2017/10/05 - 2017/10/11
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brutishdogさん
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自身初めてのマレーシア。KLを拠点にマラッカやイポーなど近郊の街を巡りました。
イポーにはマレー鉄道で行きましたが、現地に着いてすぐに復路の切符を買おうとするとなんと当日の列車は全て満席という緊急事態に…。この事態を想定していなかったので何の下調べもしていませんでしたが、街外れのターミナルから長距離バスに乗ってなんとかKLに戻って来られました。日本の感覚でうかつに長距離移動しちまうと時には落とし穴があると改めて学びました。
ブルーモスクは元々訪れる明確な予定はなかったのですが、1日空いていた日にふと思い立って行ってみると、とても美しいところでした。今回の旅で一番心に残った場所です。
2020年に再度KLを訪れるので、今度はあまり遠出はせずに市内をまったりと楽しみたいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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往路はANAのエコノミーです。羽田を深夜に発ちます。
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機内食美味しゅうございました。
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翌早朝、クアラルンプール国際空港に着きました。広い空港内はモノレールで移動します。
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空港からKL市中心部へはKLIA EXPRESSで出るのが便利です。KLセントラルまで30分ほど。
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KLIA EXPRESSの車内です。設備も古びておらず清潔で、快適です。
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KLセントラル駅に着きました。
今回は駅直結のヒルトンに滞在しますが、さすがにまだ部屋は空いていないので荷物だけ預けてさっそく観光に出ます。 -
LRTでKLCCへ向かいます。
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定番のペトロナス・ツインタワーに着きました。
高さは452m、建設当時は高層ビルとしては世界一の高さでした。現在では台北101やブルジュ・ハリファなどに抜かれていますが、それでも世界有数の高さです。映画「エントラップメント」でショーン・コネリーが活躍した舞台でもありますね。 -
この連絡通路部分が特に怖そうですね(個人の感想です)。マレーシアって地震は多くないのでしたっけ?
あらかじめタワーの見学をネット予約していましたが、飛行機の遅延などトラブルを想定して少し遅めの時刻にしていたので、まだちょっと余裕があります。 -
ということでまずは近くで軽く腹ごしらえ。
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よい時刻になったのでタワーに戻り、受付を済ませます。
見学客にはこのような入構証が渡されます。色が数種類あり、私は青でした。おそらくこの色は次々と出発する2-30人くらいの見学客グループを管理するためのものだと思われます。
これを首からぶら下げて、エレベーターで連絡通路のある中層階に上がります。 -
連絡通路です。同じブルー組の見学客と、あとは直前の組の見学客もまだ残っていました。一定時間が経つと「はいブルー組の方は行きますよ~」と声がかかり、ちゃんと通路上にいる人数が管理がされているので、大混雑することはありません。
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ここはまだ中層階ですが、いい景色です。
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真下を見ると建物の屋根や太陽発電パネル?があります。
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連絡通路の見学を終え、いよいよ上層階のスカイブリッジへ上がります。
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さすが世界有数の高層ビルです。
KL市内に林立する高層ビル群を眼下に見下ろす、素晴らしい景色です。 -
視界の中で唯一同じ高さなのは、目の前にある双子の相方だけです。
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これは避雷針か何かでしょうか。機能はよくわかりませんが、デザインも凝っていますね。
景色を堪能し、ツインタワーを後にしました。 -
チェックイン可能な時刻になったので、いったんKLセントラルに戻ります。
ヒルトンKLはKLセントラル駅に直結で、しかも(マレーシアは総じてホテル代はお安いですが)ランクの割にかなりreasonableに泊まれる、よいホテルでした。
これは自室のある21階のエレベーターホールです。 -
お部屋に入ります。さすがヒルトン、広い窓からの眺望もよく清掃も行き届いており、快適なお部屋です。
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これはバスルーム。このバスルームは何と…
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このようにベッドルーム側と直でつながっています。斬新かつ大胆なデザインですね(笑)。
もちろん仕切ることもできますので、風呂の湿気が気になったり同行者がいる場合は仕切りましょう。 -
アメニティです。
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シャワーを浴びて一服した後、近場で晩ご飯を食べて初日は終了。
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翌朝、ホテルのビュッフェで朝ご飯。
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ホテルの自室からの眺めです。美しい赤い屋根の群れと、あと緑が多くて癒やされます。
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今日はバスで古都・マラッカに向かいます。
バンダル・タシク・スラタン駅のそばにTBSという巨大バスステーションがありますので、まずはそこに向かいます。案内板によるとプラットホーム6から乗車して4つめの駅ですね。 -
列車が入ってきました。近代的な車両です。
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バンダル・タシク・スラタン駅から徒歩でTBSバスステーションへ移動します。
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とても広いバスステーションで、マレーシア各地とを結ぶ各社のバスがひっきりなしに発着しています。売店やフードコートなども入っていて、待ち時間も有効活用できます。
