地球の裏側、パタゴニア　14日間　　１/3　　南米大陸最果ての街『ウシュアイア』へ

2018/03/04 - 2018/03/07

いつかは行きたいと願っていた『パタゴニア地方』へのツアーに参加しました。
アルゼンチンとチリを巡る「パイネ国立公園」、「フィッツロイ山遠望」、
「ペリト・モレノ氷河」がメインの観光です。
こういう所への個人手配旅行は年齢のこともあり無理で、添乗員さんがいてベッドと
3食付きの団体旅行が便利ですね。
ハイキングが主体のこともあり、都市部以外の宿泊施設は簡素な造りが多かったと
思います。それでも、個人的には問題なく過ごすことが出来ました。
参加したツアーは、ヨーロッパ経由で南米チリの「ブエノス・アイレス」へ行き、
さらに国内線に乗り換え、南米最果ての街「ウシュアイア」まで、乗継時間や
ブエノスアイレスでのホテル仮眠を含めて51時間かかって、到着しました。
（北米経由の方が、早く行けるかも知れません？）

旅行記　日程：１/3　　地球の裏側、南米大陸最果ての街『ウシュアイア』へ
2018年3月4日（日）夜に成田出発
　　　　3月5日（月）深夜、チリ・ブエノスアイレス着（泊）
　　　　3月6日（火）昼　　チリ・ウシュアイア着、
　　　　　　　　　　午後　 ビーグル水道クルーズ　　（泊）
　　　　3月7日（水）午前　ウシュアイア近郊観光
　　　　　　　　　　午後　空路、カラファテに移動　 （泊）
　

エリア ウシュアイア(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

2018年3月4日（日）イスタンブールで乗り継ぎ、南米チリを目指して
3月4日　21：25 成田発　イスタンブール行き　TK 53便　（機材A330）
3月5日　04：05 イスタンブール着
　　　 　10：35 イスタンブール発　サンパウロ経由（2時間機内待機）
　　　　　　　　ブエノスアイレス行き　　TK 15便　（機材B777-300)

3月5日　サンパウロ　⇒⇒　ブエノスアイレス
TK 15便は、サンパウロで乗客を入れ替え、ブエノスアイレスへ向かう。
（我々は、機内で2時間待機）
3月5日　22：30 ブエノスアイレス(エセーサ国際空港)着
　　　　　　　　　明朝、国内線に乗るため、市内のホテルに1泊

3月6日（火）アエロパルケ空港（ブエノスアイレス）
国内線専用空港で、海のようなラプラータ川(幅40ｋｍ)岸に有ります。
ラプラータ川はイグアスの滝から流れてきています。

3月6日（火）9：00　ブエノスアイレスを離陸
8：55発　アルゼンチン航空　AR2888便（機材　EMBRAER 190)

3月6日（火）9：45　ブエノスアイレス　⇒⇒　ウシュアイア
暫く南下すると、大西洋洋上に出ました。

3月6日（火）12：19　ブエノスアイレス　⇒⇒　ウシュアイア
ウシュアイアへ近づくと、平原から山岳地帯に代わっていました。

3月6日（火）12：23　最果ての街「ウシュアイア」が見えてきました。

3月6日（火）12：26　ウシュアイア空港に着陸
山の白い部分は、氷河。

3月6日（火）12：26　ウシュアイア「TOLKEYEN HOTEL」
簡素な造りのホテルに到着。町はずれにありました。
やっと、3日目に最初の目的地に到着です(私の計算では成田から51時間）

3月6日（火）　ウシュアイア「TOLKEYEN HOTEL」

3月6日（火）　ウシュアイア「TOLKEYEN HOTEL」
ホテルの前は、ビーグル水道。見えているのは、ホテルの食堂部分。

3月6日（火）　ウシュアイア
ホテルの前は、ビーグル水道。
右手の小高い丘は先ほど着いた空港、左手にウシュアイアの町。

3月6日（火）ウシュアイアの港
手前の船は、ビーグル水道クルーズの観光船。

3月6日（火）ウシュアイアの港
南米の最南端、『最果ての街』まで来た記念写真です。
この街から、南極観測船や、南極観光クルーズが出発します。
日本の観測船もここに立ち寄り、飛行機で来る観測隊員を乗船させます。
⇒⇒との認識でしたが、今日のニュースでオーストラリア（多分
　　タスマニア島）に立ち寄るようです。2020.06.30追記

