2019/12/24 - 2019/12/28
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しん0912さん
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※少し前の話になりましたが、昨年末も、年末休暇が早くから取れたので、 妻と台湾・高雄に行ってきました。
緊急事態宣言下ですが、ステイ・ホームで投稿させて頂きます。
※日程等は、以下のとおりです。
12月24日 IT281 11:25成田発⇒15:05高雄着
高雄カインドネス ホテル駅前館泊(高雄康橋大飯店站前館)
以下、4泊とも同じ
12月28日 MM636 8:25高雄発⇒12:30成田着
※往路はタイガーエア、復路はピーチと、往復とも、LCCになりましたが、
年末、急な予約で、これ以外の選択肢はなく、運賃も、それ程、安くはな
かったです(高くもなかったですが)。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【一日目(12/24)】
自宅を7時頃に出て、9時過ぎに成田着。高速道路が少し混んでました。
タイガーエアにチェックインします。 -
定刻の11時25分に離陸。機内は、まあ狭い空間でした。
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ちょうど、昼時だったので、角煮弁当を1つ。ビール2本と合わせて、430元。1元が3.7円くらいでした。機内だから、値段はこんなもんでしょうか。味は、意外と美味しいです。
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飛行機は、定刻の15時過ぎに高雄に着陸。
高雄国際空港からは、地下鉄のレッドラインで15分くらいでした。
駅を降りて、5分程歩くと、宿泊先の高雄カインドネスホテル駅前館(高雄康橋大飯店站前館)に着きました。 -
カインドネスホテルは、日本のビジネスホテルとほぼ同じくらい清潔でした。シャワーのみのダブルの部屋でしたが、広さもまずまずでした。そもそも、朝食と夜食もついていて、一泊7千円くらいですから、何の文句もありません。
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ホテルの部屋で少し休んでから、高雄駅前に出て、路線バスに乗って、リーズホテル(麗尊酒店)前で下車。2分程歩いて、「五福台菜海産鵝肉」に着きました。本日の夕食場所です。
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この店は、「熱炒(ルーチャオ)」という形態で、台湾式の居酒屋らしいです。店先に魚介類が並べてあって、好きな材料を選んで好きな調理方法で提供してもらえますが、
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別のコーナーには、鵝鳥(ガチョウ)の塩茹でがあって、こちらもこの店のお勧めのようです。
-
ということで、ガチョウの塩煮を頼みました。
鶏肉よりも味が濃厚で美味しいような気がします。 -
他にも、エビや貝やタケノコやらを頼んで、ビールも数本飲みましたが、お会計は1千元ほど。
熱炒、リーズナブルです。 -
食後は、「六合夜市」に寄ってみました。
高雄で最も歴史のある夜市ということで、約300mにわたって屋台が立ち
並んでいましたが、満腹のせいか、特に食指が動くこともなく、おとなしく美麗島駅からメトロに乗って、ホテルに戻り就寝しました。 -
【二日目(12/25)】
ホテルの朝食ブッフェも利用できるのですが、今朝は、有名な「興隆居」に行くことにしました。
ホテルからは少し離れていて、オレンジライン・市議會駅の1番出口から徒歩3分くらいらしいですが、徒歩で1.5km程、20分くらいで着きました。 -
「興隆居」は、特に、この「湯包」(肉まん)が有名なようです。
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湯包だけを買う人は左側に、それ以外も買う人は右側に並ぶようです。湯包以外も食べてみたかったので、右側に並びました。
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湯包をゲットした後、こちらで、燒餅類と鹹豆漿を注文しました。鹹豆漿は、豆乳にネギとか油條とかを入れてラー油と醤油で味付けしたスープですが、豆乳担当の店のおばさんが、日本語で「しょっぱい方?」と聞いてくれたので注文できました。
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これだけ頼んで200元くらいです。
注文に手間取ってる間に肉包が少しぬるくなったのは残念でしたが、どの食べ物もとても美味しくて、流石は有名店でした。 -
興隆居で美味しい朝ごはんを食べた後、いくつか名所を見物しながら歩いてホテルに戻ることにしました。
最初に訪れたのは、「三民市場」。 -
高雄最大の地元民向け市場だそうで、生鮮品、食品屋台から洋装品まで、何でも売っています。自分的には、「六合夜市」よりも面白かったかも。
