ソウル行の国際線航空券よりも高額な空港アクセス代

2020/02/12 - 2020/02/12

2020年2月の訪韓は久しぶりの釜山。
当初の予定では中部空港の新LCCターミナル探訪を兼ねて、
名古屋→釜山の航空券をエア釜山で買っていましたが、
ソウルへ行かなければならなくなったのと、
東京→名古屋の高速バスの長時間密閉空間を恐れて、
静岡→ソウル→釜山と旅程を大幅に変更しました。
運賃が安いので静岡出発の航空券を買いましたが、結果的に大失敗。
直前になって、成田発でも済州航空が2400円まで下げて投げ売りしていました。

出発当日、午前中に急な予定が入り、午後から新幹線で静岡空港へ。
小田急と東海道線に乗れば安く行けるはずの静岡空港ですが、
時間をお金で買わざるを得ない状況となり、予想外の大出費となりました。
静岡発の航空券を捨ててでも成田から行ったほうが安上がりでした。



ルート
静岡FSZ18:50→仁川ICN21:15 7C1281 HL8239
金浦GMP19:50→釜山PUS20:45 7C280 HL8304
釜山PUS15:00→成田NRT17:30 BX1143 HL7731



航空券
静岡→仁川　済州航空　運賃2400円、燃油700円、諸税1000円、合計4100円
金浦→釜山　済州航空　運賃0W、燃油5500W、諸税4000W、合計9500W
釜山→成田　エア釜山　運賃2807円、燃油452円、諸税2211円、合計5470円

キャンセル分
中部→釜山　エア釜山　払戻手数料1500円　
東京→名古屋　JR東海バス　払戻手数料600円

国際線航空券よりも高い、新幹線での静岡空港アクセス
品川→島田　運賃3740円、特急券2530円、合計6270円
島田→静岡空港　バス運賃500円

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 航空会社: チェジュ航空

品川から新幹線こだま号に乗車。
在来線でも乗継良ければぎりぎり間に合ったかもしれない微妙な時間での出発です。

こだま659号の車内

LCCの機内とは比べ物にならないほど快適な空間。

快適な新幹線なので、とてつもなく料金が高いです。
静岡→ソウル(4100円)よりも、東京→静岡空港(6770円)のほうが高額。

1時間半もかからずに静岡駅に着いてしまいました。

静岡駅の地下道にあった静岡オリンピックの広告
正しくは、東京オリ・パラの静岡県会場。

在来線で島田へ。

利用者が少ないのに静岡駅で後ろ3両増結しました。

6両編成なので島田までほとんど空気輸送でした。

16時前に島田駅に到着

静岡空港行のしずてつバスの乗客は私1人だけ。
空港までノンストップなので完全貸切となりました。

大井川を渡り始めるところ

大井川の橋上

茶畑の中を走行

16時半には着いてしまったので、駐車場のまわりをうろうろ。
もう少しバスの島田駅発車時間が遅ければ、新幹線に乗らずに来れたのに。

駐車場の利用案内

貨物地区

ターミナルビル入口には消毒液を設置

18:50出発で30分前の18:20までチェックイン可能。

締切の前にチェックインして2階へ

富士山の泡が出る花王の石鹸

小さい空港なのに、至る所に消毒液を設置してあり、かなり清潔な空港です。

静岡らしく、「茶箱」の自販機がありました。

搭乗待合室

1番ゲート

喫煙ルーム

済州航空静岡発仁川行7C1281便、乗客は100人程度乗っていました。
機体の登録番号はHL8239、古い機材でした。

シートポケットがありましたが、小さすぎてペットボトルが入りませんでした。

7C1281は20:44に着陸、31番ゲート着。

韓国入国予定者は韓国人たったの28名、外国人77名。
日本人の訪韓も減っている中で、平日なのに相変わらず、静岡便の日本人率は高めです。
昨年から各社が日韓線を削減しているのに、済州航空が静岡路線を維持できるのは、静岡人の需要が多いおかげでしょう。

韓国も日本と同様に、まだ中国からの入国者を受け入れています。

健康状態調査票の記入例

中国便の乗客は提出必須

MERSの中東該当国も

夜間西側クローズの案内

入国審査は全く並びませんでした。
いつも居るはずの中国人がいないので空港全体が閑散としていました。

閑散とした仁川空港は20年近く前の開業当初の頃を思い出させます。