2020年晩冬　地図から消されたうさぎ島の大久野島をもふもふ散歩

2020/03/20 - 2020/03/20

大久野島、今は沢山のうさぎと触れ合えるうさぎ島として有名ですね。
かつて戦時中は、大量の毒ガスを作っていた島でもありました。
軍事秘密により戦時中は地図から島が消されました。
また、毒ガス効果の確認としてうさぎが動物実験用として使用されていました。
暗い話はさておき、現在は大久野島には約700羽おり、沢山のうさぎに癒されに行ってきました。

うさぎ島に行った感想は、
・うさぎの円陣を組むには、休暇村に泊まってうさぎがお腹を空かせている朝一を狙うべし。
・餌は人参を野菜ステック状にするとあげやすい。
・午後からはうさぎもお腹いっぱいで、どこか影に隠れて昼寝をしているので思ったより数が少ない。
・持っていく餌は少なめの方（人参3本くらい）が島を綺麗に保てます。

エリア 竹原(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2020年3月20日（金）

おはようございます。
今日は、うさぎの島、大久野島へ行くのでうさぎの餌の野菜を買います。

人参とレタスを購入。

タコの町、三原駅で呉線に乗り換えます。

天気がいいので瀬戸内海が綺麗ですね。

海がキラキラ。

海沿いを走るので先頭車両からの景色が楽しい。

忠海駅に到着です。

瀬戸内海には海に灯籠が多いですね。

忠海駅より港に向かって歩くこと10分、フェリーチケット売り場にやってきました。

お土産も売っていています。

往復チケット(620円)を購入します。

新型コロナウィルスが流行る中、そこそこの観光客がいますね。
10：25発の高速船は乗れなかったので、次発の10：50発のフェリーでうさぎ島に行きます。

フェリーがやってきました。

窓の下はうさぎがあしらわれています。

出発します。

約15分でうさぎ島の大久野島に到着です

休暇村まで、無料の送迎バスが走ってます。

うさぎ島での唯一の宿泊施設の休暇村です。

休暇村 大久野島 宿・ホテル

最初にお昼にしようとします。
カレーやハンバーガーを売っているお店とレストランがあります。
レストランは11：３０からとのことで少し外をぷらぷらします。

初うさぎ。
可愛い。

干支の置き物みたいにじっとている。

大久野島の全体図。

レストランの様子

レストランからの眺め。

メニュー。

タコよくばり定食（1680円＋大盛り100円）
タコが柔らかくておいしぃ。

現在、うさぎ島は災害の影響で展望台へは行けなくなっています。
なので、島を一周するだけのコース。

朝、買ったにんじんとレタス。
お店で買うならカッターを買うか包丁を持ってくるかして、人参をステック状に切った方がウサギにあげやすいです。

レタスはあまり食いつきよくありませんでした。柔らかい野菜よりガリガリかじれる食べ物の方が好きなのかもしれません。

海も綺麗。

戦時中、このうさぎ島では密かに毒ガスの製造を行っていました。
誰にも知られないように、地図から消されていました。

休暇村のすぐにあるココは、毒ガスの貯蔵庫跡です。

うさぎに人参を見せると寄ってきてくれました。

ガシガシ食べる姿が可愛い。
可愛い。

レタス。
柔らかいの食べずらそう。

クロうさぎ

ほいよ。

モグモグ。

ガシガシ。

瀬戸内のキラキラ海。

うさぎが食べる引きが意外と強く、人参半分持ってかれる。

はい、レタス。

お尻向けてモグモグ。

ムシャムシャ。

立ち上がってガブっ。

一生懸命に食べてくれる姿が可愛い。
癒し効果最高です。

遠くに発電所。

大きな毒ガス貯蔵庫跡。
