万博打ち上げ旅19～ウクライナ編後半・オデッサ〜

2017/09/25 - 2017/11/02

万博が終わったら、旅に出ようと決めていました。暫く海外暮らしの予定もなく、日本に完全帰国して仕事を始めてしまうと身動き取れなくなると思ったため。

期限は11月２週目、フィギュアスケートのＮＨＫ杯のために日本に戻るまで。１か月強ですが、私の人生の中で最長期間の旅となります。

約３時間の超弾丸沿ドニ滞在を終えて、再びウクライナに入ります。

今回の旅程

９月25日　成田→アブダビ→
９月26日　→ミンスク
９月27日　ミンスク→ニャースヴィシュ→ミール→ミンスク
９月28日　ミンスク
９月29日　ミンスク→ビリニュス
９月30日　ビリニュス
10月１日　ビリニュス→カウナス→
10月２日　→クライペダ→ニダ
10月３日　ニダ→カリーニングラード
10月４日　カリーニングラード→グダンスク
10月５日　→ワルシャワ
10月６日　ワルシャワ→クラクフ
10月７日　クラクフ→アウシュビッツ→クラクフ
10月８日　クラクフ→
10月９日　→リヴィウ
10月10日　リヴィウ→リヴネ→クレヴァン→リヴネ
10月11日　リヴネ→リヴィウ→
10月12日　→キシニョウ
10月13日　キシニョウ→ティラスポリ→オデッサ
10月14日　オデッサ→　★いまここ
10月15日　→キエフ
10月16日　キエフ
10月17日　キエフ→
10月18日　→モスクワ
10月19日　モスクワ
10月20日　モスクワ
10月21日　モスクワ
10月22日　モスクワ
10月23日　モスクワ→セルギエフ・パサード→モスクワ
10月24日　モスクワ→ビシュケク
10月25日～10月31日　ビシュケク
11月１日　ビシュケク→
11月２日　→成田

エリア オデーサ (オデッサ)(ウクライナ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ティラスポリから再びウクライナへ。明るいうちにオデッサに着けるのでは？と思ったけど甘かったです。オデッサではまず中心部から離れた国際バスターミナルに到着し、その後鉄道駅近くのバスターミナルが終点でした。

バス バス系

ティラスポリから無事に来れるかわからなかったので、今日の宿は取っていない。移動がしんどいから駅近くを探そうと思っていたけど、安いところはどこもだいたい同じようなエリアに集中しています。

オデッサ駅 駅

ちょっと遠いですが、そこまで歩くことにします。

ウクライナの方が貧しそうとか言ってすみませんでした、オデッサ、都会！オシャレなカフェやバー、高級ブティックなどが並びます。

目星をつけていた中で最安値の3d Hostelへ。ウクライナ、宿安いです。ドミだと1泊500円以下で泊まれます。

空きもあり、男女共用と女性用を両方見せて貰いましたが男女共用の方が安い上に落ち着いていたので(女性用の方が散らかっていた…)共用で決定。

宿で猫を飼っているので癒されます。

オデッサの観光案内地図が置いてありました。

ホステルのWi-Fiでオデッサからキエフ、キエフからモスクワの列車のチケットも購入しました。移動ばかりだったこの旅も後は知り合いもいる所での長期滞在を残すのみ。日程的にはまだ半分だけど、あとはもう楽々です、たぶん。

翌日は夜行列車に乗るまでの時間でオデッサ観光です。

ジャズピアニスト、松居慶子さんのコンサートがあるようでした。日本ではそこまで表に出てこないけど、ロシア語圏ではよく名前を耳にします。

オシャレなカフェやレストランがたくさん。

石畳の通りに馬車も。

カフェのうちの一軒で遅めの朝ごはん兼昼ごはん。オデッサついてからは人々の会話はロシア語です。

朝食メニューが夜までやっているというので見ていたら、「がっつり朝食」のメニューにステーキが…朝食か？お腹が空いていたのでこれに決定。しかし全く野菜がない。旅をしてから、サラダと両方頼むと多いし高いけど、サラダだけだと物足りないからメインだけ、というのが続いて野菜が不足しています。夜はスーパーの惣菜サラダ、と思うんだけど昼でお腹いっぱいになりすぎてそれすら入らないということが多いです。

食後は街をぶらぶら。オペラ・バレエ劇場。

ここでも結婚式の撮影に遭遇。

ぐるぐる回ってる子供たち、かわいい。

気になっていた考古学博物館に行きました。

オデッサ考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

庭園が綺麗で、地元の人たちの散歩コースになっているようです。

オデッサ考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここでは古代ギリシャ時代の出土品などが展示されています。