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続いて、「三鳳宮」です。道教で崇められている少年神、中壇元帥(?犠?三太子)を本尊として祀っているそうです 。
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300年ほど前、清朝時代の康熙年間に建立され 、1971年、建国三路拡張の支障になったため現在の三民区河北二路に移転落成した、とモノの本に書いてあります。
よくわかりませんが、とても立派なお寺で、凛とした空気が流れていました。一部、改修工事中でした。 -
最後に、「三鳳中街」。
こちらは、台北の迪化街のようなもので、高雄の乾物問屋街です。 -
アーケード通りの両側に色んな乾物屋が林立しています。
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ここでは、お茶と干し木耳、ドライマンゴーを購入しました。
ホテルに戻って、少し休憩です。 -
午後は、高雄で一番有名な観光地「龍虎塔」がある「蓮池潭」に行くことにしました。
まずは、レッドラインで生態園區駅へ。 -
生態園區駅から蓮池潭へはバスもあるということでしたが、30分以上待つようだったので、タクシーで龍虎塔の真ん前へ。ちょうど、100元でした。
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龍虎塔は、虎と龍が出入口になった2つの塔で、建設は1976年と比較的、新しい建造物のようです。
縁起がよい龍の口から入り、 -
縁起の悪い虎の口から出ると悪運を取り払ってくれるということなので、我々も、言い付けを守って、その通りにしました。
龍の入り口を入ってすぐのトンネル内には、「二十四孝図」(歴史上の人物24人の善行を紹介した物語)をモチーフにした陶磁器の装飾が壁に飾られていました。塔内の階段は最上階まで登ることができました。
入場料は無料でしたが、寄付用の箱があったので、少し寄付すると、係のおばさんが絵葉書セットをくれました。 -
龍虎塔の後、蓮池潭の周囲を歩いて、孔子廟の辺りまで行ってみることにしました。
池の周囲は散歩道として整備されており、慈済宮、春秋閣、五里亭、啓明堂などの中華情緒に溢れた建造物が並んでいます。
写真は、たぶん、啓明堂(?) -
これは、玄天上帝神像。
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最後に、孔子廟。
午前中から、歩いてばかりなので、ここで力がつきてしまい、タクシーを拾って、新査営駅へ。 -
新査営には、新光三越百貨店もありましたが、あまり食べたいものも見つからず、駅前の定食屋で魯肉飯ほかを軽く頂きました(食堂対面の家楽福(カルフール)でビールも買ってきました)。
電車で高雄駅まで戻ったら、16時頃。夕食まで、ホテルでしばらく休憩です。 -
夕食の時間になったので、レッドラインで美麗島駅に出て、歩いて15分程で、「七美望安」へ。
店の全景は撮り忘れましたが、愛河近くの海鮮料理店で、店頭の海産物を選んで調理してもらいます。 -
茹で蟹は、少し大きいやつを頼みました。
-
ほかに、貝の野菜炒めとか、料理を5品くらい頼んで、ビールも飲んで1500元くらいでした。店に来る途中のセブンイレブンで紹興酒を買って持ち込みましたが、持込料は数十元でした。
今日は、すごく歩いたので、ホテルに戻ってすぐに寝ました。 -
【三日目(12/26)】
今日は、台南に行ってみることにしました。
朝食は台南で摂ることにして、朝7時過ぎにホテルから歩いて
台鉄の高雄駅に。
高雄から台南へは、高鉄の新幹線で20分弱のようですが、駅が中心部から
離れているということなので、台鉄で行くことに。特急の自強号もあるようでしたが、安い各駅停車の区間車で、台南まで68元、1時間程でした。 -
台南駅には、9時過ぎに着きました。小さな駅ですが、工事中のようだったので、立派な駅に変わるのかも。
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まずは朝食、ということで、15分程歩いて 「阿堂鹹粥」に。 店舗は、古い建物です。
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サバヒーという台南名物の魚をお粥にしたサバヒー粥が売りの店です。
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これがサバヒー粥。漢字では、虱目魚肚粥。130元でした。
サバヒーという魚は、サバによく似た外見のようですが、きれいに下処理されているせいか、臭みのない塩味で、脂も乗っていて、悪くない味でした。 -
但し、粥一杯につき、サバヒーの大きな半身が2枚以上入っていて、途中で飽きてきました。
実は、妻も同じものを頼んだのですが、メニューをよく見ると、虱目魚燥飯(味付けサバヒーの切り身をご飯の上に乗せた料理)とか、魚皮や魚頭や魚腸とかもあったので、お粥は1つにして、あとはこれらの料理を頼んでみたら良かったかな、と思いました。 -
