旅のはじまりは龍馬から＠高知

2019/11/29 - 2019/12/01

2019年１１月の南国土佐の高知旅です。
はじめての高知。
観光にグルメに高知を堪能しました。

エリア 高知市(高知)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー Peach ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

高知龍馬空港に着いたのは、１１月２９日（金）の午後。
やっぱりね、竜馬がドヤ顔でお出迎え。
そりゃあ、龍馬空港ですから、おもてなしは当たり前じゃき。

はじめての高知旅。
龍馬ファンでなくとも、たっぷり龍馬と向き合う旅になるやもしれない、の予感。

高知空港（高知龍馬空港） 空港

高知駅前のこうち旅広場の三志士像は、左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎。

こうち旅広場の観光発信館「とさてらす」には、ＮＨＫの大河ドラマ「龍馬伝」で使われた龍馬の生家のセットがあり、熱心なボランティアガイドさんから、いろいろ話を聞くことができました。
ＮＨＫから高額でセットを購入し、手直しにもかなりお金がかかった模様。
そんな苦労話のところだけ、妙に覚えてます。

観光キャンペーン「リョーマの休日」を絶賛アピール中の高知県なのでした。

この日は、高知の観光地をぐるりと巡れる「ＭＹ遊バス」に乗り、まずは桂浜まで。

このバス、高知の観光地をお得に巡れる周遊バスなのだけど、乗り心地が悪いけど最悪と云わせてもらいます。
車体はきれいなペイントで観光心がトキメキますが、実は廃車間近のバスじゃないの?ってくらい。
ギーギー音は鳴るは、シートは板の上に座ってるかのようだし、昭和感溢れすぎ。
これは「リョーマの休日」にそぐわない乗り物です。

ギーギーバスに揺られて桂浜に着いたのは１６時前。
日が傾いてきて、暮れなずむ桂浜の龍馬像。

この有名な龍馬像、砂浜の中に立っていると思い込んでました。
小高いところから、桂浜を見下ろす感じで立っているんですね。

桂浜の砂浜。
このあたりに龍馬像が立ってるものだと思ってたのです。

時間が時間だけに人も少なく。
もう少しいたらきれいな夕日が見れたかも。
しかし、バス時間の関係上、そんなに長くいられません。

ぽつりぽつり歩いて、海津見神社や展望台のほうへ行ってみます。


展望台からの景色はグッド。
向こうに見えるは室戸岬。
反対方向は明日行く予定の足摺岬が見えました。

海津見神社 寺・神社・教会

桂浜には水族館もあって、アシカ（と思う）の寂し気な声が時々聞こえて来て、シュールな気分になります。

そして、顔をはめ込む、観光地によくあるやつ。
小さくて子供用かな。

バスの時間まで、お土産屋「龍馬の浜茶屋」で時間つぶし。
高知の良さげなお土産をいろいろ見る。
まだ買わないけれど、下調べね。
試食がたくさんあって、こういうの好き。

帰りはまた「ＭＹバス」で、一時間がっつり揺られて（ラッシュアワーの時間帯に巻き込まれ）高知駅前へ戻ってきました。
もう、お尻も腰も悲鳴あげそうです。

這う這うの体で、駅隣接のカフェ「ＣＯＣＯＣＨＩコーヒー」に入ります。
ここ「龍馬カプチーノ」が人気なお店。
わたしもオットも「龍馬カプチーノ」。
イケメンのほうがわたしのよ、って、どっちも同じ（笑）

COCHI COCOCHIコーヒー グルメ・レストラン

龍馬カプチーノでひと息入れながら「今夜の食事どーする」
わたしたちにとって、かなり重要な案件です。
わたしの高知旅、大本命の屋台ギョーザはシメに取っておくとして、まず鰹?
鰹食べなきゃ、高知に来たとは言えないわ。

ガイドブックに載っていた「明神丸へ行ってみることに。。
高知駅前からとさでんに乗って、三つ目「はりまや橋」で降ります。

旅先に路面電車があると嬉しいです。
街の中を走る路面電車は町のシンボル的な存在となって、その町の表情をつくります。

「明神丸」、本店へ行ってみましたが「予約でいっぱいで～す」と、さっくりお断りされましたが、近くに系列店があるので良かったらどうぞ、と教えてもらったのが「明神丸　梅野」。

明神丸 はなれ グルメ・レストラン

もうあらかた食べ終わってからの写真は見苦しいですね。お許しを。。

焼きたてのタタキは塩で食べるのですね。
「うまっ！」「まいう～」
鰹、あまり得意じゃなかったのですが、今まで食べた鰹とは別物感！
新鮮って、それだけで最高のご馳走です。

そして、おまちかねの屋台へ。

高知の歓楽街追手筋と交差するグリーンベルト地帯にはクスノキが植えられていて、日中は割と静かな感じですが、夜ともなれば、そこに数件の屋台が出来上がります。
夜な夜な出現する屋台は、明け方にはすっかり撤収して、昼には静かな緑の一角に。そのギャップ感が面白いです。
その屋台に必ずあるのが「ギョーザ」だといいます。

屋台「松ちゃん」は夜８時から。
金曜ナイトだし、どーかな？
おそるおそる覗いてみたら空席が少しあるではないですか！

松ちゃん グルメ・レストラン

小説家原田マハさんが、日本一のギョーザとランク付けした「松ちゃん」。
具はキャベツ中心で、外はカリッカリ、中はしっとり。小ぶりでいくらでも食べられます。
（翌日土曜に再び行ってみましたが、行列ができていて諦めました。
金曜はラッキーだったのね）

しめのラーメンもシンプルかつ美味。


高知の夜は開放的。
気持ちが外向いてる感じ。いいなぁ。。
寒い北海道からやってきたので、なおさらそう感じるのかもしれないけれど。

宿泊先は追手筋通りのチープなホテル。
チープだけど、場所がどこへ行くにも便利。

ホテルのアメニティにも龍馬。

「はじまりも終わりも笑顔土佐の旅」
だけど、
「はじまりも終わりも龍馬土佐の旅」がいいかも（笑）

オールウェイズ 宿・ホテル

翌日（１１月３０日）
おはよう高知。今日も青空広がってます。

高知の街中を流れる江ノ口川。
水面が静かでカモなんか泳いでる。
川がある町の風景っていいですね。

朝食はホテルから歩いて１０分くらいのパン屋さん「リンベル」で、軽くトーストモーニングを。

「リンベル」は高知の老舗パン屋さんで「ぼうしパン」は超有名。

ふわふわのパン生地の上にカステラ生地が…。

その昔、職人さんがメロンパンを作ろうとして、材料の手違いで出来上がったのが、この「ぼうしパン」。
素朴な味わいで飽きない味が、長く人気の秘訣ですかね。
もちろん今日のおやつにお買い上げです。

この日はレンタカーで、四万十川、足摺岬まで行きます。
長距離ドライブになりそうです。

～つづく～

リンベル グルメ・レストラン