2020/01/31 - 2020/01/31
1419位(同エリア4233件中)
杏仁豆腐さん
身近な人物の肖像、風景、そして静まりかえった室内――限られた主題を黙々と描いたデンマークを代表する画家ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864-1916)。
17世紀オランダ風俗画の影響が認められることから “北欧のフェルメール” とも呼ばれるハマスホイの作品を鑑賞できる機会が訪れました。ハマスホイの展覧会は、日本では2008年以来となります。
日本ではじめての本格的な紹介となる19世紀デンマークの名画とともに、ハマスホイの珠玉の作品は多くの人々を魅了します。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
PR
-
1週間前に、日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」を見に東京国立博物館に来ました。2週続けての上野訪問です。
今日は、東京都美術館です。 -
ハマスホイ作品約40点が集結しています。
また、コペンハーゲンで19世紀前半に華開いた、“デンマーク絵画の黄金期”の素朴で純粋な絵画から、印象派風の光の描写を取り入れたスケーイン派、世紀末の首都で活躍した画家たちによる室内画まで、魅力あふれるデンマーク絵画を日本で初めて本格的に紹介しています。 -
音声ガイドナビゲーターは、女優の宮沢りえです。
-
北欧の柔らかな光が射し込む静まり返った室内―開け放たれた扉、控えめで上品な家具調度、後ろ向きの女性―。
そう、ハマスホイの絵には、後ろ向きの女性が登場します。
「室内画の画家」として知られるヴィルヘルム・ハマスホイ。コペンハーゲンで生まれ、王国の歴史が降り積もった建物や、旧市街に建つ古いアパートの室内を繰り返し描きました。 -
画業の初期には肖像画や人物画、風景画に取り組んでいましたが、1890年代半ば頃から徐々に室内画が創作活動の中心になり、1898年に移り住んだストランゲーゼ30番地の自宅を描いた一連の作品によって、独特の表現と、国内外からの名声を獲得します。
以降、1916年にこの世を去るまで、コペンハーゲンの異なる住宅で暮らしながら、その古い室内を描き続けました。
淡々と描かれた室内空間。動きのない人物。表情もわからない。そんな絵画が見る者の想像力を掻き立てます。 -
第1章は、日常礼賛−デンマーク絵画の黄金期。
第2章は、スケーイン派と北欧の光。
第3章は、19世紀末のデンマーク絵画−国際化と室内画の隆盛。
第4章は、ヴィルヘルム・ハマスホイ−首都の静寂のなかで。
1840年代以降、「未開の地」ユラン(ユトランド)半島へ足を延ばす画家が現れ、1870年代初頭、半島北端の漁師町スケーインが「発見」されます。
この地を訪れた画家たちが描く、独特の厳しい自然環境や、そこに暮らす漁師たちの姿などを通じてスケーインの評判は広まり、国境を越えてこの小さな漁師町に集う芸術家たちはスケーイン派と呼ばれるようになりました。
スケーインという地がとても印象に残りました。 -
ハマスホイとデンマーク絵画についての理解が深まり、興味を抱くことができました。
-
一見何もない室内ですが、そこには見る者によってそれぞれの風景が付け加えられるような気がしました。
-
東京都美術館内からの風景。
-
東京都美術館2階のレストラン・ミューズでランチです。
ポークカツサンドをいただきます。 -
しっかりとしたカツが入っています。
-
珈琲でほっと一息です。
-
カウンター席でいただきました。
上野公園を眺めながらのランチ。 -
冬の上野公園。
天気もいいので、多くの人がいます。
さて、これから東京国立博物館の 特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて
を見ます。今日は、はしごです。
この旅行記のタグ
関連タグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
上野・御徒町(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
14