地球の裏側、パタゴニア　14日間　　３/3　　ペリト・モレノ氷河ほか

2018/03/12 - 2018/03/17

いつかは行きたいと願っていた『パタゴニア地方』へのツアーに参加しました。
アルゼンチンとチリを巡る「パイネ国立公園」、「フィッツロイ山遠望」、
「ペリト・モレノ氷河」がメインの観光です。
こういう所への個人手配旅行は年齢のこともあり無理で、添乗員さんがいてベッドと
3食付きの団体旅行が便利ですね。
ハイキングが主体のこともあり、都市部以外の宿泊施設は簡素な造りが多かったと
思います。それでも、個人的には問題なく過ごすことが出来ました。

参加したツアーは、ヨーロッパ経由で南米チリの「ブエノス・アイレス」へ行き、
さらに国内線に乗り換え、南米最果ての街「ウシュアイア」まで、乗継時間や
ブエノスアイレスでのホテル仮眠を含めて51時間かかって、到着しました。
（北米経由の方が、早く行けるかも知れません？）

今回の旅行記は『ペリトモレノ氷河』と帰国時に立ち寄ったブエノスアイレス観光です。
日程：３/3　『ペリト・モレノ氷河』
3月12日（月）　エル・チャルテン　⇒　カラファテ移動　 （カラファテ泊）
3月13日（火）　ロスグラシアレス国立公園観光　　　 　　（カラファテ泊）
3月14日（水）　氷河の観光後　　 カラファテ　⇒　ブエノスアイレス（泊）
3月15日（木）　ブエノスアイレス観光後　⇒サンパウロ　⇒イスタンブール
3月16日（金）～17日（土）　イスタンブール経由で帰国

エリア ロス・グラシアレス国立公園周辺(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: アルゼンチン航空 ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

2018年　3月12日（月）エル・チャルテンからフィッツロイを望む
午前中、エル・チャルテンでハイキングをした後、14時半ころ
バスで出発して、同じルートをカラファテまで戻ります。
明日から始まる『ペリトモレノ氷河』観光は、非常に楽しみです。

3月12日（月）エル・チャルテン　⇒⇒　カラファテ

3月12日（月）14：46【ビエドマ湖】

3月12日（月）15：06　車窓風景

3月12日（月）15：16　車窓風景
「ビエドマ湖」がまだ見えています。アルゼンチン最大の湖である
「アルヘンティーノ湖」と同じくらいの大きさです。
地図を見ると、2つの湖が南北に並んでいます。北側が「ビエドマ湖」。

3月12日（月）16：15　再び「ラ・レオナ」で休憩　(R40号線沿い)

3月12日（月）
ルート40号は、アルゼンチンを南北に走る人気の国道だそうです。
きっと、壮大な景色が続くのでしょうね。

3月12日（月）
「ビエドマ湖」の左上方に 出発地の
「エル・チャルテン」EL CHALTEN、
　右下に現在地「ラ・レオナ」 LA LEONAが読み取れます。
ここから40号線を絵の下方向へ走ると、４０～５０㎞ほどで
アルゼンチン最大の湖「アルヘンティーノ湖」があります。

3月12日（月）16：42　R40号線の車窓風景

3月12日（月）16：42　R40号線の車窓風景

3月12日（月）16：54　R40号線の車窓風景
「アルヘンティーノ湖」が見えてきました。

3月12日（月）17：00　強風注意の道路標識
パタゴニア地方は風が強いことで有名です。

3月12日（月）17：11　「アルヘンティーノ湖」 L. ARGENTINO
アルゼンチンで最大の湖だそうです。

3月12日（月）17：12　
2人のサイクリストが、勾配のある道を登ってきました。
若い人は羨ましいですね。

3月12日（月）17：12

3月12日（月）18：05　カラファテ到着
5日ほど前に宿泊した「カペンケ　ホテル」に戻って来ました。

「カペンケ　ホテル」

2018年3月13日（火）07：10　「カペンケ　ホテル」番犬がお見送り
これから、『ロス・グラシアレス国立公園』の観光に出発です。

3月13日（火）07:37　
バンデラ港へ向けて「アルヘンティーノ湖」の南側を西に移動中。

3月13日（火）07:42　朝焼けと虹が現れる

3月13日（火）08:26　予定の氷河クルーズは欠航
「アルヘンティーノ湖」のクルーズの港は水位上昇で増水で水没！
ペリトモレノ氷河にあった氷河のブリッジが崩落したために
湖面水位が上がったそうな。（私は本当かな？思ってます）
途中の町の湖岸沿いは、冠水していました。(単に雨が多かった？)

3月13日（火）09:56　代替のペリトモレノ氷河（南側半分）クルーズ
急遽、別の場所から、ペリトモレノ氷河のクルーズ(1時間)に変更。
ここも水位が上がっているが、何とか乗船。
（予定のクルーズだと、スペガッツィーニ氷河、ウプサラ氷河を
　めぐる5時間のツアーでした。　残念！）

