キャンピングカーでアメリカ横断！その③（グランドキャニオンの朝日～モニュメントバレー～セドナ編）

2020/02/15 - 2020/03/07

新型コロナが北米や欧州で感染拡大する前、「学生最後なので長く期間を取って思い切った旅行がしたい！」と考え、ロサンゼルスからニューヨークまでキャンピングカー（RV）でのアメリカ横断に高校同期4人でチャレンジしました！今回はグランドキャニオンからアンテロープキャニオン、モニュメントバレー、セドナ等を経てラスクルーセスまでの行程です。

その②
https://4travel.jp/travelogue/11625589

エリア アメリカ

7日目　2/21



グランドキャニオン国立公園で朝を迎えました。
この日は、早起きしてマザーポイントから朝日を眺めます。


2月のグランドキャニオン、冷たく乾燥した空気ですが、絶景を眺めて「早起きしてよかった！」と感じます！



グランドキャニオン国立公園は冬季においては立入可能なエリアが限られており、我々一行は昼間・夕陽・朝日という3つのグランドキャニオンの姿を満喫したため、名残惜しいですが、「せっかくなのでアンテロープキャニオンに行きたい！」となり、朝食を食べ、早々とグランドキャニオンを後にしました。

マーサポイント 国立公園

この日はグランドキャニオンから途中アンテロープキャニオンを経由してモニュメントバレーまでの道のりです。（約400km）

グランドキャニオン国立公園の中心であるビジターセンターを出発してもなお、絶景が続きます。

グランドキャニオンの規模の大きさがよくわかります。


上の3枚はグランドキャニオンのビジターセンターから1時間～1時間半ほど走った所に途中良さげなポイントを見つけ、休憩がてら撮影しました。

赤土混じりの山を登って行く道路、日本では体験できないワンシーンです！

ザ・アメリカンというトラックもたくさん走っています。


トラックはアメ車ばかりと思っていたら、これまた意外、ヒュンダイも結構走ってました。

ロッキー山脈の荒野をひた走り…ビジターセンターを出発して約3時間…ページという小さな街に到着です。

既にランチタイムということで、ページの街の入り口にあるマクドナルドに入ります。

アメリカに来て初のマクドナルドです！本場！

マクドナルド ファーストフード

お味の方は…さすが世界共通の味マクドナルド、日本と一切変わりません（笑）どこに行ってもあの味なのがマクドナルドの安心感です。


日本と違うのは、やはりアメリカ、ドリンクが飲み放題という点です。その②でも書きましたが、この制度良いのか悪いのか…（笑）


この先訪れるアンテロープキャニオン、事前予約制となっているのですが、我々はまだ予約を取っておらず。ヒヤヒヤしながら空き状況を確認しますが…2時間後のツアーに空きあり！やりました！

少し時間があるので、マクドナルドすぐ横にあるウォルマートでお買い物です。
（余談なのですが、この旅のスケジューリングをしていただいたトラベルデポさんから頂いた資料には、ありがたいことにページにウォルマートがある件書かれてありました。グランドキャニオン及びモニュメントバレー周辺には大きな街が一切なく、スーパーマーケットもほとんどなく食料調達が割と難易度高く、この情報はとても助かりました。）




そして、今日のメインのアンテロープキャニオンに到着です。
「ロウアー」と「アッパー」がありますが、今回我々は「ロウアー」を訪れました。


アンテロープキャニオンは神聖な場所で、ナバホ族によるツアーガイド制になっています。

マクドナルド ファーストフード

アンテロープキャニオン 山・渓谷

画面左側から飛び出ている岩、髪が流れる女性の顔に見えませんか？？

アンテロープキャニオン 山・渓谷

どこを撮っても絵になります。ホント。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

アンテロープキャニオン 山・渓谷

上を頭にして、「タツノオトシゴ」。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

地上に戻ってきました。
この写真を見るだけではこの裂け目の中にあんな素晴らしい景色が広がっているなんて想像できません。

約1時間のツアーを終え、一行はページを離れてモニュメントバレーに向けてひた走ります。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

2時間ほど走ると、「らしき」オブジェクトが見えてきました！

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

進むにつれてオブジェクトの数が増え、モニュメントバレーに近づいてきたことを実感します。

そして今回の旅4つ目の州、ユタ州に入ります！

気分はまるで西部映画にて馬車でひた走るハリウッドスター！？

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

サンセットの時刻になりました。

ビルのような人工物ではなく、自然のオブジェクトであることがunbelievable！

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

モニュメントバレーといえばここ！「フォレストガンプポイント」です。

夕暮れまでに辿り着こうと必死にハンドルをリレーした結果、最高の夕陽を拝むことができました！

到着後10分で暗闇に包まれたので本当にギリギリでした汗

フォレストガンプポイント 散歩・街歩き

RVと一緒にパシャリ。

その後ビジターセンター近くの「グールディングスRVリゾート」にて宿泊。
（グールディングGouldingとは、モニュメントバレーに映画のロケ地として誘致し、一躍有名な観光地となったキッカケの人物だそうです）

到着が遅くなったせいで指定サイトの場所がわからずあたふたしていたところ管理人登場、なんとか事なきを得た。
しかしシャワールームの解錠ができず、荷物入れと化していたRVのシャワールームから荷物を避け、プロパンガスでひたすら湯を沸かし4人で交代で狭いシャワー室を使うという踏んだり蹴ったりの夜となりました…（笑）

