2020 またまたニュージーランド　

2020/02/21 - 2020/03/01

2019年夏
ランチを取りながら、Aにニュージーランドの旅の話をしていた。南半球のすばらしい星空が見えたというくだりでピクリ。行ったことないけど星空で有名な湖があるんだよ、と言うと早速テカポ湖を検索するA。次々と現れる投稿画像にカメラ女子のAが食いついてきた。
という訳で、今回の相方は海外2度目のアマチュアカメラマンA。
私の希望であるニュージーランド・オープン・ゴルフの観戦と、星空撮影を抱き合わせて計画を練る。来年2月、Aがめいっぱい休みを取っても10日間の旅。私としてはもったいないなと思いつつも仕方がない。

ニュージーランド航空がちょうどセールをやっていた。（年に数回やるらしい）
日程のしばりがあるので恩恵を受けられたのは片道だけ。
しかしラッキーなことにエコノミー最前列の2人席を確保できた。しかも往復とも。
この座席指定料金が片道3,000円とはなんとも良心的！総額1人131,930円で予約した。
後はゆっくり宿を選んでバスを予約して...
2度目って、勝手がわかってるから楽だな～。

2020/2/21　成田～　　機中泊

2020/2/22　～ オークランド ～ クライストチャーチ　　1泊

2019/2/23　クライストチャーチ（バス） ～ テカポ湖　　3泊

2020/2/26　テカポ湖（バス） ～ アロータウン　　3泊

2020/2/29　アロータウン（バス） ～ クイーンズタウン ～ オークランド　　1泊

2020/3/1　 オークランド ～ 成田

エリア テカポ(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

2020/2/17（月）
今週金曜日に出発だが、実感がわいてこない。わくわく感がないのだ。
理由は世界を震撼させた新型コロナウィルス。じわじわと感染が広がっている。
クレジットカードの付帯保険があるけれど海外旅行保険の疾病治療をピンポイントで加入した。たびレジとNZeTA（電子渡航認証）も登録完了。
常にマスクをつけ、手洗いを怠らず、ひっそりとその日を待つ。

画像の赤い線が飛行機移動、緑の線が高速バス。
クライストチャーチ～クイーンズタウン線のバスをテカポ湖で途中下車してまた乗るようなルートだ。

2020/2/21（金）
その日が来た。18:30のフライトなので余裕を持って成田へ出発できる。
相方と合流して第1ターミナル南ウィングの最奥、Ｊカウンターを目指して歩いて行った。
！！！　なにこの学生達！セルフチェックイン機の前には長蛇の列。どうやら高校の修学旅行みたいだ。これに並ぶのか？ 係員に尋ねると別のチェックイン機に案内してくれたので安堵した。バゲージをドロップしてセキュリティーへ。すかすか。3階に降りて出国審査。すかすか。
ゲートは...47番。一番奥じゃん。ゲート前の人はまばらだったけど、しばらくして例の学生達がぞろぞろとやってきた。しかしこの時期に修学旅行かぁ。日本より安全かもしれないけどよく決断したなー。

クライストチャーチは海に近い町なので、公園にもカモメたちがいっぱいいた。

2020/2/22（土）　オークランド～クライストチャーチ
オークランドには予定通り午前9時頃着陸。降りる前の機長アナウンスで学生達は千葉の中学生だと判明。「中学生？！」と声をそろえる私たち。
入国審査ではカードに記入してあるにも拘らず、口頭で「2週間以内に中国に行ってないか？」と確認された。
検疫ではタブレットで画像を見せた。持ち込んだ食料の全てを写真に撮っておいたのだ。1年前は生米を説明できなくて、結局スーツケースを開けて現物を見せた経験がある。作戦はうまくいき、するっと通過できた。
空港のATMで現地通貨を引き出す。透明部分のあるきれいなお札に感心して見入る相方。
マスクをかなぐり捨て、国内線ターミナルに移動してクライストチャーチへと向かった。

建物の奥から電車が出てくる。町をぐるりと回る観光電車だけどね。
（クライストチャーチ）

2020/2/22（土）
クライストチャーチ大聖堂。無残...
2011年の地震で被害を受けた。天井近くの太い梁には鳩がずらりと並んで止まっていて巨大な鳩小屋と化している。一度は解体することに決まったが、その後再建されることになったようだ。大変な工事になるのは間違いない。
ニューリージェントストリートへも行ってみたがすごく狭いエリアでちょっとがっかり。
午後街をブラブラしてたら雨に降られ、ずぶ濡れになってしまった。
今日は宿でゆっくり休養。到着日に？ 夜行便では寝られなかったのでね。

