2019/12/08 - 2019/12/08
108位(同エリア259件中)
naoさん
大阪府茨木市宿川原町は、京都と下関を結ぶ道として整備された西国街道(山陽道)の内、山崎街道とも呼ばれていた京都と西宮を結ぶ区間に設けられていた6つの宿場(山崎宿:大山崎町・島本町、芥川宿:高槻市、郡山宿:茨木市、瀬川宿:箕面市、昆陽宿:伊丹市、西宮宿:西宮市)の中間地点にあたる郡山宿があったところで、江戸時代には大坂を経由せずに西国へ抜ける脇往還(脇街道)として西国諸大名の参勤交代などに利用されました。
本陣と脇本陣が設けられていたこと以外、郡山宿の規模等は明らかではありませんが、当初の建物が享保3年(1718年)に焼失した後、享保6年(1721年)に再建された本瓦葺き入母屋造りの本陣が現存しています。
本陣に保存されている数多くの資料の中には、元禄9年(1696年)から明治3年(1870年)までの「宿帳」も含まれていて、忠臣蔵で有名な赤穂城主浅野内匠頭が松の廊下で刃傷事件をおこす前年の元禄13年(1700年)に宿泊したことや、浅野家断絶の申し渡しのため赤穂へ赴いた脇坂淡路守が泊まったことなどが記録されています。
本陣では、今もご当主一家が生活されていますが、春と秋には特別公開が実施され、期間中はご当主自らが解説してくださるそうです。
なお、平成30年の大阪北部地震の影響を受け、現在、安全性が確認できるまで特別公開は中止されています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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京都と下関を結ぶ西国街道(山陽道)にやって来ました。
この辺りは、かつて郡山宿があった宿川原町の東側に隣接する下井町になります。 -
とても間口の広いお屋敷です。
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虫籠窓をしつらえた厨子2階建ての町家です。
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こちらの虫籠窓は瓜型です。
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かつての茅葺屋根をトタン板で覆った町家です。
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入母屋屋根の妻面には家紋が描かれています。
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こちらの町家も、厨子2階建てで虫籠窓をしつらえておられます。
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立派な門構えのお屋敷です。
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こちらの主屋も、かつての茅葺屋根を金属板で覆っておられます。
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間口が広いだけでなく、奥行きも結構な深さがあります。
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さて、宿川原町に差し掛かりました。
かつての郡山宿の東の入口には、「郡山宿本陣」の案内標識が立てられています。
ちなみに、郡山宿の範囲と、現在の宿川原町の範囲はほぼ合致しています。 -
宿川原町の町並みです。
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郡山宿に入ってすぐの交差点に立っている道標。
左側の道標には「左 かちおう寺 西国道」と刻まれています。
道標に示された「かちおう寺」は、箕面の勝尾寺かと思われます。 -
こちらは右側の道標で、「右 茨木停車場 そうぢじ 道」と刻まれています。
道標の「そうぢじ」は、茨木市の総持寺かと思われます。 -
外格子をめぐらせた、妻入りの町家です。
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こちらが「郡山宿本陣」です。
現存する「郡山宿本陣」は、当初の建物が享保3年(1718年)に焼失した後、享保6年(1721年)に再建されたもので、今もご当主一家が生活されています。 -
なお、平成30年の大阪北部地震の影響を受けたため・・・
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現在、安全性が確認できるまで公開は中止されています。
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保存されている宿帳には、忠臣蔵で有名な赤穂城主浅野内匠頭が松の廊下で刃傷事件をおこす前年の元禄13年(1700年)に宿泊したことや、浅野家断絶の申し渡しのため赤穂へ赴いた脇坂淡路守が泊まったことなどが記録されているそうです。
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こちらは御成門(おなりもん)です。
「郡山宿本陣」は親しみを込めて「椿の本陣」と呼ばれていますが、この通称は、御成門をくぐった左手に植えられている椿の木に由来していると言われています。 -
本瓦葺きの町家です。
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土蔵のある町家です。
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かつての茅葺屋根をトタン板で覆った町家です。
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下屋の瓦葺や漆喰壁など、生活するためだけではなく、建物そのものの保全を兼ねて入念に手が入れられています。
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こちらは宿川原西会場です。
ここにも興味を惹かれる道標が立っています。 -
宿川原西会場門前の東側に立つ道標には「すぐかちをぅじ道」と・・・
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また、西側の道標には「右 かつをうじ」と刻まれています。
ここに刻まれた「かちをぅじ」と「かつをうじ」は、箕面の勝尾寺のことでしょうね・・・。 -
宿川原西会場の敷地内に立っている道標は、上部が折れて無くなっているので判別しづらいですが、恐らく「(そう)し寺 (京)大坂 道」と刻まれているものと思われます。
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瓜型の虫籠窓をしつらえた町家です。
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宿川原町の西端に架かる鍛冶屋橋まで来ましたが、西側に隣接する豊川にも良い町並みが連なっているので、ちょっと足を延ばしてみます。
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こちらのお屋敷の門構えは今風の造りになっていますが・・・
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主屋には白漆喰を塗籠めた瓜型の虫籠窓が開けられています。
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今も使われていると思われる火の見櫓がそびえています。
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こちらは鉄筋コンクリート打ち放しのモダンな建物ですが、形的には伝統的な和風建築の姿を踏襲しておられます。
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格子戸の入った立派な門構えに、重厚な瓦葺の土塀をめぐらせたお屋敷です。
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こちらのお屋敷の門には、桝格子戸が使われています。
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こちらの門は普段は使っておられないのか、駒留で閉じられています。
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厨子2階建ての町家です。
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こちらのお屋敷は、たわわに実る夏みかんが土塀越しに顔を覗かせています。
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「是ヨリ 豊川學校 勝尾寺(右) 粟生 宿久庄 清水(左) 道」と刻まれた道標です。
この道標には、「勝尾寺」の文字がはっきりと書かれています。
では、この辺りで引き返します。 -
豊川の町並みです。
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生垣の向こうから、火の見櫓が覗いています。
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茅葺屋根をトタン板で覆った町家が見えてきました。
では、この辺りで宿川原町の町歩きを終えます。
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