オデッサ考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

そういえばミイラは今まで見たことがなかったかも…と思って来てみました。

オデッサ考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ミイラだ…

オデッサ考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

プリモルスキー通りを歩きます。

プーシキンの像がありました。

アレクサンドル プーシキン像 モニュメント・記念碑

海岸沿いは公園になっています。

通りに何やらガラス張りのものが。

古代ギリシア時代の出土品が展示されていました。

お賽銭箱みたいになってるw

かの有名な「ポチョムキンの階段」へ。私なぜかアスタナ万博に向かう途中の機内で見た映画が「戦艦ポチョムキン」だったのですが、この映画の衝撃のシーン、オデッサの階段での虐殺シーンの撮影場所です。この階段、上から見ると大して高くないように見えるけど下から見上げると高く見えるということです。

ポチョムキンの階段 建造物

下に降りてみると本当だ！

上から見ると段差がなく、下から見ると段がたくさん見えるように設計されてるんですね。

ポチョムキンの階段 建造物

ポチョムキンの階段のある公園はイスタンブール公園といいます。黒海を挟んで向かいにあるイスタンブールとの友好を記念して作られたそうです。

市民の憩いの場ですね。

海沿いを歩きます。クレーンがいっぱいです。

そのまま別の公園の方へずっと歩いていきました。スケボーなどで遊べる空間で少年たちが滑ったりジャンプしたりしてます。

黒海公園 広場・公園

天気はちょっといまいち。

なんのモニュメントだったっけな。

黒海公園 広場・公園

このマンションかっこいい！

ずっと歩いていくとスタジアムがありました。

イベントも行われています。

公園内のモニュメント。「皇帝」「解放者」という文字が見えますが誰のかは忘れてしまいました。

ブティックが入ってる建物もオシャレ。

トーキョーハウスという日本料理屋さんもありました。

この屋台村みたいなところもオシャレです。夏に来たら賑わっているんだろうなあ。

ステーキ屋？の牛さん。

この建物も素敵。

この食堂もオシャレですね～。

階段に銅像がいます。

オデッサ、さすがリゾート地だけあって整備された街でした。

もう散策は疲れてしまったし、宿に戻って暫く休もうかなぁ…と歩いている途中で昨日から気になっていた宿近くのオシャレなカフェに吸い込まれました。

店内はゴシック調でめちゃめちゃかわいいです。

席もかわいい。

メニューもレトロでかわいいです、が、ロシア語オンリーです。

写真撮れませんでしたが店員さんの制服もベロアとレースのワンピースで可愛かったです。Wi-Fiないけどこんなレトロなら許せちゃう。

人気店のようで、私の後にも女子グループやカップルがたくさん入って来てましたが、席がなくて断られていたのでナイスタイミングでした。

ケーキとお茶で休憩です。ケーキの持ち帰りの方もたくさん来ていました。

トイレの中も可愛いー！

お茶を終えて荷物を取りに宿に戻ります。

ホステルの入り口はこんな半地下です。旧ソ連のこういう半地下好き。

電車の発車時刻は22:25だけど、早く駅に行って確認したいことがあったので19:30ごろ宿を出ます。

確認したいこととは、チケットの印刷が必要かどうか。愛のトンネル行った時とは違い、チケットには窓口での引き換え必要なしと書いてある…気がするが、ウクライナ語なのでちょっと不安。ということで早めに駅に行きカッサで確認、必要ないことがはっきりしました。キエフーモスクワ便は必要なので、ついでに紙チケットを発行して貰います。

オデッサ駅 駅

夕飯はオデッサ着いた時に気になっていた駅周りのオシャレなレストラン街にあったステーキ…また肉食べるんかい！いいのだ、せっかくのオシャレタウンだからおいしいものたくさん食べるのだ。

と思ったがこの店、自由に取ってグラムで値段が決まる方式で、ステーキなどはグリルコーナーで別途注文するらしいですがすでに終了。というわけで、日ごろの野菜と米不足の解消と、何気に好きなクスクス、そしてウクライナなのでワレニキを少々…という内容に。日本円で150円くらいで済みました。安っ。

夕飯終えて、再び駅へ移動。

オデッサ駅 駅

まだ時間があるので駅の２階にもいってみました。

オデッサ駅 駅

電車が来ました。

オデッサ駅 駅

無事に電車に乗り込み、あとは朝目覚めたらキエフ着。これにて一人旅も終了です。この先は知り合いに会いに行く旅になります。

オデッサ駅 駅