2020/2/23（日）クライストチャーチ～テカポ湖
昨日スーパーで買っておいたパンを食べ、コーヒーを飲んで朝食おわり。
8時にチェックアウトしてバスインターチェンジに向かう。快晴だ！
今日はテカポ湖まで InterCity のバスで移動する。（約3時間半）
15分以上前だがバスは来ていて、すでに結構な人が乗っている。
隣り合った席は空いていなかったが日本のご婦人が席を譲ってくださったので並んで座れた。（バスは自由席）
よいお天気の下、1号線をバンバン飛ばすバス。10時半頃ジェラルディンで30分休憩。昨日飲んで気に入った Flat White を注文。カフェオレみたいなヤツ。うまうま。カウンターの女性は日本人だった。
バスは1号線から79号線に入り景色のよい道が続く。
遠くに冠雪した山並みが見え、とうとう青い湖が見えると軽くどよめきが流れ、シャッター音が続いた。
12時過ぎにテカポ湖到着。いい天気～！湖チョーきれー！

2020/2/23（日）テカポ湖
取りあえず宿に向かう。キャリーをがらがら引きながらだと遠く感じる。
部屋の用意がまだできていないということだったので（そもそもチェックイン開始前だし）荷物を預かってもらって町に戻ることにした。湖岸沿いに遊歩道があるので写真を撮りながら進んでいったが工事中の部分があり、大きく戻って車道脇を歩かなければならなかった。
善き羊飼いの教会へ行く前にランチ。レストランやカフェが数軒ある。
端のほうにあったBlue Lake に決めて入った。店は気さくでこじゃれた感じ。
上・サーモンサラダ、下・牛肉のブルスケッタ。うまうま。2皿で42ドル。

2020/2/23（日）テカポ湖
お天気はいいし、そよ風は気持ちいいし、景色は最高。
教会へ行くのにこの橋を渡って行く。
相方がテンション高めで橋の写真を撮り始めた。
写真仲間に橋好きがいて、画像を送ってあげるんだと。

2020/2/23（日）テカポ湖
橋の手前から教会を写す。ポツンと教会だけがあるように見える。

2020/2/23（日）テカポ湖
ミルキーブルーの川面に橋の影がうつっている。
身を乗り出して写していると、落とすんじゃないよ、と相方から注意が飛んできた。ハイハイ。

2020/2/23（日）テカポ湖
橋を渡って教会に向かうと手前にある駐車場には車がいっぱい。人もいっぱい。
教会内に入ることは出来るが撮影は×。入口から撮るならいいと言われたので相方に撮ってもらった。私のでは白く光ってうまく撮れないのだ。
昨日の雨は雪になったらしく、遠くの山並みがとても美しい素晴らしい写真を撮ってくれた。

2020/2/23（日）テカポ湖
宿に戻る前にスーパーで食料調達。結構大きなスーパーで品揃えがいい。レジの女性は日本人だった。午前中のカフェでもそうだったし、結構いるのかな～。この後2回来たが、ずっとこの方のレジに当たった。

チェックインの後、コテージまで車で送ってくれた。レセプションから歩いて5分くらいの場所だ。今日から3泊このコテージで過ごす。

Lake Tekapo Motels & Holiday Park　Ensuite Unit 　3泊で594ドル

2020/2/23（日）テカポ湖
玄関はなくテラスから出入りする。ワンルームに2段ベッドとダブルベッド、簡易キッチン、丸テーブルとパイプ椅子っぽいのが4脚、そして一人がけのソファがひとつ！膝をかかえるようにして座るとスポッとはまるのが心地がいいらしく相方のお気に入りの場所になった。
収納スペース、ハンガー、ティッシュはなし。
バスルームはトイレ、シャワー、顔を洗えないくらい狭い洗面台、バスタオル、ウォッシュタオル、ハンドソープ、ボディソープ。ドライヤーはあるがフェイスタオルはなし。
キッチンにはシンク、電子レンジ、電気ポット、コーヒー･紅茶、トースター、食器、カトラリー、フライパン（大）、鍋（中･小）、切れない包丁、食器用洗剤、ふきん、フライ返し、お玉、トング、フレッシュミルクのポーションが入った冷蔵庫。
スーツケースを床に広げる。腰の悪い私は固い方のベッドを選び、相方は広いダブルベッドでちんまり寝ていた。
この施設は宿泊棟よりキャンプサイトの方が多い感じだ。それもキャンピングカーの。

