上諏訪温泉公衆浴場　大和温泉　

2020/01/24 - 2020/01/25

2週に一度の旅行が定番化してますが
ちょっと出かけすぎか？
私の小さな脳みそでは
思い出の蓄積の量と処理スピードに無理があるかも(笑)
でも出かけているときは本当に楽しくて
帰りたくないと思うくらいなんだけれどね。
私の風邪がなんとか治ってきたのですが
夫がなんだか調子が今一つ。
家で寝ているより出かけたほうが治りそう？
ってな感じで今回も温泉旅。
信州は雪、どうかなぁ～？

エリア 諏訪(長野)

1月24日（金）
午後5時過ぎに家を出ます。今回はなぜか早めです。
例によって私は行き先の詳細は知らず。
厚木パーキングエリアで夕飯を済ませます。
夫はとんこつラーメン、私は唐揚げ定食。
ここの唐揚げ定食は美味しいんだよぅ～

山梨を抜けて長野へ突入、諏訪湖方面へ。
目的地は上諏訪温泉という温泉なのですが
実はこの上諏訪温泉、ちょっと聞きなれないけれど
湯量がとても多く、公衆浴場の数が
別府に続いて全国第二位の温泉地なんだそうです。
浴場の数は80くらいあると言われていますが
そのうち外来入浴できるのは数軒で
ほとんどが地元民専用のお風呂なんだって。

車を停めたのはとある公共施設の駐車場。
諏訪市総合福祉センター
どうやらここに車を停めて近くの共同浴場まで
歩いていくらしい。
って言ってもこの辺りは共同浴場の密集地らしく
駐車場の横に、映画「テルマエロマエ２」で
お相撲さんたちが入浴していたシーンを撮影した
「平湯」を見つけました。
とても雰囲気のある外観でしたので入りたいのですが
ここは「ジモ泉（地元民専用）」らしく
地元の人しか入れないんです。
で、この平湯ですが
なんで平湯というのかと言うと
平湯のお隣にある「上湯」という温泉は
その昔は武士が入るお湯という事で
そちらと区別するために「平民」専用の
平湯と名付けられたそうです。
こちらが「上湯」。もちろんジモ泉です。入りたい・・・

でも私たちが入るのはこの上湯のさらにお隣にある
「大和温泉」です。
大和温泉は外来入浴も可能。ただし、入口がこのように
狭くて奥に引っ込んでいるのでわかりにくいです。
頑張って見つけましょう。

大和温泉 温泉

この狭い通路を奥へ進みます。
色々注意書きがあるのでちゃんと読んでね。

奥へ進むとこのように少し開けた場所がありますので

向かい側にある箱に入浴料金300円を投入～
障子戸の奥からはテレビの音が。
住んでいらっしゃるのかな？

さて、入ります～
扉を入ると靴を脱ぐスペース。さらにもう一枚扉
があって脱衣所に入ります。
脱衣所はけっこう広めですね～しかもきれい。
そこからさらに奥の扉を開けると浴室です。
おお！噂通りの「緑」一色！！！
こういう緑のタイルってちょっと珍しい。

手前にあるのは掛け湯コーナー。
右側がお湯で左側が水なので適温になるよう混ぜて使います。
ここで体を洗うんだそうです。
ちなみにこれは帰り際に撮った写真で
最初は先客がお一人いらしたので写真は撮れませんでした。
その先客の女性に、この黄色い手桶は
掛け湯用には使わないことと（奥にベージュの手桶がある）
最後に源泉の蛇口を閉めること、と教えてもらいました。

女性用と男性用はこのすりガラスの壁で分かれており
天井はつながっています。
女性用には太陽や月のオブジェが飾ってあり
レトロな感じでいいですね。

男性用には魚のオブジェが。
ステンレスの浴槽っていうのも公衆浴場では
珍しいかもしれません。

上には猫の置物。楽しい～

女性用では気付かなかったのですが
注意書きがけっこう多いです。
小さい公衆浴場ですからルールを守って
お互いに気持ちよく入りたいものです。

肝心のお湯ですが
透明な薄い緑色のお湯は、まさかの硫黄臭。
ぬるっとして少しとろみがあります。
湯量はそれほど多くなさそうですが
濃い源泉に浸かり足を延ばすと
なんとも幸せな気分になりました。