フォレストガンプポイント 散歩・街歩き

8日目　2/22


モニュメントバレーにて朝を迎えました。

この日も早起きしてビジターセンターに朝日を見に行きましたが、生憎の天候で気付いたらすでにお陽さまは顔を出していたようで…

モニュメントバレー ナバホ トライバル ビジターセンター 散歩・街歩き

この日はモニュメントバレーから途中アリゾナ大隕石孔を経由してセドナまでの行程です。（約490km）

東京大阪間に匹敵する移動距離、つまりこの日はほぼ丸々一日中移動です汗

この地図だと全然大した距離に感じないのがアメリカの恐ろしいところ。

ユタ州を離れ、再度アリゾナ州に入ります。

画像ではわかりにくいですが、野生のサボテンがそこら中に生えています。

アリゾナの荒野って感じです（笑）

正午ごろ、InterStateとの合流点であるフラッグスタッフの街に到着です。ウィリアムズからInterState40号線を離れて各観光地を約3日かけて巡ってきましたが、再度横断ルートに戻ったことになります。

時間的にもちょうどいいので、タコベルにてランチ。「ファストフードチェーンのスタンプラリーしてるんかよ！」ってくらいに日替わりでチェーン店に入ります（笑）

BreakfastとDinnerは自炊、Lunchは外で、これが今回の基本スタンスです。

タコベルのあるフラッグスタッフから90分ほど、アリゾナ大隕石孔に到着です。

ここはかつてバリンジャー氏が隕石によってもたらされた鉱物を発掘しようと多額の投資をしたものの、結局何も得られなかったというなんとも言えない歴史を持つクレーターです。（笑）

なおここから先、乾燥帯であるにも関わらず曇天となり、時には雨も降ったりと天候に恵まれない日となります。

アリゾナ大隕石孔国定記念物 自然･景勝地

全景です。

写真ではわかりませんが、結構大きいです。

アリゾナ大隕石孔を出発し、フラッグスタッフを経由しながら、赤い岩に囲まれパワースポットとして知られるセドナに到着です。

この旅でもトップクラスの移動距離となったので、セドナ観光は明日のお楽しみ。

アリゾナ大隕石孔国定記念物 自然･景勝地

9日目　2/23

この日はセドナからツーソンまで約368kmの行程です。

この日の午前中はセドナ観光です。

まずはセドナに数あるボルテックスのうち、一番アクセスのしやすい「エアポートメサ」を訪れました。

しかし、残念ながら生憎の雨…

晴れていたら、青い空に赤い岩が美しく映えていたのでしょう…

エアポートメサ 山・渓谷

気を取り直して、セドナの中心部にて街ブラです。

古き良き街並みで、異国情緒が漂ってテンションが上がります。

欧米人に京都の先斗町など日本らしい街並みが人気なのがわかります。

セドナ記念公園 広場・公園

後ろの山が美しい。

晴れていたら…と何度考えたことか。（笑）

セドナ記念公園 広場・公園

セドナ記念公園 広場・公園

セドナ記念公園 広場・公園

ランチはセドナのレストランでいただきました。

$20のハンバーガーってどやいやねん！？ってノリでオーダーしましたが、めちゃ美味かった。。。

ハンバーガー頼む時にハンバーグの焼き具合聞かれたことないぞ！？しかも上品にフォークとナイフで！？そしてそのハンバーグがめちゃジューシー！アメリカで食べたハンバーガーの中でベストがこれでした！

ランチを食べて13時頃、セドナを満喫し（天気は本当に残念でしたが）先を急ぎます。

本日の宿泊地ツーソンまでひたすらRVを走らせます。

ツーソンには夕方過ぎに到着したのですが、宿泊予定のRVパークがまさかの満車という…まさかのウォルマートで野宿か！？という展開になったものの、アメリカ全土にあるKOAにてキャンプサイトを確保。

現地スタッフ曰く「ツーソンは比較的暖かい気候なので旅行者がそっちに集まっている可能性」とのことで、この日以降は念のため前日までにRVパークを予約することにしました。
今晩泊まる場所があるかどうかって気持ち的に全然違いますもんね。

セドナ記念公園 広場・公園

10日目　2/24

この日はツーソン→トゥームストン→ビズビー→ラスクルーセスの550kmの長丁場です。

１つ目の経由地であるトゥームストンへ向かいます。

到着しました、トゥームストン！

西部映画に出てきそうな雰囲気が漂います。

このトゥームストン、OK牧場の舞台なのです。

というわけで、OK牧場のガンショーを見物します。

英弱なのでほとんどセリフは聞き取れませんでしたが、雰囲気と銃の迫力は感じ取れました。（笑）

トゥームストンには2時間ほど滞在したのち、スイスのような街並みがあるビズビーへ向かったのですが、駐車場がひとつのみ、しかもぼったくりに感じられたので、車内から雰囲気だけ楽しみました…（笑）

そしてビズビーから今日の目的地であるラスクルーセスまでの間でアメリカンな経験をしたのでレポート。

お昼すぎにも関わらずランチを取っていない一行、ビズビーから少し進むとメキシコとの国境の街があるのですが、そこでランチを取り損ね、結局次の飲食店まで約100km走る羽目になったという…（笑）
ポツリポツリと街はあるのですが、それ以外は荒野が続くアメリカならではの経験でした。

そしてラスクルーセスにある「ハシエンダRVリゾート」に到着。

19～20時と遅めの到着となってしまいました。
（写真は翌朝に撮影）

RVパークによってはホテルのような設備のあるところもあります。

屋外温水プールもあります。

21歳以上じゃないと入れないのですね、なかなか厳しすぎません？（笑）

その④に続く　
https://4travel.jp/travelogue/11676443