2020/02/17 - 2020/02/18
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ダイスケitさん
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この旅行記のスケジュール
2020/02/18
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ホテルをチェックアウトし、伊豆半島西海岸を南下。
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黄金岬に立ち寄り、富士山を見る。
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堂ヶ島に到着するも、遊覧船は強風のために運行中止。
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松崎町の長八美術館・長八記念館・伊那下神社・なまこ壁屋敷を見物。
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恋人岬に立ち寄り、富士山を見る。
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沼津市戸田のフルーツランド・ギャラリーで富士山を見ながら遅い昼食を摂る。
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昼食後、大瀬崎から富士山を見ながら東に進み、伊豆・三津シーパラダイス付近から内陸部に入る。
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沼津IC・東名高速道・首都高速経由、千葉へ帰宅。
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この旅行記スケジュールを元に
ダイアモンド・プリンセスでのコロナ新型コロナウィルス感染が話題になり、日本列島全体にも感染の影を落としだした2月中旬、昨年に引き続き河津桜のお花見ドライブに1泊2日で出掛けた。昨年は下田に宿泊したので、今回は河津までは伊豆半島東海岸を南下し、伊豆半島南端を折り返して途中の西伊豆に泊まり、翌日は西海岸を富士山に向かって北上して帰るという富士山を愛でるコースとした。
2日目は、遊覧船に乗るべく西伊豆町のホテルから南下して堂ヶ島まで行ったが、強風のために運行中止となっていた。やむなく松崎町まで行き、鏝絵(こてえ)で有名な長八美術館・記念館を訪れた。昨年末に大分県安心院町で鏝絵巡りをしたばかりだったので、興味があったのだ。その後は、伊豆半島西海岸を富士山を見ながら、所々で車を停めては富士山を撮影しながら北上し、土肥・戸田・大瀬崎・沼津IC・東名高速経由で帰宅することになった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルでの朝食会場。ビュッフェスタイルだが、この頃(2月中旬)は新型コロナウィルスの緊急事態宣言も出ておらず、トングの使用やソシアル・ディスタンスもそれほど気にはならなかった。ただ、伊東園グループの朝食会場としては、それほど混んではいない。
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取り分けた朝食。ボリュームたっぷりで、美味かった。
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地下にあるレストラン前のロビーの飾り棚。間接照明でのディスプレイが心憎い。
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地下から1階に上がってきて目にするロビー。
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1階のフロント前ロビー。
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1階のフロント前ロビー。
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1階のフロント前ロビー。広々としており大理石の床といい、象嵌細工の大理石のテーブルといい、いずれも高級感溢れるリゾートホテルの趣きを残している。格安の伊東園グループというには惜しい(笑)。
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テラスからプールと海の方向を見る。
ホテルを8時半過ぎにチェックアウトし、堂ヶ島での遊覧船に乗るべく国道136号を南下。 -
途中、黄金岬に立ち寄る。遥か彼方に富士山を望む海岸の展望台から、馬ロックを見る。なるほど、馬の頭にそっくりだ。
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強風が吹いており、富士山がくっきりと見える。
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馬ロックの看板と富士山。富士山が良く見える風はありがたいが、海も白波が立ち結構荒れている。
悪い予感が当たって、堂ヶ島の遊覧船乗り場に到着したら「強風のために本日は運航中止」の貼り紙が出ている。残念! -
やむなく、次の目的地の松崎町の長八美術館へ。9時40分頃。
この美術館には、松崎出身で江戸時代に左官の名工として名をあげた、伊豆の長八(入江長八)の作品約50点が展示されている。長八は、左官の技術と日本画の狩野派の技法を取り入れた漆喰鏝絵(こてえ)という独自の分野を築き、芸術的に高く評価されている。 -
なまこ壁のある通路の奥の美術館入口。
この美術館の建物は、全国の有能な左官職人が集まり伝統の左官技術を生かしたもので、「江戸と21世紀を融合させた建物」として建築会の芥川賞といわれる吉田五十八賞を受賞され、世界的な建築物として注目されているとのこと。 -
鏡を面白く利用した美術館壁面。
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館内を見て歩く。撮影可能な鏝絵と撮影不可のものが混在していたが、これは最も有名で撮影可能だった「春暁の図」。清少納言の枕草子の一節がモチーフになっているとのことだ。
鏝絵は、漆喰を用いて作られるレリーフのことで、左官職人がこて(左官ごて)で仕上げていくことから名がついている。 -
この富士山の鏝絵は、繊細過ぎて凹凸が分かりにくいほどだった。
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館内の様子。
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館内の様子。
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次に、道路を挟んで反対側にある長八記念館へ。この記念館は浄感寺本堂であり、長八が幼少期に浄感寺で学問を学んだという関係から、浄感寺再建に当たり多くの鏝絵作品の制作を行い、現在も残っているというところだ。。
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本堂内部。
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長押(なげし)と天井の間に、長八作の天女の鏝絵「飛天」が色鮮やかに描かれている。
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もう一枚の天女の図。こちらは二人だ。
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天井に狩野派の画法で描かれた「雲龍」は長八の代表傑作と言われている。
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どこから見ても睨まれているように見えるため、「八方睨みの竜」とも言われている。
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長八以外の職人制作の鏝絵もいくつかあった。
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長八以外の職人制作の鏝絵もいくつかあった。
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長八記念館の真向かいにある伊那下神社にも立ち寄った。
