2020/02/20 - 2020/02/23
16位(同エリア335件中)
ロムルスさん
コロナウィルスの影響で、予定していた中国の雲南への旅行を急遽変更。かつてから計画していた青森の温泉めぐりに行って来ました。
(宿泊)
星野リゾート青森屋
青荷温泉・ランプの宿
黄金崎不老ふ死温泉
(ルート)
1日目、八戸、八食センター
(泊)星野リゾート青森屋
2日目、青森経由で弘前へ
(泊)青荷温泉・ランプの宿
3日目、弘前市内、リゾートしらかみ
(泊)黄金崎不老ふ死温泉
4日目、立佞武多館、ストーブ列車
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2月22日、弘前から五能線へ
今日は宿泊先の青荷温泉からバスで黒石駅へ、そして弘前から「リゾートしらかみ号」で五能線へ向かいます。 -
黒石駅のラッセル車(10:40)
弘南鉄道の黒石駅構内には、クラシカルなラッセル車が待機していました。 -
弘前駅前(11:15)
黒石駅から弘南鉄道で30分、弘前駅に到着しました。お昼過ぎまで弘前を観光します。 -
旧陸軍師団長官舎
弘前駅から100円バスで市役所前まで来ました。弘前には古い洋館が多く、追手門の前のここも、1917年に建てられた国の有形文化財です。 -
スターバックス弘前公園前店
旧官舎内部は、今ではスターバックスの店舗になっています。有形文化財の店舗は全国で2店舗目だそうです。 -
大正浪漫喫茶室(11:40)
旧官舎の隣、藤田記念庭園の入口にある洋館です。ここの喫茶室に弘前名物のアップパイが数多く揃っていると聞き、やって来ました。 -
大正浪漫喫茶室
内部は資料の展示スペースと喫茶室に分かれています。玄関を入ると雰囲気のある暖炉がありました。 -
大正浪漫喫茶室
喫茶室へ入り、庭に面した奥の明るいテラス席へ。席数は多くありませんが、なんとか空席を確保できました。 -
大正浪漫喫茶室
弘前はりんごの生産日本一を誇り、各店が43種類の個性溢れるアップルパイを作っているそうです。その内数種がここで食べられます。 -
アップルパイと焼きリンゴ
アップルパイと季節限定の焼きリンゴを注文。この焼きリンゴ、ラムレーズンとナッツで焼いてあり、さらにシナモンソースが絶妙でした。 -
弘前城追手門(12:30)
午後、弘前城を散策します。まず堀を渡り、追手門から入城します。 -
弘前城外堀
5月始めには、桜の花でうめ尽くされる外堀も、まだ凍りついていました。 -
弘前城天守閣
本来、堀に面した石垣の上にある天守閣は、石垣修復のため広場へ移されていました。 -
弘前市立観光館(13:30)
弘前駅へ戻るバスを待つ間、追手門の前にある観光館へ。迫力ある弘前のねぷたが展示されています。 -
リゾートしらかみ(14:30)
駅前の茶房ココでタルトタタンを購入し(お薦めです)、リゾートしらかみで黄金崎不老ふ死温泉へ向かいます。 -
リゾートしらかみ
弘前~秋田間を、五能線を経由して日本海に沿って走る運転日限定の快速列車です。窓が大きく、個室もあります。 -
リゾートしらかみ
編成の端にはサロン風のイベントスペースもあります。列車によっては津軽三味線の演奏もあるそうです。 -
千畳敷駅(15:13)
途中、千畳敷駅で15分停車します。残念ながら霧雨が降っていますが、多くの人が下車し見学に向かいました。 -
千畳敷
駅から道路を一本渡ると千畳敷と呼ばれる海岸に出ます。太宰治の津軽にも描かれていて、碑が建てられています。 -
千畳敷
地震で隆起した海岸で、かつて津軽のお殿様が千畳の畳を敷いて宴会をひらいたそうです。発車の汽笛を合図に列車に戻ります。 -
深浦付近
五能線は海岸線に沿って進みます。深浦近くの海岸線は特に荒々しい日本海を感じます。この辺はマグロの産地でもあるので夕食に期待です。 -
