美しいけれど寂しい千鳥ヶ淵の春

2020/03/22 - 2020/03/22

桜はこんなに美しいのに、なんとも辛く寂しい春ですね。
東京の週末外出自粛要請はしばらく続くと言われています。緊急事態宣言待ったなしの状況。
とにかく早く収束することを願うばかりです。
皆さまくれぐれもお体ご自愛ください。

外出自粛要請の前に滑り込みで千鳥ヶ淵を訪れた時のレポです。
ボートが出ていないお堀がなんだか寂しくて…悲しくなってしまいました。
こんな春は今年で最後になりますように。

エリア 東京

• 旅行の満足度: 5.0

大好きなソメイヨシノ。今年は思う存分見れませんでした。
行きたい全国の桜の名所、たくさんあったのに。
みなさんは、いかがでしょう？

桜満開宣言が出たので、近くの千鳥ヶ淵を訪れました。ここだけは外せない。

実際は満開ではなく、６～７分咲きってとこ。

桜祭りは一律中止、ボートは貸し出し中止、夜間ライトアップも中止。

そんなわけでガラッガラ。

ちなみに、千鳥ヶ淵は通常この時期の週末は朝から晩まで九段下の地上出口から外に出られないぐらいの混雑で、毎年交通規制がかかります。

場所によっては二分咲きぐらいのとこも。

固い蕾がたくさん。

一方、部分的に満開な場所も。

うっとり上品な美しさ。それがソメイヨシノ。

お堀がキラキラ。

あと４、５日で満開になりそう。

それにしてもボートが浮いていないお堀って、なんて寂しいんだろう・・・。

ヒヨドリかな？
カラスか鳩か雀ぐらいしか見分けがつきません笑

蜜を吸っています。

すずめちゃん。

この雀が桜を次々食いちぎって落下させてました。いたずらっ子！

花がたくさん咲いているところには、たいてい鳥が。

これもヒヨドリでしょうか。

このあたりは、８分咲きに近いです。
蜜を求めて鳥たちが次から次と飛び回っていました。

なんか、凛々しい。

ちゅうちゅう。

首を伸ばしてちゅうちゅう！

辛そうな体勢でちゅうちゅう。

綿あめみたい。

青空に桜のふさふさが映えます。

場所によって開花ぐあいが全然違うのがおもしろい。

千鳥ヶ淵は桜以外にもたくさんの花が咲いています。
白いあやめ。

椿の花が落ちてる。

その上には大きな椿の木。

椿は８分咲きぐらい。蕾もたくさんありました。

木蓮。

椿に似てるけど、これはたぶん山茶花。

遠目で見るとやはり満開までもう少し。

さてここからは、２日後に会社の昼休みにパッと訪れた時の様子。
この数日後、外出自粛要請が発出されるとは夢にも思わず。
右の鳥居は靖国神社。

田安門の桜もずいぶん満開に近づきました。

お堀すれすれまで垂れ下がるのが千鳥ヶ淵緑道の桜の魅力。

ここは満開！圧巻の美しさ。

新緑の間から望む桜。

有名なスポット。例年ならここは長蛇の列が出て撮影の時間制限までかかるところ。
今日はガラガラ。平日ということもありますが。

ボートがいないと千鳥ヶ淵じゃないみたい・・・

うーん、寂しいよー。

２日前に比べると随分開花しましたね。

８分咲き～９分咲き。

もう少しで咲きそうな蕾がたくさん。

右下が本来ならボート乗り場。

お堀すれすれまで桜が垂れ下がる。美しいです。

満開は明日か明後日かな。もう来れないな。

菜の花と桜。

ボートが寂しく連なって。

綺麗に咲いています。

青空とピンクの桜のコントラストが好き。

来年は、どうかどうか、いつもの千鳥ヶ淵の賑わいが戻っていますように。

心から願います。

今年の桜は結果的にこの日が見納めになりそうです。

ＧＷまでにこの状況が好転しているとはとても思えない。

桜はこんなに美しいのに。

皆さまどうぞ、お体ご自愛ください。

お読みいただきありがとうございました。