2020/2/23（日）テカポ湖
1段低い所の芝生はテントサイトになっていて時々テントが張られていた。
部屋のキッチンには電子レンジはあるけどガス台がないのですぐ近くの共同キッチンを使うことになる。しかし電熱調理台とオーブンと洗い場しかなく、鍋や調理器具がまったくない。そういうのは自分達で持って来る事になっているのだろう。考えていたような自炊ができない。
朝食は生野菜とチーズ、ハム、パンと飲み物なので部屋で完結できたが、夕食用にチルドピザを買う時アルミホイルも買って共同キッチンまで焼きに行かなければならなかった。
それにしても体中がカピカピだ。どんだけ乾燥しているのか。前回で懲りていたのでボディクリームを持ってきている。

2020/2/23（日）～26日（水）テカポ湖
テラス前の芝生にはいろいろな小動物がエサを求めてやってくる。
アヒル、鴨、すずめ、くちばしが黄色の黒い鳥...
アヒルは声をあげて要求してくるし、鴨はガラス越しにねだってくる。

中日には洗濯をした。共同キッチンの隣にランドリーがあり、2ドルコイン2枚で洗濯機を回し部屋に干した。

2020/2/23（日）～26日（水）テカポ湖
夕方と早朝にはアナウサギが出てきて走り回っていた。
どこから出てきたんだろうと思いじっと観察していたら、下の段の建物の床下にもぐりこんで行った！

2020/2/23（日）テカポ湖
夜になり時々外に出て様子をみる。晴れているがまだ周囲が明るい。
11時を過ぎてから目の前の岸辺へ下りてみることにした。が、懐中電灯を忘れたと悔やむ相方。必要な時だけスマホのライトを使った。
外灯などの明かりはあるものの目が慣れてくると天の川がくっきり！
三脚をセットして撮りまくる相方。再生画像を見せてもらうと肉眼よりたくさんの星が写りこんでいる！ すごいな～。
結構着込んでいたのに1時間半くらいいたら足が冷えてしまった。
熱いシャワーを浴びてベッドに入る。

2020/2/24（月）テカポ湖
2日目の夜も快晴で素晴らしい星空。真夜中前にコテージを出て教会へ向かうことにした。
道々何人かとすれ違ったが皆帰る人ばかり。真夜中だしやっぱりちょっと怖いので、結構大きな三脚を肩にかついで油断なく歩いた。街灯があるので何とかなったが真っ暗な場所もあって、その時だけスマホのライトを使った。懐中電灯欲しい～！
橋を渡って教会前に着くとまだ数人が撮影していた。相方も正面から斜めから、気が済むまで撮っていた。
教会の上に天の川が立ち上がるような写真にはならない。季節が違うんだなきっと。

2020/2/24（月）テカポ湖
昨日撮った昼の犬。
教会のそばにいわくのある犬の像があって、星空を背景に犬のシルエットを撮りたいと構図を研究していた相方。

2020/2/24（月）テカポ湖
夜の犬。
教会を撮った後、犬の像へ行こうとしたのだが真っ暗でぜんぜん場所が分からない。しょうがないので道端で天の川を撮っていたら近くに駐車していた車がライトを点けた。闇夜に浮かび上がる犬！ なんと、すぐ近くまで来ていたのだ！すごいラッキーを喜びつつ階段をのぼる2人。犬の周りには誰も人がいなかったのでじっくりと撮影することができた。

2020/2/26（水）テカポ湖
6時のアラームで目が覚めた。昨日おとといは快晴だったが今日は曇っている。
それでも相方は起き出して、湖を撮りに出かけて行った。
なんでも長時間露光でツルツルした湖面を撮りたいのだそうだ。
帰ってきた相方に見せてもらったら、ほ～～お。なかなかの写真。さすがだね。

2020/2/26（水）テカポ湖
雲があったことによって朝焼けの色がよくわかる。確かに快晴だとこんなに赤くはならないだろうな。
西のほうから青空が見えてきた。それにしても今日はかなり涼しい。
って、こんな時間にはいつも寝ていたか...

