走って山形鶴岡からの新潟村上「井筒屋」から鶴岡

2020/02/14 - 2020/02/16

山形鶴岡の庄内神社で、プライベイトな尺八奏者の「き乃はち」さんが奉納演奏をされると言うことをプランナーのNさんから聞き急遽主人と連れて行って貰うことになりました。
出発した日は兎に角、多治見から車でひたすら鶴岡に向かい、翌日は午前はNさんが打ち合わせの間に絶対食べに行くべきと言われて、新潟村上の鮭の専門店「井筒屋」にお昼を食べるためだけにお出かけ、2:30までに神社に戻って酒井のお殿様の隣で奉納演奏聞いて、２日間が終了しました。
最終日は鶴岡を知り尽くしたN氏にくっついて観光帰宅しました。

エリア 村上・岩船(新潟)

11:30に多治見出発、ひたすら山形鶴岡を目指します。
順調に進んで、鶴岡に6:15に到着。
大人気の八方寿司さんへ。
安くて美味しくて、ご主人さん一人で握られるのであまりの忙しい動きに見とれて写真忘れました。
ご主人様のお勧め、特握り2,600円。
最初に出たネギトロ、とろけるよう。
いくらもウニもこぼれ落ちそうに山盛り。
ご馳走さまでした。

翌日は絶対行くべきとお勧めの、新潟村上の鮭専門店のレストラン「井筒屋」へ、往復200kmのお昼です。
海沿いの気持ちいいドライブです。

10:30に到着。
土、日、祝日は11:00のみ予約が出来ます。

松尾芭蕉が泊まった由緒ある建物です。

時間まではお店の土間で待ちます。

左は和室、奥が椅子席です。

こちらが和室の中です。

クラシックで素敵なインテリアです。
歴史的な建造物に選ばれています。

頂いた席は中庭が見える一番の席でした。

最初の2品。
鮭の酒びたし、鮭の生ハム寿し

前日に予約をした人は土鍋で炊いたご飯が絶妙のタイミングで出されます。
ですから予約の前に行っても11:00まで待たされたのです。
飛び込みの人はご飯だけ運ばれます。

ご飯が蒸されるまで塩引鮭を焼きます。
皮から2分、引っくり返して2分。

焼き上がりの頃にご飯が蒸されます。
久し振りにおこげを食べました。

私は7品、1,950円。

主人は1段3品追加の10品、2,900円

最初に白いご飯を一口。
次に塩引鮭でご飯を味わい。
後は色々な鮭で。
最後にもう一杯ご飯に最後の塩引鮭で、特別なほうじ茶でお茶漬け。

デザートはさっぱりした甘酒。
鮭だけでこんなに楽しめるなんて。

お店で食べた色々な鮭を購入できます。
塩引鮭の３切れはこちらのお店だけです。
酒びたしは本店の方が小さいパックがあります。
駐車場はどちらにもあって、200m位なので歩いた方が早いです。

こちらが本店です。
レストランはありません。

最所にお店の奥を見学します。
入って直ぐ大広間があり、こちらには1本の塩引鮭が売られています。
重さで値段が違います。
8,000円から15,000円位です。

北西の風で発酵熟成させて塩引鮭は造られています。
天井から吊るされた鮭は壮観です。

こちらの方が製品の種類が多いです。

この通りには味のあるお店があります。
こちらは和菓子屋さん。

こちらは干物中心の魚屋さん。

昼からは晴れて来て海がきれいです。

尖った岩が見られます。

2:15に庄内神社到着。

此処は酒井の殿様が祀られています。

此方が奉納演奏をされる、き乃はちさんです。
江戸城にあったと言う太鼓が打たれ、正式参拝の祝詞が挙げられ、素晴らしい演奏に魅了されました。
関係者１０名だけの贅沢な時間でした。

加藤清正の骨の一部が入ったお墓がある天澤寺の近くには、鶴岡市有形指定文化財の日向家がありました。

お寺のお尚さまに招かれて、お茶を頂き御挨拶出来ました。

此方が清正公のお墓の入り口です。

雪囲いで中が見れませんでした。

家臣の墓もありました。

このお寺の近くの庄内紡ぎの榎本さんの工房を訪ねました。
爪で織っていく貴重な技法で今では二人になってしまったそうです。

紡ぎだけではなく、庄内シルクや綿を染めた作品も展示されていました。

今回は雪国の雰囲気を味わいながら道路には何処にも雪がありませんでした。
翌日から雪になったので本当に天候に恵まれた特別な旅となりました。