2020/03/25 - 2020/03/27
3886位(同エリア7022件中)
なつなつさん
コロナウイルスが流行する最中、自然巡りなのでとこっそり山口観光してきました。
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昨晩は遅くなってしまったので、ホテルにチェックインしてすぐに温泉へ行き、翌日に向けて休んでしまいました。ホテルはリゾートホテル美萩。部屋の予約は海側の窓が小さめのお部屋でしたが、グレードアップしてくれていたのでラッキーでした。
朝食後にお庭に出て、菊ヶ浜をパチリ。目の前には指月山がばっちり見えますね。 -
室内写真撮りそびれてしまいましたが、若干古さが気になるものの、広々としてとてもよかったです。パノラマ展望風呂の温泉も寛げました。
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今回は大自然に触れるが旅の目的です。なので、萩の街巡りは行わずに次の目的地へ急ぎます。今日はあいにくの曇天。車で1時間程度移動し、仙崎にやって来ました。この仙崎は金子みすゞの故郷なのだとか。すぐお隣には青海島があります。橋で島内へ渡ることも可能ですが、せっかくなのでクルーズで青海島を一周してみたいと思います。センザキッチンと同じ敷地に観光船乗り場があります。
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こちらがセンザキッチン。一応、道の駅みたいです。地元の物産が豊富な品揃えで置いてあるだけではなく、干物食堂やお寿司やさん、パン屋など実際にその場で食べることもできます。
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船は1時間に1本程度で運航されています。私たちは最短で乗れる10時台の便のチケットをゲット。やけにファンシーな船だと思っていたら…よくよく見るとクジラの姿をしていました。
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出航間際に私たちが乗る、イルカ号が登場。センザキッチンにはそこそこ人がいたのですが、結局貸切状態。贅沢なクルーズとなりました。
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遠くには島がぽこぽこと浮いていて、期待に胸が高鳴ります。
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いざ出発!お天気がちょっと心配です。
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青海島クルージングのコースはお天気ではなく、その日の風の強さによってコースが決まります。ネットでその日のコースが分かるのですが、旅行の数日前に見たときには半周のコースでしたが、この日は1周コース。ラッキーでした。どんなにお天気が良くても、海上が荒れていたり潮の状態によっては洞門くぐりはなくなってしまうそうです。肝心なお値段はコースによって異なり、1周コースは2,200円でした。
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船はけっこうなスピードで飛ばしていきます。時計回りに島を巡って行くので、右側がお勧めです。花津浦。岩の左側には観音様が拝んでいるかのような奇岩が。
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周囲約40キロメートルを80分をかけて巡るクルーズ。奇岩が連なり、北長門海岸国定公園に指定されています。色々なタイプの奇岩や岩肌を見ることができ、ジオパークさながらです。
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赤瀬。今までとはうって変わって赤い岩肌が。狭い岩の間を通り抜けていきます。
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コウモリが翼を広げたように見えることから、コウモリ洞と呼ばれています。
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黄金洞。岩壁が金色に見えることから名づけられた。別名、夫婦洞。
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風がなく、落ち着いていると洞内へ入ってくれます。
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透明度が高く、透き通るような海水に引き込まれてしまいそう。
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当然ですが、船はUターンできないので、バックで出ていきます。ぶつかりそうな幅も難なくクリア。拍手喝采で盛り上がるわたしたち。左側の洞に入りましたよ。
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9,000年万年前の火山活動が垣間見ることのできる幕岩。白いマグマに黒いマグマが入り込むことで形成された地層です。
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お次は観音洞です。
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また違った断層を見ることができます。ぶつからないかヒヤヒヤしながら、スリルも味わえます。
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この頃には空が暗くなり始め、小雨が降り出してきていましたが、海水は独特の美しさを誇っていました。晴れていたら、尚美しいのでしょうね。
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この辺りから奇岩群がしばらく続きます。こちらはその名も男性観音! ご自由に想像してくださいませ。
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複雑に入り組んだ地層が見所です。
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至るところに大小様々な形の洞門がありました。画面右側に漁船が泊まってます。崖の大きさがお分かりいただけるのではないでしょうか。
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今回は私たちだけでの運航だったため、洞門をくぐるごとに拍手喝采で大騒ぎしていたら、特別に大門くぐりもしていただけました。海面の状態もよかったのでしょうが、今年始めてのチャレンジとのことでした。ガラス越しなので少し見えづらいですが、本当にここ通るの?と心配になるくらい狭まった断崖をゆっくりと進んでいきます。
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通過中の岩肌はこんな感じ。少し青みがかって見えます。
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まさに通過中。大丈夫と分かっていてもハラハラしてしまいます。
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少しピンぼけしてしまいましたが、無事通り抜けられました。
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お隣には小門が。さすがにこちらは通れません。
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ここからは十六羅漢に見立てられる岩々が見られます。
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画面左に見える一番大きな岩がカモメ岩。この辺り一帯の奇岩群をセムラと呼ぶそうです。皇居の新宮殿に描かれている東山魁夷の朝明けの潮はこの地を描いたそうです。
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ぞうの鼻。左向きの象に見えますよね。
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奇岩が続きますが、場所によって岩の性質が全く異なるので、見ていて飽きることがありませんでした。
