2020/03/28 - 2020/03/28
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daimon68さん
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今から約220年前に伊能忠敬が通った西国街道の一部を東加古川駅から加古川駅までの約4キロを写真を撮りながら神社仏閣、歴史散策の旅をする。まず東加古川駅より少し南に下り、旧西国街道へと入る。約500mほど進むと右側に大きな五輪塔が見える。ここから散策のポイントとして「将軍足利義氏五輪塔→野口神社→野口城址→教信寺→宝篋印塔→おり井の清水→龍泉寺→胴切れ地蔵→駅前道標」とみるところが多い。まず義氏の五輪塔は出来栄えとしても立派で室町中期以前のもので見ごたえがある。イオンタウンを抜け少し進むと野口神社が見える。ここは野口城址の候補地でもある。神社の主神は日吉大神で比叡山延暦寺の守護神の分霊をお祭りしている由緒ある寺です。そこから少し行くと左側の窪み地に市の教育委員会が立てた「野口城址」の看板があるが周りには何もない。気を取り直して街道を進むと立派な山門が見えてくる。ここが教信上人をお祀りしている教信寺です。歴史的にも古く由緒ある寺ですのでゆっくりと見学したい。寺から少し下ってゆくと右側に宝篋印塔が見えてくる。教育員会の説明では俗称紫式部の墓と伝えられているが定かでない。塔そのものは室町時代のものらしく立派である。さらに進むと伊能忠敬も見た折井の清水があったが今はない。時代の流れで消滅している。ここは昔から清水が湧き出て旅人や船乗りたちが使用していた井戸があったが、今は民家が立つ・・・気を取り直して街道筋を進むと龍泉寺が右にみえてくる。個々の見どころはいろんな石造物が寺の裏側にきちんと整理して並べてある。お願いすれば拝観できます。そこから50mほど進むと胴切れ地蔵がおまつりしてある。伝説で無礼打ちで切られたが、地蔵様が身代わりになり、胴が割れているお地蔵さまがお祀りしてある。終点加古川駅前には、立派な道標が残っている。薬研堀で掘られた文字は見事です。4キロ足らずの街道には歴史遺産がたくさん見られます。ぜひ足をお運びください。
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