トレッキングというよりハイキング？巡るスイスの絶景

2019/09/30 - 2019/10/07

前回実家に帰った時の事。録画してあったスイスを紹介する番組を父親がわざとらしく私に見せてきて、「こんな所行ってみたいなー」と。その場はスルーしたのだが、翌朝、新聞の広告を持って来て「これどう思う？」って、《スイスx日間xx万円》って旅行会社の。そんなに行きたいんなら付き合ってあげるよ、どうせツアーで行くのがイヤで自分に連れて行ってほしいんでしょ。そんな訳で次の目的地はスイスに決定。70過ぎた両親は無職、自分の休みに合わせて6泊8日の旅です。

エリア グリンデルワルト(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

チューリッヒには朝到着。列車を乗り継ぎツェルマットへ向かう。本来なら正午には到着の予定が、途中の停車駅でホームに出てタバコ吸ってたら列車が出てしまい、両親と離ればなれに。電話で連絡を取り合い乗換駅のVispで待ち合わせし、結局1時間半ほどロスし、14時前にツェルマットへ到着。

ホテルへチェックインし、早速街を散策。

明日もスネガへ上がる予定だが、この天気の良さに居ても立っても居られず、ケーブルカーに乗り込む。ツェルマットからスネガまでは約3分。

良い被写体。少し遅かったかな、翌日に期待が膨らむ。

翌朝、天気は良好。

トレッキングは南米での苦しい思い出が深く心に沁みついているので、今回はスネガまでケーブルカー、そこからゴンドラでブラウヘルトまで上がり、ほぼ下りのルートを“楽”してステリゼー、グリュンジゼー、ライゼーの絶景を回る予定。が、ブラウヘルトまでのゴンドラが動いてない、、、。スネガからのマッターホルンも十分綺麗だけど、逆さマッターホルンも撮りたい。両親は山男山女だし（20年以上前）、きっと自分より体力あるはず、と歩いて登る事に。

標高差約300m。自分のペースに合わせてもらって、いやいや、自分が両親のペースに合わせて約1h、ブラウヘルトに到着。ステリゼーまで15minとある。

少し歩くと前方に湖が見える。自然と小走りになる。

誰かはこの辺りからのマッターホルンが一番綺麗だって書いてた。同感です。本当に見飽きません、この山。

ステリゼー

又一つ夢が叶いました。両親も大満足の様子。少し休憩して、もう一つの逆さマッターホルンを目指します。

グリュンジゼー。ここは又違った雰囲気で、どちらかと言うとこっちのが好きです。

ライゼーまで下ってきました。普段運動しない私みたいな人間には是非是非オススメのトレッキングコースです。

翌朝はあいにくの天気。午後はグリンデルワルトへ移動の予定。晴れる事を期待してゴルナーグラートまで上がってみる。

マッターホルンが顔出すのを期待して、時間が許す限り待つ。

3100クルムホテルのレストランで祈るようにして紅白のワイン（小瓶）を1本ずつ飲む。それでも雲が取れないから今度は大瓶を。結局3時間待ちましたがタイムアップ。気を取り直して、グリンデルワルトへ向かいます。

グリンデルワルトは3泊。母親にご飯を作らせようと、いやいや、母親の手料理が恋しくてキッチン付きの部屋にしました。

ここでは70過ぎた両親思いの“楽”なトレッキングを2本予定してます(笑)。写真は翌朝の駅前。

まずは、ゴンドラでフィルストへ上がり、バッハアルプゼーまでの往復。

前日雪が降ったそうで少し歩き難かったですが、起伏は激しくない往復1.5hのトレッキングです。

バッハアルプゼー

3つの名峰が綺麗です。

グリンデルワルトへ下ります。ゴンドラは自由に乗り降りが出来るので、1駅下っては写真撮っての繰り返しです。

このゴンドラ、窓が開けられるので、写真撮る人には嬉しいです。

疲れぎみの両親をホテルに送り、私は一人で絶景探しに彷徨います。

翌日は、メンリッヘンからクライネシャイデックまでのトレッキング（これも下り）。バスでメンリッヘンまで上がってみるが、あいにくの天気。レストランで酒飲みながら3時間待ったが、天気は良くなりそうにない。

諦めて別の街を散策してみよう、って事でゴンドラで反対の谷へ下りてみる。

ヴェンゲンで列車に乗り換え、行く先は滝と教会の写真で有名なラウターブルンネン。

翌日は後ろ髪を引かれながらチューリッヒへ移動。両親は初めてのヨーロッパ。折角なのでベルン旧市街へ寄り道。中世の面影が素敵な街並みでした。

今晩はチューリッヒに泊まり、明日のフライトで帰国です。

冗談半分で次どこに行きたいか父親に聞くと、またスイスに来たいと。良かったです、楽しんでいただけたようで。