朝食を終えて、数分歩いて、最初の観光は、「赤嵌樓」です。
17世紀に台湾南部を占拠していたオランダ人による建造物で、プロヴィンシア城と呼ばれていたそうです。その後、明鄭、清朝、大日本帝国の支配下におかれ、その影響を受けて建物も変遷していった、というようなことがパンフレットに書かれていました。 -
これは、プロヴィンシア城の遺跡に当たる部分だそうです。
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海神廟とその手前の石碑。
パンフレットでは、海神廟は、清朝時代の1875年に、牡丹社事件に際して台湾防衛の命を受けた清の沈氏が海神の庇護への感謝として建立したそうです。牡丹社事件というのは、台湾漂着の宮古島島民の虐殺に対する日本軍の出兵のことでしょうから、日本への対抗のため、ですかね。
手前の石碑は、これも清朝時代の1786年に台湾で発生した林爽文事件(土着民の反乱のような感じ)を鎮圧した総督に乾隆帝が贈ったものらしいです。 -
海神楼の隣には、台湾知事であった沈受謙が教育振興を目的として1886年に建造した文昌閣がありましたが、その中には、太平洋戦争中に献身的に赤?斬楼の修復に携わった日本統治時代最後の台南市長・羽鳥又男さんの銅像がありました。
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続いて、赤嵌楼の真向かいに建つ「祀典武廟」です。祀典武廟は17世紀頃に建てられた台南で最も古い廟ということです。
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商売の神様として台湾でも広く信仰されている関帝(関羽)を祀っているそうです。
さらに、すぐ近くにある「大天后宮」に行きましたが、写真を撮り忘れました。大天后宮は、明代に建造された寧靖王府邸を前身としており、清代の1683年に改築されたそう。「天后」とは海の安全を守る道教の女神・媽祖のこと。官設の媽祖廟としては台湾最古とされ、国家一級古跡に指定されているとのこと。
大天后宮は太っ腹で、無料で、自分で頼み事を選んでお守りを作ることが出来ました。妻は、姪っ子の分や私の母の分までお守りを作っていたので、無料では申し訳ないので、お賽銭箱にいくばくか寄付させて頂きました。 -
少しだけ歩いて、「永樂市場」。民族路から民權路にかけて國華街に沿いに建つ2階建ての建物です。この建物の1階、さらに國華街を挟んだ反対側には小吃店がビッシリと軒を連ねており、なかには有名な店も多いようですが、まだお腹は空いていません。
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「永樂市場」は、水仙宮という廟の周りにある「水仙宮市場」とほぼ合体した形になっているようでした。
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さらに歩いて、「神農街」へ。200から300m程のそれほど長くない細い路地ですが、レトロな古民家をリノベしたカフェや雑貨店が多く立ち並んでいるということで行ってみました。しかしながら、もう昼前なのに、まだオープンしてないお店が多く、少し残念でした。どことなく懐かしい、いい感じの通りでしたが。
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神農街の通りの突当、台湾で最古の「薬王廟」がありました。1685年建立。「薬王廟」は、医薬に携わった聖人たちを神様として祀った廟のことで、ここに祀られている神農大帝(藥王大帝)が、ここ神農街の名前の由来だそうです。
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以上で、台南中心部の観光は終了。続いて、5キロほど離れたところにある安平地区へ行くことに。
最初、親切なおばさんに教えられた安平行きのバスに乗ろうとしましたが、いつまで待っても来ないので、無謀にも徒歩で向かいましたが、途中で断念して、タクシーで安平へ。
年末なのに気温は25度以上の中、歩きすぎてバテたので、「安平古堡」を見学する前に、たしか、「陳家蚵捲」という店に。 -
台南名物だという、蚵仔煎(牡蠣オムレツ)、蝦捲(エビフライ)を頼みました。まあまあ美味しいけど、掛かっているタレが甘いかな。缶ビール2本とともに300元。
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一息ついたので、「安平古堡」へ。
もともとは、台湾における植民地支配の拠点として、オランダ人によって築かれた城で、「ゼーランディア城」と呼ばれ、オランダ人による台湾統治の中枢かつ対外貿易の中心地としての役割を果たしていたそうです。 -
正方形をした内城と長方形の外城から構築されていたが、
1661年、鄭成功が台湾を奪回し、故郷を記念してこの地を安平と改名したそう。
清代の康熙年間には、台湾は清朝の勢力下に収められ、政治の中心も台南中心部に移され、中枢としての機能は次第に失われ、赤レンガの城壁も取り壊されたという。その後の日本統治時代には、内城のオランダ風建物のすべてと周りが赤レンガのかけらで造られたという正方形の舞台、西洋風の部屋が税関の宿舎として使われていたらしい。
