

1貫づつお好みで注文できます。
この店は、料理が美味しく店員の皆さんの愛想も良いのでお薦めです。

旅行２日目。
早朝に、強風で海が荒れているのでホエールウォッチングツアーが催行中止になったと連絡がありました。
本来なら、ホテルまで業者が迎えに来てくれることになっていました。

気を取り直して、2日目の朝食です。

スケジュールがぽっかりと空いたので、2度目になりますが、近場の「波上宮（なみのうえぐう）」を訪れることにします。

写真は、波上宮の手前にある「天妃宮」です。
道教の神を祀った「天尊廟」の中にあります。

天妃宮 (天尊廟地) 名所・史跡

「天妃」とは、航海安全の守護人として中国沿海部を中心に信仰された道教の女神「媽祖」に中国の皇帝が贈った称号で、沖縄が琉球王国の時代から航海の安全を祈って「天妃宮」で媽祖を祀っていたそうです。

「天尊廟」の内部です。

正面にあるのが「天尊廟」です。

向かって左側に中国三国志時代の英雄「関羽」を祀った「関帝廟」と、水や風雨を治める「龍王」を祀った「龍王殿」があります。

向かって右側に「天上聖母」が祀られています。

「天上聖母」とは媽祖の別名だそうで、これが「天妃宮」です。

「天妃宮」の隣には、波上山（はじょうざん）護国寺があります。

護国寺 寺・神社・教会

御朱印をいただきました。

「波上宮」に到着しました。
護国寺のすぐ隣です。

大きくて立派な鳥居が目立っています。

拝殿は、朱塗りで南国らしい佇まいをしています。

御朱印は、前回にいただいたのでパスです。
なお、ここでは琉球八社の1つで首里城の近くに鎮座する「末吉宮」の御朱印もいただくことが出来ます。

波上宮 寺・神社・教会

「波上宮」は、那覇市内でただ一つのビーチ「波の上ビーチ」につながる断崖の上に建てられています。

写真は、「波上宮」の境内から見た「波の上ビーチ」です。

「波の上ビーチ」からの眺め。

写真中央の断崖の上に「波上宮」が建っています。　

昼食をとりに、「波上宮」から県庁方向に7分位歩いた場所にある「ステーキハウス８８」辻本店にやってきました。

写真は、2017年4月撮影。

ステーキハウス８８ 辻本店 グルメ・レストラン

店内のネオンサインは、将にアメリカです。

オリオンビールです。

ステーキには、スープ、サラダ、パンまたはご飯がセットされています。

ステーキです。

赤身肉なのでしつこくなくウマ味があります。

昼食の後、「国際通り」まで戻ってきました。

「国際通り」を歩いて、第1牧志公設市場にやってきました。
ここで最後の買い物です。

島ラッキョウとタンカンを買いました。

時間が来たので、ゆいレール牧志駅から那覇空港に向かいます。

那覇空港に到着後、セキュリティを通過して、さくらラウンジでビールをいただきます。

搭乗する飛行機が見えます。

18：45発JAL918便羽田空港行きに搭乗します。

機種は、ボーイング777-200型機です。

座席は50Kの窓側です。

20：55、羽田空港に到着。

京浜急行、JR、小田急を乗り継いで自宅に22：30頃に到着し、2日間の旅が終了しました。

最後までご連いただきありがとうございました。