3月13日（火）ペリトモレノ氷河
氷河の左側半分に近づくクルーズ観光です。
氷河と繋がって見える陸側の半島のような所に展望台があります。

3月13日（火）10:13　ペリトモレノ氷河
小雨の中、大氷河の左半分が見えてきました。

3月13日（火）10：17

3月13日（火）10：18

3月13日（火）10：20　

3月13日（火）10：21　氷山の崩落直後
光の加減で、きれいなブルーが見られます。

3月13日（火）10：24
手前の浮いている氷は、氷河が崩落した名残です。

3月13日（火）10：41

3月13日（火）10：43
氷河の右端と陸との間に崩落したブリッジがありました。
このくらいで、港が水没するほど水位が上がるのか？不思議です。

3月13日（火）船内にあった説明図

3月13日（火）11：50　『ペリトモレノ氷河展望台』
クルーズの後「ペリトモレノ氷河展望台」へ移動しました。

3月13日（火）10：53　『ペリトモレノ氷河展望台』より
再び明日、本格的にここを見学するので、1時間ほどで宿泊地の
カラファテに戻ることに。

3月13日（火）「氷河博物館」
予定したクルーズが中止となり、別のクルーズに代替となった為、
宿泊地に戻る途中、氷河博物館を見学することになりました。

3月13日（火）14：15「氷河博物館」

3月13日（火）「氷河博物館」
防寒着を着込みます。

3月13日（火）「氷河博物館」
何種類かの飲み物サービスがありました。

3月13日（火）「氷河博物館」
ジンを一杯、今日はこれで観光を終了。
カラファテの宿「カペンケ　ホテル」へ戻ります。

2018年3月14日（水）07：28　
今日は、再び「ペリトモレノ氷河」を観光のあと、
空路ブエノスアイレスへ移動します。

3月14日（水）07：41　ペリトモレノ氷河展望台へ移動

3月14日（水）07：43　ペリトモレノ氷河展望台へ移動
昨夜の雨で、山肌には積雪。

3月14日（水）07：58　ペリトモレノ氷河展望台へ移動
「アルヘンティーノ湖」の向こうに虹

3月14日（水）08：59　『ペリトモレノ氷河』
氷河の右端辺りに展望台があります。

3月14日（水）09：21　『ペリトモレノ氷河展望台の散策路』
氷河を見るために整備された散策路が数ルートあります。

3月14日（水）ペリトモレノ氷河展望台の散策路

3月14日（水）『ペリトモレノ氷河』
湖面に広がるのは、崩落した氷河が一旦、沈み込み、
ばらけて浮き上がったもの。

3月14日（水）『ペリトモレノ氷河』
以前は、手前の氷の塊と、氷河が繋がっており、下側に半円の穴で、
ブリッジの形をしていたのが、先、先日に崩落した。

3月14日（水）10：08　崩落（１-1）

3月14日（水）10：08　崩落（１-2）

3月14日（水）10：08　崩落（１-3）

3月14日（水）10：08　崩落（１-4）

3月14日（水）10：08　崩落（１-5）

3月14日（水）10：08　崩落（１-6）

3月14日（水）10：09　崩落（2-1）
氷河の高さは50～70ｍ位あるそうです。
次の崩落が始まりました。
最初パラパラと上部から小さな破片が落ち始めます。

3月14日（水）10：09　崩落（2-2）
上部が少し傾き始めました。

3月14日（水）10：09　崩落（2-3）

3月14日（水）10：09　崩落（2-4）
ある塊が、傾きながら沈み込み始めます。

3月14日（水）10：09　崩落（2-5）
どんどん、沈み込みます。

3月14日（水）10：09　崩落（2-6）
反省：氷河の横方向から見える位置にカメラを据えるべきでした。
　　　氷の塊が前方に倒れてくるのが、良く分からないアングルでした。

3月14日（水）10：09　崩落（2-7）
ほぼ、沈みました。

3月14日（水）10：09　崩落（2-8）
今度は、沈んだ氷河が粉々になって浮かび上がってきます。

3月14日（水）10：09　崩落（2-9）
崩落が始まってから、終わるまで数十秒です。
氷河は、1日に5m位移動すると聞きました。（うろ覚え）
ですから、約2時間ほどの滞在で何度か崩落を経験できます。
大崩落の大きな音が聞こえたのですが、聞こえた時は時遅く
見過ごしてしまいました。

3月14日（水）
これで、ロスグラシアレス国立公園の観光は全て終了。
天候は優れませんでしたが、旅行の大きな目的だった、
『ペリトモレノ氷河』を見ることが出来満足。
この後、カラファテの町のホテル内レストランで昼食後、空港へ。