ウェスパ椿山駅(16:53)
定刻に到着しました。最寄り駅は距離的には艫作駅ですが何もないので、送迎は待ち合い施設のあるこの駅になっています。 -
黄金崎不老ふ死温泉
送迎バスで約5分、黄金崎に建つ一軒宿です。周りには何もありませんが、思いの外大きく立派な宿でした。 -
黄金崎不老ふ死温泉
送迎の大型バスもほぼ満席、グループ旅行の地元の方が多くいらっしゃいました。 -
客室
客室は全てオーシャンビューです。案内されたのは充分な広さの和洋室、もしかしてアップグレード?(HPから一泊1人15000円(鮑焼き付き)) -
露天風呂
海岸の露天風呂の営業時間が日没までなので、急いで向かいます。右下の海に突き出している所にあります。 -
露天風呂へ
日帰り入浴をやっている本館へ、ここで受付の人から内湯で体を洗ってから露天風呂へ行くようにと指示がありました。 -
露天風呂
内湯を通り、やっとたどり着きました。本当に凄いロケーションです。メインは混浴ですが、女性は隣に専用露天風呂もあり、またフロントで無料で湯浴み着も借りられます。 -
露天風呂
日が沈んだ営業終了後に撮影させていただきました。荒波迫る海と一体化した湯船は、日本一の迫力です。 -
夕食
お風呂の後、夕食は食堂でいただきます。こちらも全面オーシャンビューです。 -
夕食(Bプラン)
献立は、帆立の浜焼き、アンコウの共和え、真鱈の親子焼き、本鮪のお造り等に、鮑の躍り焼きが付きます。地元深浦の新鮮な魚介類尽くしです。 -
夕食
〆はイクラごはんにつるつるワカメのお吸い物。このお料理で、地元の方の利用が多いのも納得。 -
津軽三味線(20:00)
夕食後は、フロント前のロビーで津軽三味線のライブが催されました。このライブは土曜日限定だそうです。ラッキー♪ -
2月23日、今日は五所川原へ向かいます
朝食は、昨日の夕食を食べたオーシャンビューの食堂で、ビュッフェ形式です。 -
朝食
こちらも、質・量ともに充実のビュッフェでした。 -
新館大浴場 不老ふ死の湯
館内には本館と新館に大浴場があり、新館には海を見渡せる露天風呂もあります。海岸の露天風呂は、今日は波がかかり残念ながら閉鎖中。 -
ウェスパ椿山
送迎バスで駅へ来ましたが、荒天のため五能線が運休。ウィスパのショッピングセンターで代行バスを待ちます。 -
代行バス(10:38)
五能線が運休のため、リゾートしらかみに代わって代行バスが到着。定刻に出発しました。 -
深浦付近の海岸
代行バスは荒れる日本海を見ながら、線路沿いの道を北上します。五能線の線路にはかなり飛沫がかかっています。 -
鯵ヶ沢付近
途中、海からの飛沫で前方の視界も閉ざされる程の所もありましたが、目指す五所川原駅にはほぼ定時12時10分に到着しました。 -
立佞武多の館(13:15)
駅から徒歩10分、五所川原の街の中心にひときわ目立つ6階建ての立佞武多の館があります。 -
立佞武多の館・展示室
展示室には、毎年8月4~8日の5日間の祭りに使われる、立佞武多が3基保管されています。(600円) -
「かぐや」と「神武天皇」
立佞武多は一年に一基新作が作られるそうです。手前が2019年製の「かぐや」、奥が2018年製の「神武天皇」です。見上げても、その高さから全体は見えません。 -
「かぐや」
展示室には螺旋状の斜路が付いていて、徐々に上の方へと見ていくことができます。繊細かつ迫力のある立佞武多です。 -
「かぐや」
月へ帰るかぐや姫の姿を描いており、高さ23m(7階建てのビルに相当)、重さ19tだそうです。 -
「かぐや」
側面から見ると、台座の部分も細かい色彩で彩られていることがわかります。 -
「神武天皇」