湯上りの汗を引きずったまま
車を停めた福祉センターのお風呂へハシゴ。
髪を洗うために来ました。
歩いて1分くらいですから汗が引く暇がありません。
大和温泉よりもやや広く水風呂もあり
サウナもあるとあってか
人が結構いました。
更衣室からは水着着用で入る「歩行浴室」に
行けます。水中ウォーキングってやつですかね？
こちらも緑色、熱めで硫黄の香りがほんのりと
していいお湯でした。

お風呂の後は松本に移動し、
この日2度目の夕飯は(笑)またまたラーメンです。
夫が興味を持ったのは松本駅近くのラーメン屋さん。
ご主人がイラン人らしいのですが
ご主人が作るラーメンが美味しいと評判なんだって。
ラーメン藤
メニューも結構豊富。

ラーメン 藤 グルメ・レストラン

夫はお店の名前が付いた「藤ラーメン」。
山盛りのもやしとネギが乗っています。

私は「中華そば」を。
たっぷりのもやしの代わりに好物のチャーシューが。

この日はイランのご主人は不在でしたが
とってもバランスの取れたラーメンと言う感じで
見た目よりもあっさりとしていて
飲んだ後の〆のラーメンといった「夜の街」に
ふさわしい味でしたよ～ごちそうさまでした。

道の駅今井恵の里　で車中泊です。

1月25日（土）
朝起きて温泉に行く前に何かお腹に入れておこう。
道の駅でちょっと珍しい「寿しそば」なるものを
買って車の中で食べてみる。
一番食べやすそうな「梅」を選んでみました。

ふたを開けるとこの通り。
美味しくないわけではないのですが
ご飯と蕎麦のコラボレーションは
ちょっと違和感ありでした(笑)

朝一番に向かうのは上高地の梓川沿いにある
坂巻温泉。
ここはいつも目にしてたけど行ったことが無くて
一度行っておこうと、今回やっと来ました。
で、駐車場に車を停めると入口に怪しい張り紙。
設備メンテナンスで2月15日まで休業だって。
よく見たらHPにもちゃんと書いてあったよぅ
エントランスの手前に源泉が注がれた小さな
池があったので触ってみると、ああ、温かい。
しかも硫化水素の香りと
消しゴム状の湯の華がいっぱい！
良さげなお湯じゃ～あ～りませんか～。入りたい。
こうなってくると入れないことが悔しすぎる。
いつかリベンジですね。

さぁでは、かわりの温泉を探さねば。
この辺りだと平湯温泉か新穂高温泉ってとこかなぁ。
新穂高温泉は、前回台風明けで激流の上の
橋を渡り死ぬほど怖い思いをした「深山荘」
そして最大級の露天風呂が楽しめる
「水明館佳留萱（かるかや）山荘」は休業中
（もしかしたら閉館・・・？）
そうだ、もう一つ行きたかったところがあった。
槍見の湯　槍見館
こちらもワイルドな渓流沿いの露天風呂が売り。
ほほぅ、いい雰囲気です。

槍見の湯　槍見館 宿・ホテル

受付で聞いたところ、こちらは
貸切露天風呂が４つ、混浴露天風呂が２つ
女性専用露天風呂が１つ、そして内湯が1つと
お風呂の種類が多いのですが
この時は混浴露天か貸切露天かどちらかと言われ
迷いましたが混浴露天を選びました。

廊下を渡っていくと眼下にお風呂の建物が
見えてきます。赤いのは私のお風呂用バッグが写ってる(笑)
混浴露天風呂「槍見の湯」は入口は男女兼用ですが
脱衣小屋は別々なので安心です。
ただお風呂へ行く途中に男性用の脱衣所があり
ちらっと見えることがあるのでご注意を。
川が目の前で槍ヶ岳が見えるという抜群の
ロケーション。
あっさりとした泉質のお風呂は少々熱めでした。

隣にある女性専用露天風呂にも行ってみよう。
入り口はこんな感じ。

こちらは屋根付きの半露天となっていて
解放感には欠けるけれど落ち着いて入れる雰囲気です。
癖のないさっぱりとしたお湯ながら
湯上りは汗だくになりました。

お風呂の後は長野に入り、穂高のレストランアべ。
こちらのレストランは家庭的な雰囲気で
たくさんの洋食メニューがあって
選ぶ楽しみがあります。
前回は名物のナポリタンをいただきましたが
今回は変わり種の「ネギ味噌パスタ」。
ジャージャー麺のような甘じょっぱくて
ピリッとした肉みそとしゃきっとしたネギ。
この店のパスタの特徴、卵でとじてあります。
和風ボロネーゼと言った感じですが
なんかこれ、癖になりそう。

