2019/12/30 - 2019/12/30
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jaikochanさん
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ボンジュール!じゃいちゃんです。
毎年楽しみにしている海外でのカウントダウン。
今年はいろいろ考えてフランスになりました。
いつもそそくさと行き先が決まるものの、近年まれに見る行き先すら決まらない、チケットもパッとするのが見つからないの大スランプのような感じになってしまいました。
そんなら行かなきゃいいじゃんと思うかもしれませんが、長期休みを日本にいて何もしていないとなると、コタツからでない、家から出ない、ベッドから出ない&太る&怠惰な生活からの仕事する気力がわかないと負の連鎖を引き起こすので海外に行くことにしています。
行き先も今までは一人で行っていることが多かったんですが、ぶ~ちゃんという最高の旅のお供の存在(たかだか妹だけど)に気付いてしまってからお供がいないと旅したくないという贅沢病を患い、妹のご機嫌を伺いつつ行き先を決めなくてはいけなくなってしまいました。
そんな中、韓国大好きなぶ~ちゃんのためにソウル発パリ行きのチケットがようやく不感症の私にヒットしたので、ここで手を打つことに。
妹は、絶対的JAL信者だけど、名古屋=仁川にJALはないので、大韓航空で。
じゃいちゃんはいかにコストを下げるか勝負で、関空からイースタージェット。
これまた各々韓国まで好きな方法で行くという、出どころ行き先が一緒だけど行き方が違うという訳の分からない姉妹旅になりました。
今回はあこがれの地・モンサンミッシェールです。
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おはようございます。
本日はあこがれの地・モンサンミッシェールです。
実は、私事なんですが・・・じゃいちゃんがこうなった(旅好き)のは、高校の時に大好きだった奥田民生率いるユニコーンというバンドにドはまりし、プロモーションビデオをモンサンミッシェルで撮っていたのに一目惚れしたのがきっかけなんです。
若かりし日のよき思い出ですね~。
その日からそこがどこかとか、どうやって行くのかとか調べていたらモンサンミッシェルにたどり着きました。
私の原点という所に行きたいと思います。
本来なら自力で行きたいところなんですが、ぶ~ちゃんがいたので現地ツアーに申し込みました。
結果それがよかったと思います。
当日はパリでストライキが起きていたので、メトロや電車のダイヤがガタガタになってしまっていました。
なので、ツアー当日も集合場所までバスで行かなくてはいけませんでした。
7時20分の集合場所に行くのは最寄りのバス停から86番のバスが直通でしかも真夜中も走っていました。
それがなかったら、大金払ってタクシーになっていたところです。 -
バスの運転手から2ユーロ払って切符を買います。
でも運転手は怪訝そうな顔をしていました。
後日フランス在住の友人に会った時に教えてもらったんですが、ストライキ中はバス代は払わなくてもいいんだそうです。
なので、バスの運転手もバス代を払う客なんて珍しかったんだろうね。 -
払わなくていい、バス代を払ってかったチケット。
なんかシンプルでカッコいい。 -
今回のツアー会社はマイバスさんをチョイス。
メトロの駅ではピラミッドの駅に集合場所があります。
少し早めについてしまったので、周辺を散策してみました。
集合場所の近くはルーブル美術館があるので、そこまで散歩です。 -
ふらふら歩いてルーブル美術館までやってきました。
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人、誰もいません・・・
それどころか・・・ライトアップもしていません。
当たり前っか、まだ朝の6時だし。
ライトアップされたピラミッドが見たかったんだけど、これはこれで希少な経験だったのかな。 -
ルーブル美術館からセーヌ川の方に向かって歩いて行きました。
建物のいたるところに彫刻が刻まれてて、ヨーロッパにいるんだっていう気になります。 -
まだまた真っ暗なセーヌ川のほとり。