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安平古堡も、台湾の複雑な歴史を知ることができる遺跡でした。
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安平古堡のすぐ脇には、「安平開台天后宮」がありました。
安平地区最大の廟で、1668年に鄭成功が媽祖神を伴って台湾に戻った際に造られた媽祖廟と言われており、台湾最古の媽祖廟であるとも言われているそうです。
この天后宮でも、無料のお守りが頂けました。
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天后宮から15分程歩いて、「安平樹屋」へ。
イギリス商社の倉庫として建てられたレンガ造りの建物が日本の製塩会社のもとに渡りったものの、第二次世界大戦中の1940年代になり日本の製塩会社が撤退し、その建物は手付かずのまま放置され廃墟に。敷地内にあった1本のガジュマルの木が建物に沿うように少しづつ成長し、月日が流れるうちに現在のような姿となったそうです。 -
立派な足場が組まれており、繁茂したガジュマルを間近で見学することができました。
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安平地区の見学はおしまいにして、タクシーで「林百貨」へ。
山口県出身の林方一さんが、1912年に台湾に渡り、商売で成功した後に、1932年、台南一の目抜き通りであった末広通りに南台湾初の百貨店としてハヤシ百貨店を開業したそうです。 -
太平洋戦争中、ハヤシ百貨店は米軍の空爆を受け、敗戦により廃業。終戦後は国民党政府の台湾製塩総工場の事務所として使用された後、1980年代以降は空きビルに。1998年に台南市定古跡に認定され、米軍によって爆撃された跡や当時のままの床材の一部などを残しつつ創業当時の姿を再現、2013月に現在の形で営業することに。
店内各階では、こじゃれたグッズが販売されています。 -
6階屋上には神社が残されており、空襲の爆撃跡もありました。
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バスで台南駅に戻り、帰りは自彊号(特急)で高雄へ戻りました。約40分、106元でした。ホテルに戻ったのは17時頃でした。
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本日の夕食は、飲茶にしようということで、MRT美麗島駅から1分のところにある「Hotel Dua」内の「悅品中餐廳」へ。
宿泊しているホテルのフロントに予約をお願いしたんだけど、なぜか手間取り、「早めに行けばいい」というので,18時頃には「悅品中餐廳」へ。
結構、混んでたけど、なんとか入れました。 -
前菜(焼物三種盛り合わせ)を頼みました。チャーシュー、蒸し鶏、皮付き豚バラ肉です。
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その他、飲茶5品、10年物紹興酒1本(800元)を頼んで、2000元程。
きれいな店で、料理も美味しい。雰囲気は、まあまあのホテルにしてはカジュアル。
満足してホテルへ戻り、就寝。 -
【四日目(12/27)】
今朝も、ホテルの朝食はパスして、ホテル近所の「八徳豆漿」という店へ。
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軽食類は、何でもある感じの店です。
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鹹豆漿ほかで計100元。
とても安いですが、やはり、「興隆居」のような訳には行きません。 -
今日は、高雄市内の近場を見学することにしました。
最初に、「旧英国領事館邸」に行くことにしましたが、バスだと、高雄駅前から乗って、高雄市立歴史博物館で乗り換えるので、乗換えの待ち時間で、博物館を少しだけ見学しました。
清水建設の設計で1938年に市庁舎として建設され、戦後の高雄市政府としての利用を経て、1998年から「高雄市立歴史博物館」として使われるようになったとのこと。
228事件関係の展示等がありました。 -
博物館前から国立中山大学方面行きのバスに乗って、大学の手前の低流祖で降りて、結構な階段を上がっていくと、旧英国領事官邸がありました。
これは、領事「館」ではなく、領事「官邸」だそうです。これらの建物は、1865年の建築。日本統治時代には水産試験場として使われ、この利用は1979年まで続いたとのこと。1987年に高雄市政府により、古蹟登録。 -
領事館へは、この「登山古道」を下っていきました。が、写真はありません。一部は簡単な博物館風になっていて、当時の人々の蝋人形のようなものもありました。
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英国領事館見学を終えて、15分程歩くと、フェリー乗り場「鼓山輪渡站」がありました。
