人生初の海外旅行。飛行機に乗るのも初めてで、全てが初物尽くし。しかもいきなり中欧での個人旅行ということで、ある大きな失敗をおかします。更に日本ではあんな大災害が起きるとは・・・<br /><br />2011/3/11<br />　　成田空港発<br />　→フランクフルト空港経由<br />　→リスト・フェレンツ国際空港着<br />　→ブダペスト<br />2011/3/12<br />　　ブダペスト<br />2011/3/13<br />　　ブダペスト<br />2011/3/14<br />　　ブダペスト<br />　→プラハ<br />2011/3/15<br />　　プラハ<br />2011/3/16<br />　　プラハ<br />　→クラクフ<br />2011/3/17<br />　　クラクフ<br />2011/3/18<br />　　クラクフ<br />　→プラハ<br />　→ルズィニェ国際空港<br />2011/3/19<br />　　ルズィニェ国際空港発<br />2011/3/20<br />　　中部国際空港着

ハンガリー・チェコ・ポーランド個人旅行①

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2011/03/11 - 2011/03/12

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エリア

ブダペスト(ハンガリー)

初海外旅行。成田空港に訪れるのも初めてで、旅客機をここまで間近に見るのも初めて。とにかく浮き足立っていました。この写真を撮ったのが2011/3/11の9:40頃。あの歴史的な大災害が発生する約5時間前です。
ルフトハンザ航空の飛行機に乗って経由地のフランクフルトへ。機内食も初でめちゃくちゃ浮かれてます。
フランクフルト空港到着。着陸後に機内アナウンスが入り、宮城県で大きな地震があったことが伝えられる。まぁ日本は地震多いし、またコンビニの陳列棚が倒れて大変なことになってます！くらいのニュースが流れるんだろうと思っていたんですが、すぐさまインターネットで調べていた周囲の乗客が「死者3千人だって！」とざわつきはじめ、これはただ事じゃないぞ！と軽い胸騒ぎを覚えながら飛行機を降りました。
フランクフルト空港内に設置されたテレビモニターでも、しきりに日本で起きた地震の様子が放送されていました。津波に街が飲み込まれるショッキングな映像を目の当たりにして、居ても立ってもいられなくなり空港の公衆電話に駆け込みました（当時はガラケーで音声通話アプリとかも無かったので公衆電話にコイン大量投入して国際電話掛けてました）茨城の実家には何度かけても繋がらず、軽くパニックになりましたが、その後東京に住む姉に電話したら繋がり、実家も無事だということを確認（停電で電話が繋がらないとのこと）それならば！ということで、楽しい旅の仕切り直しです。
なにぶん国外に出るのが初めてなので、まだ目的地ではないものの、とにかく少しでも多くの「外国のもの」を見たいと思い、空港内をうろうろ。ちょっと外に出てみて「これがドイツかー」と感心してみたり。ただの空港の玄関なんですけどね。

フランクフルトからブダペストに向かいます。日も暮れてしまいました。
ブダペストのリスト・フェレンツ国際空港に到着。ここからエアポートシャトルという乗合ワゴンに乗ってホテルを目指します。当時の値段はかなり安かった気がする。客も自分以外いなくて、まっすぐホテルを目指してくれました。
ブダペストでお世話になるホテル、Botel Lisaです。市街中心地からめちゃくちゃ遠いです。当時まだ学生で安く抑えたかったのと、右も左も分からないままホテル予約しちゃったのでこんなことに。チェックインの時、ホテルの人から「どこから来たの？」と訊かれ「日本から」と答えたら「お前ん処の国は大丈夫なのか？」ともの凄く心配されました。自宅は被害ないし家族も無事だからノープロブレム、と答えたら安心してくれた様子。
初日はこれで終了。
２日目です。
Botelというのはボート型ホテルのことで、船の形をしたホテルがドナウ川に浮かんでいます。当時のブダペストは結構空気が汚く息苦しい感じでしたが、街から離れたこの辺りは幾らかましで、特に朝は空気がひんやりとしてとても気持ちいいです。
橋の上からちょっと引きで見たホテルの写真。右側の岸に停泊してるやつです。
ホテルで朝食を摂ります。
ホテルから市街中心地まではバスとトラムを駆使して行きます。ホテルの近くにバスの停留所があり、割と頻繁にバスが通っていたので、意外に便利でした。が、まだブダペストに到着したて、歩けども歩けどもチケットを販売しているキオスクが見つからず、結局街のほぼ中心まで徒歩で来てしまいました。
町の中心までやってきて最初に目に飛び込んで来たランドマークが、この国会議事堂でした。しつこいですが初海外なのでテンション爆上がりです。側から見たら大分ご機嫌でヤバい人に見えたかもしれません。
ハンガリー革命の英雄、コッシュートの像です。
ペスト側を散策。街中に歴史を感じる建造物が沢山あり、今自分は海外にいる、という喜びを噛み締めていた頃。

聖イシュトヴァーン大聖堂です。
大聖堂の中はこんな感じになってます。
ヨーカイ像
恐怖の館。この時は中に入りませんでしたが、２年後ブダペストに再訪した際に見てきました。
アンドラーシ通りをまっすぐ歩いて行きます。
英雄広場です。
地下鉄に乗ります。電気運転の地下鉄としては世界初だそうです。
地下鉄ホームの様子。ちょっと市街中心まで戻ります。
リスト・フェレンツ記念館に来ました。中ではコンサートが開かれていました。
元々ハンガリーに興味を持ったきっかけは、Zsolt Kalteneckerというハンガリー人ジャズピアニストが好きだったからなんですが、その人もリスト・フェレンツ音楽院出身ということで、ゆかりの場所を訪ねることができとても満足です。
ブダペスト西駅にやってきました。ここに来たら是非とも訪れてみたい場所といえば・・・
世界一美しいと言われているマクドナルドです。元は駅舎の食堂として使われていて、あのエッフェル塔のエッフェルが設計したんだとか。マックカフェもあるので、ケーキを食べながら優雅にカフェタイム、みたいな利用の仕方もできます。
これだけだとぱっと見マックかどうか分かんないですね。
ご当地マックと思しきものを頼んでみました。ドリンクはデフォルトでLサイズ。ケチャップは有料でした。手前のチーズフライみたいなのがとてもうまい。
西駅の駅舎の中はこんな感じです。
トラムで川を渡り、狭い路地を進みながら王宮の丘を目指します。
立派な城壁に囲まれています。
何やら入口らしきものが見えてきました。
王宮の丘の城壁内に入れました。ここでまたしてもテンションUP
綺麗な外壁の建物を横目に王宮方面を目指します。こういう所にも普通に人が住んでいる様子。
マーチャーシュ教会。ディテールが細かい！
漁夫の砦です。1903年に建国千年祭における街の美化計画の一環として建造されたそうです。
漁夫の砦の中から撮った写真。個人的に結構お気に入りです。
漁夫の砦から。ドナウ川を跨いだブダペストの大パノラマを堪能できます。