10時にお迎えの車が来た。バス停まで送ってほしいとリクエストしておいたのだ。スーツケースがあるのでとても助かる。
クイーンズタウン行きのバスは12時50分発。約2時間半の待ち時間がある。
バス停前の Dark Sky Diner に入り、飲み物を注文してのんびり待つ。
ネット、日記、読書...　
11時半を過ぎたので交代でスーパーへランチの買出し。外のベンチでランチタイム。
12時過ぎにバス停へ行くとちょうどバスが到着したところだった。しかしチェックインは12:45からなんだって。ドライバーさんのランチが先なんだね。まだ荷物も預かってもらえないし、しょうがない、並んで待つか。
すると若い日本人夫婦がやってきた。何となく旅の話から会話が始まり、世界一周チケットを使って2人でまわっているとのこと。うらやましい限りである。待ち時間がとても楽しく過ごせた。

2020/2/26（水）テカポ湖～アロータウン
去年クイーンズタウンからオマラマへ行く途中に休憩したクロムウェルのフルーツショップに今回も寄った。お店はお客さんで混雑している。このあたりはフルーツの産地なのだ。10分休憩なのでのんびりしていられない。袋売りもあるが量り売りもあるのでネクタリン2個とチェリーのパックを購入。チェリーはバスのドライバーさんのお薦めだったのだが、その通り、とてもおいしかった。
途中工事区間があったりしてかなり遅れてフランクトンハブに到着。アロータウン行きのバスを待つ。が、夕方なのに暑い～。

2020/2/26（水）アロータウン
去年買ったGOカードを忘れてしまい、ドライバーさんから購入。１枚あれば複数人での使用も可能だ。
アロータウンに到着。相方に場所を示すとスマホを使って道案内してくれるので役に立つ。
5分くらいのはずなんだけどスーツケースはあるし坂道だし、はあはあはあ...
着いた、ここだ。

2020/2/26（水）アロータウン
レセプション＆オーナーのお宅。2匹の猫とワンコがいるらしい。
対応してくれたオーナー夫人はとても明るくてきさく、ご主人も親切でフレンドリー。
チェックインの時にランドリーについて尋ねたらすぐに案内してくれた。
敷地の一角にランドリー小屋があって、2ドルコイン2枚で使える。洗剤も置いてある。小屋の外に物干しもあって、どうぞ使ってと言われた。

Settlers Cottage Motel 　1ベッドルームアパートメント　3泊582ドル

2020/2/26（水）アロータウン
リビングの隅にあるシングルベッド。
腰の悪い私は固い方のこのベッドを選び、相方がダブルベッドの寝室。
窓の外には小さなお庭。ちょうどバラがいっぱい咲いていた。
庭の柵の向こうは道路。日中は静かだが朝は車の音で目が覚めた。

2020/2/26（水）アロータウン
ダブルベッドのある寝室。

宿泊したのは6号室。
ロマンチックなインテリア、広いのでゆっくりできる。
リビングにはソファ、大きめの丸テーブル、イス4脚、旋風機、室内用物干し。寝室にハンガーが数本あるが収納スペースはなし。スーツケースを床に広げる。
バスルームには、固形石鹸、小袋入りのリンスインシャンプー、タオル。シャワーの床は段差がないので気をつけないと床がびしょびしょになってしまう。
キッチンには電子レンジ、冷蔵庫（ミルク入りのピッチャーが入っていた）、電熱調理台2口、電気ポット、珈琲･紅茶、トースター、台所用洗剤、ふきん、一通りの調理器具、食器類、塩、こしょう。
ラップ、ホイル、ティッシュはなし。
キッチン用の照明がないので手元が見えにくい。

2020/2/27（木）アロータウン　NZ Open Golf
朝のうちに洗濯をして、ゴルフに興味のない相方を伴い、ニュージーランドオープンゴルフの大会会場 The Hills へ行く。

