2019/08/25 - 2019/08/25
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Tomさん
2019年8月20日(千歳発)~9月7日(千歳着)の間、スコットランドとイングランドを旅行したときの記録です。
8月25日はダフタウンを出発してスペイ川流域のウィスキー街道をドライブ。エルギンからシエークスピアの「マクベス」の舞台となったコーダー城、カロデンの古戦場を経てインバネスのホテルまでをレポートします。
走行距離は約150kmと昨日よりは楽だったのですが、田舎道が主だったので結構時間がかかりました。また、ウィスキー蒸留所のツアーに参加したり、予定になかったバリンダロック城を訪れたり、あまり期待していなかったコーダー城が行ってみると結構見ごたえがあったりで、時間に余裕がなくなりました。それで、カローデン古戦場跡に関しては展示の前をノンストップで歩くだけでお茶を濁しました。
表紙の写真は「北の真珠」と呼ばれるバリンダロック城です。
残念ながら訪問先に関して掲載できるような出来の写真がなくてコメントだけになったり、画質が悪いもの、クリックしても大きく表示されないものがあると思います。
別なところに動画を置いています。 https://drive.google.com/file/d/1q2eR1GVAjdK-tLZ8Jk8Zqg8R_qJIeKqR/view?usp=sharing
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月25日のルート(ダフタウンからインヴァネスのホテルまで)。
スペイ川流域は田舎道が続くのでそれほどスピードが出せない。といっても現地の人たちと比べての話。制限速度の50ml/hを越えて運転しているような車もちらほら。日本だとこんな田舎道で80km/hなんてあり得ない。市街地の制限速度は40ml/hになっていることが多かったが、それでも64km/h ! -
8時30分頃B&Bを出て、近くの日本でも有名なグレンフィディック蒸留所(Glenfiddich Distillery)へ。
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白い建物がビジター・センター兼ギフトショップ。まだ施設等を一般に開放する時間ではないので写真撮影のみ。
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グレンフィディック蒸留所から更に少しだけ進むとバルヴェニー城(Balvenie Castle)がある。12世紀に砦として造られ1500年代には優雅な邸宅となり18世紀初頭まで使われていたが現在は廃墟となっている。
スコットランド・エクスプローラー・パスが有効。 -
残念ながらまだ開場時間ではないので、ここも外側から写真を撮るのみ。残念!
13世紀の軍事建築としてルネサンス様式の貴族の邸宅という点が見どころのようだ。
スコットランド女王メアリーも滞在したことがある。 -
次の訪問地に向かう道すがら。A95号線、チャールズタウンの辺り。
緯度が高いので9時過ぎでも影が長い。 -
アベラワー蒸留所(Aberlour Distillery)。
まだ開いていなかったので、先に進むことに。
次に行ったクラガンモア蒸留所(Cragganmore Distillery)ではツアーに参加して蒸留所内部を見せてもらったが、PCクラッシュのせいで掲載できるに足る写真は残存していない。 -
クラガンモア蒸留所を後にして向かったのがこのバリンダロック城。当初の予定には入れてなかったが、蒸留所巡りのついでくらいのつもりで立ち寄った。
個人の所有なので、入場券を購入して敷地内に入る。館への入り口は左端の塔の黒く見える部分。公開しているのはこの写真の左半分に当たる部分。 -
館内は撮影禁止になっており、ガイドブックは入り口とは別な場所にあるコーヒーショップでということだったので、購入せずに館内を見物。スクーン宮殿ほどの数を展示しているわけではないが、結構見ごたえがあった。じっくり見るなら館内だけでも小一時間は必要。庭も含めるとできれば2時間は確保したい。
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別な角度から撮影。
さすが「北の真珠」と呼ばれるほどの美しさがある。
ガイドブックは右下の黒く見える入り口から入るコーヒーショップで購入するということだったが、立ち寄らなかった。後悔先に立たず。 -
館のそばにあったかなり大きな庭園のごく一部。手入れが行き届いている。
城内の見物を終えたら正午過ぎだったので、駐車場に戻り買っておいたサンドイッチ等でピクニック。 -
スペイ川にかかる橋を渡ってB9102号線へ。
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カーダウ蒸留所(Cardhu Distillery)
1811年創業、ジョニーウォーカーのメイン原酒が生産がされている。
これからのこともあり、証拠写真撮影のみと決定。 -
カーダウ蒸留所の駐車場の隣にあった庭。
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次はマッカラン蒸留所(Macallan Distillery)。
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B9102号線から折れて一方通行の道を奥まで入って行く。
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するとこんなものが見えてきた。
ザ マッカラン蒸留所 散歩・街歩き
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訪問者用の駐車場を探しながら奥へ奥へと進む。
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蒸留所が所有するかなり広い敷地。地図アプリでも道が表示されないので空中を飛んでいるような状態に。予めグーグル地図で航空写真を見ておけばよかったと後悔。
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時間も押していたのでギフトショップに立ち寄る程度にしか考えていなかったが、ようやく開けたところに出てきたので、この蒸留所は通過するだけにすると決定。
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更に一方通行を進んで行くと先刻見たマウンドがまた出現。
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更に出口を示す標識に従って進んで行くと倉庫群のようなものが左手に出現。
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マッカラン蒸留所は想像をはるかに超えてとてつもなく広かった。
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次はA941号線沿いにあるグレングラント蒸留所(Glen Grant)。
駐車場の車内から写真撮影だけ。グレングラント蒸留所 専門店
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グレングラントの近くからB9015号線に入り脇道を入って行くと見えてくるのがスペイバーン蒸留所(Speyburn Distillery)。
1897年創業。これほどまでに風景と調和して建てられている蒸留所は他にはないと言われているそうだ。入り口を通り越してUターンしてから撮影したもの。 -
A941号線をエルギンに向かって疾走。途中2・3の蒸留所があるが立ち寄らず。
道路もほぼ直線が多く現地の制限速度一杯のスピードを出せた。 -
エルギン大聖堂に到着。
近くに駐車場はないが、通りに駐車できる。 -
ここから内部に入場。エクスプローラー・パスが有効。
西に面していることと他に適当なものが見当たらないのでここが正式な入り口だったことは間違いない。