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ピカピカの石畳がライトを反射してきれいでした。
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ちっちゃな凱旋門もありました。
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朝の散歩終了して、ツアーに参加前の腹ごしらえ。
朝ごはん、いつ食べれるかわからないから、ちゃんと食べておきたくって。
フランスの朝と言えば、やっぱりクロワッサンとカフェオレ。
アツアツのクロワッサンを出してくれたので、耳だけでなく真ん中までパリパリ。
バターの風味が豊かで甘くおいしかった。 -
ツアーバスに乗って、パリの町中を抜けたらすぐに地平線まで広がる大地が広がりました。
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2時間ほど走って、トイレ休憩を兼ねてノルマンディー地方の小さな港町のオンフルールという所へ。
オンフルールはフランス1番かわいい港町と言われている所です。
まだ朝も早いせいか、港は静かですがすがしかったです。 -
カラフルなかわいい街並み
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街の中心には城壁のような小さなお城がありました。
ドラクエのお城みたいです。 -
あまり時間がないので、街並みを一瞬しか楽しめなかったです。
本来の目的はトイレだから、散策をしなくてもいいんでしょうがね。 -
立派な門を通って集合場所に戻ります。
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港町らしく大きなクレーンのついた船もちらほら。
こち地域で取れる海産物は貝が多いのか、ホタテがいっぱい売られていました。 -
新鮮な魚介を売る屋台も出ていました。
ホタテもおいしそうだったので食べたかったけど、ナマはさすがに怖くなりやめておきました。 -
後で教えてもらったんですが、オンフルールの街には木造の教会があるんだそうです。
そこも見ごたえがあるからって・・・遅いし!!
でもオンフルールは静かできれいなところだったので、今度行くときがあれば個人で1泊してもいいなと思う町でした。 -
オンフルールの街を出てから2時間ぐらいでモンサンミッシェルにつきました。
バスの車窓から遠くに見えた時から感動しちゃうぐらい感動もの。
だんだん近く大きくなってくるモンサンミッシェルにワクワクが止まりません。
今まで何度も来たい見てみたいと思っていたところなので。
モンサンミッシェル・・・天使ミカエルの訪れを受けた人が歳月をかけて建立した教会。時に教会であったり、時に幽閉される牢獄であったりと時代時代で目的が違う教会です。歴史的に建物の建築様式としても素晴らしいですが、世界遺産には”モンサンミッシェルとその湾”と登録されているように、周辺の干潟の自然形態との組み合わせが素晴らしい景観を織りなしています。
ちなみに、私の大好きなユニコーンのEBIさん(そこもエビかよ!)のプロモーションビオは干潟でチェロを弾く姿がめちゃめちゃかっこよかったんです。
じゃいちゃんが訪れた時はちょうど干潮。
干潟を歩いて散歩することができます。 -
干潟・・・
干潟に残された波の波紋がめっちゃきれいです。
どこまでも水平線なのか地平線なのかが続きます。
モンサンミッシェルの湾は世界でも一番干満の差が大きな湾としても有名です。 -
モンサンミッシェルはスペインの世界遺産・サンチアゴ・デ・コンポステーラ(巡礼地巡り)の一つになっています。
昔の巡礼者は陸からモンサンミッシェルに泳いで渡っていたそうです。
それを泳いで渡るのは難儀であると陸から島まで道路を作って歩いて渡れるようにしました。
そうしたら、潮の流れが変わってしまい、干潟の生態系に変化が出てきてしまい、今では道路を撤廃し、陸から橋を架け潮の満ち引きの流れが変わらないように自然に優しく作り直したんだそうです。 -
ツアーにはランチがついてなかったので、というかランチ付きのオプションはつけなかったので、適用なお店を選んではいりました。
ツアーでは有名ではないオムレツ屋さんのお店でオムレツだそうな。
