国鉄型特急と伊豆急下田

2019/12/12 - 2019/12/12

2020年3月で引退のスーパービュー踊り子と国鉄型特急185系踊り子とを乗り鉄しながら、
伊豆半島の下田を散策してきました！

エリア 下田(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

最初はこちら！
国鉄185系電車！
特急型電車でありながら、通勤通学輸送にも対応させるために開発された列車で、
窓が開けられるのが最近では珍しいです。

9：00ちょうど発の踊り子で伊豆急下田を目指します。

東京駅 駅

LEDではない方向幕も昔ながらでいい雰囲気です！

伊豆急行線の名物といえば海の真横を走行する素晴らしい眺めでしょう！

今回は天気がよく、伊豆大島などの伊豆7島なども見ることが出来ます！

伊豆急下田駅に到着です！
様々な列車が伊豆急下田駅に乗り入れており、
土日祝日になると賑わっています！

伊豆急下田駅 駅

駅前にはペリー提督が乗ってきた黒船の模型があります！
「サスケハナ号」というらしく黒船艦隊の中で1番大きな船だったそうです。

駅から少し歩くと「八幡山 宝福寺」さんがあります！
ここは日米和親条約締結後、下田奉行都筑駿河守が宿舎とし、仮奉行場になりました。
また、ハリスに仕えた「お吉」のお墓もあり、坂本龍馬もこのお寺に深い関わりもあるそうです！

宝福寺 寺・神社・教会

ご当地マンホールは黒船になってます。
多くの町ではこのご当地マンホールがあり、マンホールカードなんかも配っている自治体もあります。

道中、こんな可愛い坂本龍馬の石像もありました！！

下田と言えば、了仙寺ですよね。
国指定史跡にもなっており、ペリー艦隊の応接室や日米和親条約の付属条約、下田条約が締結された場所です。
また、ジャスミンが多く植えてあり、「ジャスミン寺lの別名も持ちます。

了仙寺 寺・神社・教会

こちらが本堂の建物になります。

中には安政元年(1854)ペリー提督黒船陸戦隊調練の図という黒船従軍画家「ハイネ」が書いた絵の複製が飾られており、当時の様子も伺えます。

ちょうど紅葉が始まっており、紅葉がいい感じに垂れていたので自分の中ではいい写真が撮れた気がします笑

了仙寺の入り口には博物館もあり、こちらで御朱印をもらえたり、当時の貴重な文化財や日米和親条約の詳細なども勉強できます。

MoBS黒船ミュージアム 美術館・博物館

了仙寺がほどなくして、ペリーロードがあります！
イメージはもっと長い道だと思っていましたが、了仙寺と海が近く案外短かったです。
当時のことを考えると異国の人々があんまりうろうろされるよりかは良く、
いい距離だったのかも知れませんね。

ペリーロード 名所・史跡

ペリーロード沿いのお家の2階では犬が日向ぼっこしてました！
いい天気で気持ちよさそうでした。

ペリーロードの先には旧澤村邸の無料休憩所があります。
なまこ壁と伊豆石造りの建物でトイレも利用できるので、歴史も学べ、いい休憩スポットです。

旧澤村邸 名所・史跡

下田湾の入り口にはペリー上陸の銅像があり、となりの錨はアメリカ海軍から寄贈されたものだそうです。

駅まで戻る途中になまこ壁ででよく写真を撮られている家を発見！
多くの人が目にしたことのある建物じゃないでしょうか？！

下田駅に戻ってきました。
黒船の模型のある方とは別のところには下田温泉が湧いているところがあります。
時間があれば温泉に入って帰りたかったでが、時間の都合上、それはまた今度です。

帰りは2020年3月のダイヤ改正で姿を消す、スーパービュー踊り子に乗って帰ります。
右の列車は伊豆急行が所有している、黒船電車で、他にもキンメ列車などがあります。

進行方向の1番前は展望できる車両になっており、東京駅から下田に向かう1号車はグリーン席ですが、
逆の下田から東京に向かう上りの10号車は普通席なので、コストを抑えたい方は帰りに乗るのがおすすめです。
ちなみに進行方向右側の席が海沿いなので取れるならそちらがいいです！

スーパービュー踊り子も歴史は長く方向幕はロール式です。

帰りはこんな列車もあったので乗車してみました。
昔常磐線で使われていた特急列車です。
乗り心地はこれが1番良かったかも知れないです。笑