甘木鉄道、西鉄甘木線で五郎丸神社へ行ってみる。

2020/06/22 - 2020/06/22

九州各地で大雨の被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。また、コロナウイルスの感染拡大が続く中、ご批判は承知の上で・・・
旧国鉄線だった甘木鉄道線に乗車、甘木からは西鉄甘木線で五郎丸駅まで。少し前まで注目されていた五郎丸神社を訪ねてみる。ローカル線乗車をメインにしたプチ旅。

エリア 鳥栖・基山(佐賀)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

基山駅。JR九州鹿児島本線の駅でみどりの窓口がある橋上駅。
甘木鉄道はこの駅が起点になる。ただ、連絡通路などはなく、別の駅として独立している。

基山駅 駅

駅の一角には、基山の職人たちの展示スペース、ギャラリーがある。
売店などはなし。

JRのホームから見た甘木鉄道線ホーム。かつては同じ国鉄線だったところ。

現在は、JRとは別の甘木鉄道のホームに行く。
甘木鉄道は基山駅起点13.7k、旧国鉄甘木線を第三セクター化して運行している路線。全線単線、非電化。

甘木鉄道線のホーム。甘木鉄道側は、まったくの無人で、券売機などは一切なし。
小京都秋月へのアクセスとして利用はできるが、観光色は薄い。

路線案内と時刻表・・・
甘木鉄道はバスと同じで～す・・・
当然のことながら、ICカード類は使用できません。
運転本数はかなり多く、時刻を意識しなくても利用できる。

さあ、それではこれに乗って甘木まで行きましょう。
車両は1両のみ在籍のAR400、AR401。

この車両以外はロングシート車だが、AR401は転換式クロスシート車。

車内には時刻表などもあったりして・・・

最前方のシートは先客がいたので・・・最後部から眺めながら・・・
現在、甘木鉄道の線路は途切れていて、JR側とはつながっていない。
それでは出発。

道路を越えて・・・

小郡駅。1面のみの小さな駅だが、西鉄線との乗換駅。

西鉄小郡駅を見ながら・・・

基山行き列車と交換。沿線はのどかな田園風景と住宅が続く。福岡都市圏に近いこともあり、寂寥感は感じられない。
コロナの影響などもあり、鉄道は閑散としているが、この日はそれなりに利用者がいて・・・甘木鉄道は第三セクター鉄道としては安定した路線だとか・・・

そして、甘木駅到着。

甘木駅 (西鉄) 駅

甘木駅構内は車両の留置場所になっているのでカラフルな車両が並ぶ。

甘木鉄道オリジナル色、AR301。

グリーン塗装、AR304。

旧国鉄色、AR305。

甘木駅。有人駅で券売機も設置されている。
木造の古い駅舎が懐かしさを誘う。7月10日から始まった鉄印はここで・・・

少し離れた場所にある西鉄甘木駅。
こちらも古い駅舎。有人駅で自動改札設置駅。交通系ICカードが利用できます。
西鉄甘木線は単線、電化路線で、交換設備のある駅がいくつかある。
駅は無人、または時間帯により無人となる駅が多い。

1面2線の狭いホーム。

運行は大牟田方面に直通する。分岐となる宮の陣駅の構造によるもので、西鉄甘木線内はワンマン運転が行われている。

特にコメントもないが、ロングシート車両。

五郎丸駅。
少し前、ラグビーで人気が出た駅。1面1線の小さな駅。
時間帯により無人となる。券売機、ICカード読み取り機はあり。

駅名標。

ICカードリーダー。

大牟田行の普通電車。

宮の陣駅側の踏切から甘木行を後追いで・・・

現在この付近は久留米市宮の陣という住所になっているが、五郎丸とは古くからのこの土地の名称。
そして、五郎丸の氏神としてこの神社がまつられていた。
神社は筑後川に近い場所にひっそりと建つ。
無人の神社だが雰囲気のある神社。

五郎丸神社 寺・神社・教会

扁額。

由来は不明だが、古い奉納絵馬。

社殿は数年前に建て替えられたものでまだ新しい。
ラグビーで注目されなければ、知られることのない地元の氏神様でした。
ちなみに、書置きになるが御朱印が用意されています。興味のある方はどうぞ。

この後は、駅に戻り、宮の陣駅で乗り換え天神に向かいます・・・
短いが、ちょっと面白い、プチ旅でした。