じゃいちゃんたちのランチは、コース料理を1人前。
それをぶ~ちゃんとシェアしました。
1人前のサラダ・・・これだけでもお腹がいっぱいになりそうです。 -
メインは山盛りのムール貝とこれまた山盛りのフレンチフライ。
こんだけ山盛りでもムール貝は貝ばっかで身が小さいのでそんなに食べた気がしないんですよね。
でもひたすら貝をほじってた気がします。
塩気がしっかりきいていておいしかった~。
のこったスープはパンにつけるバターを溶かして風味を豊かにしてパンにつけて食べちゃいました~。
1人前だけど、2人でペロリ。
おいしかった~。 -
こんなおしゃれなお店でランチ。
みんなお食事中は会話を楽しみますが、四六時中ぶ~ちゃんと一緒だから今更会話なんてないので、黙々と食べ続けていました。 -
デザートはコースについていたタルトタタンとちゃっかりもう一皿オーダー。
リンゴのクレープ。
ノルマンディー地方はリンゴも有名なので、どちらもリンゴのデザートにしました。
どちらも甘くておいしい!シャキシャキのリンゴの酸味がしっかり感じられる、でもお砂糖の甘みがちゃんとありおいしかった~。
甘いもので食事が締めくくれるって、最高です。 -
ランチを終えて島を散策しると観光客がゾロゾロ。
週末だからやっぱり多いのかな。 -
ようやく修道院に近づいてきました。
そういえば、モンサンミッシェルって、修道院なんですよね~。
ちょうどタイムリーな話だけど、この日の当日朝起きたら、ぶ~ちゃんのラインが鳴りまくってて、その音で目を覚ましてしまいました。
なんでそんなにラインが鳴っていたかというと、ぶ~ちゃんが押している韓流アイドルの熱愛報道が出てお友達がこぞって心配して生きてるかとラインしてきたのだそうだ。その事実を知って以来ぶ~ちゃんのテンションはダダ下がりでもぬけの殻状態。挙句の果てには、今日行くモンサンミッシェルって修道院だよね?私(ぶ~ちゃん)煩悩捨てて、そのまま出家して修道女になってしまおうかなと・・・。修道女になるのをとめて一緒に連れて帰れるかがじゃいちゃんのお役目なんです(笑) -
修道院に近づいてきました。
修道院は安全な場所に建てられているわけではなく、外部から敵の侵入を防ぐための急な階段や橋などが架けられています。 -
衛兵室を通り、大階段を登っていきます。
ここでも外部からの侵入に向けて城壁が高くなっています。 -
高いところから見る干潟。
太陽の陽と干潟に残った水たまりが反射されていてキレイ。
めちゃくちゃ幻想的です。
水平線と空の境界線がよくわからないですね。 -
上から見ると下にいる人の小さいこと、小さいこと。
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いざ、修道院の中に。
この修道院の建物はロマネスク・ゴシック・ルネサンス様式を備えているようです。
外からの見た目だと、ゴシックって感じはしないんですよね。
建築に疎い私でも、ゴシックは左右対称の建物だと思っているので。
ただ、シンプルさはロマネスクって感じですね。
ま、あくまでド素人の意見です。 -
要塞と干潟。
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祭壇。
この祭壇のバラ窓を見るとゴシックって感じですね。
天井が高くて、光がいっぱい入ってきます。 -
教会の天井が素敵でした。
シンプルですね。 -
修道院の回廊・・・
ぶ~ちゃんが修道女にならないように見張りをせねば!!
ここで修道女に遭遇でもしたら、後をついて行きかねんので。 -
ここにも祭壇が。
モンサンミッシェルの修道院の中はグルグル迷路のように何部屋もお部屋があり、迷子になりそうなぐらい。 -
外に出て、小さな島の海沿いの道を通って帰ります。
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日が傾いてきてとってもきれい。
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修道院を最後にパチリ。
なんとなく、やっぱりモンサンミッシェルと言えば、建物よりも干潟に浮かんだあのシルエットだと個人的には思うので、近くから見るとなんか興ざめ。 -
うんうん、やっぱりこのシルエット!!
