4連休でジブチ(1) ジブチシティ

2020/02/08 - 2020/02/09

2月の飛び石連休でアフリカのジブチに行ってきました。
チムニーと呼ばれる奇岩群が連なるアッベ湖（Lac Abbe）と海抜マイナス155mの塩湖・アッサル湖（Lac Assal）が目的でしたが、現地でツアーの手配に思わぬ苦戦。初日はツアーを探しつつ首都のジブチシティを散策しました。

＜旅程＞
【0日目(2/7金)】
　中部18:45→仁川20:55（OZ123）
【1日目(2/8土)】
　仁川0:20→アディスアベバ7:40（ET673）
　アディスアベバ9:05→ジブチ10:20（ET362）
　ジブチシティ泊
【2日目(2/9日)】
　ジブチシティ～アッベ湖
【3日目(2/10月)】
　アッベ湖～アッサル湖～ジブチシティ
　ジブチ19:00→アディスアベバ20:30（ET365）
　アディスアベバ23:55→
【4日目(2/11火)】
　→バンコク13:15（ET628）
【5日目(2/12水)】
　バンコク0:05→中部7:30（TG644）

＜主な旅費＞
・航空券（ANA特典）：70,000マイル＋19,090円
・宿泊：4,000ジブチ・フラン
・現地ツアー：300USD
・ビザ：25USD

エリア ジブチ(ジブチ)

• 同行者: 友人
• 航空会社: エチオピア航空 アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

金曜日は仕事を昼で切り上げて中部国際空港へ。
新型コロナウィルスの影響で大半の中国便が欠航となっていました。

中部国際空港セントレア 空港

久しぶりのアシアナ航空で仁川空港へ。
大半の乗客がマスクを着用していました。

出発約30分後に機内食

定刻より少し早い20:50頃に仁川空港に到着し、アシアナ航空のラウンジへ。

アシアナ航空ビジネスラウンジ (仁川空港) 空港ラウンジ

まずは深夜便に備えてシャワー。受付でカードキーを借りて、待たずに使えました。

ラウンジで軽く食事。

日本でジブチまでのボーディングパスが発行されていましたが、搭乗ゲートで呼び出されてビザをどうするかなどを確認され、新たなボーディングパスを発行されました。

成田から飛んできたエチオピア航空でアディスアベバへ。
機内で今回ジブチにご一緒するYさんと合流しました。
遅延して深夜1時頃に出発。

機内は結構混んでいましたが、隣は空席で快適（今回の旅では幸いにも全フライトで隣が空席でした）。近くにはアフリカの民族衣装の方々。

ただ、機内中央のトイレの手洗いの水が出ませんでした。。。帰りのADD→BKKでは便座の蓋が倒れてくるし、エチオピア航空は機内設備のメンテナンスが悪い。

真夜中ですが出発約1時間後に1回目の機内食

到着約2時間前に2回目の機内食

出発は遅れましたが、定刻より少し早い7:35頃にアディスアベバに到着。
この空港は1年半ぶりでしたが、ターミナル2は以前と構造が変わり、保安検査を受けてから店舗やラウンジのあるフロアに入る流れになっていました（以前は店舗等のあるエリアとゲートの間（この写真の真ん中付近）が壁で仕切られて、そこに保安検査がありました）。

ボレ国際空港 (ADD) 空港

スターゴールドラウンジは以前と同じ場所にありました。
ここで昨年ハイチで知り合ったKさんと偶然お会いしてびっくり。

食事をする間もなくゲートへ。

ジブチ行きは少し遅れて9:23頃に出発。
小さなサンドイッチのみ提供されました。

10:40頃にジブチに到着。
ターミナルに入る際に体温チェックがありました。
Visa on arrivalのカウンターでアライバルビザの取得と入国審査。入国書類はなく、写真を撮られて25USDを支払うとアライバルビザを取得できました。

ジブチ国際空港 (JIB) 空港

11時過ぎには入国完了。建物内のATMでは何故か引き出せませんでしたが、建物外のATMでジブチ・フランを入手できました。レートは1フラン≒0.62円。

タクシーで市内中心部へ。2000フラン（≒1240円）。
空港前に飛行機が展示されていましたが、周囲にお店はなさそうでした。

20分ほどで「Hotel Horseed」に到着。
Yさんが事前にメールしたものの返信がなく、予約なしでしたが、無事に泊まれました。

ツインルーム（バス・トイレ共同、エアコン付）、2人で1泊8000フラン（≒4960円）。

共同のシャワーは温めのお湯が出ました。

日なたはこの時期でも暑いジブチですが、レセプション付近の共用スペースは日中でも涼しい。

ここでオーナー（？）の女性にアッベ湖・アッサル湖に行くツアーの手配を打診したところ、いつも紹介しているツアー会社のダニエルさんがイタリア人旅行者を連れてアディスアベバに行ってしまったので、紹介できないと。。。しかも、土曜日は休日のため殆どのお店が閉まっているとのことで、ツアーは翌朝探すしかなさそうな、とても困った事態になってしまいました。

