2020/03/07 - 2020/03/08
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mackさん
この旅行記のスケジュール
2020/03/07
2020/03/08
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この旅行記スケジュールを元に
日本中、世界中がコロナウイルスの対応に追われ、様々なイベントやレジャーが自粛ムードになっている中、旅行に行くのは果たして正しいのだろうか?
私は条件付きで『あり』だと思います。
もちろん体調面に心配があり、コロナにかかっている恐れがある場合や、積極的に人ごみに入って感染リスクを犯すことは避けるべきだと思います。
ただ私たちが全く観光に行かないと、その数週間の間に収入が絶たれ、生活が成り立たなくなる可能性がある観光地の方もいるわけで。
この判断が本当に正しいのか、数週間・数ヶ月もしかしたら数年後経たないと分からないかもしれませんが、私は『リスクを避けつつ』『観光産業を支えるため』に、今回の旅行を決行しました。
少し重いテーマで始まりましたが、この旅自体のテーマは私たち夫婦の誕生日がお互い3月なのでその記念と、妻と私の仕事が共に落ち着いてきたので慰安旅行的な意味合いで、のんびり過ごしたいねという事で企画しました。
結果的に今回は選んだ食事がほとんど当たりだった上に、静かな土地でのんびり過ごすことができたので、大正解でした。
修善寺は落ち着いたら、ぜひまた訪れたいですヽ(´▽`)/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
-
旅の始まりは途中立ち寄った『沼津港』。
妻のリクエストで美味しい魚を食べたいとのことで、急遽立ち寄りました。 -
沼津港併設の商店街。
まだ朝9時前くらいだったので、閉まっている店も多いですね。 -
お土産屋さん!
エビって良く見ると、ちょいグロw -
まだ朝の9時前でしたが、もう開店している店もちらほら。
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今回の旅、最初の食事はここ『せきの』に決めました!!
口コミサイトでも評判良かったので^_^せきの グルメ・レストラン
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新鮮な海鮮が多数ありますが、特にアジやシラスが名物みたいですね。
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「大将、やってる??」的なノリ(*゚▽゚*)
中はほぼ満席で、おそらくご主人がほぼワンオペでやってるみたいなので、少し外で待つことになりました。
ただ中に入ると忙しいだろうにご主人が笑顔で迎えてくれて、待たせた事も気遣ってくれる丁寧さ。
かなり好感が持てる接客でした(^ω^) -
私は『宝石丼』を注文。
エビやシラス、イクラ、マグロ、ノリ、アボガドなどが満載で、ぷりっぷりの新鮮さでした(*゚▽゚*) -
妻は『地あじフライ』を注文。
この刺さっているアジの骨もサクサクと香ばしく、さすが人気No. 1メニュー。
最高にご機嫌な朝食でした(^ω^) -
ご満悦で外に出て見ると、周辺の商店も営業が始まっていました。
帰りに立ち寄れば干物買ったんだけどなぁ -
オシャレでバエそうなカフェはまだ営業前。
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沼津市場から見える不思議な建物。
何の施設だろ?? -
沼津から車を走らせる事、約1時間。
ついに旅の目的地『修善寺温泉』に到着! -
伊豆と言えば伊東などの海沿いはちょくちょく行くのですが、修善寺は伊豆半島の真ん中北寄りの位置。
がっつり山中なのですが、その分空気がかなり澄んでいて気持ち良いです♪( ´▽`) -
やはりコロナウイルスの影響なのか、観光客も少なめな印象でした。
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写真中央に写るのが『独鈷の湯』。
この地を訪れた弘法大師空海が手にした独鈷(仏具)で、岩を穿ち温泉を掘り当てたという伝説。
偉大な宗教指導者と奇跡の逸話は、古今東西共通ですね。独鈷の湯 名所・史跡
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こちらが地名の由来ともなっている『修禅寺』。
元は弘法大師空海創建の真言宗寺院だったのが、時代を経て焼失による再建などの紆余曲折もありながら臨済宗、さらに曹洞宗寺院へと変容していったようです。修禅寺 寺・神社・教会
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真言宗と言えば、その代表寺院の1つがこれまた空海創建の、京都にある『東寺(教王護国寺)』で、ちょうど1年前に私も訪れました。
空海が考える世界観、秩序を表現した立体曼荼羅はまさに圧巻の一言でした(>人<;)
残念ながら修禅寺は今は曹洞宗寺院なので、あまり密教っぽい雰囲気は感じらませんでしたが、創建当時は違ったのかもしれませんね。 -
イチオシ
寺社仏閣で定番のお清めの水ですが、何と温泉です、これ!!