こちらは、苦戦する神武天皇の弓の先に金色の鵄が止まり、敵の目を眩ませ勝利に導いた、という故事を描いた作品でそうです。 -
立佞武多展示室
展望エレベーターで4階へ上がり、降りてくると楽に見学できます。30分毎に巨大ハイビジョンで祭りの映像も流されています。 -
お囃子ライブ(13:00)
「やってまえ、やってまえ」の掛け声とともに祭り囃子のライブが始まりました。日にち限定で一日数回あるようです。 -
津軽五所川原駅(13:25)
立佞武多の館を後にし、津軽五所川原駅から津軽鉄道に乗って、太宰治の生家である斜陽館へ向かいます。 -
津軽五所川原駅の駅舎
昭和感溢れる駅舎、乗車券もいまでは珍しい硬券でした。 -
津軽鉄道(13:30)
陸橋を渡って津軽鉄道のホームへ。定刻の1時30分、10人ほどの乗客を乗せ1両の気動車が出発しました。 -
金木駅(13:51)
約20分で斜洋館の最寄り駅、金木駅に到着。予想より立派な駅舎でした。 -
斜陽館
駅から徒歩約10分ほどで斜陽館に到着。ここは明治40年に建てられた、豪商だった太宰治の生家です。(500円) -
斜陽館
一時期人手に渡り旅館として使われていたそうですが、現在は旧金木市が買い取り、記念館になっています。国の重要文化財でもあります。 -
斜陽館
760坪の広大な敷地に1階11室、2階8室の大きなお屋敷が建っています。1階のお座敷は襖を外すと63畳間になるそうです。 -
斜陽館
1階は和風、2階は洋風の作りになっていて、木材は青森のひば材が使われているそうです。館内をボランティアの方が説明してくださいました。 -
斜陽館
2階には家族のプライベートスペースや、太宰治の愛用したカウチなどがありました。 -
金木駅(15:00)
金木駅に戻ってきました。これからストーブ列車に乗ります。駅では様々なグッズを売っていました。津軽鉄道、頑張ってますね。 -
ストーブ列車(15:14)
津軽中里行きのストーブ列車が入線してきました。さっきの1両のディーゼルカーと違い、重厚な機関車に牽かれ堂々と入線。(400円) -
ストーブ列車
2両の客車は全車自由席ですが、ここ金木駅で半分以上のお客さんが下車し、充分に空席がありました。 -
だるまストーブ
各車両には二基づつ、だるまストーブが備え付けられています。 -
だるまストーブ
車掌さんが、こまめに石炭を補充して廻っていました。 -
津軽中里駅(15:33)
約20分で終点の津軽中里駅に到着、ここで五所川原へ折り返します。駅の構内では、地元のご婦人方が特産品の販売をしていました。 -
ストーブ列車
帰路は運良くストーブの前の席をゲット。でも暖冬の今年はこの席ストーブの熱が直接当たるので少し暑いかも。 -
ストーブ列車
車内販売でスルメ(500円)と日本酒(350円)を購入、同乗のアテンダントさんが素早く炙ってくれます。 -
ストーブ列車
五所川原までの45分間、アテンダントさんの歌や津軽弁でのお話などがあり、楽しい列車の旅でした。 -
五所川原駅(16:46)
JRとの接続時間は約10分。青森へ戻ります。 -
津軽じょっぱり魚屋酒場(18:30)
今回の旅、最後の夕食は青森に来たらいつも立ち寄るこの店。これ一軒で青森県、がキャッチフレーズの郷土料理のお店です。 -
津軽じょっぱり魚屋酒場
そして、この店の売りが毎晩7時から始まる津軽三味線のライブ。まさに、青森に来たなあって感じです。 -
津軽じょっぱり魚屋酒場
郷土料理の煎餅汁を注文すると、その由来を紙芝居で説明してくださいました。 -
青森のリンゴジュースの自販機
青森駅で、リンゴジュースばかりの自販機見つけました。王林、ふじ、きおう、トキ、つがる見事な品揃えです。これを飲んで東京へ帰ります。
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