初夏のフランス３　ディズニーランド パリ

2017/05/17 - 2017/05/17

ディズニーランドが好きです。
でも海外旅行の方がもっともっと好きです。

という我が家にとって、ディズニーランドパリは、「行こうか」「どうしようか」「一回は行きたいよね」「でもなあ」と、いつも二の足を踏んでしまう場所であった。
本当のお城、お伽の国のような街並み、そういった場所がそこかしこにある欧州で、わざわざディズニーランドに行くのか？そんな迷いがどうしても出るのである。しかし、この機を逃したらもう行かないだろう。ということで、思い切って一日旅程に組み込んだ。
実際、子供にとっては本当のお城より、夢のようなお城、夢のようなアトラクション、夢のようなおやつがたくさんあるテーマパークの方が楽しいのだろう。我が家の娘がこの旅行で一番楽しみにしているのはこの日だった。そして、正直、行くと決めればパパとママも楽しみである。
なぜって、好きだから！
ディズニーランド！

エリア ディズニーランド・リゾート・パリ周辺(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨夜は、ヴェルサイユ宮殿とディズニーランドの間くらいに位置する静かな住宅街の宿に泊まった。ディズニーランドまでは車で30分くらいなので、朝の出発にも、夜遅くなってから宿に戻るのも便利だ。つまり、一日遊びつくす気まんまんである。
宿は大きな一軒家を何室か客室にしているようなところで、珍しく戸口で靴を脱ぐスタイル。一階は完全にオーナーの居住スペースで、二階と三階が客室、朝食はオーナーのダイニングキッチンで、というまるでホームステイに来てるようだった。オーナーのマダムもとっても優しく、暖かい雰囲気。

朝食時に出された手作りのパンがとても美味しく、とくに写真の左側のパンがほんのり甘くてふわふわ。いくつでも食べられそうだった。思わず妻がレシピを聞いていた。市販のミックスを使っているから、そんなに特別じゃないけど、とメモをくれるオーナー。これが家でも食べられたら最高だなあ。期待してます、奥様。
娘は無言でひたすらモフモフ食べていた。今日はいっぱい遊ぶからしっかり食べとけよー。

車で走ること３０分。周囲にはほとんど何もないところに突然看板が現れる。駐車場への入り口の雰囲気などは日本と変わらない感じ。
駐車場からは、人の流れに乗ってしばし歩き、ゲートへ。
日本に比べて圧倒的に人が少ない。ゲートで激混みしてることもない。いいね、これ。

この余裕のある雰囲気。ゆったりとした時間が流れている。日本に比べたら。
ヨーロッパではあまり見たことがないくらい人が密集してるし、アトラクションにも並んでいる。長くても1時間待ちなのだが、初めてみた気がする。ヨーロッパ人がこんなに並んでるのは。

ディズニーランドパリのお城は、”眠れる森の美女”。

色んなところが、日本よりも心なしかオシャレに見えますね。
外のエリアも作りこみ方がかなり気合が入っている。

しかし、暑い。昼前になってくると、もう歩いてられないくらい日差しが強くなってきた。子供たちも疲れて眠そうだし、自分たちも久々の長蛇の列に２回くらい並んだらもう疲れてしまった。とにかくレストランに入って休憩することにした。

レストランは昼前でも全く混んでいなかった。これ幸いと、ここでスナックをつまみながら、ゆっくりと休憩をした。子供たちはお昼寝。

少し暑さが引いたので、アトラクションを回る。
色んなお話のミニチュア世界を船で見て回るものや、、

子供たちには多少スリリングなコースター。
このあたりは待ち時間は10分くらいなので、子供たちが飽きるまで何回も繰り返し乗りまくった。

夕方近くなってくると、人もずいぶん少なくなり、大きなアトラクションも空いてくる。
写真は日本でもおなじみ、It's a small world。ここで日本語や日本エリアを見ると結構テンションがあがる。
これも待ち時間ほぼ０。何回乗ったか。５回くらい乗った気がする。

夜も更けて。
ライトアップがはじまる。

閉園時間間近のプロジェクションマッピング。かなりの大音響で娘が驚いていた。周りに住宅街とかがないから思う存分やれるんだろうなあ。

閉園時間まで思いっきり遊んだ。ゲートでミッキーがお見送り。
楽しかったねーとふわふわしてたら、駐車場への道を間違えて、よくわからない場所へ出てしまって結構な距離を引き返した。夜も遅いのだから、油断大敵。

宿に戻ったのは12時を回っていた。
なんだかオーナーに怒られそうで、静かに鍵を開けてこっそり部屋に戻った。
ホームステイ感が半端ない。