チュニジアからトルコ経由でレバノンへ<br /><br /><br /><br />～レバノンでの予定～<br /><br />1日目：飛行機でレバノン入り<br />2日目：バールベック遺跡 → アンジャル<br />3日目：ティルス → ビブロス<br />4日目：ベイルート観光<br /><br /><br />3泊4日でしたがかなり充実のレバノン旅になりました。<br />レバノンはつい最近（2006年）まで紛争があった国。最近でも自爆テロがあったりとしましたが、実は大きくて大都会。<br /><br />戦争など悲惨なことがあっても強く生きる姿が本当にかっこよく見えました。<br /><br />特にベイルートは、今なお戦争の爪痕が残ってはいますが、今では都市化も進みかなりの大都市に。<br />かつて中東のパリと呼ばれていたハムラ地区は戦争の爪痕も少し残るものの、新しい商業施設もオープンし、現代的な商業地区として復興を遂げていました。<br /><br /><br />※この旅行記は、2019年の4月にレバノンを訪れた際に見たものをまとめたもので、ベイルート港の爆発やコロナウィルスの感染拡大以降の状況は全くわかりません。以前の街の姿を懐かしく思ってくれるとありがたいです。

シャム旅レンタカーでレバノン3泊4日（最終日）ベイルート観光　2019年春

10いいね！

2019/04/08 - 2019/04/08

40位(同エリア91件中)

Shamuさん

チュニジアからトルコ経由でレバノンへ

～レバノンでの予定～

1日目：飛行機でレバノン入り
2日目：バールベック遺跡 → アンジャル
3日目：ティルス → ビブロス
4日目：ベイルート観光

3泊4日でしたがかなり充実のレバノン旅になりました。
レバノンはつい最近（2006年）まで紛争があった国。最近でも自爆テロがあったりとしましたが、実は大きくて大都会。

戦争など悲惨なことがあっても強く生きる姿が本当にかっこよく見えました。

特にベイルートは、今なお戦争の爪痕が残ってはいますが、今では都市化も進みかなりの大都市に。
かつて中東のパリと呼ばれていたハムラ地区は戦争の爪痕も少し残るものの、新しい商業施設もオープンし、現代的な商業地区として復興を遂げていました。

※この旅行記は、2019年の4月にレバノンを訪れた際に見たものをまとめたもので、ベイルート港の爆発やコロナウィルスの感染拡大以降の状況は全くわかりません。以前の街の姿を懐かしく思ってくれるとありがたいです。

エリア

ベイルート(レバノン)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 4.5

ショッピング: 4.0

交通: 2.5

同行者: 家族旅行

交通手段: レンタカー

航空会社: ターキッシュエアラインズ

旅行の手配内容: 個別手配

早速ハムラ地区のホテルを出発します。

1か月をかけて、イタリア・チュニジア・マルタと回ってついに最終日。
長い旅もそろそろ終わりそうです。

ベイルートのハムラ地区の朝は、とにかく渋滞がひどい。
一方通行の道に路駐やら荷物の積み下ろしやらで全く前に進めません。
ハムラ地区から車で混んでいなければ約10分。
昨日も外観だけは見に来ましたが、”モハメド・アル・アミン・モスク”に来ました。

モスクの前にはレバノンの大きな国旗があります。
駐車場もモスクの目の前にあるので便利です。
モスクの入り口では、女性向けにヒジャブなどの無料貸し出しがあります。
男性でも半袖や半ズボンで行くと着用を求められることもあります。
中に入ってすぐのところには、お祈りの時間と今日のイスラム歴を表す時計があります。

ちなみに2019年の4月9日はイスラム歴だと、1440年の8月の3日。
全然ちがう季節感ですよね。
モスクの礼拝堂はこんな感じ。
天井の模様がとても美しいです。
そしてなんといってもこのシャンデリア。

今まで見てきたモスクの中でもかなり大きい部類のものだと思います。
モスクから車で5分。
ほんのすぐ真裏にあります、ベイルートスークというショッピングセンターに来ました。

I Love Beirut の看板の後ろには、内戦でボロボロになったのか？窓がないフランス風の古い建物と、東京オリンピックでも話題になったザハ・ハディド氏が設計した最新のビルが並んでいます。
ベイルートでワニに噛まれる魚。
ベイルートスークには、ZARAやラコステなど、多くの有名企業がお店を出店していますが、買い物客は少なめ。

少しお高めなのが原因かも。現地の人は郊外のモールに行くのかな。

いるのはお店の人と、清掃や修理、工事現場の人くらいでした。
とてもモダンなつくりのスーク内部。

書店でお土産を買いました。
ここがベイルートスークのすぐ隣にある、旧市街。

まさにパリのような景色です。
但しよく見ると窓がなかったり、銃弾の穴が無数にあいていたり。
スークの近くのPAULで一休み。

ベイルートのPAULには必ず駐車場があるので安心。
しかもこの時期のレバノンの通貨はほとんど崩壊寸前だったので、本家フランスよりも安く、豪華に食事ができました。
さぁ、レバノンともお別れ。

ベイルートの街から出る検問の渋滞を抜けて空港へ。

余裕をもって空港に向かいました。
Burt El Murr ともお別れ。

個人的には一番今のレバノンを象徴しているような気がして好きな建物でした。
市内から空港までの道のりは簡単。高速道路で一本です。

ただ、空港に入ってからレンタカーの返却場所まで行くのに少しだけ苦労しました。
空港周辺の道をくるくる回りながら駐車場に到着。

普通の民間航空用の空港なのですが、この空港もイスラエルによって2006年に空爆を受けたのだとか。
レンタカーを返却して、出国審査へ。

入国に比べて比較的すんなり出国することができました。
ベイルート国際空港はミドル・イースト航空のハブ空港です。

日本では見ることができないので写真を撮りました。
ちなみに私たちはターキッシュエアラインズで日本まで帰国します。

以上、イタリア・マルタ・チュニジア・レバノンを巡った旅でした。