2020/04/12 - 2020/04/12
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足みじかおじさんさん
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三十数年前に西都原古墳群を見学したことがありました。その時は、お椀を伏せたような草に覆われた土盛りがいくつかポコポコとあるだけで、つまらなかったのです。
今回宮崎県に行く機会を得られたので改めて調べてみると、西都原考古博物館なる展示施設ができているのを知りました。博物館が開館したのは2004年4月ということなので、すでに16年もたっています。
その収蔵展示品情報をあたってみると相当面白そうだったので、再度訪問することにしたのです。
当日はあいにくの雨模様。まず、足の濡れずにすむ博物館に行きました。
収蔵展示品で驚いたのは、縄文土器より古い貝文土器や埴輪子持家や埴輪船など、それも写真などではなく実物(レプリカを含む)が多かったことでした。直にかつこんなに多くを見られたのは初めてでした。
古墳の多くは墓荒らしされて考古発掘による埋蔵文化物の発見も少ないのですが、西都原は小規模古墳が多いことと、近代の経済発展の影響も少ないことも幸いしたかもしれません。
入館料は無料で、私たち夫婦が入ったのは日曜日なのに、他に見学者は一人もいませんでした。それでも、私たちが訪れた数日後の4月17日以降からはコロナウイルス対策で臨時休館されてしまいました。
3密の中で、密集と密接には到底該当しそうもありませんでした。残念です。
館内見学を終えた後は、屋外の古墳群を見て回りました。
菜の花畑に囲まれる古墳群は、それだけで絵になりました。
206号墳は横穴式石室内まで公開されており、写真も撮りました。酒元ノ上横穴墓群、13 号墳も内部が公開されています。100号墳は前方後円墳の形を見ることができます。
西都原古墳群は、3世紀末から7世紀にかけて築造されたと説明されています。古墳と数々の埋蔵品の実物の両方を目の当たりにでき、当時の様子を、実感をもって想像できたのは、感動でした。
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