身軽だから町までは歩いて5分とすぐだ。ランチを調達しようとメインストリートを歩いているとニューオリンズホテルの前に無料シャトルバスが停まっていた。
ランチを買ってくる間待っててくれるか？　OK。
ドライバーさんありがとう、ってなワケで小走りにスーパーへ行った。去年もここでサンドイッチを買ったなー、などと思い出しながら大きなハンバーガータイプのサンドイッチをゲット。8.9ドル。
シャトルバスはいったん Millbrook へ行き、そこで The Hills 行きに乗り換える。直行はないみたい。
The Hills 懐かしい～。けど今日は風が強いな。1番ホールで日本の選手を待つ。
私は18ホールを歩くつもりだったので途中で相方と別れた。一人で大丈夫かな～などと思いながらコースを歩いていて、ハッと気が付いた。部屋のカギは私が持ったままだ！
まあ、オーナーさんにお願いして開けてもらえばいいか。

2020/2/27（木）アロータウン　NZ Open Golf
にわかに雨が！結構降ってきた。
この日天気はめまぐるしく変わり、まるでスコットランドのようだった。

2020/2/27（木）アロータウン　NZ Open Golf
ここ The Hills では予選の2日間しかやらないのでコースロープがない。
去年苦労して大回りしたところもショートカットできるし選手以外は入れなかったところも今年は入って行けた。特によかったのは18番ホールのティーインググラウンドまで行けたこと。小山の上からの打ち下ろしだ。空は曇っていたが360度の景色を眺めることができた。
ティーショットの後、選手達はカートに乗って下っていった。

2020/2/27（木）アロータウン　NZ Open Golf
The Hills はあちこちにオブジェがある変わったコース。

途中のホールで知人に会ったので驚いた！ 私が応援している選手の身内みたいな方で日本の大会でもよく会うのだが、来ているとは知らなかった。
会えたことをその方もとても喜んでくれて、ホールアウトまで一緒に応援した。

2020/2/27（木）アロータウン
相方が使っていたダブルベッドのある部屋の窓の外。

宿に戻ると相方がゴロゴロしていた。
どうやって入ったの？
カギがないので窓から侵入した。
え？だって窓も玄関も全部閉めて出たじゃん。
少し開いてた。掃除に入った時に開けていったんだよ、たぶん。
ええええ～っ？！ よくやるわーと思いつつもさすがはA！ などと変に感心してしまった。
相方にニュージーランドの感想を聞いてみた。
日本車が多く左側通行だし、あんまり外国感がない。
同感である。変に緊張する場面がないのでリラックスできるんだな～。
もちろん油断は禁物、今回は大きな都市へ行っていないしね。

2020/2/28（金）クイーンズタウン
早朝からゴルフの観戦に行き、午後からは相方と一緒にクイーンズタウンへ遊びに行った。14:05のバスで約30分、GOカードでたったの2ドル。
お天気はまあまあだが風が強い。メインのエリアをぷらぷら歩いてからケンタッキーへ入ってみた。相方のお昼ご飯だ。注文を、私以上に英語が不自由な相方にまかせるが何とかなっているみたいだ。（私のレベルは日本語連発+英単語）
その後町の南側の突き出した場所にあるクイーンズタウンガーデンズへ行ってみる。

2020/2/28（金）クイーンズタウン
公園の中にあった大きな木。張り出した枝の数がすごい。

2020/2/28（金）クイーンズタウン
木が大きくて木陰がいっぱい、涼しくて爽やかでとても気持ちがいい。（ときおり砂嵐が襲ってきたが...）

2020/2/28（金）クイーンズタウン
突き当りまで行って裏側をまわって戻ることにした。
前方に見える景色がすばらしい。
中心部に戻りここで夕食をとろうと思っていたのだが、まだあまりお腹がすいていない。じゃあアロータウンで探そう、ということになりバスに乗った。

2020/2/28（金）アロータウン
アロータウンの町にも数件のレストランやカフェがある。何軒かのぞいて「Slow Cuts」というお店に決め、腰を落ち着けた。
上はラムロースト、下はローストポーク。ラムは臭みなどまったくなく、サラダもフレッシュだしフライドポテトもうまし！豚バラのローストはめちゃめちゃ美味しくて二人とも絶賛！他の部位の肉もあったがそっちはまあまあ。もやしのサラダはちょっと乾燥気味。ワンプレートだけど肉のボリュームがあるのでおなかいっぱいだ。デザートを買って帰ろうかと思っていたけどむ～り～。2皿で49ドル

