きらめくクリスマスマーケット三昧の旅（ドレスデンにて）

2019/11/27 - 2019/12/06

エルベ川沿いに交易都市として発展した町。
18世紀のザクセンバロック時代の美しい宮殿や建物が、第2次世界大戦（ドレスデン爆撃）で甚大な被害を受け再建された町です。
以前　ワルシャワの旧市街も復元された町として訪問したことがありますが、復元した町とはいえピカピカだなと感じていました。
しかし、ドレスデンの旧市街を見た時は、心の底から感激したことが忘れられません。
特にドーム屋根のフラウエン（聖母）教会は世界中からの寄付で再建され、「ヨーロッパ最大のジグソーパズル」と評されるほど、大変だったようです。

そして、ドイツ最古のクリスマスマーケット（2019年時で585回目）を体験したくて旅に出かけました。
ドレスデン旧市街で4か所、新市街で1か所のマーケットが開催されています。
どちらも　ほぼつながっているような距離です。

（旧市街）
★　シュトリーツェルマルクト／Dresdner Striezelmarkt
高さ15ｍの世界最大のクリスマスピラミッドと豊富な屋台、屋根飾りも凄いです。
さすが1434年から開催されているだけあって、迫力満点。

【公式サイト】http://www.dresden.de/de/kultur/veranstaltungen/dresdner-striezelmarkt.php

★　中世のクリスマスマーケット／Mittelalter-Weihnacht
中世の衣装をまとい、おとぎの世界のようです。
【公式サイト】http://www.mittelalter-weihnacht.de/startseite.html

★　ノイマルクトのクリスマスマーケット／Advent auf dem Neumarkt
昔ながらの道具を使った木工品やブラシなど落ち着いた雰囲気です。
【公式サイト】https://www.weihnachtsmarkt-dresden-neumarkt.de/

★フラウエン教会のクリスマスマーケット／Weihnachtsmärkte an der Frauenkirche
建物の間の通路に輝くイルミネーションはロマンチックです。
【公式サイト】https://www.weihnachtsmarkt-dresden.de/

★　（新市街）ノイシュタット
アウグストゥスマルクト／Augustusmarkt
旧市街から橋を渡ってすぐ、大きな観覧車が目印です。
色々な国の雑貨や食べ物の屋台がたくさん並びます。
【公式サイト】http://augustusmarkt.de/site/

では　この順番にご案内します。

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドイツ最古のは、シュトリーツェルマルクト想像以上にすばらしいです。
1434年から600年近くも開催されているマーケットの、光きらめく光景に胸が躍ります。

アルトマルクト広場 広場・公園

ギネスにも掲載された15ｍほどのクリスマスピラミッドです。
迫力満点！！

アルトマルクト広場 広場・公園

ドレスデンで忘れてはならないのが、シュトレン（Stollen）です。
シュトレンはドレスデン発祥と言われ、ドレスデンの約120を超えるお店が伝統と品質を守り、毎年品質試験に合格したものだけが『Dresdner Christstollen』を名乗るそうです。金色のシールを目印にしました。
お土産に沢山買ったのは良かったですが、スーツケースがシュトレンでいっぱいになり重くて大変でした。
お土産をあげた方には　大好評で来年も期待されています。
自宅でも　あまりおいしかったので　あっという間に食べ終わったほどでした。
近くのデパートでも購入してみましたが、まったく違うもので　がっかりしたほどです。
おすすめのお土産です。

アルトマルクト広場 広場・公園

屋台の屋根飾りも凝っていて、目を見張ります。
デザインとか色合いとかのセンスが素晴らしいです。
この屋根飾りや店の飾りは、おとぎの国に迷い込んだような気分です。
煌びやかな光も柔らかい優しく見えます。
世界中から大勢の人が集まる理由がわかります。

アルトマルクト広場 広場・公園

ドレスデン城の中庭、シュタールホーフのクリスマスマーケットです。
氷漬けの鎧兜がお出迎えしています。

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

中世のコスチュームで、照明もやや薄暗く雰囲気満点です。
本当に中世にタイムスリップしたような気分です。

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

種類はよくわかりませんが、お酒屋さんです。
飲みすぎにご注意！と人形が語っています。

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

ノイマルクトのクリスマスマーケットです。
フラウエン教会をバックに、イエス様誕生の様子が表現されています。

ノイマルクト広場 広場・公園

こちらは、木工職人が昔の機会を使って実演しています。
ちょうど小さな木を削って、蜂蜜用のハニーディッパーを作っていました。

ハンドメイドのブラシの種類が豊富で驚きました。
どれもこれもしっかりした作りで、美し過ぎます。
思わず野菜専用ブラシを14.5ユーロで購入しました。
自宅で活躍しています。（特に根菜を洗うのにちょうどよい）

ノイマルクト広場 広場・公園

フラウエン教会のクリスマスマーケットです。
建物と建物の通路に細長く屋台がつながっています。
その上を、ロマンチックなイルミネーションが輝いています。

ノイマルクト広場 広場・公園

チェコお菓子、「トゥルデルニーク」の屋台もあります。
そういえば、どこかでローテンブルクのシュネーバル（雪玉）も見かけました。
各地のお菓子も楽しめますね。

ヒルトン ドレスデン ホテル ホテル

ブリュースのテラス側からフラウエン教会に向かって撮影したものです。
こじんまりしたマーケットですが、素敵なマーケットです。

ヒルトン ドレスデン ホテル ホテル

パイプ人形が、可愛く勢ぞろいしています。

素敵なレースが、白く輝いて美しい屋台です。
お客さんは、クリスマスを前に　お部屋の飾りつけに買っていくのでしょう。

ヒルトン ドレスデン ホテル ホテル

アウグストゥス橋を渡ると新市街です。
アーチの素敵な橋ですが、工事中で残念でした。　

アウグストゥス橋 建造物

アウグストゥスマルクトです。
2012年から開催された新しいマーケットです。
工芸品や食べ物の屋台は、トルコ・タイ・モロッコなど国際色豊かで多民族のお店が多かったです。

アウグストゥス橋 建造物

ブルーに輝くツリーは、なんともエキゾチックな感じさえします。
若い人たちが多い様な気がしました。

アウグストゥス橋 建造物

昼間もう一度、行ってみました。
シュビップボーゲン（アーチ型キャンドルスタンド）のお店です。
やっぱりドイツ的でいいな。と実感しました。

アウグストゥス橋 建造物

まだ、午前中だったので　これから準備のようです。
今は静かですが、夜になると
グリューワインのお店は、いつもに楽しい話声でぎわっています。

アウグストゥス橋 建造物

ローテンブルクお菓子のシュネーバル（雪玉）です。
以前、ローテンブルクで食べましたが、思ったよりサクサクして　食べやすいお菓子です。
形が可愛く、大好きです。

アウグストゥス橋 建造物