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で、ツアーのバスに乗り込み約4時間の自由時間をフルに満喫し、パリに向けて帰ります。
帰りのバスではひと仕事終えたという安堵から、爆睡。
パリに帰るまで約4時間あるうちの3時間半を口を開けて寝てしまっていました。
これが後に最悪の事態を引き起こすことになるとは・・・。 -
パリにつきました。
エッフェル塔のライトアップが見えました。
タイミングよく、毎時ちょうどのライトアップの時間だったので、普段とは違うキラキラ光っている時を車窓から見ることができました。 -
帰りはピラミッド駅近くのマイバスのバス停まで行き、そのまま近くのクリスマスマーケットでライトアップを見ながらディナー。
お正月なのに、まだクリスマスなんですね。 -
で、お腹がすいたので、小腹を満たすために、見たことないような食べ物を。
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ソーセージとマッシュポテトのようなもの。
これ、ポテトがクリーミーでおいしい!
ソーセージだっておっきくて食べごたえがあって、2人で食べたけど、お腹いっぱいになっちゃいました。 -
クリスマスマーケット☆
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ムーランルージュのような建物もかわいいね。
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観覧車だって、高速で回ってます。
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クリスマスマーケッだからツリーもありました。
日本だと、その日が終わってもツリーとか出てるとなんかへんな気分だけど、こっちは緩いのかな。
お雛様もこいのぼりも日にちがすぎちゃうとさっさとしまっちゃうしね。 -
で、肝心のデザート。
真っ白く曇ってるけど・・・
これ、チュロス。
揚げたてをくれるので、注文してからあげてくれます。
時間がかかるけど、おいしいに決まってます。 -
大量の砂糖に突っ込んだら・・・
ヌテラにディップしていただきます。
やばい~~~~!!
ウマい~~~~~!! -
砂糖まみれ・・・
必死に砂糖を落としていただくしかないね。
さすがにここまで砂糖まみれだと、いろんな病気の心配しちゃうし。 -
で、最後は朝も来たちっちゃい凱旋門を通って・・・
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今度はライトアップされたルーブル美術館を見て帰ります。
帰りのバスは86番がルーブル美術館のド真ん前から出ているので、それに乗って帰ります。
もちろん、2ユーロお支払いして。 -
やっぱりルーブル美術館のライトアップされたピラミッドはきれいですね。
ぶ~ちゃんの行きたいところリストにも入っていたし、後日観光するフランス映画のロケ地巡りのダビンチコードのロケ地でもあり、両者大満足。
これが、無料ゾーンにあったのがありがたい!!
と、この日はこれにて終了。
長年の夢のモンサンミッシェルが見れて、大満足の1日でした。
ただ、もし次回ストライキの時じゃないときに来たら、絶対に自力で電車に乗って1泊しながらいきたいな~。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ゆのっち26さん 2020/01/22 22:05:38
- モンサンミッシェル
- jaikochanさんへ
こんばんは!
妹さんがモンサンミッシェルで出家すると言っていた意味がやっと分かりました!
モンサンミッシェルって修道院だったんですね。モンサンミッシェルから見る干潟は美しいですね!修道院と干潟はミスマッチな感じですが素晴らしい風景ですね!
ここまでは順調な旅ですがバスの中で風邪でも移されたのかな?
続記を読んできます!
ゆのっち26より
- jaikochanさん からの返信 2020/01/25 22:23:56
- RE: モンサンミッシェル
- ゆのっちさん、
こんばんは!!
お元気ですか?
ライブが終わってはや1週間。
すでにロスが始まっています。
そうです、モンサンミッシェルは修道院なんです。
干潟からの景色もきれいですよね。
もの地方は曇りとか雨の多い地域でこんなに晴れているのは珍しいのだそうですよ。
きれいな晴れた景色が見れてよかったです。
じゃいちゃんより
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- たぬき2号さん 2020/01/19 00:39:37
- ユニコーン
- じゃいちゃん、こんばんは。
私もユニコーン好きで「服部」「自転車泥棒」演奏したことがあります。
- jaikochanさん からの返信 2020/01/19 23:30:01
- Re: ユニコーン
- たぬきさん、こんばんは~。
たぬきさんギター弾けるし、その時代だとユニコーンかブルーハーツかジュンスカあたりがバンドブームでしたね。今度聞かせていただきたい!
じゃいちゃんより
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