冬場には何とも有難い(*´?`*) -
本堂の様子です。
分かりづらいですが、おそらく奥に見えるのが本尊の『大日如来像』だと思います。
大日如来と言えば、真言宗などの密教系宗派に多く見られる本尊で、この辺り修善寺が元来、真言宗寺院だった名残が見えます。 -
本堂内部をよく見て見ると、木彫りのレリーフ的なものがありますね。
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残念ながら詳細は分かりませんでしたが、こういう木彫りのレリーフと言えば日光東照宮の「見ざる、言わざる、聞かざる」が有名ですね。
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おそらく古代中国や平安貴族の生活、故事成語あたりを記しているのかと予想します。
修善寺の縁起を記したものかもしれませんね。 -
天井には様々な花が描かれており、周辺に植生するものかもしれません。
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石像が立ち並んでいます。
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何かしらの動物とセットの像がちょくちょくいます。
何かを表現しているのかな?
これは龍とセットです。 -
これは鳥ですね。
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様々なポージングで我々を出迎えてくれます。
おそらく徳を積んだ高僧なのだと思いますが、若干笑かしにきている気が・・・ -
訪れたのは3月初旬、かなりの暖冬だったので早くも桜が咲いています。
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私たち夫婦は間違いなく雨夫婦で、たいていの旅行は雨に見舞われます。
実際この翌日は大雨だったのですが、この日は奇跡的に持ちこたえていました。 -
イチオシ
おそらく弘法太子様が我々に哀れみを感じて、1日だけ雨をずらしてくれたのでしょう。
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この桜は『修善寺寒桜』と言って、3月中旬が開花時期みたいです。
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本来なら梅の時期だと思うので、暖冬の年に良いタイミングで来ることができました。
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水仙の花・・・ですかね??
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周辺には桜だけでなく、竹や松もあり良いバランスで景観を構成しています。
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大晦日には除夜の鐘が鳴り響くのでしょう。
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続いて近くの『日枝神社』に赴きます。
ところで最近オンライン英会話を始めたのですが、その題材で『寺と神社の違い』というテーマがありました。
確かに日本人でもその違いを明確にズバッと答えらられない人もいるので、海外の人からしたらなおさら違いが分かりにくいと思います。日枝神社 寺・神社・教会
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でもその認識ってある意味正常で、それは本来多くの寺と神社は一体化、ないしセットで建立されているからです。
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実際この『日枝神社』も『修善寺』と目と鼻の先にあり、修善寺の鬼門にあたる方角を守るための神社。そもそもこの神社を建立したのが、何を隠そう弘法太子空海さん。
寺を守るためにお坊さんが神社を建てたという事実を考えると、寺と神社をことさら分断して捉えなくでもいいのではと個人的には思います。 -
敷地内には様々な樹木があり、これは『樫』の木です。
他にも杉や槇が生えています。 -
こちらは杉です。
『修善寺』に比べてこちらはあまり観光客もいなかったので、のんびりこの地域の空気を味わいたい方はオススメだと思います。 -
心地よい空気を味わった後は、修善寺のグルメを味わいましょう。
今回の昼食はこちら、『安兵衛』さんです。安兵衛 グルメ・レストラン
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修善寺で味わえる珍味の一つが川魚の『アマゴ』です。
アマゴはヤマメに良く似た川魚で、こちらの店では水槽に入った活きの良いアマメをすぐに捌いてくれるので、新鮮な状態でいただくことができます。 -
アマゴの刺身です。
添え付けのワサビもこの地域で採れたものです。
やはり旅行先ではその地域で採れたものを味わいたいですよねo(^▽^)o -
続いてアマゴの焼き物。
これを囲炉裏で囲んで、串で食べられるとさらにGoodですね。 -
そして最後に食すのは『ズガニうどん』!!
