中国「シルクロード５ - 烏魯木斉（ウルムチ）」

2019/06/17 - 2019/06/24

「烏魯木斉（ウルムチ）」

新疆ウイグル自治区に位置する自治区首府で自治区人民政府が設置される中国西部最大の都市です。想像していたよりずっと都会でした。

しかしウルムチでの観光は一段と警備が厳しかったです。
帰りの観光バスでは乗り込んできたポリスにチェックを受けました。

エリア 烏魯木斉(中国)

シルクロード旅行記は「ウルムチ」が最後です。
シルクロードはまだ続きます。いつか続きを訪れてみたいです。

バスでウルムチへ向かいます。
広くて綺麗に整備された道路です。

（バスの車窓より）

ウルムチは大都会です。

ホテル「海徳酒店」

ホテルの前の道路

前は公園で落ち着いた雰囲気の一角です。

ホテルの前の「人民広場」
広場といっても誰でも勝手に入ることはできません。

広場の中では赤い旗をふっての何か練習らしき事があってました。

「国際大バザール（市場）」入場検閲所の前

市場に入るのにポリスによる荷物検査があり驚きです。

イスラム教のモスク

国際大バザールの検問所を抜けると目にはいるモスク。
ドームや独特な尖塔があります。

イスラム教のモスク

ウイグルはイスラム文化が支配的な地域です。
中には入れませんでしが、広くて高い天井が見えました。

国際大バザールの大通り

少数民族が多いウルムチです。
民族衣装のひともみかけます。

民族楽器が可愛いく売られていました。

ウイグルのパン　
ナンに似ているけど粘りのある味にサクサク感もあり とても美味しかったです。

エキゾチックなお土産売り場がいくつもありました。

シルクロードのお土産はここで揃いそうです。

干果(Dry Fruit)かなと思ったら

漢方薬みたいです。
沢山の種類があるんですね、

地下にはスーパーマーケットです。

ふたコブラクダと共に　水果(Fruit)と干果(Dry Fruit)が売られていました。
特に干果スペースが広くとられていました。

「紅山公園」
岩山の上にあります。
この岩山自体が赤みを帯びているため、紅山公園というそうです。
市民の憩いの公園でもあります

緑が美しく癒される空間です。

きれいに整備されています。

イギリスを相手に阿片戦争を引き起こした清代の政治家、林則徐の像

紅山の頂上から見えるウルムチの街

「新疆ウイグル自治区博物館」
5万点以上もの歴史的な文物が収蔵された総合博物館。
なんと入館料はタダなんです。　
中国は愛国主義教育の一環だそうです。

博物館にはいくつか展示室がありました。

（注：次にはミイラの写真があります）

楼蘭（おうらん）の美女
この博物館で最も有名です。
1980年にタクラマカン砂漠で発見されたミイラです。
今から3800年前に楼蘭付近で暮らしていたヨーロッパ系人種のミイラです。

（フラッシュなしでの撮影はOK)

楼蘭の美女
上の画像の顔の部分です。
ミイラというよりまるでつくられた美しい像のようでした。
エジプトで見たミイラとは違いました。

恐れ多い気持ちで写真に撮らせてもらいました。
（フラッシュなしでの撮影はOK)

「楼蘭の美女」ミイラからの想像された顔の絵です。

（フラッシュなしでの撮影はOK)

子どものミイラです。

新疆ウイグル自治区は乾いた砂漠気候のため、3000～4000年前のミイラがたくさん発掘されています。
他にも男性のミイラなどありました。

（フラッシュなしでの撮影はOK)

イスラム教のお墓は今でも「土葬」です。
でもこのようにまるで棚に並べるように埋葬されるそうです。

（フラッシュなしでの撮影はOK)

現地ガイドさんです。
金髪で青い目の美人さんでした。
やはりウルムチは西域ですね。

（ブログにあげる許可をもらっています）

奥に立っている棒のようなものはお墓です。

「新疆民族風情陳列室」

新疆ウイグル自治区で暮らすいくつかの民族の暮らし、 人形や住居など再現されていました。

ウイグルの機織り機と特産の織物

実物大の人形が飾られていました。

民族音楽を奏でるひとと美しい自然の背景が素敵！

上の画像の人たちと帽子や民族衣装が違います。
民族の共存がわかります。

かっての部屋での生活の様子

現地ガイドさんから　今でもこの様な生活は見られるとの事です。
日本での畳に炬燵の生活に似ているかも。

かっての生活の様子

豪快なバーベキュウでしょうか。

かっての生活の様子

子どもたちがうさぎをとっている様子。
遠くには天山山脈。

かってのオアシスの町の復元模型

田舎では牛が車に変わっただけでこのような建物をみました。

ホテルへ帰ります。

数年後には高層ビルが増えていることでしょう。
（バスの車窓より）

ホテルの内部
広くて美しい絨毯が印象的でした。

奥はホテルの食堂

ホテルの食堂
広いです

ウルムチ料理

見た事のない川魚の料理がでました
ちなみにウルムチは世界で最も海から遠い都市と言われています。

イスラム料理

イスラム教徒が多いウルムチのお料理です。
マトンの肉以外にも変わったお魚料理がありました。

ホテルの部屋

ホテルの部屋から見た風景