緊急事態宣言解除後のしつげん。

2020/05/29 - 2020/05/29

緊急事態宣言だの解除だの、不要不急の外出を控えれだの、世の中が辛気くさい中、人気のないところへドライブしたときのお話。

エリア 釧路(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

|┏ω┓･`)ノ　ども。umibozeですよ。

　今回は、釧路の方へドライブに行ってきましたよ。

　釧路の市街地へ向かう途中、ちょろっと寄り道。その昔、炭鉱で栄えたらしい雄別へ。

　本当にこんなところに街があったのかと思うほど、鬱蒼とした木々に覆われた土地に、突如現れたコンクリート建造物。

　大きな煙突。

　ここでおもちゃを取り出して遊んでみる。

https://youtu.be/JffaP3bqwv8

　真上から覗き込もうとしても、さすがに中は真っ暗で何も見えないのね。

　他の廃墟。

　むぅ。

　これは鉄道橋の跡だろうか。

　寄り道はこのくらいにして、改めて釧路の街へ向かう。

　市街地に近づいたところで道道に入ると、早速「動物注意」な標識が。タンチョウヅルだね。

　直後、不意に先行車のブレーキランプが光ったので何事かと思ったら、先行車の前を横切り反対車線を歩く白っぽい服を着たオッサン・・・？

（・∀・）ツルでした。背が高くて二本足で堂々と道路を歩いていたから、一瞬まさかツルだと思えませんでしたよ。

　ヤツはそのまま歩いて牧草地へ。朝飯の途中だったのか。

　この後は湿原の方に行ってみたかったけど、空模様がイマイチ。午後には晴れてると良いな、なんて思いながら、まずは釧路市内の気になっているスポットへ寄ってみることにしましたよ。

　知人駅跡。駅と言っても、太平洋炭鉱で掘り出した石炭を運ぶ鉄道が、高架の上から車体下部の扉を開いて石炭をバラバラと落とす（降ろす？）貨物駅・・・でした。出炭量の減少に伴い、昨年とうとうこの鉄道は廃止されてしまったそうで。

　パッと見た感じ、営業中の頃と大きく変わっている様子が感じられないんだけど、高架上の線路は撤去されてたりするのかしら。

　路線途中の、道道と交差する部分の踏切跡。線路は全線に渡って既に剥がされているようで、踏切も撤去され、道路は綺麗に舗装されていましたよ。寂しいねぇ。

　特に、ここの道は幼稚園・小学校と通園・通学に毎日歩いていた道だからなおのこと思い入れが。
（　´；ω；）うっ。

　春採駅跡。何本も線路があったはずだけど、機関車とセキ車を留置している部分を除いて、綺麗さっぱり撤去してしまったのね。線路を残しておけば、今後観光目的に活用することもできたろうに。ひょっとして、線路設備を残していると財産とみなされて高い税金を掛けられたりするんだろうか。

　興津付近の海岸に出てみる。
　少し砂浜を歩くと、岩に行く手を阻まれる。この先に、有名な(?)「春採太郎」があるらしくて一度見ておきたいんだけれども。

　「春採太郎」が何か分からない人は、
http://www.geosites-hokkaido.org/geosites/site0010.html
　こんな感じのサイトででも調べてみそ。

　ここでまたおもちゃを取り出す。

https://youtu.be/KGeJxtn2xQQ

　調子こいて飛ばしてたら、電波が届かないとか言いだしたもんだからどうなるものかと焦ったら、お利口さんで電波が途絶して一定時間経つと自分でちゃんと帰ってくる機能があるのね。吃驚した。
　（ここは海岸段丘の上に住宅地が迫っているので、動画ではカメラが住宅の方を向いている場面をカットしてますよ）
　さて、春採太郎は撮れてるんだろうか。多分あれなんだろうと思うんだけど。