ズガニとな何ぞや??(# ゚Д゚)
調べたら『モズクガニ』という川蟹で上海蟹に近い蟹みたいです。
身は小ぶりなのですが、カニ汁と味噌がうどんに染み渡っていて、汁は全て飲みきってしまうほどの美味しさでした。 -
店内には色々面白い装飾品も多く、こちらはスッポンの骨。
何でもその昔、近所の養殖業者のスッポンが逃げ出して野生化したみたいで、近くの川でときたま採れるみたいです。
食べて良し、酒につけて良しですね。
ちなみに私たちはランチに来ましたが、むしろディナーの方が料理の種類も多いうえ、お酒も地元の地酒を扱っているのでオススメですねo(^▽^)o -
巨大な蜂の巣と鹿の骨も。
そういえば、妻がホテル近くの山で鹿を見たと言っていました。
鹿肉も食べてみたいなぁ(´・ω・`) -
ランチ後は、風に吹かれるまま近くの『修善寺ハリストス正教会』に。
国内でカトリックやプロテスタントの教会はたまに見ますが、正教会はあまり見ないので気になりますね。
ただこの時は土曜礼拝か信徒の方が多数いたので、中の撮影と見学は遠慮しておきました。
ただチラッと覗いたところ、鮮やかな宗教画が描かれていますので、ぜひ立ち寄ってみてください。 -
また周辺をぶらりと散策します。
修善寺温泉は正直少し鄙びた所も多く、ノスタルジーを感じさせるお店もあります。 -
営業しているか謎な射的屋さん。
いや、もしかしたらコロナウイルスの影響で休業しているだけかも。 -
イチオシ
白のタヌキ型ロボット・・・
かつては青かったはず・・・
そしてネコだった・・・ -
続いて『竹林の小径』を散策。
竹林の小径 公園・植物園
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イチオシ
すんごい曲がり方してるね!!
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今回の旅はせわしく歩き回るのではなく、『まったり慰安旅行』がテーマだったので、こういう綺麗な空気の場所でのんびりできたのは大満足でした。
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川も綺麗で清流という感じです。
観光の難しい課題って人気が出たら観光客は増えるけど、その分景観が損なわれたり、環境汚染も進んでしまう事ですね。
観光と地元民、環境とのバランスはしっかり皆で考えていきたいですね。 -
それにしても夏場だったら飛び込んでしまいたい感じですね。
絶対気持ちいいはず!! -
そして遂に『独鈷の湯』まで戻ってきました。
あそこで温泉入れたら最高だろうなぁ(´・ω・`)
(本来ここに浸かる事は禁止されているみたいで、普通にみんな足湯しているけど良いのかな?) -
歩き疲れたのですぐ近くのカフェ『CAFE HIRONO』さんで休憩します。
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こちらは『黒胡麻ラテ』です。
とても良い香りでしたし、意外と私は胡麻好きなのかも!? -
これは『黒米ぜんざい』!!
何げに今回の旅は甘味も当たりばかりでしたo(^▽^)o -
そして早々に観光は切り上げ、夜に部屋でまったりするための買い出しに。
まずは車に乗ってスイーツを求めて、『Cafe HISAGO』に。
修善寺駅のすぐ近くにあります。 -
ここでケーキを仕入れて、夜のお楽しみにヽ(*´∀`)ノ
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店内でも食事できるみたいです。
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モンブラン、チーズケーキ、ショートケーキを購入。
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そして次は麦汁(ビール)を求めて『ベアード・ブルワリーガーデン修善寺』に。
ここを訪れるのは2度目で、私好みのテイストだったので再訪。ベアード・ブルワリーガーデン修善寺 グルメ・レストラン
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ここは少し辺鄙なところで周りに何もないので、少し迷う方も多いかも。
ただその分、周りへの騒音も気にしなくても大丈夫なので、店内の飲食だけでなくキャンプもできたり、私が以前来た夏場は外で流しそうめんもやっていました。 -
車ではなく鉄道とバスを使ってくれば、ここで生クラフトビールをいただけるのですが、アクセスが悪いのが悩みどころです。
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芳醇なスモークジャーキーの香りに誘われて店内に。
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店内にはそこそこ観光客の方もいました。
奥のカウンターで生ビールいただけます。 -
こんな感じで瓶ビールも持ち帰りできます。
様々なテイストがあるので、お好みのテイストを探す楽しみも、クラフトビールの醍醐味ですよね(´∀`) -
今回はこちらの5本を購入!!