2020/2/29（土）アロータウン　NZ Open Golf
決勝ラウンド１日目の今日は快晴！ 最高のゴルフ日和だ。
Millbrook で9ホールだけ観戦した。

2020/2/29（土）アロータウン　NZ Open Golf
雄大でおおらかで、本当にすばらしいコース。晴れの日は美しさが際立つ。
最終ホールでバーディーをとり、機嫌よく終われた選手とキャディーさんに挨拶。日本での再会を約して別れる。
シャトルバス乗場へ行くといつもの女性ボランティアさんが呼んでくれた。数人いる送迎ボランティアさんだが3日間いつもこの方に送ってもらった。アロータウンで、また来年ね、と言って車を降りたのだが本当にそうなるといいな～。

2020/2/29（土）アロータウン
町の図書館。公園の中にあり、開放的でとてもイイ感じ。

小腹が空いていたのでいつものスーパーでビーフステーキパイを購入。公園で食べようかと思って歩いていくと図書館のベンチに相方が！
ひとりで町をブラブラしながら写真を撮っていたという。町の北側に川が流れているのだがまだ行ったことがなかったので、相方を誘って行ってみることにした。おだやか～な水深の浅い川で多くの人たちがのんびりしていた。いい場所だ。
いつものスーパーでお土産を買っていくことにした。去年買ってまあまあおいしかったチョコレートをまとめ買い。宿に戻って預けていたスーツケースに詰め込む。

2020/2/29（土）クイーンズタウン～オークランド
夕方の便でオークランドへと移動する。
アロータウンでバスに乗る時、空港まで、と言うと乗り換え用のレシートを出してくれた。乗換えのフランクトンハブで降りるとすぐ前に空港行きのバスが停まっている。おー便利便利。しかも２ドルで空港まで行けるなんて、GOカード最強。
セルフチェックイン機でチケットとバゲージクレームタグをプリント。
ドロップのところで、クレームタグのはがすシールはないのか？と聞いたら既にチケットに荷物の番号が印刷してあるのよと示してくれた。
ほーお！
相方がのどが渇いたと言ってスプライトと大き目のクッキー1枚を買ったら10ドル近い！う～ん、空港値段だね。
搭乗は前方と後方の2ヵ所。後ろの席だったので後方のタラップを昇って行くと垂直尾翼がすぐ目の前。思わず写真を撮る。

2時間弱でオークランドに到着。バスで20分弱のホテルに向かう。
空港シャトルというのもあるけれど380番の路線バスなら3.5ドル。約半額だ。バスの中でグーグルマップの現在地を確認しながらストップボタンを押す。そして難なくホテルに到着。
こういう下調べをするのが楽しいんだな私は。

2020/3/1（日）オークランド～成田
早朝に起きて軽く朝食を取り、ホテルの目の前のバス停から7時過ぎの路線バスに乗る。あーっと間違えて手前の国内線ターミナルで降りてしまった！ターミナル間を走る無料シャトルはどこだ？とキョロキョロしていたら声をかけられた。
「International?」うなずくと目の前のバスを指差す係員。あ、ラッキ！
ようやく出発カウンターに着き、セルフチェックインもバゲージドロップもスムーズに終了。日本線だからか日本人の案内係がいる。
まだ早いのでゲートが開いていない。ぐるっと歩いてみても特に何もないので中で待つことにした。
マクドナルドでコーヒーとマフィン、相方は紅茶とチーズパンをセルフオーダー。受け取る時になって希望のマフィンがもう無いからチョコ味のマフィンねっ、と渡された。うっ、それならいらなかったのに...

成田に着いて早速マスクを装着。
コロナ騒ぎはこの後どんどん大変なことになっていく。
相方と、ギリギリでも行けてよかったねーと言い合った。

＜　旅の費用　＞　（1人分　1NZドル＝73円くらい）
航空券　　　 　　 131,930
交通費　　　　　　12,005
宿泊費（8泊） 　 　54,794
飲食費　　　　　　12,118
その他　　 　　 　 12,397
合計　　　　　　223,244円

昨年のニュージーランド旅行記　
ゴルフ編　　https://4travel.jp/travelogue/11423369
農場編　　　https://4travel.jp/travelogue/11470993