火炎放射器で焼却処分をしたのでコンクリートの内側が黒く焼け焦げています。

海が綺麗なので何回もパチリしてしまいます。

うさぎを見つけるたびに餌をあげます。

タイトルの写真にした、今日1番の可愛いショット。

ペレットより人参などの野菜の方が写りが可愛いですね。

僕にもちょうだい。

今回は3匹集まってくれるのが最大でした。

おいしぃぃ。

おいしぃぃ。

時折、戦争の跡が残っています。
24cmカノン砲の砲台。

戦時中の跡地。

山ツツジが綺麗に咲いていました。

ちょうど島の反対側あたり。

24cmカノン砲砲台

災害で展望台へは行けません。

可愛いクロちゃん。

だいぶ餌やりにも慣れてきました。

手をちょんとしてモグモグ。
うさぎ萌。

クロだけじゃなくて僕たちもちょうだい。

綺麗な砂浜の海岸に出ました。

心地よい静かな波の音。

砂浜に降りてみました。

心が洗われます。

海苔かな。
食べてみたら食感は海苔ですね。
味は、さっきまで海に浸かってたので塩味しかしない。（笑）

ゴロンとお昼寝中。

発電所の跡地。

人参うまい。

白いお尻がちょんと見えて可愛い。

朝からいっぱい食べてお昼寝です。

足ビヨーン。

この格好が気持ちいいのよ。

人参くれっ。

うまい。

もぐもぐ。

うさぎに餌をやりながら島内を一周は1時間45分でした。

今度は、大久野島のもう一面である毒ガス島と見学します。
かつて、大久野島では大量の毒ガスが生産されました。
軍事秘密保持のために地図からもその存在を消されました。

これは陶磁器で出来た毒ガス製造装置です。
毒ガスは化学反応で作るので、容器は化学反応しないものである必要があります。
無機物であるガラスや陶磁器で容器を作るのですが、大きく複雑な形の容器は陶磁器が向いていました。

大久野島毒ガス資料館でこの島の歴史を学びます。

主に製造してた毒ガスは５種類で、皮膚にただれを起こすびらん性の毒ガス「ルイサイト」。カラシ臭からマスタードガスとも呼ばれる「イペリット」や、青酸性、催涙性のガスなどが製造されました。

原爆資料館では、原爆で無差別に多くの命を奪った悲惨さを伝えていますが、規模が違ど地図から島を消し、苦しむような殺し方をする毒ガスを大量に生産し多くの人の命を奪うことを一生懸命行ってた活動を知ると日本もやり方も酷いですね。しかも協定無視して毒ガス使ってるし。

大久野島毒ガス資料館 美術館・博物館

おーい、餌くれ～。

レタスをムシャムシャ。

うまいっす。

休暇村のお土産屋さんでふわふわぬいぐるみを一個買いました。

あったくて気持ちいい。

桟橋近くのうさぎは沢山餌をもらっているので、体格のいいうさぎが多いです。

レタスみっけ。

ガブっ。

遠くに灯台が見えます。

船着場前の広場には沢山餌を持ってきた人達が餌を置いて帰るのでちょっとゴミ広場のように見えるのが残念。

15：35の高速船で忠野海港へ戻ります。

呉経由で帰ろうと思いましたが思いのほか時間がかかるので、素直に三原経由で西条駅に戻ります。

晩ご飯は、西条駅構内にある『赤富士』で汁なし坦々麺をいただきます。

壁には最後の晩餐が描かれています。
飲んでいるお酒は賀茂鶴。

店内も広くていい感じ。

いつから汁なし坦々麺が広島名物になったのだろう。
実はずーっと気になっていたのです。

汁なし坦々麺のAセットを頼みます。

お冷やがワインボトルに入って出てきました。
お洒落ですね。
レストランでよく水飲む派なのでこういうのは助かります。

汁なし坦々麺の3辛です。
香港の坦々麺のようにピーナツの香りはなく、日本独自の別物ですね。
山椒のビリビリが癖になりそうで美味しい。
イメージは麻婆山椒麺って感じですね。

また、食べにこよう。