3月14日（水）12：08　カラファテの町
空港への途中にあるレストランへ向かっています。

3月14日（水）13：51　カラファテ空港

3月14日（水）　カラファテ空港
日本まで、16,987km。

3月14日（水）　カラファテ空港
ブエノスアイレスまで、3時間の移動です。
途中、トレレウ(TRELEW)を経由する国内線です。

3月14日（水）14：34　搭乗機　AR2825　機材 EMBRAER190
何度も見たアルゼンチン最大の湖「アルヘンティーノ湖」とも
お別れです。

3月14日（水）19：46　ブエノスアイレスへ着陸体制
カラファテ空港(16:10発)⇒トレレウ空港17:30(着)17:53(発)⇒
ブエノスアイレス・アエロパルケ空港(20:10着)。

3月14日（水）南米最後の夜
夕食後、タンゴのショー（22：00～）を楽しみました。

3月14日（水）『タンゴ』

2018年3月15日（木）「ブリストル　ホテル」
今日は深夜にブエノスアイレス発イスタンブール行きに搭乗し、
ヨーロッパ経由で日本に戻ります。
「ブリストル　ホテル」は、アルゼンチンに到着した時に、
仮眠したのと同じ★★★★ホテルです。
メインストリートに面しています。

3月15日（木）午前中　『CAFE TORTONI』
1958年創業の有名な老舗カフェです。
午前中は自由時間で、ホテルの近くを散策。

3月15日（木）午前中の自由時間
午前中はゆっくりと自由時間を過ごしました。
コーヒー　5.0 USD

3月15日（木）午前中の自由時間　コーヒー豆購入
旅行先での買い物は、胃袋に収まるものが主体です。
歳も取りましたので、あの世に持っていけない品は買いません。

3月15日（木）午前中の自由時間
ホテルが面する通りは、幅広い中央分離帯に植樹がある大通り。

3月15日（木）午前中の自由時間
オベリスクまで行ってみました。

3月15日（木）午前中の自由時間
大通り両側のゆったりした歩道

3月15日（木）午前中の自由時間
大通りの歩道にある、お店

3月15日（木）午前中の自由時間

3月15日（木）午前中の自由時間

3月15日（木）午前中の自由時間

3月15日（木）午前中の自由時間

3月15日（木）午前中の自由時間　「ジャカランダの花」
今は3月、2度目の花だそうです。種子を付けるために咲くそうです。
（南アフリカの首都プレトリアでは、10月に咲いてました）

3月15日（木）プエルトマデーロ地区
こちらで昼食してから、午後の市内観光をします。
古い倉庫群を再開発しています。

3月15日（木）プエルトマデーロ地区
やはり、アルゼンチンは牛肉ですね。
注文通りの焼き加減で仕上がり、美味しくいただいています。

3月15日（木）プエルトマデーロ地区
この地区は、倉庫街を再開発した地域で、食事したレストランは
昔のレンガ造り建物を利用している（と記憶してます。違うかも）
旧倉庫街の対岸には、新しいビルが林立しています。

3月15日（木）プエルトマデーロ地区
日本に4回来た『サンミエント丸』復元船（多分）

3月15日（木）『レコレータ墓地』入口

3月15日（木）『レコレータ墓地』
天国へ行くよりも、この墓地に埋葬される方が難しいそうです。

3月15日（木）『レコレータ墓地』

3月15日（木）『レコレータ墓地』
お家のように並んでいます。

3月15日（木）

3月15日（木）「酔っ払いの木」の花

3月15日（木）「酔っ払いの木」
幹が「太っちょ」になっているから、らしい。

3月15日（木）世界3大劇場『コロン劇場』（車窓より）
大通りに戻って来ました。

3月15日（木）『大統領府』
五月広場に面して建っています。

3月15日（木）『大聖堂』
五月広場に面して、アルゼンチン・カソリックの総本山がありました。

3月15日（木）『大聖堂』

3月15日（木）『大聖堂』

3月15日（木）ソボカ地区

3月15日（木）ボカスタジアム（4万人収容）

3月15日（木）「カミニート」CAMNITO地区
南イタリア出身の港湾労働者が住み着いた、カラフルな下町。

3月15日（木）「カミニート」CAMNITO地区

3月15日（木）「カミニート」CAMNITO地区

3月15日（木）19：00「カミニート」CAMNITO地区

3月15日（木）19：12
大通りを横切りエセーサ国際空港ヘ向かいます。
南米の「パリ」と呼ばれる「ブエノスアイレス」とさようならです。
あとは、深夜 0：45発イスタンブール行きTK１６便に乗れば
長い帰国への旅が始まります。
最後までご覧いただき有難うございました。

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１/３　南米大陸、最果ての街『ウシュアイア』へ
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２/３　『パイネ国立公園ハイキング』と『フィッツロイ遠望ハイキング』
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