2019GWチェコ＆ベルギー旅行＊4日目　憧れのチェスキー・クルムロフ＊

2019/04/29 - 2019/04/29

最初はそろそろコーカサスあたり行こうかなと思っていたところ、同行の友人の都合で旧ソ連圏はNG。
じゃあどこでもいいからヨーロッパ…、できれば帰りはヨーロッパから直行がいいからフィンエアー（福岡から出てるヨーロッパ便は夏期のフィンエアーのみ）…と調べてみたら、仁川発着のブリュッセル行きが異常に安い。
ベルギーだけじゃ1週間持たないよね～と周辺も検討して、行きは仁川→ヘルシンキ→プラハ、帰りはヘルシンキから直行が良かったのでちょっと金額上がるけどブリュッセル→ヘルシンキ→福岡としました。
福岡→仁川は別途大韓航空で購入。
トータルで、福岡発着の通しで買うより確か5万円以上は安かったです。

チェコは十数年前からずっと行きたいと思っていたところで、一度退職時の有給利用でチェコ＆ハンガリー＆クロアチアで行く計画を立てたのだけど退職時期をずらす必要がでてきて断念したのです。
3年前にブダペストには行けたので、次はチェコ！

今回の旅でかなえたいこと。
・ビールいろいろ飲む
・スタバのプラハ城店に行く
・スメタナの『モルダウ』を聴きながらモルダウ川沿いを散歩する
・チェスキークルムロフに行く
・本場のGODIVAでイチゴチョコを食べる
・ホワイトアスパラガスを食べる
・寝台列車に乗る

【日程】
4/26　仕事終了後、福岡空港から仁川へ（仁川泊）
4/27　仁川→ヘルシンキ→プラハへ移動（プラハ泊）
4/28　プラハ観光（プラハ泊）
4/29　プラハ→チェスキークルムロフへ移動（チェスキークルムロフ泊）★
4/30　チェスキークルムロフ→リンツへ移動、リンツから寝台列車でケルンへ（寝台列車泊）
5/1　ケルンを少し観光してブルージュへ移動・ブルージュ観光（ブルージュ泊）
5/2　ブルージュ→ブリュッセルへ移動・ブリュッセル観光（ブリュッセル泊）
5/3　ブリュッセル→ヘルシンキへ移動（ヘルシンキ泊）
5/4　ヘルシンキ観光後帰国（機内泊）
5/5　福岡着

【エアー】
2018年7月に予約
仁川－プラハ、ブリュッセル－福岡が諸々込みで95,450円
福岡→仁川片道が21,580円


4/26 KE782(FUK-ICN)
4/27 AY42(ICN-HEL)、AY1223(HEL-PRG)
5/3 AY1522(BRU-HEL)
5/4 AY75(HEL-FUK)

【寝台列車】
リンツ→ケルンをオーストリア国鉄のサイトから事前購入
2等寝台の6人部屋を2人で貸し切りにして、二人で199ユーロ。
簡単な朝食付き。

【宿】
・仁川
インチョンエアポートホテル：ツインルーム　1泊7,268円（送迎あり）

・プラハ
3 Epoques：1ベッドルームアパートメント　2泊244ユーロ

・チェスキークルムロフ
Ubytovani Zamecke Schody：ツインルーム　1泊48ユーロ

・ブルージュ
ibis Brugge Centrum：ツインルーム　1泊94ユーロ

・ブリュッセル
Warwick Brussels：ツインルーム　1泊132.04ユーロ

・ヘルシンキ
Scandic Simonkentta：ツインルーム　1泊139ユーロ

本当は一つの街や国に滞在してのんびりする旅をしたいのだけど、年に一度のヨーロッパというのと、友人が初ヨーロッパということもあって欲張ってしまい、ほぼ毎日移動のバタバタ旅になってしまいました。

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この旅日記を書いているのは2020年の5月。
本当はGWにはローマに行っているはずでした。
1年前の旅行記書きながら、つい数か月前まではこんな風に自由に世界中旅できてたのが遠い昔みたいな気がします。
普段は暇さえあれば航空券検索して、いろんな土地に思いを馳せていたのにそれすらできず。
思いついたら自由に旅できることがどれだけ幸せだったのか、いかに旅行が自分にとっての生きがいだったのかを改めて感じているところです。
早くまた楽しく世界に旅立てる日が来るといいな。

エリア チェスキー・クルムロフ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0

朝起きると、けっこうな雨…

この日は昼出発のバスでチェスキークルムロフへ移動するので、11時ぐらいにはアパートメントを出たいところ。

まずは朝食を。
アパートメントから歩いて数分のところにあったお店に入ってみる。
やたらお客さん多いなと思ったら、どうやら本業？はホテルで、そこの宿泊客みたい。
朝ごはんだけ外部に開放している感じ。
なのでいかにもホテルな感じのオーソドックスなビュッフェでした。

雨降って残念だけど、この旅の目的の一つを遂行するために出発

その目的とは『モルダウ』を聴きながらモルダウ川沿いを散歩する、です。

この右側にモルダウ川が流れています。

カラフルで素敵な街並み

トラムって旅情があって好き。
でも実際住むとなると、車の運転しづらそう

モルダウ川です

初めて「モルダウ」を聴いた時、とても心惹かれました。
たしか中学生の時だと思う。
なんて壮大で、哀愁漂う曲なんだと思いました。
その時は川の名前であることも、ましてやチェコにある川とも知らなかったのだけど、その後転校した先の中学校で合唱した時に川の名前であることを知りました。