3月6日（火）ウシュアイアの港
ブエノスアイレスまで、3,094ｋｍ。この標識の向こうに観光案内所。

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ　（16時頃、出港）
【ビーグル水道】は全長180㎞あり、太平洋と大西洋を繋いでいる。
ウシュアイアの位置は、太平洋へ100㎞、大西洋へ80㎞。
1830年フィッツロイ船長率いるビーグル号とアドベンチャー号が
初めて太平洋へ抜ける道を見つけたそうです。
翌年、ダ―ウィンも乗船し『ビーグル号航海記』を発表。

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ【ウミウ】

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ【？】

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ【フンボルトペンギン】

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ【ペンギン島】
以前は島に上陸出来たそうです。

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ【ジェンツーペンギン】

3月6日（火）ビーグル水道クルーズ
19時ころ、帰港。

3月7日（水）ティエラ・デル・フエゴ国立公園
6：30にホテルを出発して、朝日鑑賞。

3月7日（水）ティエラ・デル・フエゴ国立公園

3月7日（水）ティエラ・デル・フエゴ国立公園
看板の手前に木製の杭があり、パンアメリカンハイウエイの終点と
なっている。　アラスカまで、17,898kmとある。
パンアメリカンハイウエイは、北米アラスカから南米のこの地まで、
軍用道路として整備されたものらしい。

3月7日（水）【世界の果て駅】
ウシュアイアの町にあった刑務所からこの地までの25㎞、囚人たちが
木材を切る仕事に出かけるために蒸気機関車が走っていた。
現在、その一部７ｋｍが観光列車として動かしている。
「刑務所」と「最果ての地」は相性が良いようです。

3月7日（水）【世界の果て駅】

3月7日（水）【世界の果て駅】

3月7日（水）【世界の果て駅】
昔、使っていた蒸気機関車でしょうか。

3月7日（水）【世界の果て号】
マカレナの滝で停車。蒸気機関車への給水に滝の水が使われた。

マカレナの滝で停車。

マカレナの滝
蒸気機関車の給水に利用されていた。

【世界の果て号】
列車は、囚人たちが切り倒したあとの切り株が残る草原を走ります。

【世界の果て号】

3月7日（水）エンセナーダ湾（ビーグル水道）
列車の終点でバスに乗り換え、少し走ると絶景が現れました。

3月7日（水）エンセナーダ湾（ビーグル水道）
対岸はチリ領のオステ。
今日は最高の天気！　思わず、現地ガイドさんもスマホで写真撮影。
添乗員さんもパンフレットに使えそうとパチリ。

3月7日（水）エンセナーダ湾

3月7日（水）エンセナーダ湾

3月7日（水）3月7日（水）エンセナーダ湾【世界の果て郵便局】
中に局長のカルロスおじさんが居て、お土産も売っている。

3月7日（水）エンセナーダ湾【世界の果て郵便局】
絵葉書（航空便）を投函したら、自宅には3月19日に届きました、速い！
この後、空港に移動し「カラファテ」へ向かいます。

3月7日（水）ウシュアイア空港
12：35発 アルゼンチン航空 AR1873 (機材：B737)

3月7日（水）カラファテ空港
1時間のフライトでカラファテ着。奥に見えるのは、アルゼンチーノ湖。

3月7日（水）カラファテ【カペンケ　ホテル】　15時頃到着。

3月7日（水）カラファテ【カペンケ　ホテル】
ここも簡素なホテル。
明日は、国境を越えてチリの『パイネ国立公園』へ移動です。

２/3　　『パイネ国立公園編』をご覧ください
　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11630060
３/３　　『ペリト・モレノ氷河』ほか
　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11630384