「空にも、新しい日常を」、羽田→佐賀、NH981便搭乗記録。

2020/06/22 - 2020/06/22

新型コロナウイルスの感染拡大は旅のスタイルを大きく変えてしまいました。6月19日から県を越えての移動ができるようになったことから、羽田から佐賀へ出かけてみました。ANAは2月20日に利用してから４か月ぶりの利用・・・
この期間、JALは二度ほど伊丹便を利用する機会があり、あまりの変化に絶句(ほとんど無人の空港、機材は小型のE190で、それも空席の方が目立つこと・・誰が予想できたであろうか）
そのころに比べれば人出も増え、空港らしさも取り戻し始めた羽田から出発。

クチコミや旅行記を投稿する皆様、運営の皆様にお願いです。コロナの影響はあまりに大きくて・・・過去の投稿は役に立たないばかりか迷惑そのもの・・
渡航できない海外のクチコミなんて無意味？
現実を直視しながら、今できること、最新情報を探そうではありませんか・・
ただの自慢話でなく、いつまでも続けられる趣味、楽しみとして・・・考え直してみませんか？

今回はフライトのみ、事態は流動的で変化も多いので・・・この日の様子の記録ということで。

エリア 羽田(東京)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発は羽田空港第2ターミナル。京急線を降り出発口へ・・・
C、Dの保安検査場は閉鎖中のためB保安検査場の脇にある専用レーンから入場する。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

閉鎖中のC保安検査場付近。7月からはここは使用再開になるとのこと。

出発案内表示には相変わらず多くの欠航の表示が・・・

B保安検査場近くのプレミアムレーンを利用する。手指の消毒液が置かれ、サーモグラフィで体温を監視中・・・
SKIPなどの利用が推奨されているが、カウンターは長い列ができていました。
自分は、ほとんどカウンターは利用しないので・・・特に預ける荷物もないので、短時間で通過・・・以前との違いは、保安検査通過証は自分で取るようになったことぐらい・・・

保安検査通過後はラウンジへ。本館北のANAラウンジを利用する。
一応、SFC資格はあるので・・・

ラウンジ内はかなりの賑わい・・・ここだけは以前と同じ？
やはり、手指の消毒液があったり・・・違いも・・・それに、時間的な理由？かもしれないが、ビールのサーバーは利用できなくなっていた。

今回利用するのは、NH981便、定刻9：３５発佐賀行き。本来は1日5往復だが、今のところ1日1往復のみ。
佐賀便は比較的空いているし、早期に購入すれば安価で利用できるのがうれしい路線。今回は直前に決めたことで、好みの座席ではなかったが・・・
出発口は64番。機材はA320neo、JA215A。
本来はC保安検査場に近いのだが、Bから入場しラウンジで過ごしてから出発口へ向かう。

搭乗待合室内のシートも密を避けるために約半数の使用に限定・・・

保安検査証。これで搭乗口や搭乗の順番などを確認するもの・・・
以前は・・・事前改札の後、ボーディンググループ順に、搭乗クラス、ステータス保持者の順に・・・
6月19日からは、クラス、ステータスにかかわらず、後方窓側から6回に分散しての案内。
搭乗に関しては、クラス、ステータスは無意味に・・・
ちなみに、以前は2番目に搭乗していたものが今回からは前方の通路側席ということで、最後6番目。
案内開始は20分前からになり、多少時間がかかるように感じる。
改札機通過の際は、搭乗券は自分で取る。
「いつもご利用ありがとうございます・・・」今回は聞けなかった。

機内は、プレミアムクラス8席は満席。半数以上の方が修行僧？のような雰囲気で・・
今月末までプレミアムポイントキャンペーン中だし・・・
逆に普通席の方には空席がありました。
プレミアムクラス搭乗後は、挨拶などは変わりがないが、搭乗順が遅くなったことにより荷物の収納が難しくなることも・・・それに、新聞のサービスがなくなったこと、毛布や枕など共用になるものは利用できなくなったことが違っていた・・・

出発は少し遅れる。外は雨・・・もっとも、通路側席なので大きな問題ではないが・・・
機内ではマスク着用・・・鉄道やバスでも同様だが、マスク着用がノーマルな状況・・誰が予測できたであろうか・・・
この日は気流が悪く、サービスが開始されたのは名古屋を過ぎてから・・・
この便は朝食の提供、量的には少ないが、味は楽しめる味でした。
飲み物は・・・限定的で、選択肢は狭くなった。

というわけで、白ワインはOkだったので・・・朝から白ワインで・・・
豚しゃぶサンド、フレンチトースト、スープなど。

食後は・・・いつもは紅茶かコーヒーをチョイスするのだが、水かお茶のみ。
スイーツ類もなし。
水とお茶は普通席と同様の内容、プレミアムクラスとの差がなくなった？

今日の搭乗機、A320neo。本来は短距離国際線用の機材、今までは羽田では馴染みの薄い機材だった。

シートの操作ガイド。
電動シートで座り心地は悪くない。

シートの操作ガイド、裏面。

シートポケットには、安全のしおりとエチケット袋のみ。機内誌、機内販売のカタログは搭載されていない。
機内誌はリクエストすれば持ってきてくれるが、持ち帰りが基本のような雰囲気・・
別に困るものではないが、少し寂しい？

シートコントローラーとモニターのコントローラー。

モニターは肘掛内蔵。
この日は、取り出すことはできたが、使用できず。国際線用機材なので、国内線では使用できないのかな？
あるいは、接触防止のため使用できなかったかのか・・・詳細は不明。

プレミアムクラスのシート。国際線使用時はビジネスクラスになる。

佐賀空港定刻で到着。岡山辺りから天候が安定し、快適なフライトだった。
飛行機から降機の際も乗務員の指示が厳しくなった。後方席の場合は指示があるまで立ち上がらず座ったままでいることになる。密を避ける、という趣旨だが・・・
マスクの着用、会話は最小限に・・・「空にも新しい日常を」機内は静かでした。
色々な決まり事、制約も多くなり、飛行機での移動は快適だとは言えなくなってしまった。
サービスよりも安全第一、不要なサービスはカットする・・・という方針？

他県ナンバー車の排斥、自粛警察、沖縄県を始めとした今は来ないで～
旅行者が歓迎されないなら、その土地を訪れる意味もなくなってくる・・・
特に海外なら顕著でしょうね・・・土地の人との何気ない会話や触れ合いは、かけがえのないものだったのに・・・
もう以前に戻ることはできないし、悲しくなってしまう・・・
でも、泣き言ばかりでは面白くないので・・・自分なりに、新しい日常を意識しつつ過ごしていこうかと・・・
今は無理でも、好きなバンコク、バリの海を夢見ながら・・・

でもね・・・マスク、大嫌いなんだけど・・・
少し様変わりした？フライトでした。

九州佐賀国際空港 空港