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ここから、フェリーで、10分、20元で旗津半島に到着します。
旗津半島は、高雄港と外洋の間にあって防波堤のような形の細長い島です(かつては島ではなく半島だったであったそうです)。
また、高雄港発祥の地で、明末清初より多数の中国船が入港、1860年にイギリスに開港し通商を開始。1862年には清が税関を設置。といった風に歴史的な価値の高い地域のようです。 -
ということで、砲台を始め、史跡も多いようですが、我々夫婦は、旗津老街の海鮮店街や旗后観光市場等を少しだけ見物して、フェリーで「鼓山輪渡站」に戻りました(昼食には少し早かったため、海鮮店には入りませんでした)。
-
鼓山輪渡站からは、「駁二芸術特区」に行ってみることにしました。哈瑪星駅からライトレールで駁二蓬莱駅や駁二大義駅の辺りに行けばすぐなのですが、歩けそうな距離なので、歩きました。
日本統治時代に、港のそばの新開地として哈瑪星(ハマシン)は拓かれたそうです。古い駅舎とホームは完全に保存され、鉄道歴史文物と旧プラットホーム、蒸気機関車からなる「打狗鉄道故事館」となり、港に面する倉庫群も「駁二芸術特區」として、多くのショップが入店しています。 -
「駁二藝術特區(駁二アートセンター)」エリアは、3つの倉庫群に分かれていて、大義倉庫、大勇倉庫、蓬莱倉庫と並んでいました。
しかし、歩き疲れてきました。。 -
ということで、大勇倉庫辺りでタクシーを拾って、本日の昼食場所に決めていた「鴨肉珍」に向かいました。
ここは、高雄の超有名店です。 -
メニューは、こんな感じ。
「鴨肉飯」と「総合下水」というのを注文する積りです。
「総合下水」というのは、「様々な部位のモツが入ったスープ」という
ことらしいです。 -
このように、店の入口で調理担当のおじさんに注文するのですが、通じないと困るので、メモ用紙に、「鴨肉飯 小2、綜合下水 1、Beer 2」と書いて渡しました。すると、おじさんが、「野菜?」というので、下水に入れるのかなと思い、頷きました。
-
注文を終えると、おばさんが空いている席を探してくれます。
程なく、料理が届きましたが、「野菜」はスープの具ではなく、野菜炒めでした。
鴨肉飯は、アヒル肉のスライスとミンチの両方が乗っていて、とても美味。綜合下水は、様々なモツ類がたくさん入っていて、触感もよく、酒の肴にピッタリでした。全部で300元と安いですね。 -
昼食と休憩に満足したので、鴨肉珍を後にして、鹽埕埔駅方面に向かいました。途中、「堀江商場」という、かつて舶来品の販売で栄えたという市場や、「正味珍烏魚子」などのからすみ屋が並んでいる通りなどをブラブラしました。
-
この辺りは、日本統治時代に栄えた繁華街で、とても興味深い町並みでしたが、妻は余り買い物ができなかったようなので、地下鉄に乗って美麗島で乗り換えて、三多商圈駅に行きました。
ここには、「新光三越」等の百貨店がいくつもあって、妻は、「大遠百貨店」の17階にある「誠品書店」で、姪っ子たちへのみやげ物を買って、満足したようです。買い物を終えて、いったん、ホテルに戻って休憩です。 -
ホテルで休憩しながら、今回の旅行で最後になる夕食をどうするか考えましたが、3日間、歩き疲れたせいか、食欲もあまりなく、やっぱり海鮮かな、ということで、ホテルの前でタクシーを拾って、「海味澎湖平價活海鮮」に行きました。最寄り駅は美麗島ですが、歩くと15分はかかるようです。
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1階の道路に面したエリアで食べたかったのですが、生憎、満席。
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2階席になりました。
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これは、海苔と牡蛎をさっぱりと炒めた料理。美味しいけど、大量。
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大浅利の酒蒸し。これも美味しいが、すごい量のニンニク。
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その他、名物のウニチャーハンとか数品頼んで、ビールや紹興酒も飲んで、1500元。
ここも、安いんではないかと。 -
【5日目(12/28)】
今日は、帰るだけの日です。
高雄駅から始発(6時11分発)の地下鉄に乗って、6時半頃に空港に着きました。
飛行機は、ピーチ(MM636便)で、8時15分発です。 -
今回は4泊5日の旅行でしたが、実働は中3日。
毎日、最低でも2万歩、最高で4万歩を歩いたようです。
1歩=70cmとして、毎日、15キロから30キロ近く歩いたことに。。
定刻の12時30分に成田に着いて、今回の旅行も無事、終わりました。
明日は、もう12月29日です。
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