この2つの塔は13世紀に造られスコットランドで最も美しい建造物の一つに数えられている。 -
入り口を入ると身廊跡、聖歌隊席跡が空洞になっている。現在残っているのは主祭壇跡と南回廊と翼廊の一部、そしてチャプター・ハウスである。身廊の中央部にはかつては聖堂の中心となる大きな塔があった。1560年のエリザベス1世による宗教改革の後、その塔と天井等が崩れ落ちた。
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南側に歩を進める。
奥に垣間見える八角形の建物はチャプター・ハウス。そこで僧たちがいろいろなことを話し合った。 -
大聖堂の南側、南翼廊跡と数多くの墓が見える。
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主祭壇があった場所の南側にある回廊。
他よりは残った部分が多い。 -
その回廊の一部。高い地位を持った人物の墓だと思われるが失念した。
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エルギンからA96号線、B9191号線等を経て次に訪れたのが、コーダー城(Cawdor Castle)。
ここも個人所有につき、エクスプローラー・パスは使えない。
入場券売り場から数十メートル歩くとここに出る。入り口は中央奥の方。コーダー城 城・宮殿
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跳ね橋を渡った先にある入り口。
城は15世紀前後に造られ16世紀にコーダー家からキャンベル家へと渡され、以後キャンベル家がコーダー伯として所有し続けている。 -
応接室(Drawing Room)その1。
コーダー城はシェークスピアのマクベスに出てくるが、実在のマクベス王はこの城ができる前の人物なので城とは関係ない。しかし実在のマクベス王はシークスピアのマクベスと同じように近親者等を次々と殺し王位についた。 -
応接室その2。
歴代コーダー伯の肖像画が配置されている。室内に説明パネルがあったが、すべてを確認できなかった。 -
応接室その3。
赤いコートを着ているのはコーダー男爵としての初代及び第18代当主のジョン・キャンベル(1753-1821)。彼は国会議員でもあった。 -
応接室その4。
イザベラ・キャロライン・キャンベル(1771-1848)の肖像画。バイロン(1788-1824)は彼女のことを '... I remember Lady Cawdor was a sweet pretty woman ...' と書いた。彼女とバイロンは曽祖父が同じ。 -
寝室には違いないが、どういった寝室だったか失念。
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寝室のタペストリー。17世紀頃のものと思われる。
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寝台を別角度から。
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この寝室に置かれている家具。
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別の寝室。ここの詳細も失念。
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ベッドの反対側にある家具。
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ピンク・ベッドルームという部屋。
この2つのベッドはチッペンデール製。 -
ベッドの足がボールを掴む爪のようになっていること、束ねられたような支柱などがチッペンデールの特徴(らしい)。
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この寝室に置かれた家具。
アングルが残念だがタペストリーは1680年に織られたもので、物語「ドン・キホーテ」の1場面を表している。 -
ここも寝室。
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同じ寝室。詳細は失念。
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居間(だったかな?)。
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同じく居間。螺鈿細工らしいボードが・・・。
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ダイニング・ルーム。
大きな部屋の隅に食卓が置かれていた。 -
ダイニング・ルームのタペストリー。色合いからして古そう。
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同じくダイニング・ルーム。
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昔のキッチン。
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年代物の自転車や三輪車が置かれていた。
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かなり古い形の自転車と(多分)手動式消防ポンプ。
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城を出て隣接する庭へ。コーダー城は建物内部ばかりでなく庭園も素晴らしいが、時間が気になりじっくり見なかった。
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駐車場と入場券売り場の間にある馬車。特に説明があるわけではなかった。帰りがけに1枚。
場内と庭園をじっくり見るなら2時間は必要だろう。 -
コーダー城から中央線のない狭い田舎道を通ってカローデン鉄道橋(Culloden Viaduct)へ。逆光だけど、まぁまぁの写真か。
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反対側に出てほぼ全容を収める。
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鉄道橋であろうが、水道橋であろうが、こんな建造物は viaduct (高架橋)。
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次の目的地までの途中にあるので停車して撮影。
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コーダー城から約30分の狭い田舎道を通ってたどり着いたのがカローデン古戦場跡。かなり広い。
カロードゥンの戦場 (ビジターセンター) 史跡・遺跡
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古戦場の一角にあるレナック・コテージ。18世紀初期に建てられたもので、何度も改修されたそうだ。
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ナショナル・トラスト・スコットランドが管理する博物館近くからコテージを撮影。
エクスプローラー・パスは使えない。博物館は主に第2次ジャコバイトの乱に関する資料等を展示している。この地における最後の戦いでジャコバイト軍がイングランド軍に敗れ。以後ジェームズ2世の血縁者が王位の継承権を主張することはなくなった。 -
インバネスのホテル。Premier Inn Inverness Centre (Millburn Rd) hotel
https://www.premierinn.com/gb/en/home.html
部屋は広くないが寝るだけなので十分。西日がまぶしくカーテンを閉めて撮影。 -
バスタブなしのバスルーム。お湯もしっかり出た。
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