　そろそろ腹が減ってきたので、朝食兼昼食を頂きに釧路港のいつもの店へ。

　「新物　生いわし刺身定食」（780円＋税）。
（　´－ω－）まぁ、こんなものかな。

くしろ港町 釧ちゃん食堂 グルメ・レストラン

　腹ごしらえを済ませたら、いよいよ釧路湿原へ行きますよ。





　釧路市街の洪水対策のために、湿原をくねくねのたうち回る釧路川の本流から、一直線に太平洋まで人工的に開削された新釧路川に分岐する、岩保木水門までやってきましたよ。釧路川は、その全ての水が新釧路川へと流れており、この分岐から下流の釧路川へは、閉じられた水門に遮られて、上流からの水は全く流れていないのですよ。100年近く前に建設された旧水門ですら建設から一度も開かれたことがないそうで、新堤防建設のために作られた新水門に至ってはなにをか況んや。

https://youtu.be/2_QonnFDj_o

　そこそこ天気は回復した風だったけど、上空は風が強かったな。

岩保木水門 名所・史跡

　水門の近くの橋。鉄道の廃レールを使用して作られているそうですよ。

　次は、湿原の中を通る道道へ行こうとすると・・・「塘路～展望台 道路損傷のため通行止」？　残念。

細岡展望台。　誰もいない。・・・今ならいける。

https://youtu.be/8gOGM8px_JE

https://youtu.be/vRF-agX5hjQ


　高いところからだけでなく、もう少し釧路川に近づいてみよう。細岡駅から少し離れたカヌー乗り場に行くと・・・数人の釣り人が。残念。

　少し移動して、細岡駅近くの川べりへ。

https://youtu.be/gT1ZKZXuyTI

https://youtu.be/qtDI-MeTq4g

　肝心の湿原の中を突っ切る道路に入れず、少々欲求不満になりながら帰路につくことにする。

細岡展望台 名所・史跡

　肝心の湿原の中を突っ切る道路に入れず、少々欲求不満になりながら帰路につくことにする。

　途中、釧路市街の新釧路川河川敷でも遊んでみた。

https://youtu.be/8s05Kwj-Ffc

　細岡展望台とは湿原を挟んだ反対側（西側）にある釧路市湿原展望台。

　素敵なオブジェ。（　´・∀・）
　釧路湿原展望台って、有料なのね。わざわざ金を払うのはいたましいな。

釧路市湿原展望台 名所・史跡

　というわけで、近くの駐車場に移動する。
　こっちも眺めがよさそうかな？周りには誰もいない・・・いけるか。

https://youtu.be/_UMqfjJwqk0

　さらに少し先、恩根内ビジターセンター近くの駐車場へ移動。ここは湿原の縁にあって、洪水対策のために建設された堤防がここから新釧路川右岸に続いているのね。

https://youtu.be/bfLoMXHZots

（　´・д・）　どうしてこんなところに堤防を作ったんだろう。もっと南寄りの海側に作ったって良かったろうに。

　鶴居村の市街地に入り、とある焼き肉屋に入ってみる。

　「石焼ピビンパ」（940円）。出てきたのは、これといった特徴のない石焼きビビンバ。さじに愚民文字がプリントされた紙が被せてあったけど、当然何が書かれているか理解できるはずもなく。

　「鶴居チーズ」とやらをトッピングすればよかったかな。
　この「辛(しん)ラーメン」って、やっぱりあれだろうな。「赤いスープが食欲をそそる韓国風ラーメン。グツグツなので麺は乾麺を使ってます。（中略）辛さは調節できます。」・・・乾麺じゃなくて油揚げ麺じゃないのか？一袋１００円かそこらの。

さるるん グルメ・レストラン

　最後に、日没前にもう一度雄別炭鉱跡を通り、ちょろっと遊んでみる。

https://youtu.be/dLxp9Tk2vDs


（　´－д－）疲れた。一日で結構走っちゃったかな。

～　以上　～