レストラン アベ グルメ・レストラン

夫は骨付きポークソテーを。
見てくださいこのボリューム。
デミグラスソースがいい味出してるし
お肉の脂身が甘くて美味しい～

リンゴのシャーベットにはなぜか
イチゴのジャムがかかってる(笑)
とっても美味しかったです。
次は何にしようか、と考えるも
ちょくちょく来るにはちょっと遠いですね～
ごちそうさまでした。

イオンモール松本でぶらぶらした後、上田に移動して
前回行き損ねた共同浴場へ行きます。
大塩温泉共同浴場
自治会館に温泉があるという「変な名湯」です。

中に入ると普通に自治会館なのよ(笑)
玄関中央に料金箱が置いてあるので
入浴料金200円を箱に入れます。安い。

ここで入浴ができるとは思えないほどの自治会館臭。

女湯に入ると、脱衣所には地元のおばさまたちが
たむろしておりました。
ちょうど出るところだったようですが
気さくに話しかけてくれて「源泉に入るといいよ」と
教えてくれました。
浴場に入ると右奥に小さく仕切られたぬる湯があります。
ここがどうやら「源泉」らしい。
入ってみると、冷たくはないけれどずっと入っていると
ちょっと寒くなる程度、かな。
隣は少し広めの温かい湯のスペースが広がっています。
そこに入っていたおばあさんが話しかけてくれました。
近隣のおすすめ温泉について話していると
中年女性が入ってきて
私が入っている「源泉」のお湯を汲んで
「ごめんね～、ちょっと汲むよ～」と
ザバザバ体に掛け始めます。
で、2人入ればいっぱいの源泉の湯舟に
ザバン、と入ってきます。
都会っ子(笑)の私としては少し
距離が近くて恥ずかしいな、と感じるも
相手はそんなことお構いなし。
隣の湯舟のおばあさんも寄って来て
ここの温泉の話から旅の話、お祭りの話など
色々話してくれて
しまいには「今度来るときは野菜持ってくるから」
とか「次は桜の季節に来て！」と
実にフレンドリーに誘ってくださって
そう言ってもらえるのがなんだかちょっと嬉しくて
胸がきゅんとしてしまった(笑)
聞けばその方は数年前に上田に来たばかりだそうです。
それにしては地元感ありありでしたけど(笑)
ラジウムを含むという、ぬる目と熱めのお湯をいただいて
楽しくお話が出来てリラックスできました。
こういう温泉が近くにあるって本当に羨ましいです。

そして上田に来たからには外せない
「美味（おい）だれ焼鳥」。
お気に入りの居酒屋さんで、と思ったのですが
あいにく店内満員で忙しそう。断られてしまいました。
う～ん、どうしよう。ではレバーが美味しかった
鳥香さんへ向かいます。
あそこ居酒屋なのに店じまい早いんだよなぁ～
と向かうも、ジャスト暖簾を下ろしたところで(笑)

う～ん本当は車で店前まで行けるところがいいのですが
仕方がないので繁華街のお店を探します。
こはまや
こちらも結構混んでました。
美味だれ焼鳥で検索したお店なのに
暖簾には「やきとん」の文字。
壁のメニューにもやきとんと書いてあるので
注文したのですが
あれは無いとかなんとかで
結局「お任せでいい？」ってな感じで
10本ほど焼いてもらいました。

レバーとかねぎま、砂肝や皮など色々焼いてくれました。
こちらはツボの中のタレを自分でかけるスタイル。
ニンニク控えめ、甘めのタレで美味しかったです。
結局「やきとん」って何かわからなかったけど(笑)

ご飯ものなどのメニューがあまり無さそうなので
別の店に行く？ラーメンでも食べる？
なんて言っている間に食べ損ね、
結局スーパーで肉まんやら巻物やら買って
道の駅みまき　で車中飯。
そしてそのまま車中泊。

こはまや グルメ・レストラン