ここでマラッカ行きのチケットを購入しました。RM11とお手頃。 -
チケットに書かれているゲートの前で待ちます。
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バスが到着し、さっそく乗り込みます。座席番号もチケットに書かれています。
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バスの中はこんな感じ。シートも狭くはなく、快適です。
ここから約2時間の旅です。 -
KLからの長距離バスはマラッカ・セントラルというバスステーションに着きますが、ここからオランダ広場などのある中心部までは徒歩だとちょっと距離があるので、ローカルバスに乗り換えます。17番に乗りオランダ広場で下車。料金はRM1.5。や、安い…。
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ガイドブックなどでよく見る有名なオランダ広場に着きました。教会の赤茶けた色が特徴的ですね。
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オランダ広場近辺には、この手のド派手なトライショー(人力遊覧車)が多数待機しています。記念にちょっとだけ乗ってみるのもよいかもしれませんが、私は徒歩でまわることにします。
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マラッカ川沿いにはこのような砲台跡とか…
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遊歩道などもあります。ゆっくりと散策します。
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マラッカにゃんこ発見!
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木造船の形をした海の博物館を見て…
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さらに海軍博物館も見学。
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サンチャゴ砦はオランダとの戦いに備えるためにポルトガル軍が築いた砦です。
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歴史のある建物を眺めながら、古都マラッカを散策します。
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喉が渇いたのでスイカジュースのスタンドへ。
注文するとスイカの側面に穴を開けて、そこからミキサー棒を突っ込んで果肉を液状にしてくれます。 -
中身が十分に液状になったところで、太いストローを2本差して渡してくれます。喉が渇いていたので美味しくいただきましたが、願わくばもう少し冷えていて欲しかった…。
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ムルデカ広場の南側にあるマラッカタワーへ行きます。
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チケットを購入。大人1人でRM23でした。
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このような円形のゴンドラが回転しながら上昇します。
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ゴンドラはこんな感じ。
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柱を背にして、皆外側を向いて座ります。ゴンドラはどうせ回転するので、「海の方を向いて座ろう!」とかはあまり気にする必要はありません。搭乗した順番通りに詰めて座りましょう。
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ゴンドラが上昇すると、赤い屋根の建物が規則的に並ぶ美しい風景も見られます。
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ゴンドラの最高部で、マラッカ川がマラッカ海峡に注ぐ河口部分を見下ろします。夕暮れの美しい風景です。
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バスステーションに戻り、KL行きのバスが来るまでに晩ご飯をいただきます。
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ナシアヤム(チキンライス)をいただきました。RM5.9。美味しゅうございました。
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バスに乗り、復路も2時間かけてTBSバスステーションまで戻ってきました。
この後はKLIA TRANSIT(EXPRESSではなく途中駅にも止まります)でKLセントラルまで戻り、ホテルで就寝。 -
翌朝、ヒルトンから長いエスカレーターを降りてKLセントラル駅へ。
今日はマレー鉄道でイポーへ向かいます。 -
窓口でチケットを購入し、ホームへ行くと列車が来ました。約2時間半の旅の始まりです。
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車内の案内図です。
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豆乳とクラッカーの軽食が配布されました。
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お昼過ぎにイポー駅に到着。
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駅の構内です。イポーの駅舎はそれ自体が美しく観光名所のひとつとなっているので、早く出て全景を見たいと心がはやります。
しかしその前に復路の切符をおさえねばなりません。まずは駅の窓口へ向かいます。 -
すると窓口には思いっきりこんな紙が貼られていました。これってもしかして、今日はもうKLに戻る列車に空きはないってこと…? Σ(゚Д゚ υ)
念のため窓口のお姉さんに口頭でも聞いてみましたが、やはりもう切符はないとのこと。どうすんのこれ…。
個人手配で頻繁に海外に行くようになって、慣れというか油断というか、ちょっと調子こいてた自分に反省。やはり日本の感覚で行動してはいけませんね。特に長距離移動なんかの場合、確実に戻って来られる調査とか算段をつけてから行動を起こすべきだと改めて心に刻みます。 -
列車で2時間半の距離をさすがにタクシーで戻るわけにはいかないけど、まあ調べれば長距離バスくらいあるだろ…と腹をくくって、まずはイポー鉄道駅の全景を楽しみます。
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コロニアル風建築様式を取り入れたイポー鉄道駅は、緑の芝生と青い空にその白い姿が映えます。美しいですね。
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駅の近辺は、他にも美しい白亜の建物が並びます。
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駅から離れ、イポーの街を散策します。やがて壁にアートが描かれたお目当ての場所が。
