2019年5～6月、ケアンズへの家族旅行（その3・キュランダの休日）

2019/05/31 - 2019/06/03

2019年、北半球では初夏が終わる頃、私たち夫婦は義両親の招待で、新婚旅行で訪ねた思い出のケアンズに弾丸日程で出かけしました。

目的は前回のんびりできなかったキュランダ村のリベンジと、市内各所でのショッピング。
短いながらに濃密な思い出の生まれた旅でした。

その１（往路のフライト）はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11629068

その２（ケアンズ街歩き）はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11629894

その４ (復路のフライト) はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11631751

エリア キュランダ(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ケアンズ滞在2日目の朝、宿泊先のコンドミニアムから徒歩でケアンズ駅へ。

ケアンズ セントラル ショッピングセンター

今日はケアンズ駅9時30分発のキュランダ鉄道の観光列車で、キュランダ村を目指します。
駅構内にもキュランダ鉄道のロゴマークが。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

キュランダ鉄道の列車は、ケアンズ駅の1番ホームから発車します。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

ケアンズ駅1番ホームに停車中の、キュランダ行き列車。
白と濃緑塗装の客車は、食事とお土産付きのゴールドクラス車両ですが、私たちは今回は普通車を利用します。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

今日の朝食は、ケアンズ駅直結のケアンズセントラルショッピングセンターに入居するスーパーマーケット「コールズ」で調達したパンと野菜ジュースです。

コールズ (ケアンズセントラル店) スーパー・コンビニ

こちらがキュランダ鉄道の普通客車の座席
普通客車とは言いますが、日本の鉄道の古い車両のようにふかふかの座席で快適に過ごすことができます。
※2017年撮影

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

各ボックスごとに、車内でのマナーや安全に関するしおりが備え付けてありました。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

9時30分定刻にケアンズ駅を発車。
宿泊先のコンドミニアムの真横を通過し、一路キュランダへの旅が始まります。
途中には使用していない古い車輌が置かれた留置線もありました。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

最初の停車駅、フレッシュウォーターで多数のツアー客が乗車。
※キュランダ鉄道のケアンズ側の始発駅はケアンズ駅ですが、ツアー客はカフェやお土産物屋さんを併設したフレッシュウォーター駅で乗降することが多いです。
フレッシュウォーターを出た列車は、いよいよキュランダに向けての山岳区間に入ります。
山岳区間は急カーブが続いており、キュランダ行きですと進行方向右側、ケアンズ行きですと左側に陣取ると良い写真が撮れます。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

【参考】2017年の新婚旅行時に撮影

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

気が付けばかなり標高の高い区間に差し掛かっており、ケアンズ郊外の農業地域が手に取るように見えました。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

キュランダ鉄道の最大の見どころの一つであるストーニー・クリーク橋。
峡谷に架かる鉄橋上で弧を描く列車を撮影することができるため、世界中の観光客に人気を博しています。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

列車を撮るのもいいですが、ストーニー・クリーク峡谷の絶景を撮影するのもお忘れなく！

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

ストーニー・クリーク橋から10分ほど登ると、車窓右手にはケアンズ国際空港が見えます。
旅客機ファンの方は必見です。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

目も眩むぐらいの高低差の橋を渡ります

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

さらに15分ほど進んだところにあるのがバロンフォールズ駅。
ここで列車は長時間停車を実施します。

バロン滝 滝・河川・湖

バロンフォールズ駅から眺めるバロン滝。

バロンフォールズ駅は、1990年代前半にケイン＝コスギさん出演の「リポビタンD」のCMのロケ地になったことで知られる「バロン滝」を見渡すことのできる景勝地として知られており、キュランダ行きの列車が観光客向けに長時間停車します。

バロン滝 滝・河川・湖

長時間停車の間に、普通客車を少し撮影。
側面には「キュランダシーニックレールウェイ」（キュランダ観光列車）のロゴマークが貼付されています。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