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神社の案内板。
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手水舎。
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階段を昇って・・・。
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正面のお社へ。
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朱の色が鮮やかだ。
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境内を歩いていると、社務所から神官が声を掛けて来て、社務所内の展示物見学を勧められた。
中には色んな展示物があり、昔のお雛様や・・・。 -
浮世絵なども掲げられていた。
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山岡鉄舟の書というのも掲げられていた。
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この神社や松崎町の歴史を偲ばせる資料も。
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入口には、先程の長作の手になる「伊那下」の文字の鏝絵も掲げられていた。
この資料館見学は特に拝観料もなく、説明してくれた神官と色々話しているうちに、撮影した写真をDVDにコピーして後日送付する約束を行ったが、神社のホームページに活用する可能性があるとのことだった(実際に後日送付したところ、丁寧な礼状と地元特産の蜂蜜を送っていただいた。感謝!)。 -
境内に戻ってからも、引き続き張り切って撮影(笑)。ご神木のイチョウの木は、残念ながら冬場は丸裸で趣きがない。
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お社の右側の建屋に行ってみる。
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「伊那下の七福神」の看板あり。
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常識とはかなり異なる七福神が並んでいる。
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境内の真ん中のご神木。
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境内の植え込みの中には、自然の老木を利用した彫刻(オブジェ)が並んでいた。
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先程の神官の作のようだ。
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ここの湧き水は、飲用可能とのこと。
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小さな木製の水車もあった。
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なかなかユニークなオブジェが並んでいた。
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長作記念館で教えてもらったナマコ壁の家が並ぶ一角へ。伊那下神社から徒歩数分ほどのところだった。
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この道路の角を占める大きなお屋敷だ。。
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ナマコ壁のお屋敷。
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このお屋敷の一角に、松崎町の観光協会のオフィスがあった。
長八美術館・長八記念館・伊那下神社・ナマコ壁屋敷と、松崎町で約2時間を過ごして、昼前に伊豆半島西海岸を北上し始めた。 -
暫く走ってから、恋人岬に立ち寄ることに。駐車場から10分程歩いて展望台に到着。ここでも、富士山がくっきり見える。
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二人で鳴らす鐘の向こうに見える富士山。
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青空に映えて、富士山の姿が美しい。
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丸い石のオブジェの窓越しの富士山。
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丸い額縁の中の富士山。
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この展望台から更に歩いて先にある展望台が海に突き出て見えている。海には白波が立っており、風の強さが見て取れる。強風に晒されて歩くのも辛く、先に行くことは諦める。
更に北上して、土肥を通過。土肥のどこかで昼食をと考えたが適当な店が見つからず、ドライブしながら店を探すことになった。 -
ところが、13時を過ぎているのに土肥の先の西海岸沿岸には店屋がまったくない。
走っているうちに、何やら看板があったが通り過ぎてから表示内容が見えて後戻りする。東京方面から来る人用に作られており、反対方向からは見にくいのだ。 -
「フルーツランド ギャラリー」では何の店か分からないが、メニューが掲げられており、軽いパスタやサンドイッチも食べれるようだ。木製の橋を通って、建物の方へ。
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リゾート風の建物で、まるで猫の顔のように見えて面白い。
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店内には客もおらず、店の人もいない。しばらく建物の周りをウロウロしていると、階下から店の人が登場してきた。
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パスタを注文。店(レストラン)の窓から見える富士山。「絶景ですね」と言うと、店の主人は「富士山以外は何もないところですけどね」との返事。「昔は、ホテルもやっていたんですけどね、最近はカフェだけです」とも話す。
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スパゲティ・ナポリタンとフルーツの盛り合わせが出て来た。空腹でもあり、フルーツも含めてなかなか美味かった。帰宅後調べてみると、この辺りでは結構有名なレストラン(カフェ?)のようだった。
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屋外のテラスから改めて見る、富士山。
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再び車に乗り、戸田の手前の漁港でも富士山を撮影。
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戸田の道路沿いの展望台。
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富士山頂の雲が途切れた瞬間だ。
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駿河湾越しに見る富士山。
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大瀬崎のある伊豆半島西北端を右に折れて進んで行くと、もう沼津市だ。そのうちヨットハーバーが出現し、そのヨットと一緒に富士山を撮影。
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ヨットと富士山。
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ヨットと富士山。
この直後、伊豆・三津シーパラダイスの先の交差点を右折して内陸部へ。西伊豆からの富士山ともお別れとなった。15時半頃。
この後、沼津IC~東名高速道~首都高速経由、千葉の自宅への帰途に就いた。
(完)
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