夜が楽しみ、ウホホイヽ(´▽`)/ -
宿に移動します。今回は『ラフォーレ修善寺 山紫水明』に宿泊。
元々オリンピックの選手村として使われていた施設で、かなり広大な敷地です。
その中でもコテージ風の部屋を選びました。ラフォーレ修善寺 山紫水明 宿・ホテル
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部屋は十分な広さで、ワンちゃんと一緒に泊まれるプランもあるみたいです。
-
そしてここを選んだ最大の理由がこれ!!
分かりますか??
外に露天風呂がついていますヽ(*´∀`)ノ -
2人分くらいの広さですが十分ですね。
こういう露天風呂付きの部屋だと、
・部屋に着いたら風呂入る
・ビール飲みながら風呂入る
・夜風に吹かれながら風呂入る
・寝起きに風呂入る
・なかなか起きない妻を風呂に落と・・・(これはNG)
色々楽しめます(^O^) -
しかも、少し写真だと分かりにくいですが風呂から富士山が見えるではないですか。
まさしく風呂に入りながら『富士見風呂』ですね。
さらに桜も見えるので、これに酒も加えれば『富士・花見・酒風呂』ですね。
もう訳わかんないです笑 -
ただ1点ご注意を。
目の前はゴルフコースです。
調子に乗って柵の外を覗き込もうとすると丸見えです。
まあ、気にしない方は問題ないと思いますが笑 -
ホテルで少しくつろいだ後は、夕食を食べに再び街に繰り出します。
今度は修善寺駅の周辺に。 -
駅横ビル2階にある『ほうずきや』に入ります。
ほうずきや グルメ・レストラン
-
実は当初は修善寺温泉周辺で食べようと思ったのですが、夜になると閉まるところも多いらしいので、駅の方まで移動してきました。
-
小奇麗な居酒屋風のお店でしたが、地元の食材を使った料理も多く、来て正解でした。
そして今回のメインディッシュはこちら。 -
『桜えびの炊き込みご飯』です。
私も妻もエビは好きなので、エビちゃんも嬉しいと思います(´∀`) -
ホテルに戻って晩酌の時間です。
こちらは修善寺温泉のお土産屋で買った饅頭です。
試食で食べてとても美味しかったのでお土産にと思って買いましたが、我慢できないので自分で食べます笑
まあ、よくある事です(゚∀゚) -
中身は『胡麻饅頭』と『桜饅頭』です。
妻は桜の方が美味しいと言っていましたが、私は胡麻派でした。
中身は胡麻餡がぎっしり、外は炭焼きの皮で包まれていて食べごたえバッチリです。
何げに修善寺って胡麻系はハズレないかも。 -
先ほど買ったビールも堪能します。
ちなみに3本ほど飲んだら私は寝落ちしてしまったみたいです。
朝からの運転で疲れていたのだと思いますが、妻に風呂に落とされないで良かったです笑 -
2日目は残念ながら朝から大雨。
まあ、元々予報で分かっていましたし、今回の旅は無理せずのんびりと思っていたので、開き直って昼食を食べたら大人しく帰ることにしました。
最後に美味しい蕎麦をと思って妻が厳選したお店がここ『禅風亭なゝ番』でした。禅風亭なゝ番 グルメ・レストラン
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店内は風情のある和風の造り。
11時頃の入店でしたが、この後も続々とお客さんがやって来たので、少し早めに来て良かったです。 -
注文は『天ぷらの盛り合わせ』と
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『修善寺蕎麦』です。
修善寺蕎麦は生わさびをその場で降ろしていただくことができる上、山菜、薬味、とろろ生玉子、胡麻と様々なトッピングがつくので、多様な味わいを楽しむことができます。 -
このワサビがまた最高の風味で、刷りたてだとただ刺激があるだけでなく、上品な風味があるんですよね(^O^)
余ったワサビは持ち帰ることができたので、これで後日蕎麦を家でいただきました!
今回の旅の一番の満足はとにかく食事で、選んだお店・食事はどれもハズレがなかったです。
今回は自粛して人ごみは避けて訪れなかった名所も多いので、コロナ騒動が落ち着いたら、修善寺はまた来たいと思います(^O^)
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