日本の鉄道からはかなり昔に廃止されたネジ式の連結器

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

遠方に見えるロープウェイは「スカイレール」。
キュランダと麓のスミスフィールドの間7.5Kmを結んでおり、キュランダ鉄道と組み合わせる形で利用する観光客も多いです。

スカイレール レインフォレスト ケーブルウェイ 体験・アクティビティ

終点のキュランダ駅には11時半頃に到着。
停車時間も含め、ケアンズ駅から約2時間の旅でした。
写真は、キュランダ駅構内に残る懐かしの腕木式信号機。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

こちらの小屋はどういった建物でしょうか

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

正解は、転轍機（ポイント）の操作小屋。
駅員さんが力を込め、手作業で転轍機を操作されていました。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

ケアンズから乗車してきたキュランダ鉄道の列車
クイーンズランド鉄道所属のディーゼル機関車が牽引する客車列車です。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

ディーゼル機関車の車体には、キュランダに伝わるアボリジニの伝説に登場する大蛇が描かれていました。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

機関車にも「キュランダシーニックレールウェイ」（キュランダ観光列車）のロゴマークが。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

ソファーの並ぶ、ゴールドクラスの車内。

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

ゴールドクラス車の入口に設置されたプレート

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

キュランダ駅でお土産を見繕ったあと、２年越しのキュランダ散策に移ります。

キュランダの街にある、小さな教会

昼食はソーセージ料理の専門店「ジャーマンタッカー」で、ベルギービールと焼きソーセージを。

ジャーマン タッカー ファーストフード

焼きソーセージのサンドイッチが出てきました

ジャーマン タッカー ファーストフード

「ジャーマンタッカー」の店内には、いろいろな国旗が。

ジャーマン タッカー ファーストフード

壁に掲出されたお洒落なメニュー

ジャーマン タッカー ファーストフード

ドイツ料理店ということで、ドイツの街の夜景写真も展示されていました。

ジャーマン タッカー ファーストフード

食後のデザートは、日本語が堪能なおじさんの経営する「キュランダ　ホームメイド　トロピカルフルーツ　アイスクリーム」で。

キュランダ ホームメイド トロピカル フルーツ アイスクリーム スイーツ

路上の屋台ですが、オーストラリアならではのトロピカルフルーツはじめ地のフレーバーを使用したアイスクリームを楽しめます。
※2017年撮影

キュランダ ホームメイド トロピカル フルーツ アイスクリーム スイーツ

キュランダの街で見かけた、ドラゴンボールZとワンピースの壁画。
オーストラリアでも日本のアニメは大人気みたいです。

まだ時間があったので、特産品を扱う「キュランダ　オリジナル　レインフォレストマーケット」で買い物することに。

キュランダ オリジナル レインフォレストマーケット その他の店舗

ここでのお目当ては「ジャパニーズ・ティーハウス・バスク」で売られている「まんごほうじ茶」
帰宅後に飲みましたが、なかなかの味でした。

キュランダ オリジナル レインフォレストマーケット その他の店舗

復路はトランスノース社のバスで、ケアンズ市内に戻ることに。

スカイレールの山麓駅付近にて

ケアンズ駅（ケアンズセントラル）直結のバス停で下車。
写真はケアンズ駅の時刻表と路線図。

ケアンズセントラルのおもちゃ屋さんにて。
岡山の路面電車でお馴染みの「チャギントン」は、オーストラリアでも人気のようです。

ケアンズ セントラル ショッピングセンター

もう一度ナイトマーケットに行こうと思い、市内を散策。
昔のチャイナタウンの跡地で記念碑を見つけました。

ケアンズナイトマーケットのフードコートにて。
この晩はフードコートで中華惣菜やフィッシュアンドチップスを調達、コンドミニアムでのんびり部屋飲みを楽しみました。

ナイトマーケット フードコート その他の料理