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さあ、いよいよクライマックスです。最後の洞門が見えてきました。
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嘘でしょー。これから、あの狭い洞門、島見門を抜けていきます。手前には小さな岩山も見えます。本当に通れるのでしょうか。
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ゆっくりとコース取りしていきます。この辺りに来ると、何となく通れそうな気がしてきました。それにしても狭すぎ。今回は4つすべての洞門を通り抜けることができました。
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高さ20メートルほどの仏岩。手を合わせて拝んでいるように見えますよね。
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びょうぶ岩。
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松島。宮城県の景勝地、松島に似ていることから名づけられました。はじめは80分は長いかなぁと思いましたが、どれ一つとして同じ岩はなく、様々な種類の岩壁、奇岩を堪能できました。
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クルーズを満喫した後、センザキッチンで軽く腹ごしらえし、次の目的地を目指します。車で1時間くらい走り、最近話題の元乃隅稲荷神社へやってまいりました。海外メディアから脚光を浴びるようになりましたが、コロナウイルスも何のその。そこそこの観光客か訪れていました。
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このショットを見たかったのです。
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ちょっと角度を変えて。伏見稲荷もよいですが、海をバックにした稲荷神社もなかなかです。
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1987年から10年をかけて作られたのだとか。歴史ある神社と比べると親しみやすい印象があります。
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鳥居をくぐりきった先には日本海が広がります。
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参道の鳥居には賽銭箱が設けられており、みんながこぞって何度も挑戦していました。
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あちこちに若者受けしそうな仕掛けが。
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さて、いよいよ鳥居をくぐってみます。
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ここは他の観光地に比べて人がいたと書きましたが、それでも少ないのでしょう。午後でしたが、少し待てばこんな誰もいないカットを撮ることができました。
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海に向かってかなりな勾配で下っていきます。
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ちょっと鳥居から外れて撮ってみました。こうしてみると案外人少ないですね。
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フィニッシュは少し上りになります。この微妙なアップダウンが絶妙な美を生むのでしょうね。
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海側に到着しました。
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今日はあいにくの曇り空。晴れた日だと鳥居の朱色と空とのコントラストがより一層映えるのではないでしょうか。
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突端は断崖になっていて、眼下には岩山があります。北風が吹き荒れると岩壁の穴に海水が流れ込んで高く吹き上がる、竜宮の潮吹という現象が見られるそうです。
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ズームイン。右下の穴から吹き上がるのかな。
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せっかくなので、近くにある千畳敷にも足を伸ばしてみました。
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見渡す限りの大パノラマ。
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春直前なので芝の茶けた感じがどことなく寂しげな雰囲気を醸し出していました。
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今回の目的の一つであった角島に来ました。元乃隅稲荷神社から小一時間で到着。空の状態が少し怪しくなってきました。
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橋の手前にある海士ヶ瀬公園。
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波のモニュメントでしょうか。
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公園は橋へと向かう道路を挟んだ向かい側にある駐車場に車を停めて行きます。ちなみに駐車料金はかかりません。
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一面海が広がります。潮の流れが不思議でした。
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角島大橋は通行無料。みなゆっくりと走っていましたが、あっという間に渡り終えて角島灯台公園へ。本来であれば展望台へ上がることができるのですが、コロナウイルスのため閉鎖されていました。残念!島内にある物産館にも寄りましたが、閑散としていました。雨も本降りになってきたため、敢えなく終了。本日の宿泊地である下関へと車を走らせます。
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191号をひたすら南下して行きますが、途中にあった福徳稲荷神社でとりあえず鳥居のみパチリ。こちらにも鳥居がたくさん並んでいて、改めてゆっくり来てみたいなぁと思いました。
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整然と並べられた鳥居。
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今夜のホテルは海峡ビューしものせき。目の前に関門橋が見える絶景ホテルです。本来は火の山公園で夜景を楽しむつもりでしたが、本降りになってしまったため、予定よりも早くホテルに入りました。当初は外に河豚料理を食べに行くつもりでしたが、かなりの雨足に億劫になり、ホテルで夕飯を準備してもらうことにしました。
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対岸の門司も何とか見えました。和布刈公園が見えます。
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急あつらえのお夕飯だったので、いちばんシンプルなものになりましたが、けっこうボリュームがあり、どれも美味しかったです。お腹が空いていたので食べ始めてから撮ったので、慌てていてお箸クロスしちゃってます。右端の黒いお皿はオプションで注文したふく刺です。コリコリとしてメチャクチャ美味でした!
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