ちなみに、この付近ではwifiが使えましたが、一覧には表示されておらず、Androidスマホの場合、「ネットワークを追加」画面でSSIDを入力し、非公開ネットワークを「はい」に設定した上で接続する必要がありました。

仕方ないので、ツアー会社探しも兼ねてジブチシティの街歩き。

夏は50℃を超えるという酷暑のジブチでは比較的涼しい時期ですが、それでも日なたは結構暑い。30℃くらいでしょうか。

スーパーで水を購入したところ、1.5リットルで100フラン（≒62円）でした。500mlは50フラン。

裏道の路地はこんな感じで、立ち入るのを少し躊躇しました。
比較的治安は良好とされているようですが。。。

カラフルな建物が並ぶ通り。この辺りを境に、南側のローカルなエリアがアフリカン・クォーター、北側がヨーロピアン・クォーターと呼ばれているようです。

ヨーロピアン・クォーター側にモスクが見えました。

路線バス

フランス植民地時代の面影が残るヨーロピアン・クォーター

Maps.meに載っていた旅行会社2軒ほどに行ってみましたが、どちらも閉まっていました。ジブチでは暑いためか多くのお店が12-16時頃は閉まっているようです。観光案内所も土曜日は休業でした。

ジブチの中央銀行。
この少し前から勝手にガイドする人がずっと付きまとってきてしまい、案の定、中心部を離れた辺りで1000フランとしつこく要求してきましたが、宿に入って難を逃れました。

モスク

バスターミナル

バスターミナル付近には露店

道端で山羊をよく見かけました。

一旦宿に戻って暑い時間をやり過ごした後、再びツアー会社探し。宿のオーナーから、Dolphin Excursionsなる会社がアッベ湖に行くツアーを催行しているという情報を得られましたが、詳しい情報は分からないとのことで、電話してみてくれたものの繋がらず。ウェブサイトによると2人の場合で1人当たり490USD（＋英語ガイドが1日当たり55USD）とお高く、しかもオフィスが空港方面に約3.2kmと遠いですが、やむを得ないので、望み薄ながらもオフィスに歩いて向かってみました。

途中の路上では小規模な自転車レースが開催されていました。

現地民が撒いた餌に群がるネコ

途中で道路が通行止めとなっていて、大幅な迂回を強いられました。
後で聞いた話では、その辺りに大統領の自宅（？）があるらしい。

各国の大使館などの立派な建物が並ぶエリア

あの並びに目指すDolphin Excursionsがあるようです。
高級住宅街に位置するお金持ち御用達の旅行会社という感じでしょうか。

ようやくDolphin Excursionsに到着しましたが、やはり閉まっていました。
その辺にいた人によると、オーナーがアメリカ旅行中なので、1週間くらい休業中だと。。。

帰り道、CASINOという大きなスーパーのカフェでフルーツサラダを頂きました。350フラン（≒217円）。

廃線跡で遊ぶ子供たち

宿の近くのMoukbasa Nationalというイエメン料理店で夕食

魚を選んで窯で焼いてもらう。

魚（600フラン）とチャパティ（200フラン）を2人でシェア。
勝手に付いてきてほぼ使わなかったソースの料金（200フラン）も請求されてしまいました。

翌朝、当日では難しそうなのでほぼ諦めつつも7時半頃から再びツアー会社探しに。
何軒もの旅行会社に当たってみたものの、国内ツアーは取り扱っていなかったり、最少催行人数4人かつ当日では無理と言われたり。。。

最後の望みをかけて、8時に開く観光案内所に行ってみました。

すると、何とツアー会社を紹介してくれた上に電話で呼んでくれて、30分後くらいにツアー会社の人が来てくれることに。

結果的には40分以上待ちましたが、「Yayo Guide Touristique」（[e-mail]）のYayoさんがやって来て、アッベ湖・アッサル湖のツアーに行けることになりました！
料金は当初は2人で450USDと言われ、後で計算間違いが判明して600USDに訂正されましたが、それでも想定より安い（宿泊、食事、飲料込み）。

宿に戻って併設のベーカリーで朝食を調達（200フラン＋150フラン）。
出発の準備をしていると、何と宿紹介のツアー会社のダニエルさんがやって来ましたが時すでに遅し。

10時半過ぎに迎えが来てツアーに出発！

（アッベ湖・アッサル湖編に続く）