宮崎市フェニックス自然動物園 新天地・宮崎での活躍が期待されるカフェ君・・・超イケパン同士のトレードのせいか違和感なし！！

2020/01/03 - 2020/01/03

2020年新春の九州遠征３日目は宮崎市フェニックス自然動物園です。

フェニックス自然動物園はこれまで秋吉台サファリ生まれのコタ君と徳山動物園生まれのリコちゃんのペアで繁殖を目指していましたが残念ながら実らずでした。
そこで、昨年11月に心機一転、同様な状況だった富士サファリ―パークのペアとのペア替えを敢行、コタ君が富士に移動し、代わりにカフェ君が宮崎にやってきました。

そんな訳で今日は新天地でのカフェ君に会うのを楽しみにしてきたのですが・・・、
カフェ君、コタ君共に超イケメン男子で体格もシュッとしている者同士の交替だったせいもあり、宮崎の放飼場のカフェ君には既視感を覚えるほど違和感なしでした（苦笑）


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 宮崎市(宮崎)

今日の訪問園は宮崎市フェニックス自然動物園です。

三が日でバスが日曜祝日ダイヤである今日はまずは園へのアクセスから検討しなくてはなりません。
宮交バスの動物園行き初発バスは宮崎駅前９時発、動物園着が９時３９分・・・開園時間は９時。
特にレッサーパンダは朝一番でリンゴ給餌があることが多いので初発バスでは間に合いません。
そこで、宮崎駅前７時４５分発のシーガイア行きバスを市民の森病院で下車、２ｋｍほどを歩いて８時４５分頃に動物園に到着出来ました。

宮崎市フェニックス自然動物園の入園料は大人８４０円。

開園時間まで少し時間があるのでお隣の住吉神社で初詣。

ここ数年はほぼ毎お正月ここに来てますね（笑）

結構ならんでいるお客さんが多く、なんとなく９時ちょっと前から入園が始まりました。

まずはんもちろんレッサーパンダ舎へ。

現在、宮崎市フェニックス自然動物園で暮らしているレッサーパンダはリコちゃんとカフェ君の２匹。

繁殖計画の一環で昨年１１月に富士サファリパークと個体交換が行われ、コタ君が宮崎から富士へ行き、そして、カフェ君が富士から宮崎へやってきました。

コタ君、カフェ君ともにシュッとしたイケパン君なので交替してもなんか妙に違和感がないのですが、ご本人（本熊猫）にとっては移動はもちろん大変な出来事で、早く新しい環境になれて欲しいと思います。

屋外放飼場には誰も出ておらず、屋内展示室に１匹出ていました。

リコちゃん、おはよう。

今年６歳のリコちゃんですが、年々可愛らしさが増していますね（笑）

アドベンの后ちゃんや市川のテルちゃんとかとは違うファニーさを持つ女の子です。

扉の開く音に気づき屋外放飼場を覗いてみるとカフェ君が出ていました。

移動後、新しい環境になかなか慣れることが出来ず展示まで長い期間が掛かる子もいますがカフェ君の馴致は順調なようですね。

カフェ君は子供の頃に様々な経験を積んでますし、移動もこれで２回目なのでこの辺りの適応は早いかもしれませんね。

パッチリお目々のイケメン君。

ちなみに生まれ故郷の埼玉県こども動物自然公園は双子が生まれると名前を合わせると１つの単語になる名付けをよくします。
カフェ君の双子の弟はラテ君、現在は羽村市動物公園で暮らしています。