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名物、オールドタウンホワイトコーヒーの本店です。
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暑かったのでアイスで、あとガーリックトーストも頼みました。
レシートに無料Wi-Fiのパスワードが書かれていたので、さっそく接続してKLへの帰還方法を調べます。するとここからちょっと離れた場所に長距離バスのターミナルがあり、そこからKLに戻れそうです。とりあえずほっと一息。 -
その後イポーの街を楽しんで、(さすがに怖いのでちょっと早めに)バスターミナルへ。
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とても大きなターミナルです。
KL行きのバスは各社から多くの便数がでているようで、無事にチケットを購入できました。 -
昨日も利用したTBSバスステーションまで戻ってきました。
まだ明るいので、これから少しKL市内を回ります。 -
パサール・スニ駅で降り、セントラルマーケットや中華街を散策します。
セントラルマーケットには色々な土産物屋雑貨などが売られています。 -
中華街のアーケードを歩き、食堂や雑貨店などを見て回ります。
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晩ご飯美味しゅうございました。
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翌朝、ホテルの朝食ビュッフェで頼んだ麺が美味しすぎ。これ、前の日も頼めばよかった…。
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終日自由になる最終日であるこの日、マラッカやイポーといった明確な予定は入れていない予備日的な扱いだったのですが、ブルーモスクに行くことにしました。
パサール・スニ駅前のバスターミナルから750系統のバスで30分強。 -
最寄りのバス停から徒歩で10分くらい。
案内板の上の方に書いてあるスルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスクというのがブルーモスクの正式名称です。 -
公園の中を抜けると…
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美しいブルーモスクが見えてきました。
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真正面からも1枚。本当に綺麗だなあ。
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受付の人に声をかけ、日本から来た観光客ですがモスクの中を見学させていただけますか?と尋ねると、快くOKをいただきました。というかちゃんとボランティアの案内人の方がついてくださる無料の見学ツアー的なシステムがあるようで、他の観光客の方とともに次の出発時間を待ちます。
入り口には案内図があります。 -
時間になり、いよいよ出発です。
まず目に入った壁の美しいタイルに思わず見とれてしまいます。 -
モスク内部です。
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美しい廊下。気温は高いはずなのに静かで澄んだ空気が涼しげな印象を与えます。
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ガイドさんと他の観光客の方とともに、廊下を進みます。
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美しい柄のタイル。
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この先に進むとお祈りをするための広間があります。
このときはお祈りが行われていないということで、見学も撮影もできるとのこと。 -
広間です。このブルーモスクは世界でも指折りの規模とのことで、お祈りをするときは多数のムスリムの方がここに集まるそうです。
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天井の装飾も綺麗です。
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ステンドグラスも青系の色が主に使われていて、静かで厳かな雰囲気を醸し出しています。
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本当に広いです。
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モスク内には結婚式を行える施設もあります。
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見学を終え、モスクを後にします。
結果的にはこのブルーモスクが今回の旅行で一番心に残りました。建物自体も美しくて感激しましたし、また異教徒の観光客を親切に受け入れて案内してくださった管理者やボランティアの方に感謝いたします。 -
パサール・スニのバスターミナルまで戻ります。
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セントラルマーケット2階のフードコートでお食事。
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翌日はいよいよ帰国です。往路と同様にKLセントラル駅からKLIA EXPRESSで空港まで一直線。
滞在中、KLセントラル駅を起点にあちこちに移動しましたが、駅直結のヒルトンは本当に便利でした。 -
クアラルンプール国際空港です。
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空港内を散策し、それからラウンジでまったりと搭乗開始を待ちます。
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復路は奮発してビジネスです。
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ビジネスは食事が楽しみです。まずは前菜。
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盛り付けも綺麗です。
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今回はメインをお魚にしました。美味しかったです。
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デザートをいただきながら、広いシートでまったり。
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到着前、軽食として味噌ラーメンをいただきました。バターは別添なのでお好みで。
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22時を回って無事に羽田着。
これから帰宅できなくもないのですが、ちょっと贅沢して羽田で後泊しました。
マレーシアは宿も食事も安くて、美しい風景や建造物もたくさんあり街歩きも楽しくて、暮らす人々も親切でした。2020年に再訪の予定を入れた私なのでした。
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