カレル橋に近づいたところで、モルダウ聴きながらのお散歩終了

雨じゃなければもっとゆっくり長く散歩したかった。

他にさくっと行けるところないかな？と調べて、聖ミクラーシュ教会へ。

聖ミクラーシュ教会 寺院・教会

お土産をけっこう売っているという市場にも行ってみたのだけど、雨がひどくなってきて見て回る気力なし

ハヴェル市場 市場

ベリーがおいしそうで食べたかったけど明らかに量が多いよね。
この後２～３日プラハ滞在なら買ったな～。

雨ということもあり早々にアパートメントに戻り、地下鉄でバスターミナルに向かいます。

地下鉄Ｂ線に乗ってAndel駅まで。

手すりとかパキっとした色でかわいい

チェスキークルムロフ行きのバスは、Student Agencyという会社のサイトで事前予約しておきました。
バス停はAndel駅からすぐなんだけど、これまた大雨＋荷物で写真撮れず。
バスは時間通りに出発。

チェスキークルムロフへ向かうまでの道。
ここも黄色のじゅうたん。

チェスキークルムロフへは3時間ほどの予定。

…のはずだったんだけど、チェスキークルムロフにかなり近づいている場所でしばらく足止め。
google map見てたらこれから進むのであろう道がどす黒い赤（＝ひどい渋滞）になっていて、とある場所で急に緑（＝順調に走行）になっていたので、事故でもあってたのでしょうか。
結局理由は不明。
一時間ほど遅れてようやく到着。
あ～、もうすでにかわいい！

チェスキー クルムロフ歴史地区 旧市街・古い町並み

素敵なお庭～

この日の宿は激安のこぢんまりホテル。
観光には便利な場所だったんだけど、バス停からスーツケース引きずって歩いてくるにはちょっとしんどい場所でした。
ずっと石畳だし、ちょっとした脇道にある宿なんだけど、脇道が階段になっているのでスーツケースだとしんどい。
部屋にあがる階段も狭いので、これまたスーツケースだとしんどい。
でも部屋はかわいらしい。
屋根裏感がなんか良いです。
窓を開けると、すぐそこに塔が見えるのも良い。

フロントのおじさんはちょっとプーチンに似てました。

Ubytovani Zamecke Schody ホテル

早速街歩きに行こう！

これもモルダウ川です

塔が見えた！
翌日の朝に登ります。

しばらく歩いていると広場に出ました。
お店がいろいろ。

チーズとかハムとかおいしそうなものがたくさん。

お昼食べてなくてハラペコだったので、少し食べることに。

ジャーマンポテト的なものと、ポテトチップス。
ポテトチップスは少し厚めで、チップスというにはしなっとしている部分もあって不思議とおいしい。
お互い食べたいもの一つずつで選んだけど、結局どっちもイモ。
でもヨーロッパのイモっておいしいんだよね～～。

チェコガラスのペンダントがかわいらしかったので、お土産にいくつか購入。

最初母親用に手持ちのコルナで買って「こんなん買ったよ」ってLINEしたら、「あらかわいい！お友達用に５個くらい買ってきて」と言われたので、追加で５個をユーロで買って（コルナでは足りない）、ポテトチップス食べてるうちにやっぱり自分も欲しいなと思い始めて、今度は自分と友人のお土産にカード（ユーロが大きい金額のお札しかなかった。ユーロで払ってもお釣りはコルナになってしまう。翌日にはチェコを離れるのでコルナで返されても困る）で買いました。
お店のおばちゃんも「また来たの、今回はカードね」とさすがに笑ってました。

色の組み合わせはいろいろあり。
私はこの淡い青と濃いピンクにしました。

とにかく街をぶらぶら

景色の開けた公園があったのでしばしここで街並みを眺める…

十年以上憧れ続けたこの街に今自分がいることが信じられない。

天気が良かったらもっと嬉しかったけど、しっとりした雰囲気も悪くない

街歩き再会。

素敵な店構え。
pensionと書いてるけど、宿泊できるのかな？

特にあてもなくうろうろ。

この辺は民家ばかりっぽいです

窓際に馬の置物？が

壁の落書き

藤みたいな花

晩御飯は宿からも近い、ビール醸造所併設のレストランへ。

レスタウラツェ エッゲンベルグ 地元の料理

なんだこのかわいい建物は

立て看板から数分歩きました

レストラン入り口。
建物がかなり大きく、この入り口から店内まで距離ありました

いろいろなビールの空き瓶

乾杯！

ビールは何種類かあったと思います。

遅い時間にジャーマンポテトとか食べたのであまりお腹空いてない。
そういやチェコに来てまだクネドリーキ（チェコ料理でよく出てくる茹でパン）食べてないなぁ。
できれば一度は食べてみたいと思っていたので、お店の人にクネドリーキ食べたい旨言ったらこれが出てきた
私が思っていたクネドリーキとは違う…
確かに小麦粉でできた生地を茹でたものっぽいのでこれもクネドリーキなのだろうけど。

中にはお肉を細かく刻んだものが入っていました。
思っていたのと違ったので若干残念な気持ちで食べたけど、味はおいしかった（笑
そしてすっごくお腹にたまる。

お腹いっぱいになって宿に戻ることに

外に出ると薄暗くなってました

プラハから日帰りできるので昼間は人が多いのだけど、その分宿泊者はあまりいないみたいで、この時間になると人通りもあまりないです

せっかくあまり人もいなくて静かなので、少し散歩して宿に戻ります

雰囲気ある～…、素敵。

はー、ロマンチック。
友人と「こんなムーディーなのに、なんで横にいるのがあんたなんだ」とお互い文句言いつつ、てくてく。

日が暮れ始めると早い。

宿に着くころにはすっかり暗くなりました

ザーメツケスホディ、と読むらしいです

宿の前の通り。
坂道＋階段なので、スーツケース大きいと大変。