一旦、バックヤードに戻ったキーパーさんが竹を持って出てきたのですが、カフェ君は一目散に逃げてしまいました（苦笑）

だいぶ慣れてきているとは言えまだまだ物音には敏感なようです。

キーパーさんがリンゴのトレーを見せるといそいそと近づいてきたカフェ君。

再びキーパーさんの手からリンゴを貰いました。

お手々が可愛い。

リコちゃんとの同居はいつからかなぁ？

楽しみですね。

屋内のリコちゃんもリンゴを貰っていました。

おリンゴ美味しいね！！

リンゴを食べ終わった後は竹の葉を頂きます。

やはり超絶可愛いですね！！

カフェ君もリンゴの後は竹の葉。

取り急ぎカフェ君とリコちゃんの朝一の様子を見れたので、他の子に会いに行こうと思います。

必須は１０時のヤギの大行進、そして、三が日イベントのゾウさんの書初めです。

以前、アライグマがいたところは現在ホンドタヌキ。

違和感はないけど・・・。

木々の間からミドリちゃんが見えました。

神戸の王子動物園で妊活に励んだミドリちゃんですが結果は残念ながら妊娠はしていませんでした。

神戸ではマック君、ズゼちゃんととっても仲良く、特にズゼちゃんをお姉ちゃんの様に慕っていたミドリちゃん。
また、再会の機会を与えて欲しいなと思いますが、まずは園としてミドリちゃんの今後をどう考えているのかを知りたいですね。

ジュンちゃん。

個体紹介の種のところに単に“トラ”と書かれているのでジュンちゃんがいわゆるベンガルトラだと思っているのですが・・・合ってますかね？

お隣はスマトラトラのファントム君。

スマトラトラやアムールヒョウなどは絶滅危惧種CRに属し、日本でも積極的に繁殖を推奨しています。
現状、その活動はとっても上手く行っていると思いますが、その活動の成果である彼の様な若い個体が国内での血縁の関係でペアを見つけることが出来ず単独飼育されているのを見るととてももったいない気持ちになります。
なんとか海外移動などの活路を見出せないものでしょうか？

フーリーちゃんとスタン君。

ワオ島にはワオ様の姿が見えず・・・サザエさん一家の名前の付いたワオ達は前任いなくなってしまったのでしょうか？

動物園でのワオキツネザルの飼育は、高齢化などで群れを維持出来なくなった場合には一旦その群れを終わらせて、新しい群れを入れると聞いたことがあり、実際、ここフェニックスでも数年前に当時の高齢化した群れには新しい血を入れず、全個体が天寿を全うした後に新しい群れを入れる予定とお聞きしたことがあります。

仲良く朝ごはん。

もう本州では見ることが出来なくなったマサイキリン。
九州では熊本、平川、ここ宮崎が飼育しています、ちなみに国内では徳島もマサイキリンを飼育しています。
他の園は円山も、日本平も、王子もみんなアミメキリンの飼育にシフトされました。

おそらく手前がコユキちゃん、後ろが熊本からやってきたトウマ君だとおもいます。

ユーラシアカワウソのホシ君。

こちら向いた時の動きが速すぎてバックショット以外はぶれぶれでした（苦笑）

ふれあい担当のヤギさんたち。

実はこの子たちは朝１０時に出勤し、１６時に退勤するのですがその移動が「ヤギの大行進」と言うイベントになっています・・・実は僕はそのイベントが大好きです。

Twitterにその大行進の様子をアップしていますのでご覧頂ければ嬉しいです。
大行進と言うか大疾走です！！→https://twitter.com/kouchan_redpand/status/1212930915212521472

１１時からはゾウさんの書き初めイベント。

ミドリちゃんが得意技を披露してくれますよ。

まずはウォーミングアップでフラフープ。

お隣にいるゾウ使いさんはミドリちゃんの妊活中に一緒に王子に来られていましたね。

ミドリちゃんは干支の「子」を書いてくれました。

王子でのお別れ会で書いてくれた可愛らしい旦旦ちゃんの似顔絵はいまでも忘れられません。

昨年３月にリニューアルオープンされたチンパンジー舎。
３種類の趣向を凝らしたエリアで構成されておりなかなか面白いです。

４月にゲンキ君が逃走して閉鎖されていた水辺の草原エリアも施設改修を行い先月中旬から展示再開されています。

こちらがゲンキ君が逃走した水辺の草原エリア。

そして、高木をネットで囲った高木の森エリア。

遊具がたくさんのあそびの森エリア。

同居を期待してレッサーパンダ舎に戻りましたが朝と変わらず単独展示でした。

とは言え、リコちゃんの年齢的な事情もあり早々に同居が開始されるものと思われます。

カフェ君は木の茂みでまったり。
樹上ではなく地上で寝てるあたりこの放飼場自体への警戒感が払拭されているのかもしれませんね。

カフェ君、期待してるよ。
今年の秋には仔パンダに会いに来たいな！！